すべてのおすすめ
何が詩なのかわからない

リズムか テーマか

メッセージか

愛か 平和か ロマンスか 堕落か

時が満ちたらわかるのか

わからないさ

雲のことなど

人のことなの ....
頭とか口でしか

ひとの話聞いてない

祈りながら

聞いている

こちらも気持ちいい

あちらも気持ちいい

あったかくてやさしくて


変わるものと変えるもの

 ....
 

好きやってんでと、うつむくわたし

知ってたよと、うそぶくあなた

きらめくネオンの街で、さようなら、さようなら、




 
むかし少女は白いひとだった

おひとよしの少女は
なんでもひとに奪われた

普通というのがわからずに
怒りということを理解されずに
それが社会なのかと思った

ただ祈りだけ
願うこ ....
君がいくつもの言葉を
ひとつの親指で
文字で刻んでいく頃
僕のいくつもの淋しさが
ひとつの羽となって
冬の凍った湖に帰って行く

鳴いているかい
僕が人差し指でなぞった
吐息混じ ....
人の世の不幸の一つは
ロリコンが絶対に地球上から絶滅しないことである

どんなに
理性的で
文化的で
模範的で
善良な人間でも
ちょっとしたはずみで
「常識を守ること」より
「欲に ....
光が
薄れ

空が
眠る

時が
凍り

心が
踊る

紅い
月に

私は
十年も使い込んだ御飯茶碗を
呆気なく割られてしまった翌日
雑貨屋の食器売場の谷底を
額に不機嫌なしわを寄せながら
這いずり回っていた

掌と肘と腕に違和感を伝えない
丸みと厚みと高さ ....
水の底で暮らすガラス吹き職人は
毎朝一番はじめに真っ赤に燃える
とろけた溶岩を試し吹きをして
水の中に薄くて綺麗なまんまるいガラス玉を放つ

大体は途中で魚や鳥などに突かれたりして
弾けて ....
俺は飲んだくれの
酔っ払い
ジョッキ片手に
冷たいのを一気に飲干す

文句アッカー!
俺はハッカー!
煩いオッカー!
強いサッカー!

何が何だか分らない。
酔っ払いは何をするか ....
丘の上 灰色のあかるさの中に
観覧車は立っている
色を失くしたその骨格を
冷たい空気にくっきりと透かして
ただしずかに廻っている

ゴンドラのひとつひとつに
乗っているのは
かつてそこ ....
{画像=111208224010.jpg}


今更ながらに想うのだが


もう一度自分を
バラバラに分解して
細かいパーツの
ひとつひとつに分け
そのひとつひとつを
見分け分類 ....
朗らかだろう
安らかだろう
健やかだろう
なあ、

陽気で
呑気で
幼気で

穏和で
親身で
温厚だろう

それでいて、コイツ
まだ生きてやがるんだぜ

期待という期待 ....
物心ついてから
俺は異常だ
怪物だ
生まれてきたことが間違いだったんだと
現実と現実の狭間で
ことあるごとに思い知らされてきた男は
この世から消えてなくなるべきだという想念にとって
最高 ....
青い穏やかな水面と石で囲まれた護岸壁

ロヴィニ

港町の路地に切り取られた
対岸を望める海の風景
丘から眺める町並みは
オレンジ色の屋根がアドリア海まで続く

小さな小さな箱の ....
いっしょに食べたら

食べながらお話しできる

電話だとそれができなくなる

いや

できなくなる訳ではなかった

静かな祈りであることでしか

宇宙に存在できなかったのだ
 ....
{引用=この町の再生を
オーガンジー越しに覗く
こんな曇天に
輝く町を視ているひともいると知った、朝

こちらでは
隣の鉄工場が
けなげに仕事を始めたことを聴くことができる
昨夜の消滅 ....
嫁さんのお腹がふくらんだ頃に 
富山に嫁いだ姉から 
大きなダンボールに詰めこんだ 
育児セットが届いた 

やがて赤ちゃんが生まれてからの日々を 
哺乳瓶や抱っこひもが 
育児に追われ ....
ぼくの電卓は、
太陽電池ではないのだけれど、
計算式を入れると、
しばらく考えて、
いっしょうけんめい考えて、
ときどき、
ほんのときどき、
計算を間違える。


でも、そんなとき ....

Yの祖父は最初Yの男親であった
強く頑固で笑わず坊主頭の大男

金色に光る錦江湾と
七色の完璧な稜線を持つ桜島を
並んで眺めた
たった一冊の絵本を読んでくれた
少しでも間違って読む ....
それは彼らの所有物ではなかった

頭では納得できないが

気持ちでは納得できた

誰のせいだとか言うよりも

この国をどうしてゆくのか

そこが問題なのだろう

謝ると嘘になる ....
だから好きになる

だからたしかめ合う

だから生きている


冬と夏の気温差は20度もある

人間だったら

体温だったら冬眠か死レベルだ


だから厚着をする

だ ....
僕が一人の詩人だとして

全ての嘲笑を受けたとして

そして最後にはひどいやり方で惨殺されたとして

それが一体何だろう?

僕の詩のあり方は変わらないのだ

・・・そして、例え僕 ....
やっとの思いで座った席の足元に
コーヒーの缶が置いてきぼりにされていて
気付かなかった僕は
かかとでそれを蹴飛ばして
駅のゴミ箱に捨てようと
何気ない顔で拾って
カバンに突っ込んで

 ....
宇宙は在る

重力は在る

時間は在る

空間は在る

みんなみんな

在るところから説明されている

それは間違ってはいない

みんなみんな

そこからが大切なんだか ....
夏休みの音楽室
四階までかけあがって防音扉を開けた瞬間の熱気みたいな
背中を伝う汗はつららみたいにきもちよかった
あのね
グラウンドを行き交う少年たちの未熟で雄々しい掛け声よりもアンサンブルの ....
今日は化粧のノリが
厚い
勝負師の匂い
積極的な行動

今度お茶にでも
誘おうか?
欲望のお目当て
今夜は舞踏会

今回は負けた
フリをしよう
引いて押して
距離を詰める
 ....
寂しさの上に
雨が降る

怒髪の上に
雨が降る

導きの上に
雨が降る

約束の上に
雨が降る

しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
そんな気の良いもんじゃない
じとじとべ ....
すぅーっと、金木犀が香れば

何かを信じてた頃のように

いたいけな気持ちは甦る


・・・



そう思って

嗅いでみる


よくわからない



けれど
 ....
夜の舌がそっとおりて
首筋をなでていく
鼓動の場所が何か
つぶやいて
少しふるえる

雪虫がはばたきながら
手の上で消えていく
心も声も感性も
少しずつ洗われていく、
温度 ....
subaru★さんの自由詩おすすめリスト(4502)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雲のことなど- 短角牛自由詩211-12-11
器の法則- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-11
さようなら- 殿上 童自由詩24*11-12-11
祈り- みどり自由詩511-12-11
文字- 乱太郎自由詩17*11-12-10
絶対って存在するけど、お前は違う- 一 二自由詩111-12-10
- りり自由詩4*11-12-10
愛着- nonya自由詩16*11-12-10
ガラス玉掬い- 灰泥軽茶自由詩6*11-12-10
酔っ払い- ペポパン ...自由詩5*11-12-9
冬の観覧車- 塔野夏子自由詩13*11-12-9
それは新しくて滑らかな赤い絹目のリネンなのだが- beebee自由詩2711-12-8
ダーティーボム- faik自由詩14+*11-12-8
はじめに謝っちゃおう!- 花形新次自由詩5*11-12-8
アドリア海- ……とあ ...自由詩11*11-12-8
静かな祈り- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-8
町の朝- もっぷ自由詩5+*11-12-8
オルゴールの唄_- 服部 剛自由詩411-12-7
ときどき計算を間違える電卓- はだいろ自由詩711-12-7
ふるさとの点景- 木原東子自由詩10*11-12-7
謝ると嘘になる- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-12-7
だから好きになる- 吉岡ペペ ...自由詩1+11-12-7
詩の真実- yamadahifumi自由詩311-12-7
心の闇って、そんな大袈裟な話じゃないだろう- 花形新次自由詩7*11-12-7
そこから- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-7
ねむりのエレクトロニカ- 否々自由詩711-12-7
濃い化粧- ペポパン ...自由詩3*11-12-6
雨女- faik自由詩15*11-12-6
立木見ノツ[心久- 自由詩6*11-12-6
雪虫- めー自由詩311-12-6

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