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綺麗に洗われた
牛乳瓶の中から
片目で空を見る。
歪んで見える景色は
太陽の眩しさに隠された
真の素顔かもしれない。
もう片方の目で見る
眩しすぎて直視できない
煌く姿も素敵だ ....
チッチッと時計の秒針が回ってる。
音が他にないから
チッチッは目立って聞こえる。
部屋の空気は密封されすぎて
部屋に詰められている。
部屋の中は複数の棚があり
各棚には無数の人形が置かれて ....
道に迷っているときは
道しか目には入らない
そのうち心の中に
悪い気持ちがあふれる

あの時こう言ったのに
私はこうしてあげたのに
私はではじまる言葉が
ざわざわとわいてくる

救 ....
初めに言があったとは
聖書のお小言として
身にしみてくるのは
お塩の塩味
また聖書が問いかけてくるのは
塩に塩味がなくなれば
どのように塩味をつけようか
塩味と命名したのは
神様の勝手 ....

汗一杯かいてたから
今日も一所懸命に遊んできたんだろう。
キラキラした顔で 
今日の出来事を一所懸命喋ってくれた。
後で隣の薬局屋さんに
シャボン玉 買いに行くって宣言して
大好きな ....
静かになりすぎて
困った私は大きな
はさみで夜を切ってゆきます

ぺらりとめくれば
昼間の太陽があって
すみませんが音くださいと
お辞儀をしてもらうの

太陽だって別に悪気はなくてね ....
 むすんで ひらいて

むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって、その手を 上に
むすんで ひらいて 手をうって むすんで


     *


  結んで ....
しびれるくらいみつめあうの

幸せだけじゃない少しの葛藤や不安を束ねながら

しびれるくらいみつめあうの
 
山奥の名所旧跡の傍ら
誇りを失ったゲージの中の鳶
胡乱な眼で見物人を眺める
その眷属と同じ記憶を追いながら



丘を越えて吹いてくるそよ風
丘を覆い尽くした向日葵は
風にそよいで小 ....
分厚い透明な壁を間に挟んで
僕と彼女は立つ。
一歩の歩幅分を半径として
必要最小限の灯りだけしか
他にはいない。
お互いだけ。
頷き 始めた。
視線を交わす。
胸の上下に動くのに合わせ ....
天空みたいになめらかに
すいと飛んでいくみたいに
夏の夜の終わりみたいに
死んでしまった人
のことを考えてるよ


ちいさなわたしの部屋だから
プラネタリウムもすこし窮屈で
電気のか ....
溢れ出てくる言葉
うれしい話には
沢山の思いがあり
聞き出す。

頑張ったね
良かったね
うれしいね
私も嬉しい

愛に溢れ
涙が出る
理解する
共有する
夕方バイト帰りに公園をつっきってたら
何かの鳴き声がした
猫かなんかが捨てられたなと思っていたら
段ボールの中には赤ん坊が一人
ニンゲンだったァ
と少し引いた
紙切れが一枚
何を書く奴が ....
風の音
波の音
軋む音
観覧車
まだ動いている
頂点まであと少し
潮風わずか
錆ついて
心を肋骨の隅に隠したまま
街を徘徊するのは
あなたたちへのあてつけです

楽譜の中に落書きをして
戸惑うあなたは
滑り落ちたおとを
「ほら、みてごらんよ」
とつまむ
誘導尋問だと ....
ふたたび出逢った
ボクたちは

もはや それは
恋でもなく
愛でもなく
好きでさえない

ただ
人恋しいだけの
惹かれあいだった

だれでもよかったんだ
きっと

過去を ....
左手をテーブルの下に置いたままが癖で
ご飯どきによく注意された。
立膝をついてもいいじゃん。
箸でおかずの上をさ迷ってもいいじゃん。
ぶつぶつ文句を
もごもごしながら
バレないように言った ....
{引用=Mrs.Venus

幸せを呼ぶキリン
上空に 白虹 halo

いつか あなたと見たい
幻月環 現実感

南極の夕暮れ
寂しさも忘れるほど包み込んで
ミセス ヴィーナス
 ....
人生楽しもう
笑う角には福来る
苦しんだ分
喜びは大きい

料理はお手の物
庭掃きは日課だ
買い物はお手の物
皿洗いも日課だ

忍耐は必要
妥協は必須
努力は必至
状況は必死 ....
{引用=







とても固い結晶が
流水よりも早く融けるのを見た

蒸発したあの人の姿は
あの人以外の誰も知らない



釣竿を垂らして
静かな時間と彼方に見 ....
私はなるだけ真面目でいたいと思っています。
やさしい人に憧れそういう風になりたいとも思っています。
そしてややこしい事はきらいです。

生活に困窮した友人と話していました。
彼はつらいつらい ....
小さなものよりも
大きなものの方が
偉いものだと
思っていた
それでも
ひとりぼっちになる時は
小さな音ほど
怖かった
気のせいなら良いのだけど
こころなしか自分勝手なひと増えたような

今朝もわたしの背中を押し退けていった若い女性
謝るでもなく当然な顔してたっけ

あの日からなのかな

誰もが涙して
 ....
脳みそ 夜 しわくちゃの新聞紙

脳みそ 昼 とうふよりもやわらかくて

脳みそ 朝 ゆでたての卵
静かに明るい
夜の午後の朝
ひとつの曇から
すべてはすべてにはじまってゆく


花の窓に映る午後
通りには
黒い服の人々が立ち
じっと空を染めている


路地へ ....
公園の広場で 黄いろく飛び交っている
「もう いぃかい」
「まぁーだだょ」

おらもかくれんぼに加わる
「もういい かい」
「まだまだだよ」

(生涯の隠れ場所が探しかねて)


 ....
おはよう
昨日までやり残したことが
今日の地盤を揺らし
タスクリストの波となって押し寄せてくる
後手後手で考えたくはないから
見晴らしのいい
高台へゆこう
筋道が見えるといいね
対岸が ....
連絡無いし

ウンじゃあー

先に

行っちゃおうかな


さてと

でも。

何処へ行こうか

東京さんど


さすらいの

途中にいるひと

探そうか
 ....
  そらには大きな口がある
  風でくちづけしてくるくせに
  無口なところがいとおしい



  そらには大きな腕もある
  胸いっぱいに星を抱き
  ついでに燕をつまめるく ....
全てが美しい時と共に1つの夢を連れてくる。 

狂おしい程の愛情を 

1つの命がもう1つの命を宿し
美しい「生」を創りだす 
世界に「入」り そして「人」となる鏡文字は
一人の美 ....
subaru★さんの自由詩おすすめリスト(4502)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
牛乳瓶- 電灯虫自由詩8*11-6-16
待つということ- 電灯虫自由詩4*11-6-16
迷い道- 朧月自由詩211-6-16
はじまりの詩- 中川達矢自由詩2*11-6-16
おやすみ- 電灯虫自由詩3*11-6-15
私は殻につつまれて眠る- 朧月自由詩411-6-15
むすんで_ひらいて- 乱太郎自由詩15*11-6-15
動止- 徘徊メガ ...自由詩411-6-15
長元坊- ……とあ ...自由詩11*11-6-15
再確認- 電灯虫自由詩5*11-6-15
ほし- 自由詩411-6-15
うれしい話- ペポパン ...自由詩4*11-6-14
出会ったねえ- 田園自由詩311-6-14
海が在るどこか- 秋也自由詩411-6-14
これは世界へのあてつけで- c自由詩5*11-6-14
吹きぬけた風- 風音自由詩311-6-14
対面のテーブル- 電灯虫自由詩6*11-6-13
Mrs.Venus_(かわいいアナタへ)- 北大路京 ...自由詩13*11-6-13
王手、飛車取り- ペポパン ...自由詩4*11-6-13
空についての四つの短編- 石田 圭 ...自由詩2311-6-13
死ねばいいんだよ- トキハ  ...自由詩9*11-6-13
小さな子- 型紙自由詩211-6-13
漂泊のひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*11-6-13
脳みその印象- 吉澤 未 ...自由詩411-6-13
ひとつ_うつろい_Ⅵ- 木立 悟自由詩511-6-13
臨死のまなざし(四)- 信天翁自由詩211-6-13
高台へゆこう- 高橋良幸自由詩411-6-12
前を見れない- 佐和自由詩211-6-12
そらのからだ- 草野春心自由詩6*11-6-12
長女誕生の瞬間。- 吉澤 未 ...自由詩211-6-12

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