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ぼくらのいのちのかたまりが

こころとなって かたちとなって

やってくる

あしたにはちがうかたち

になっているかもしれないし

そのままのかたちをしているかもしれな ....
何かの工場でも移転したのか
住宅街の真ん中にあられた大きな空き地
その空き地を取り囲むようにはためく斎場反対の白抜き文字

いつまで運動は繰りひろげられていくのだろう

はちまちをした町会 ....
アンカーに係留されている大型船
岸壁の縁に並んでいるビット
その上に座り俺をじっと見ている猫は
俺を町中からここまで連れてきた。
俺は猫に話しかけた。
ポケットから取り出した小さな煮干し呉れ ....
凸凹のこころは
少しずれた
凸凹を探し

おたがいの
凸凹を埋めたいの
かもしれない

そうじゃなければ
この胸の
ざわざわは
何?

恋でもない
愛しさでもない
同情で ....
汚れた布を剥ぐように一日が終わろうとしている
最後に君は精一杯の化粧をするみたいに
うろ覚えの心を駆使してそうだ
うたを、うたを、つくるんだ

ギターの弦は錆びていて
 ....
百合のつぼみが白く垂れている

セミが電気設備のような音をたてている

葉が揺れている

オレンジと黒の蝶が羽根をやすめている

影が揺れている

緑がひかりで黄ばんでいる

 ....
倦怠感と働くことを考えて薬を止めてみたけれど
辛くなって。

だから
今日はちゃんと
薬を飲んで
眠ろうと思います。

闇に想えば
どうか
あなたを愛す
夢を見れますように。
あなたもそうだろう

死んだらまっさきにあなたの過去にゆき

ぼくはあなたに寄り添うから

ぼくはあなたに寄り添うから


幼稚園のときいじめられっ子だった

でもいじめっ子たち ....
もはや貴様は
逃げられない
悪い方へ引き
擦られて行く

もがいてもがいて
苦しんで苦しんで
どろぬまにはまる
もう貴様は墓の中

そうだギターをはじめよう
誘惑されてその気にさ ....
僕の孤独な情念の炎が
語るべきことばの切れ端たちを
のこらず灼いてしまうので
僕の口からこぼれだすのは
いつも色違いの灰ばかり。
灰ばかりです。

両手の手のひらいっぱいに
灰を差し出 ....
{画像=110806230826.jpg}



ホームに止まった電車の窓越しに見える
同じく所在なく立つ隣人を想う
二本の平行した線路上に交わる事なく
二人は未来永劫交差することは無い ....
悲しいワルツ
悲劇の出来事
愛するものを
失う絶望感だ

甘い愛の歌
手に手添え
正しく生き
憎悪持たず

お祭りの日
全てが変る
楽しく嬉し
生きる意味
奈々子さんが亡くなった。交通事故死らしい。

奈々子さんは、人懐っこく暖かい笑顔が印象的な清楚系の美人さんだった。
彼女は兄の友人で、私が最も好意を抱いていた女性であっただけに
彼女の死は ....
逃げ場をなくした熱気が
重く澱んでいる夜の底で
線香花火に火をつけると
涼やかな光の飛沫が
覚めやらぬ地面にほとばしる

しつこく素肌に絡みつく
湿り気を含んだ風の端に
弾き出され ....
着信音
淡いブルーの光
点灯

はい、もしもし。






駅前の大通りで
時差式の交差点で
地下街へと降りる階段で
すれ違う
たくさんの人たちは知らない

私がこ ....
あなたが
あんまりにも
潔く笑うので

わたしの胸に
轍ができた

そうしてそのうち
深い森になった
かんぜんたいは
ありとあらゆる
条件を
かね備えて
きぜんとしている

唯一だから
さみしい
というおもいを
知らないでいる
ふかんぜんたいは
ありとあらゆる
条件が
あり ....
大阪は通り雨が激しかったけれど

折りたたみ傘を持っていた

それを微笑みながら商談していた


あなたにあんな暴言を吐いたのに

あなたからの着信を見つけると

我慢しきれない ....
夏のお空は賑やか
雲の鯨が群なして
北さしゆっくり泳いでく

夕べ摘まれた胡瓜はポリエチレンの中
萎れた黄色の花を畳んで重い体をしんなりと
むらさきの影踊る無人販売所

朝の優しい静け ....
どこへ行こう
あなたとはなれて
ひとり

さびしいよ  オレ 単身赴任
と、言ったら

みっちゃんも
さびしい
と、
涙をいっぱいにたたえて
うごかない体をふるわせて
白く
 ....
ふと見上げたソラ

あの日と同じで
だけど違うんだね


変わらない
微笑み一つ。

ゆるやかに増す
幸せ一つ。


昨日と今日と明日と

キミと一緒にソラの下
キミと ....
 
  
道に紙が落ちていた
人の名前が書いてあった
知らない名前だった
畳んでポケットにしまった
家に帰って紙を広げた
十分経っても知らない名前だった
ひどく蒸して
退屈な夏だっ ....
虹が美しいのは
雨のあとだから
虹が美しいのは
光の さしこみ

すると
虹に向かう力は
その盾は
どちらさまの
しわざなの?

広島はいつも晴れ
八月六日 ....
時間(とき)のせせらぎにきらめく切なさ
伝えきれない想いを乗せ 彼岸のあなたへ流れてゆく

闇を散らしたのは一輪の紅の花
空が明ける様に あなたのひとひらが心に触れ
わたしを救ったの

 ....
猫のいる角曲がる
冷たいバス一台
靴履いて踊る
カード屋の店主

寝転んだまま
樹林は日曜日
歯ぎしりを忘れて
ずっと待っていた

壁の入ったビン
3つだけもらった
赤い流体
 ....
きみは、
自分勝手なきみは、
いつもわたしのかばんに荷物をつめこむ

わたしは、
わたしを形成するものたちは、
いつも肩身狭そうにちぢこまっている


よるは、
くろい色したよるは ....
デイサービスに初出勤の日 
助手で乗った送迎車の窓外に 
前の職場の老人ホームを去る時 
手を握りあったお婆さんが散歩道で 
杖をつき、せっせと坂を上っていた 

( 僕も、新たな日々の坂 ....
曲がり角でぶつかるみたいに
言葉たちに出会って

だからページはいつも
四角くなっている

その扉をあければ
いつかゆけると信じ
夢を手放さないよに
手のひらぎゅっと握る

あの ....
芝生の匂い
犬の毛
麦畑

太陽の光
パンケーキの
メープルシロップ

BGMの音
テレビの声
シオカラトンボ
君は花火をみましたか

背中にかくれてりんご飴

綿菓子クレープかき氷

金魚はうしろで掬えない


君がいて夏のよる

お祭りさわぎの胸のうち

花火がしずかに打ち上がる
 ....
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