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あの一朝一夕を
あの病院で過ごしたこと

一年に365回やってくる内の
一回づつを無駄にしただけだった
バカタレな自業自得で
取るに足らない
無駄な時間を過ごしただけだった
そうであっ ....
特別養護老人ホームで
夜勤のアルバイトをしている

夜勤明けに施設の門を潜ると
男子高校生が
度胸試しに
施設から出たゴミ袋
すなわち
うんこ山盛り袋にタッチしていた

元気な俺な ....
「さよなら翠星石」

ああ、この気持ちはあれだ
尊大で高圧的な父が
ある日とつぜん無職になったような

そんで、やっとこさ再就職しても
テレビに出てる生活が苦しい人よりも
高卒のヤンキ ....
自然に広がる青が好きだ

空に広がる明るくて薄い
無限の青が好きだ

海に広がる深々と水を湛えている
無限の青が好きだ

どちらも大好きだ
どちらも無限に広がって果てしなく
そこに ....
昔、屠殺場に送られる牛を
トラックに積む前の牛舎で眺めていたとき

その牛は
あと何時間後かに死に
バラバラにされて
肉塊を急速冷凍され
お店に並び
食卓に並ぶというのに

交尾を ....
なにもしなくて
いいんだ

どうすればいいか
わからないんだもの


わからなくて
いいんだ

だって
しらないんだもの


しらなくたって
いいんだ

すべてをしっ ....
夢に浸るのは
無駄だと
いい加減に気付け

と自分に言い聞かせる

夢のなかぐらい
いいじゃねぇか
構わんだろ

と自分に言い聞かせる


朝に目が覚めれば
思い出になって ....
焚き火を消さないのは
君がまだ眠らぬが故

先に眠るのは
君を信用しているが故

山で眠るのは
己の無力さを
知る為が故

彼方に飛び去って行く鳥を見送るは
見知らぬ土地の匂いだ ....
今日、生まれた命と
今日、死ぬ命は
同じ命


起きて
寝て
ご飯食って
うんこして

その一連の流れを
誰かにしてもらわないといけないのは
赤ん坊も老人も同じ


ほら ....
さぁ憂鬱よ
私の無意味な情熱を
無に還してしまえ

さぁ無関心よ
私のお節介を
有限にしてしまえ

さぁ流るる時間よ
未熟な私を
頭でっかちな老人にしてしまえ

さぁ服従心よ
 ....
人の世の不幸の一つは
ロリコンが絶対に地球上から絶滅しないことである

どんなに
理性的で
文化的で
模範的で
善良な人間でも
ちょっとしたはずみで
「常識を守ること」より
「欲に ....
幼子は俺にとっての
起源にして頂点
願わくば
これからの一日一日の
当たり前のことに
畏敬の念で結ばれていますように


かつては野も森も小川も大地も
目に写るありとあらゆる光景が ....
ああ、あの秋の中にある春の園の公園の中に
俺をそっと一人にしておいてほしい

彼女たちを俺の周りで
永遠に遊ばせておいてほしい

彼女たちを絶対かつ
永遠に大人にしないでほしい

人 ....
生きる為と
趣味の為にお金が必要だから
バイトをしている

接客業だから
働いてて客に
「何だこいつは?」って感じたり
理不尽な事があったり
腹が立ったりして
思ったことをそのまま客 ....
「もう秋だ」
誰に言うでもなく
ただ、ポツリ、一人呟く

風がだんだん冷たくなり
空気が澄んで空が高くなるのが
誰にも言われずにわかる


スーパーでレジ打ちのバイトをしているが
 ....
人は昔
山や森から旅立ち
平らな場所を更に平らにして
共同体を作り
田畑を作り
自然から借りたものから
自らの築き上げたものから
実りを得ていた
今もそれは続いている

しかし
 ....
生まれて初めて
合コンというものに行った

どうやら
男が童貞であるか、そうでないかは
話の内容や、話し方ではなく
第一印象でわかるらしい

居酒屋の座敷で俺はまるで
金魚鉢に入れら ....
毎日が慌ただしく
そしていつも半狂乱の俺
今日も寝返りをうって窓ガラスを割り
半裸で流血している
茫然自失と疲労困憊……

明け方の憂鬱と
夕べの倦怠が
俺を無気力の彼方に押し流す ....
あなたとなら
どこにでも
どこへでも
どんなときでも

だから大人にならないで
この一瞬しか
あなたはいない
俺の目は
本物の海を写し出すことを
待ち焦がれている


ここから一番近い海に行ったとしよう

自分はここに
自然は向こうに
生憎その間に色んな障害がある

向こうから敢えて
 ....
subaru★さんの一 二さんおすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
せっかちなバカタレ- 一 二自由詩613-8-26
うんこ- 一 二自由詩27+*12-9-26
スーパーエンドルフィン翠星石- 一 二自由詩1112-5-17
- 一 二自由詩912-4-23
頂きます- 一 二自由詩1012-3-26
だもの- 一 二自由詩712-2-22
いまも夢のなか- 一 二自由詩712-1-28
狩るが故- 一 二自由詩4*12-1-16
- 一 二自由詩711-12-26
今度は俺が疲れさせてやる- 一 二自由詩511-12-18
絶対って存在するけど、お前は違う- 一 二自由詩111-12-10
あの日に還りたい- 一 二自由詩511-11-27
患っている- 一 二自由詩4*11-10-19
はたらく- 一 二自由詩511-10-14
秋が来おった- 一 二自由詩711-10-11
頂きます- 一 二自由詩411-9-28
私は、ただ、苦しむ人として、そこにいた- 一 二自由詩611-9-26
孤独を恥じず、沈黙を誇る- 一 二自由詩411-9-22
どこにも無いどこかへ- 一 二自由詩311-5-29
綺麗なプライベート・ビーチが欲しい- 一 二自由詩411-5-28

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