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ぐるり、と周りを見回してみた

遮断された思考回路
崩れ落ちた自信とプライド
夢中で追いかけているうちに
何を追っているかも分からなくなった

ぐるり、と周りを見回してみた

逃げる ....
 風を眺め
風と語り
 風を伝える

もうすぐ名前がなくなる村の
公民館の屋根のてっぺんで

 風を聴き
風と歌い
 風を奏でる

僕は少し錆びついた時間を
飽きもせずにつ ....
銭形はやや疲れ気味であったが
ときおり過去のルパンとの確執を
楽しげに思い返すのだった

そう彼ももう若くはない
デカ稼業しか知らない俺

趣味といえばガンプラとマリリンに憧れて始めたカ ....
 

    それは
    人の魂を包むものでした
    紫紺の夜空にぽっかりと
    白く人魂のごとく
    浮かぶのです
    隠されているのでした
    6枚の 花び ....
さらっとしながら
肌を刺すような
雪国の冷気も

真夏の高原の朝の
ぴりぴりくる
肌寒さも

その土地の
その季節が抱える
1日の予告

真夏のひまわり畑で
落雷や夕立も ....
君の鳶色の瞳のなかの風は幾千の山河を超え海峡をわたり

誰かを愛し哀しみを孕んで僕のこころに届くのだ

君の襟足は短く切り揃えられまるで夏のひなたの匂いがした

南回帰線から君の便りが届く ....
何のために作られてたか定かではない
もうとっくに誰も君の事なんか
忘れてしまっているよ

トーテムポールが森の中で
うんうんうんうん
あいづちあいづち

いつも何か言いたそうな顔ばかり ....
終わったレースの予想聴いている その日のことは忘れない
一瞬の沈黙の痕
スローモーションのような動きで
逃げ惑う人々
サバイバルナイフ片手にそれを追い回す悪意
全ての音は止まっている
無音の中の惨劇は
それを取り巻く大 ....
 
あかん日もある

そんな日もある

けど、そやない日もある




 
簡単だけど
おいしいものをつくる

みんなでたべる
わいわいとたべる

おいしいね
そういうから 君が

おいしいとかんじる
おなかがいっぱいになって
これがしあわせなんだとおも ....
わたしのやる気が逃げて行った
元気や根気も一緒のようだ
荷物をまとめ
手に手を取って
わたしのやる気が逃げて行った
追いかけることなどできはしない
途方に暮れて
薄闇の
終わりとも ....
この季節の雨音は、近づく春の足音です。

街の影に隠れていた雪うさぎたちも

一斉に次の冬へと旅立って行くと

“また来るわぁ。”と

駆け足の2月もすれ違いざまにささやい ....
見えない敵と
戦うよりも

たった一人に
向かう心を

少しずつ
羽ばたきながら
空の広さを
私は思う

あげは
風の強い日は

少し低きを
私は飛ぼう

あげは
 ....
 ユニフォームのボタンがはじけ飛びそうな
 六番バッターがぶるぅんとひと振り
 キッツン
 やあ、スイングだけはホームランだ

 いまやたかだかのんびりと
 打ち上げられた軟式球 ....
日曜日の朝風呂は
どこか わくわくとして後ろめたい
隣のおばさんがそろそろパクチー(犬です)を
散歩させる時間
湯気でくもっている気配の浴室の窓をちらり見て
一体誰が入っているのかしらんと思 ....
   薄っぺらな想いを
   一枚一枚めくって
   さも 
   厚みがあるように見せた   
   誇大妄想ですね








                  ....
書籍小包が届いた 見慣れた宛名の筆跡に
若い頃作っていた詩集の メンバーからだとわかる
が 差出人を見て ドッキリ
初めて見る筆跡と 女の子の名前
娘さんから 私への贈り物であった

童話 ....
微かに震える
指先で闇に
縋ろうとする

あなたの薄紅の
吐息がひとひら
わたしの頬を掠める

見上げる
わたしに言葉を
飲み込ませ

むせ返るような
吐息を幾重にも
 ....
よく思われたいからか
肩がこる
からだに何枚も皮膚ができる

できもしないのに
できます
という顔をする
顔がこる

並んでしまう
ほしがっている
みんな という札の順番待ち
 ....
なべふたふたふた
円盤飛来
ゆらゆら
ちょうどよいサイズ
はまるよぱこりと
取ってから
ちいさなくしゃみが聴こえてくるよ

まだまだ寒い季節だからね
暖かくなるまでこの鍋の上で過ごし ....
どうかリラックスして

痛みを増やさないでね

白いイルカに乗って

深海に潜ってゆき

不安や恐怖は

溶けてゆく

そんな気持ちに

どうぞな ....
春がやさしく微笑むと 
白く積もった嘘が融け
ぬかるんだわたしの心を
悲しい泥水となって流れ下る

ひび割れたアスファルトの肋骨
空に頭を踏まれたままの道あるいは時間か
仰向けに開いた記 ....
雪についた風は 凍りの匂い
立ち上がって ひっかく
かわいてかたい ぽろぽろ

溶けながら指を食む
刻みつけられ 冷たさを

から から
頬から 

押し付けて とどめる
残され ....
瞼を閉じるのだって ちからは要る こと恋愛術に関して言えば老子も敵わない。  「お出かけですか?」

 なぜわたしは
 立ち止まってしまったのでしょう
 ご自宅前を掃除しながら
 道行く人だれもへの
 いつもと同じ問いかけに

 下の坊やを実家にあずけ ....
春が来て
花曇り
二時限目のチャイムと
遅れているバスと
並行世界
私 ....
人生に迷った時おいで いっしょに迷ってやる キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン


はい、今日はテーブルマナーを勉強しましょう。

各テーブルに水の入ったボウルがありますね。
オマールエビやカニなどフォークとナイフ ....
たまさんの自由詩おすすめリスト(4531)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぐるぐるり- 三奈自由詩1113-3-31
風見鶏- nonya自由詩19*13-3-30
張り込み- 梅昆布茶自由詩413-3-26
白き花零れゆく- 石田とわ自由詩17*13-3-26
かたびら- 鵜飼千代 ...自由詩22*13-3-26
瞳のなかのストーリー- 梅昆布茶自由詩1113-3-26
あいづち- 灰泥軽茶自由詩13*13-3-26
終わったレースの予想聴いている- 北大路京 ...自由詩513-3-25
祭りの前- ……とあ ...自由詩10*13-3-25
けど- 殿上 童自由詩21*13-3-24
おいしいしあわせ- 朧月自由詩513-3-24
- ただのみ ...自由詩18*13-3-24
ジャポネーゼ・マンドラゴラ。- 元親 ミ ...自由詩613-3-24
あげは- umineko自由詩17*13-3-24
ファウル- 平瀬たか ...自由詩8*13-3-23
準急列車が出発します- そらの珊 ...自由詩19*13-3-23
【_誇大妄想_】- 泡沫恋歌自由詩11*13-3-23
親愛なる童話- 砂木自由詩14*13-3-23
夜桜- nonya自由詩21*13-3-22
名のみの春- 朧月自由詩1313-3-21
鍋蓋飛来- 灰泥軽茶自由詩10*13-3-21
白いイルカ- 多紀自由詩21*13-3-21
この春を何と呼ぼうか- ただのみ ...自由詩28*13-3-21
- 砂木自由詩9*13-3-20
ちから- HAL自由詩10*13-3-20
女性- アラガイ ...自由詩5*13-3-20
告白貞淑妻昼下がりのわななき- 平瀬たか ...自由詩10*13-3-20
花曇り- 方舟自由詩813-3-19
人生に迷った時おいで_いっしょに迷ってやる- 北大路京 ...自由詩1913-3-19
フィンガーボール- 北大路京 ...自由詩213-3-19

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