すべてのおすすめ
愛して欲しいと嘆く
私は淋しい薔薇の花
きっと嫉妬で燃えたぎる
炎のような黄色い薔薇

本当は清楚にたたずむ
白い薔薇になりたかった
やわらかくはにかむ
ピンクの薔薇の花でもいい

 ....
お母さんに会いたい。

風邪を引くと、
かさついた手で私の背中を一晩中さすってくれた
お母さんに会いたい。
太陽の眩しさの中で両手を広げ、
一心不乱に走っていく私を捕まえてくれた
お母さ ....
青いドームを突き破れ!
そうして憧れは
宇宙の彼方まで飛んで行くことだろう

僕らは青いドームの下にいる
まるで手の届きそうな天井に
僕らはいくつもの夢を馳せる

あの青い空間は一体何 ....
気まぐれな嵐は
ときおり吹き荒れて
数え切れないほど
散り始める
桜の花びらが
舞い落ちては
ゆったりと流れる
どこかの運河の水面を
どこまでも薄紅色に
染めるように
この春は過ぎ ....
 ―あのね〜、お母さん!
  今日ね、お弁当の時間にね、
  ちーちゃんが一人で笑い出したの。
  だから「どうして笑っているの?」って訊いたら
  「分からない」って。
  それでもちーち ....
見上げれば 青い空がある
靴の下 地面の底には また地上があり
私からは見えない 空がある

息できる場所で引力に頼って歩く
いつも踏んでる道のずうっと下は
海かな 河かな 山かな

 ....
なんにもないから
そらはくもをあつめた
じぶんを青くぬった
そしたらみあげる人がいた
そらは青いって
詩をかく人がいた
そらはいった
おいでよ、おいで
でも、その詩 ....
18歳の君の春は
新しい生活の始まり

知的障害を持ちながらも
厳しい自立を自ら課し
家族と離れ
グループホームで暮らし
工場で働く

そんな君の切実な悩み

そして
性欲
 ....
横浜の姉に電話する。
料理や家事のことでわからないことがあると
姉にきいてみるのだが。

姉もだんだん逝った母に似て
話が長くなってきつつあるようだ。

煮ると焼くしかない僕のレパートリ ....
「かわいい」
保育園の部屋に初めて入った周を
年長の女の子が、迎えてくれた

「じゃあね」
僕と妻はにこやかに手をふって
若い保育士さんに抱っこされたまま
きょとん、とする周をあずけてか ....
嬉しい嬉しいと動き回って 一時逆子になった君
この前2100グラム 少し大きめと

きっと愛情過多ね 今から親馬鹿ね 

嬉しい嬉しいと動き回って そんなに嬉しいの?
同じくらい嬉しいよ
 ....
きせつはずれの

あなたは はなぐもり

きたかぜを てまねいて

ふるさとのにおいだと わらった

せまくるしい すいめんに

もうすぐ ほしのかがみが

やってくるはずなの ....
春という素性の上に
細いすじがねを
うっかり高く伸ばしてしまった
ふたりは
よりかかりあう
その寸前で
定冠詞のような
小さな花を咲かせている

あなたはわたし
わたしはあなた
 ....
4月25日金曜日 晴れ
最高気温24℃
バスの車内にてブレックファスト
愛と勇気を齧り喰われたアンパンマンの
これからについて妄想する
   砂地にのびる
   影法師
   不機嫌な男みたいに
   息苦しくて
   湿っぽい
   気圧が下がってる
   きっと
   嵐の前触れだ


           ....
{画像=140426112527.jpg}

都会の一角に寄り添って
おまえは小さき声を上げていた

1月の薄い陽射しを浴びて
身体には輝く黒石の毛皮をまとい
丸まり
鞠のように丸まり ....
鳥が庭の果実をついばみに来た
鳥によって食べ方のリズムが違う

あんなに早く飛べるなら
雨粒も追いかけていける
まあるく逆さに空を映しながら落ちていく
綺麗なものを

風がさらった思い ....
アンパンマンの首から下を食べるのは なし 昼下がり 
古いテニスコートを占領して
自転車の練習をする女の子
もうずい分上達したようで
ぎこちなくだが転びもせずに
不規則軌道を描いている
ヘルメットを被った人工衛星
昔は誰も被って ....
鳩尾を透過していく
風のライオン
たてがみの感触に
背中が粟立つ

睫毛を蹴って逃げ出す
光のインパラ
ボンネットを飛び移る
逃げ足が眩しい

舗道に投げ出された
影のアミメ ....
私の目はどんどん見えなくなっている
ぼんやりと、ゆっくりと、確実に
どんどん見えなくなれば
みなの姿も あの人の顔も
どんな感じなのか 憶測で考えていくだろう
できるだけいい方向へと思う ....
きびだんごで複数年契約 三択問題の4番が正解 絵の具の声が
はじめて油絵具を手にした少女には 聞こえた。
「恥じるな ためらうな チューブから色を ひねりだせ」
開封し、すこしだけ色を出してはみるけれど、ぬっちょりとした色があるだけの
そ ....
 水は、万象の旅人

 生き物の身体は
 彼等の泊まる、仮の宿

 水よ

 お前が
 笑いさざめくのは
 春の林床に降り注ぎ
 小川を結び、走るとき

 お前が
 咳き込み ....
おもちゃ箱の底にタミヤじゃないミニ四駆 自分が思っているようには
他人は自分を見てくれない

それで私は
極力自分を
客観視しようと試みた

気付いたら
他人の顔色ばかり伺って
ますます自分が
わからなくなっていた

 ....
 
おいらの悲しい涙をみたのは、おふくろとおまえだけだ

おいらの悔しい涙をみたのは、おふくろとおまえだけだ

おいらがひとのために歌うのをきいたのは、おまえだけだ



 
社会人になり
デスクワークの仕事で
尚且つ週休二日であり
学生の時より暇になったので
念願の大型自動二輪の教習に通いだした

教官に免許を取ったら何に乗るのか?
と尋ねられ俺は迷わず
 ....
ピーマン食べられず誰もいない放課後
たまさんの自由詩おすすめリスト(4531)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私は美しい薔薇の花- 未有花自由詩25*14-6-3
会いたい- ららばい自由詩9*14-5-15
青いドームを突き破れ!- 未有花自由詩10*14-5-7
小さな春のタチェット- りゅうの ...自由詩16*14-4-30
八本のダフォディル- 夏美かを ...自由詩17*14-4-30
割る_丸- 砂木自由詩14*14-4-26
そらは青い- 小原あき自由詩12*14-4-26
トリトマの花- ichirou自由詩11*14-4-26
姉と話す- 梅昆布茶自由詩2014-4-26
小さい靴_—入園の日に—- 服部 剛自由詩1614-4-25
母性本能- 朝焼彩茜 ...自由詩17*14-4-25
即興___真珠を真似るひと- あまね自由詩1114-4-25
相似形- そらの珊 ...自由詩1414-4-25
開封- 凛々椿自由詩514-4-25
【_前触れ_】- 泡沫恋歌自由詩14*14-4-25
黒猫_/_陽の当たる暗闇に消えていくもの- beebee自由詩25*14-4-25
あたたかいスペル- ふるる自由詩13*14-4-24
アンパンマンの首から下を食べるのは_なし- 北大路京 ...自由詩1414-4-24
めまぐるしくも- ただのみ ...自由詩20*14-4-24
21℃_31%_4m/s- nonya自由詩19*14-4-24
さよならの鎖- 唐草フウ自由詩15*14-4-24
きびだんごで複数年契約- 北大路京 ...自由詩814-4-23
三択問題の4番が正解- 北大路京 ...自由詩214-4-23
血管少女- るるりら自由詩15*14-4-23
透明な声- まーつん自由詩13*14-4-23
おもちゃ箱の底にタミヤじゃないミニ四駆- 北大路京 ...自由詩214-4-21
客観視- Lucy自由詩15*14-4-21
おまえだけだ- 殿上 童自由詩18*14-4-20
Ninja- 一 二自由詩314-4-20
ピーマン食べられず誰もいない放課後- 北大路京 ...自由詩514-4-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151