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凍えた掌あたためる
あなたのてぶくろに
なりたいのです

ミトンもよいけど五本指
指先ひとつひとつを
包むよう

ほどけた心を毛糸にし
もいちど編めば
よみがえる

凍えた掌あ ....
爪先を照らす灯
橙色の夕げ
人差し指の先にあった虹
やわらかな心
堪えきれない笑い声
愛しさ故の毒舌

埋もれてみよう
そんな何気ない日常の中に

繋いでいこう
大切なもの一つず ....
冬の、夜空は暗くて黒い
星月がない夜は。特に
ああ
すいこまれてゆく。
なだらかな真っ黒。に思い、が焦げてゆく
恍惚な影
ひかりなし

すくいようのない空の色に
溜息どころか。
 ....
挨拶のできない子供だった
人の顔色をみていた
それでもいい
そうあなたに言える
同じ目をしたあなたの
かたい背中に
小さく震える羽がある
飛んでいいよ
あたしもここまできたんだよ
冬 ....
宇宙に音は無いという
完全な円は無いという
止まない雨は無いという
晴れない闇は無いという

今まで聞いてきた薀蓄や格言を
暇に任せて思い返していたら
不意に、頭が緑の劇物になり
猛烈 ....
このからだは小さすぎるから
わたしの心はきゅうきゅうに詰められて
ときどききりきりと痛む

心は納まりきらない
だから悲しみが涙に変わって
あふれてゆく

あふれたあとの乾燥したこころ ....
こころのなかに
海が浮かぶ
深く蒼い紺碧の海

ひとつの闇から
光を見出だそうとするとき
かならず海が浮 ....
自分が世界でもっとも惨めな
女のひとりに思われる


理由はって?
捨てた子に捨てられて
犠牲を払って拾った男は
h,,,,,でs,,,,,,でD,,,,,でf,,,,,

こいつ ....
あたしは何番目なんでしょう
この国で
不出来か出来がいいのか
セイノウがいいのか
人的にそこそこなんでしょうか
誰にきけばいいのか
多勢にきけばいいのか
人の良し悪しは人の多数決できまっ ....
言い訳じみた黄昏には
別れを告げましょう

もう
何回も躊躇ったなら
後悔は十分だから
恐れるものなど
なにも無い


やさしい歌が嫌いです
今も、嫌いです

傷つきやす ....
心を探しにやってきました

吹き叫ぶ雪の心はどこにありますか
愛なんか信じた
己のしくじりを
怒っているのかもしれません

うつむいた水仙の心はどこにありますか
抑えても抑えても匂って ....
? 

玄関扉を開け左壁面 家で一番大きな鏡がある。
その鏡は 不可能な空間ではないが、出入りする者の体全体を映すだけでなく、家全体を裏返す。

鏡の中に空間があるのだが、その空間に誰かが住 ....
僕は君を愛するために生まれてきたと言ったら

思いっきりぶたれた

でもホントだよ

エデンの薗に君といたのは


僕は光年を素早く手に入れる流星

永遠のecstasy

 ....
受話器を上げる瞬間と置いた後の数分間。

切なくなるのは

なぜだろう。




切手まで貼った手紙を捨ててしまったのは

なぜだろう。



あんなに楽しそうに笑ってる ....
           朝のニュースより


             今朝方未明、すずめの涙に溺れたとみられる
             中年の女性が遺体で発見されました。
       ....
都会はいいねと人が言う
暮らすところではないけれど

雪国はいいねと人が言う
暮らすところではないけれど

だから人は旅に出る

暮らしを離れ
夢を探しに
指切りをして差し招いてほしい
あわただしく生きていてほしい
てん、てん、と、時折ついてくる足跡を
少しでも砂のあぎとに残せますように











ほら、こんなに ....
朽ちた共同住宅の
一室に忍び込んで
凍えながら
急ぎ足の雲を眺めた
夕暮れのせいで
躍起になってるみたいに見えた
どんなことをして大人になった
どんなことをして大人になった? ....
生真面目な絆の国の小市民の仮面

の下には

逃げ足だけが速いご立派な大人の仮面

の下には

空気より希薄な辛うじて世帯主の仮面

の下には

コップ1杯でクダを巻ける安 ....
ふゆ
ただひとりの


さまざまないろ
さまざまなひかり
ついばむひと おもいはらはら ゆびおり消えて
積もり
かさなり
かけひき
そしらぬ目をし
つまさき立ち からころり つち ....
ただよう雲
なびく風
うなだれる向日葵
生きているよ 
話しかけられた気がして

ただようぼく
なびくぼく
うなだれるぼく
生きているか
軽く肩をたたかれた気がして

地平 ....
ジューネンくらい前の詩とかが書いてあるノートを引っ張り出す
そう言えば君はこの「とか」の用法のレポートを書くと言っていたね
そのウチの何冊かはよくわかんない奴に捨てられたらしい
よくわかん ....
かがり火が灯る冬の夜
どこかで
誰かが泣いています

寒々とした出窓に置かれた
ピエロのオルゲエル人形
1ミリたりとも動くことはありません
ネジを巻かれたのは
いつだったか
もう思い ....
貧しいひとの手はなぜか淋しいかたちをしていて
貧しいひとの目はいつも悲しい言葉をさがしています

(本当はとてもきれいなものを求めているのに)

そう、
雪降る夜の冷たさは震える指を動かし ....
ふと気づく

同じ人に同じ話題を話している自分にぞっとする

それも初めての如く話しているそぶり

相手はなんだか苦笑い

空転のソラがコロガル

カラコロコロカラ

カラコロ ....
帰宅して

いのちを祈る

心に座る

道のうえ

月がまんまる

夜に座る


砂漠いろの黄色い天体

幸福が明るく焦げている

ああ孤独って可笑しい


帰 ....
望みが持てなくなって
ひとつの灯りも灯せない
そういう夜にその日は思えた

雨が降り出している
耳をすまし
黒い地面がまるで現実に見ているようにはっきりと見えるね
もう二時になった
枕 ....
人魚姫はハッピーエンドじゃないけど

人魚姫は幸せだった。好きな人がいたから

自分の命を犠牲にして好きな人を助ける

悪い事は絶対しない。信用が大切。



苦しい事でも楽しけれ ....
一羽の鳩が飛んでいた
わたしの乗る列車を追いかけるように

無機質な四角い窓枠のなか
黒いコートの肩越しに
羽ばたき続ける
白い鳩の





線路を渡る架線を巧みに避けて ....
{画像=120109021256.jpg}



君に一等賞をあげよう!

神さまが居たんだ
表参道の交差点から明治通りを渋谷方面へ歩いていたら
通りすがりの神さまが振り向き様に僕の肩 ....
たまさんの自由詩おすすめリスト(4524)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
てぶくろ- そらの珊 ...自由詩7*12-1-12
ハロー、色彩- 三奈自由詩712-1-12
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散弾的退廃思考- faik自由詩9*12-1-11
密閉したこころ- マフラー ...自由詩5*12-1-11
『ひとつの、孤独のために』- あおい満 ...自由詩9*12-1-11
自分が世界でもっとも- 木原東子自由詩18+*12-1-11
番号- じじ自由詩7*12-1-11
盟友へ- 千波 一 ...自由詩3*12-1-11
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許されている- 永乃ゆち自由詩9*12-1-11
すずめの涙- 石田とわ自由詩7+*12-1-11
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どんなことをして大人になった?- ホロウ・ ...自由詩8*12-1-10
仮面_(再)- nonya自由詩21*12-1-10
ついばみ_跳ね- 凛々椿自由詩912-1-10
聞こえた気がして- 乱太郎自由詩24*12-1-10
そんな風に生きていけたら良いね- 虹村 凌自由詩412-1-10
かがり火が灯る冬の夜に- そらの珊 ...自由詩16+*12-1-10
「貧しいひと」_(青年詩片)- ベンジャ ...自由詩712-1-10
あまじょっぱい- 灰泥軽茶自由詩5+*12-1-10
いのちを祈る- 吉岡ペペ ...自由詩7*12-1-10
前を見て- 加藤自由詩312-1-9
苦しくても楽しければ- ペポパン ...自由詩7+*12-1-9
Bird_strike(車窓のひと)- 恋月 ぴ ...自由詩30*12-1-9
君に一等賞を上げよう事件_/_冬もやっぱり不思議話- beebee自由詩34+*12-1-9

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