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明けましておめでとうございます。
僕の書斎兼
食卓兼
呑み場所の
宇宙の中心に猫好きなくにちゃんのミニカレンダーをすとんと置いてあるので
ことしは猫年になりそうです。

除夜の鐘をききな ....
頭の少し上、左の方に、誰かのわらう顔が見えておりましたが、
私は幸福にも柿を持っておりました。
柿を持っておりますと、クーという犬が側にやってくるのです。
何年か前死んだ、少しみえっぱりの犬 ....
朝で、
きみの床に光が当たっている。

しずかな街は
すこしずつ意味を手ばなして

もうすぐ、見られるようになる。
わたしたちの床にも
光の当たるところを、見られるようになる。
 ....
 
凍えて帰れば、ぜんざい

ふー、ふー、熱いぜんざい

言葉はいらない{ルビ夫婦=めおと}ぜんざい



 
だれもいない街を
自転車で帰ってくる
僕は寒かった
親もおらず 少し寂しい

明日からまた
食肉加工工場で
働かなければならないわけだが
なかなか 仕事は辛かった

この休みで得ら ....
干からびて漢方の様になったみみずに悶える恋ね犬 また たびに出る猫と共に吠えろ 生命を吠えろ そう願わずにはいられない愛犬の死を受け入れた去年 居ると思うよ
だけれど
地球人に会いに来るとは思えない

光速を超える速度は出せない
色々なアイデアはあるけれど
進化の極みに達した生物が
わざわざ殺戮と破壊を好む人類(一部だけれど)を ....
In short I might leave that that be that or not be that) I might try to gather forgotten parts of br .... オリジナリティを追求し
個性で勝負してきたつもり
でも自分は何と勝負してきたのだ
勝った気も負けた気もしないのだ

オセジナリティ
オナジナリティ
ナリたいものにナレていないのは
ナリ ....
情報過多
あたまの酸化
孤立の幻想
情緒貧血

空白療法
バカバカしいもの
クダラナイもの
埋めはしないもの

表皮つきあい
あいのて会話
たがいちがいに
お気に召すまま
 ....
フォークシンガーとして
国際交流会場でアトラクションの
依頼がきていた頃の話

ネパールと日本の
国際交流アトラクションで唄った後に
通訳を介して子連れの女性が
「是非、日本の代表的なリ ....
この僕が
宇宙に放り出されないのは
地球にへばりついていられるのは
何か
ここで
やるべきことが
やってほしいと思われていることが
あるからだろう
きっと
みかんを剥いてスジを取りながら、
動物に食べられるために存在しているような不思議な
みかんの実を食べる。

みかんを剥いてスジを取りながら、
果物の好きな母が夏みかんを剥いているのを見ている ....
昼間スタバで優と逢った

いや彼と友人の座る席の前を通りかかった が正しい

それまで もちろん何もなかった

中学の先輩


私は注文したサンドイッチを半分以上残していた

優 ....
津波がこようと

今いるビルが折れようと

ゆうべの孤独や

目覚めてすぐの傷みや不安や

そんなものに襲われようと涙しようと


愛や魂を信じることが出来る

そこには陳腐 ....
きみが奥さんを残して
年の瀬も押し迫った雪の日に
ひとり先に逝ってしまったと
知ったのは娘さんからのメール

一昨年の夏 
共通の友の斎場で会ったときには
「お互いいい年だから葬儀には来 ....
ぷく


ぷくぅ って
ふくらむ おもちの

アツアツで
びよーんと 伸びて
早く ほら 早く千切んないと
落ちちゃうよ!って
思う

お椀の中の しあわせ

 
子どもの頃
お天道様は何時もぼくの行為を
見張っていた

そして
お天道様は意地悪だった
自転車の二人乗りをしていると
石ころを置いて ハンドルを揺らし
転倒させるのだ
倒れながらち ....
世界がひとつの終末へ向かって集約されて往く時代
世界はひとりの詩人の透明多面性により屈折分散する

時空を超えた鳥瞰図は迷える自我を慰めても
空腹に泣く赤子ひとり救えはしない
言葉は時に力  ....
僕はとどまりませんこの場所に
常に風化してさらさらと崩れて行く足元

時間というものが上下にあるいは前後に
はたまた螺旋状にきりきりと流れるものかなんて
ぜんぜん解らないのですから

空 ....
あなたのポッケに手をすべりこませると

もれなくあなたの手もついてくる

ぱんぱん 幸せ ぱんぱん



 
ねえ、知ってる?
氷河期はまだ終わっていないって

たとえば
冷凍庫の扉を
誰かが開けて
昼飯は冷凍パスタかそれともピザか
焼きおにぎりも捨てがたい
うーん、どうしようと
うっかり長 ....
積雪に隠れた
蕾のまま枯れた赤い花
その上を跳ねる
帰る巣を失くしたセキレイが
か細い声で歌う
新しい神話の調べ
誰にも愛でられないまま
続く仕舞が
私の庭で
月明かりの下で
胸に巣食った小さな影が
あなたの時を刻み続ける
砂時計のオリフィスを
いつの間にか歪めていたのかもしれないと
あなた自身が気づいてから
あなたはきっと違う風景を見ている

そう、残酷な告 ....
蒼く青く人・人・人無数の人青く碧く
蒼く青く見物人・紳士・恋人・貴婦人青く碧く
蒼く青く丸い輪郭・二本の線・
形状の違う輪郭・二本の太い線・青く碧く

蒼い青い空一つ空青く碧い静止し ....
何かが見えたような気になる



空は空の色
水は水の色
あの花はあの花の色
その人はその人の色

青と透明と赤と頑固者
決めてしまえば
安心だし便利だ

でもそうは思 ....
怪物は街に来るから怪物だ
無痛で流れる血
片頬にためた煩悩
等間隔のドグマ、呆れた僧侶の鈴なり


数を数えるだけのアルバイト中に慟哭する少女
つまらない口論を売りに走る馬
つ ....
私の指先がたどった夢を
あなたは覚えていますか

それは柔らかな素肌の見る夢です
華やかな衣装の奥にある真実さえも
夢の一部だと想うのです

それで良いのかも知れません
いつも永遠に戻 ....
おまえは、
子供たちの注意欠陥とか
多動性障害とかの
関連が疑われる、
危険なタール系色素の中でも
青色1号や黄色4号を超えて
はるかにアブナイ、
赤色104号だった

けど、
そ ....
 
都会の夜にまたたく星は必要だ

手をのばしても届かない それ

わたしにも、必要だ



 
たまさんの自由詩おすすめリスト(4531)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明けまして猫年ですが?- 梅昆布茶自由詩13*15-1-5
クーの正月- ふわふわ自由詩7*15-1-5
- はるな自由詩915-1-5
ぜんざい- 殿上 童自由詩18*15-1-4
新年の終わり- 番田 自由詩4*15-1-4
あけまして- ふわふわ自由詩3*15-1-4
宇宙人- ドクダミ ...自由詩315-1-4
Shutter- 片野晃司自由詩3*15-1-4
オヤジナリティ- イオン自由詩3*15-1-4
儚くて幸せ- ただのみ ...自由詩13*15-1-3
通訳者が教えてくれたこと- 板谷みき ...自由詩6*15-1-2
引力- 金子茶琳自由詩1115-1-2
みかん- こひもと ...自由詩11*15-1-2
さそりろまんす______(群青)1月課題_「星」_に寄せて- 芦沢 恵自由詩18*15-1-2
愛の賛歌- 吉岡ペペ ...自由詩415-1-2
慌て者- イナエ自由詩10*15-1-1
お餅の幸せ- 中原純乃自由詩3*15-1-1
神の誕生1お天道様- イナエ自由詩5*15-1-1
年末年始のご挨拶に変えて- ただのみ ...自由詩17*14-12-31
2014の残骸- 梅昆布茶自由詩15*14-12-31
ぱんぱん- 殿上 童自由詩18*14-12-28
冷凍金魚はいつか解凍される日を待っている- そらの珊 ...自由詩16*14-12-26
やさしい花とセキレイ- 衣 ミコ自由詩8*14-12-24
隣に住む人- 夏美かを ...自由詩28*14-12-18
デュフィ「エプソム、ダービーの行進」- 乱太郎自由詩11*14-12-12
SISAKU- nonya自由詩19*14-12-11
水槽都市- 吐水とり自由詩5*14-12-11
指先- 梅昆布茶自由詩13*14-12-11
赤色104号- atsuchan69自由詩6*14-12-9
必要だ- 殿上 童自由詩19*14-12-8

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