すべてのおすすめ
食べると元気になる
食べると温かくなる。
食べると沢山食べたい
沢山食べてももたれない。
作る人は疲れるけど
美味しいと言って食べてくれれば
全てが吹っ飛ぶ
嬉しくなる。
全て ....
あめがかたにふるのは
このうちのねつをしずめるため
あめがかたにふるのは
このてをもりにかえすため
あめがかたにふるのは
のびたおもい ....
いつごろかなあ
泥遊びをしなくなったの
虫だっていつのまにか触れなくなったし
雨の日に
傘さすのやめて
長ぐつのなかびしょびしょになっても
きにならない
友だちと歩道の横にできた ....
二十歳の誕生日も近づき
お祝いに赤飯を炊いたというから
おすそ分けを貰いに寄った
買物のついでにお菓子類など買って
ちょっとお祝い気分
日曜日で車庫に車がない
ああ 遊びに行ったのね
....
テレビのリモコン握り締めたまま
眠りの入口行ったり来たり
独り暮らしの夜は
意外と長い
あきらめる
あきらめない
いくら言葉にしたって
変わることのない現実
春はまたくるよ
そう言う君
だいすきな桜の木の
並木道今は寒くて
うつむいてばかりの私も
春になれるかな ....
あなたのことを 想うとき
天気雨が降ってくる
隅々まで晴れた蒼い心に
不似合いな
優しい雨が降ってくる
終わった恋を 想うとき
天気雨が降ってくる
微かな雨粒
泪じゃないよ
傘を ....
ねむいの?
ときくと
うん
という
目の中に
トロトロの
ねむたいを溜めて
おとうとが
ゆめに
吸われていく
月がホロロンと泣いて、少し傾いたら
僕は首をかしげて元の位置にもどすよ
そんな僕を見て君も首をかしげるだろう
もしもそんなループが続いたら
傾いてないことが、ずれてるこ ....
ゆうぐれに
流れおちる黒い髪
首すじをつたって
とびたっていった夏の
影を踏んで
わたし、
あなたの
掌にそっと
針を刺しました
あらゆる
温度がならされ
あますことなく
....
音だけが交差する 黒い海
波間にキラキラ 海蛍
お願いだから消えるなんていわないで 海蛍
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それは
青空を巻いて
大きく旅立って行ったのだった
遥か眼下に
広がる世界は
大きく変わろうとしている
幼い頃
見 ....
聞こえるのは
屋根から滑り落ちる小さななだれの音だけ
加湿器からもくもく白い蒸気が上がって
湿った空気がじゅうまんする
だるいからだとひどい頭痛
おでこだけがひやりとして
細胞がた ....
友達をなかした
だいっきらいを3回いった
うそをついた
失敗をごまかしてうやむやにした
傷つける一言をいいすぎた
ヒステリーになった
そんなあたしは
顔にモザイクをかけて
歩き ....
あの日以来
飛ぶことが怖かった
離してくれないと
地上のせいに僕等はしていた
黄昏てばかりの僕等を
ずっと見つめていた夕陽が
かわりに沈んで
会うたびに膝を突き合わせて
会うた ....
すれ違う言葉に
疲れてしまうことが
疲れ、の原因
ひとの心を気遣うはずが
我が身がもっとも大切だから
我が身のつぎに
うまく他人を愛せないか、と
右往左往で今日が行く
....
夜のドックから走り出す多機能な女
関節を裏側にまわしてステンレスのホイッパーを固定する
ふるえる卵黄と小麦粉がはねつく
すべりだしたパーツからコルク抜きが選択されると
シールドはしぶく
....
しがない サラリーマンとか
しがない 主婦とか
しがないということは詩が 見つけられるということだ
ピカリ と
詩が
夢に浸るのは
無駄だと
いい加減に気付け
と自分に言い聞かせる
夢のなかぐらい
いいじゃねぇか
構わんだろ
と自分に言い聞かせる
朝に目が覚めれば
思い出になって ....
ベックのギターが朝を切り裂く
僕のともだちは紛れも無く愛
粉飾されない穏やかなもの
孤塁はもういいのだね
一人じゃないし
すべてを知ることはできないけれども
....
死んでしまいたい夜に
みそ汁をつくる
干からびた大根のしっぽを
短冊に ....
天使に会ったよ18歳のね
親方を待って団地のアーケード街にいた魂
奴ら僕にタスポかしてくださいって
いいよ俺が買ってやるから
それで友達になった
明日パズで飲むの
....
欲しがった思いは
いつか届くだろう
忘れられた言葉は
また響き出すだろう
そして捨ててしまった勇気はこの日の為だったと
知る時が来るだろう
あの日選ばれ ....
ほーら、なけなしの激情だ
ほーら、なけなしの心情だ
ほーら、なけなしの原状だ
ほーら、なけなしの白状だ
さあさ、お上がり
冷めない内に
たんと、お上がり
バレない内に
ほーら、 ....
おんなは
どこへいったのか
ここにいますと
おんなはいう
こまどから
ゆうやけをみて
コンロをともして
さかなをやく
非定型な雲は生硬な定型でしかない
ぼくを尻目にとりとめがない
ぼくのO市
かのじょのN市
どちらも雲と坂が多い街であるから水っぽい
川が
なにか ....
ぼくは栞になりたかった
図書館の本にそっと挟まったままの
あるいは
だれかが思いをこめて忍ばせた
四つ葉のクローバーに
あるいは
はからずも頁の上に落とされた
乾いた涙の跡に
....
雨降りのこと
君はきっと、雨降りだと気分良く過ごせる人だ。昼近くなって目を覚ました君は、雨どいから垂れ落ちる雨の音に安堵する。一日をやり過ごすことには常に理由が求められている、君は眠る前に何度 ....
おやすみなさいをゆうために
こんなに遅くまで起きてました。
明日は学校だってゆうのに
遅刻したら怒られるかなあ。
本当はね今日会いたかったです。
....
へやじゅうに散らばるこまかいつぶを一つぶずつ拾いあつめ
へやの
左がわにもっていき
さいごの一つぶを左がわに置いたところで
いちばん左がわの一つぶから
右がわへ
もっていく
死ぬまで ....
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