トキくんはバリヤーをつくった

トキくんはあたしのためにバリヤーをつくった

あたしがどんなに危険な目にあっても大丈夫ってバリヤーをつくった



トキくんがつくったバリヤーは ....
ワインなどは

まったくもってウラヤマシイ

寝ているだけで熟成していく

評価もあがる

でもって俺はというと

時間が経てば経つほど

酸味も増して 異臭も漂う

もう ....
狭い空き地で
除湿機と空気清浄機と
温風機と扇風機と一緒に
かごめかごめをしている


ここは良い空気
ここはうるさい空気
なまぬるい空気
うしろの正面 空気だけ

 ....
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に

側にいて欲しいが為に
側にいて欲しいが為に
その為だけに

ただその為だけに
誰かを欲 ....
ほんの少しピッチのずれた
不安な音楽を

誰のためでもなく
自分のために
{引用=
ぼくは逃げたり
なんてしない

ぼくが背負っているモノなど
屑みたいなものだから


ぼくは怒ったり
なんてしない

何も変わりは
しないから


ぼくは絶望
 ....
だから

今も

死んだと思いながら

生きている

月曜日の朝
 水たまり広がる波紋に耳すましきみのリズムでやってくる夏



 砂浜に置いてきたもの捨てたものロケット花火と添い寝する夜



 8月のリップカールのてっぺんで届きますよにぼくのメロ ....
女がクレヨンを奪って逃げた
必要のない色を奪って逃げた
生活はなにも不便にならない
箱をゆすると音がするだけだ
「生活はなにも不便にならない」
念のためフタの裏にそう書いた


 ....
「苦しい」の言葉一つで
泣きそうになるよ。
この手は
いっつも伸びきって
ながれる水もすくえないから

連れていって。
「なんでもないんだから」と言いながら
むずかしい話は、今日はよそ ....
長い眠り
    そして夢
彼は水の底で 海の底で
静かに
雌伏の時を過ごしていた
そして眠り
またも眠り
心地良い水のゆらぎの中で
彼は際限なく眠りつづけていた
動乱の前の
不気 ....
白い
湖の上に立って
寄り添いながらじゃれては離れる
二匹の犬を見ていました
灯台の麓では、おじさんが夕暮れの写真を取っています
私に気づくとレンズが光りました


孤独が

 ....
月曜は、月がよろこぶの、
自分の日だ、って、
新月でもないのに、
月が飛んでいく。

二時ごろ、
線路に立っていると、
へんなかたちの電車が止まる。
車内は奇妙にあかるくて、
気がつ ....
あの遠い日の朝ぼらけ。茜色に染まる空に哀愁を覚える。
空の赤さに隠れて闇夜がまだうごめいて。
彼らがきっと、私たちを哀しみにひきづりこむのだろう。
忘れてはいけない哀しみが私の視界から逸れて.. ....
街の上で
朝を 投げている

小さな 丸い 飛沫が
きらきら ころがりながら
あふれかえる

夜よ
よき 友人よ

くりひろげられる
問いの多くを 吸い取り
泣きな ....
家焼けた 寝タバコしてたら なくなった

タバコ吸い 何の得もなく 家もなく

毟られて ちぎられ巻かれ やってくる

タバコには 罰・罪もなく 妻が泣く


  ごめんなさい それ ....
{引用=
精神は肉体に
宿らない

精神は肉体に
寄生する


ぼくの肉体は
X の精神に
乗っ取られた

ぼくの精神は
ぼくではない
誰かによって

ぼくの
知らな ....
どうせなら
この世にいるすべてのライオンが
友達だったら良かったのに
あいにく僕には一頭の友達もいない
だから食べられても仕方ないんだ
そんな言い訳ばかりが得意になっていく
ライオンのこと ....
来年

生活が楽になったら
猫を養子にしよう

そしたらもう少し
らしいままに居られる気がするよ

十万円貯金箱開けたら
新しい自転車も買ってあげる

今年でさよなら
さよなら ....
こうして私は
詩なんて書いてはいるけれど
本当のところ 
言葉なんてちっとも信じていないのです

全てを書いたと思ったその瞬間から
何も書けていないことに気付き始める
どんな言葉でノート ....
また朝が来て夜が来る
どんなに深い悲しみも
人はいつか受け入れる
それが出来ない者は容赦なく淘汰され

この世界にしがみつくために
私も悲しみを受け入れる
進化を義務付けられた私達は
 ....
きみといくなら奈良

ぼくとなら恐くない鹿

奈良の鹿

奈良ならではの鹿

奈良でしか見れない鹿

柵越しに鹿

見てることしか

できなかったならなおさら

触 ....
めっちゃよぅできた人には
どうしょうもない欠点が
つい笑ってまうような
そんな「アカンとこ」があってな

どーにも駄目な人には
ほかのやつにはない
ほんまに素晴らしい「ええとこ」が
本 ....
ふいに君と目があってしまったから
とっさに空を見上げて

あっと声をもらしてしまった

そんな僕を見て
君も不思議そうに空を見上げる

めずらしい鳥が飛んでいたんだよ
なんてもっとも ....
ため息をつきながら
君が死体の話をする
少し笑ってる
ホルマリン漬けの臀部はね
鳥のささ身の紅茶煮にそっくりなんだよ
そっか
今夜作ってみようかな
二人で食べよう
大丈夫まだ生きてる
 ....
僕等は未来が見えない 猫みたいな奴らのようだ
少しだけ先ってのが見えなくて
いきなり終わりが見えちまうようだよ

そう遠くない未来に
僕等のウチの誰かが死ぬだろう
それは悲しい事だよ 
 ....
酔っぱらった僕は
フライパンの真似をして
空に羽ばたいた
一番高いところで
激しく嘔吐したけど
よく見ると
それは言葉だったので
ますます気持ち悪くなった
夢置いて暮れる中空声カラス 阿呆阿呆となくは誰が為


走り去る回送電車に見し人と命を賭して擦れ{ルビ違=たが}いしや


記憶せしその名霞みて迷い道 あるべき日々に眼を凝らすのみ

 ....
走り書きした
唇 の 上

冷めないうちに
耳を塞ぐ

儲からない 話
でも

いい の ?
初潮という言葉と海とのつながりとかを
ぼんやりと考えていた頃に
おまえの家は紙の家だとからかわれ
私は学校へ行けなくなった

私は紙のにおいが好きだった
鼻をかむ時のティッシュのに ....
PULL.さんのおすすめリスト(3363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トキくんのバリヤー- Monk自由詩1305-5-30
ワインなど- 六弦自由詩3*05-5-30
ノート(ひとり)- 木立 悟未詩・独白405-5-30
ただ- 虹村 凌自由詩6*05-5-30
不安な音楽- チアーヌ自由詩705-5-30
遺_書- 043BLUE自由詩205-5-30
正しく出来たことなんて何ひとつなかった- ピッピ自由詩705-5-30
メトロノームの夏- 望月 ゆ ...短歌37*05-5-30
クレヨン- Monk未詩・独白23+05-5-30
だらしないかも知れない。- かのこ自由詩505-5-30
水の中の目醒め- 岡部淳太 ...自由詩9*05-5-29
Lake_Champlain- 月山一天自由詩12*05-5-29
月曜の夜- ピッピ自由詩505-5-28
グラデーション- yuma自由詩105-5-28
とべない_鳥のために- 砂木自由詩16*05-5-28
タバコバカ- 六弦自由詩505-5-28
精神ジャック- 043BLUE自由詩1*05-5-27
言い訳- たもつ自由詩805-5-27
猫のおなかの毛- 蒼木りん未詩・独白4*05-5-27
言葉- 快晴自由詩6*05-5-26
死者の言葉- 快晴自由詩4*05-5-26
奈良- 六弦自由詩7*05-5-26
±0- 六弦自由詩2*05-5-26
そのとき鳥は飛んでいなかった- ベンジャ ...自由詩6*05-5-26
ホルマリン漬けの- チアーヌ自由詩405-5-26
友よ- 虹村 凌自由詩2*05-5-26
嘔吐- たもつ自由詩905-5-26
カスレ木- ヤギ短歌3*05-5-26
紅_茶を- 砂木自由詩6*05-5-25
ペーパーホーム- yo-yo自由詩9*05-5-25

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