食事のマナーが悪い、と
君を叱りつけた
私は不機嫌ではなかった

「ごめんなさい」を君から聞いてから
後片付けを始めた
その頃には言い過ぎたことを少し反省していた

隣の部屋へ駆け込ん ....
高校の卒業文集に
六年間の恨み辛みを書きつづった男がいるが
此は其れと同等若しくは其れ以下の存在でしか無い











俺は戦争を知らない
俺は戦闘を知らない
 ....
流れ星を見た。

うつむく彼の頭撫でながら
見ていたら
すっ
すっ、て

花火大会の余韻も
冷めやらぬ私の頭上
初めて見たよ。
2つも。

髪の毛をかきあげたら
鳴くんだよ
 ....
銀の柄を握って
車輪を回していました

沢山の貝が車輪の下から生まれてきたので
焼いて食べたり
髪に飾ったりしたのです

髪は細かく編んで
魚を獲るのにつかいました
魚のヒレはいつま ....
いかつい アスファルトに
息のように 降り続けていた
電柱の 灯

夜の空に おしかえされた
雨に 流されている

かきん と ついてる
ガラス の 冷たさ

なじまない  ....
父と別々の家に住むようになってから
ときどきは会いに行こうと決めていた

小さい頃から
一緒に暮らした記憶などなくて
なのに父は
僕との思い出話を聞かせようとする

うんうんと
僕が ....
うん。
あのさ、ペットボトルを傾けるとわざとらしい色をした液体は
水平方向に、傾きます。ように、見えます。
完璧にね。
ああ、文句の付け様もなく!

従うことにも、騙されることにも
悔し ....
砂利道を歩いていたら駐車場に入り込んでいた
小さなアパートからぼんやりと光が放たれている
こちら側に足を向け男が寝転んでいる
手には携帯を持っているようだ
テレビがついていてちらちらと画面が動 ....
「自分は?」と聞くのが恐くて 孤独ってあんまり美味しくないの知ってて


矛盾って何だったっけこの問いに答えるための言い訳だっけ


切り裂かれる桃から見たらまっ白な世界の広さにや ....
君の中にはすでに僕でない僕がいて
君のことをいつもおどかしたり笑わせたり
悲しませているんだろうな

きっと僕が知らない僕は
僕よりも優しくて冷たくて
誰よりも優柔不断に違いない

君 ....
り りく 

蝶 の 足は
おもくなり

つかまっていた 草葉
そっと 目を 開ける

大きな杉の木 のてっぺん
見る間に越えて

生まれたすべてを かけて
のぼり ....
5本の指を
2本にしたり3本にしたり
左手の指だけを動かして
おかあさんの言葉は難解ですね

2本はふたり
3本は3人
ではなくて
子どもが3人
親と子ども
でもなくて
 ....
  そして何事も無かったように

  日常は流れて行き

  そこに何事も無かったように

  あなたは立っていて

  拍子抜けのふたりの間に

  静寂だけが そっと

  ....
I don't give shit, yeah, I don't give a shit
How much you gimme your voice, love, body, touch
It w ....
汽車の前で 
にこやかに 笑ってる
男性達の 写真

選ばれた新聞記者の人達が
国で新しく建設したという
建物の取材のために 招かれ

出発する前に 同僚の記者が
見送り ....
透明はいよいよ流線型に歪み
ところで季節も
そろそろ夜がいいではないですか
真昼、
通りの向こうで叫びがあがったが
どうしても人間の声にはきこえない

おれは対角線上を通りすぎ
日陰から振りむくが
すでに何も見えない



何が叫んだのか
何を叫んだのか ....
アパートの階段を
上がろうとして
あなたの部屋は
2階の真ん中あたり
これは夢だ
そう思いながら
わたしはドアを開けずにいられない
小さな1口コンロで
焼きそばを作った
火力が弱いか ....
わたしの体の真ん中に
小さな芽が
顔を出しました

わたしはその芽を
大切に大切に
育てようと思いました

その芽は私の体から
養分を取るので
わたしは土になりました

数ヶ月 ....
{引用=
足並み揃えて、心を揃えて、左右左、俺達は崩れ落ちる
そう、まるでオモチャの兵隊みたいに


誰が狂ってるか何て知った事じゃない
自分を正当化するので精一杯だ
自分が間違えなけ ....
「いらっしゃいませ、ありがとうございます」
レジスタァの前に沢山の女の人が並んでいる

僕は美人のお姉さんには、優しくお釣りを返す
ナプキンは袋を二重にして入れてあげたりしている
綺麗なお姉 ....
きつく結う、
わたしの髪を、
わたしには見えない後ろ側で、
わたしの髪を、
きつく、結う、
その役目だった指々を、
ふと慕う、一日の終わりに、
嫌な煙草染みた髪を強く洗う、
 ....
マンションの地下11階に住んでいる。
このマンションは地上36階、地下12階建てで、築65年くらいになる。
結構古いけど、僕は特に気にならない。どちらにしても親が買ったもので、古いのは当たり前だ。 ....
わたし
猫好きやねん
本間に
大好きやねん

この前
小学生が木の上の猫に石投げててん
許せへんから
わたし石拾って力一杯投げたってん
そしたら小学生の前歯と猫
一緒に落ちてきてん ....
元気にしてる?俺は日々バイトに追われているよ。
店長は変なヤツだし、日勤は俺と同い年の人とかいないし。
全く、やれやれ…だぜ。

そう言えば最近、愛はコンビニじゃ買えない事に気づいたんだ。
 ....
Rape me, Rape me my friend.

Suck me, Suck me my friend.

Kiss me, Kiss me my friend.

Fuck me ....
にぎりつぶせることを
しっているので ては

づっと こぶしのままだ

ひらいたら
つかみかかって
ひきづりだして

やるか
やられるか

てをださないかぎりは
てを ....
最近の自分の作品をざっと読み返してみると
(ああ、これは私信だなあ)って、思う。

それが特定の誰かだったり、特定でない誰かだったり
あるいは過去や未来、さらには
時制を持たない自分だったり ....
夜を飲む
悲しみから
夜を飲む
とてつもない失敗から

失敗などないのかもしれないが
粗末にしてはならないものがある
ぎりぎりに追い詰められる毎日でもそれは勝手な僕の事情で
ゆるやかな ....
レッグウィップレッグウィップ。足元にじゃ
れつくウィップ。遠ざかる遠吠えにウィップ。
深夜のアスファルトに水滴。薄い雨粒。オゾ
ンの微膜が地表にはびこり地球を覆いつくす。
オゾンウィップオ ....
PULL.さんのおすすめリスト(3363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
母娘- 散文(批評 ...8*05-6-28
屑賛歌(俺は俺が平気だってしってるよ)- 虹村 凌自由詩1*05-6-27
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寄り添う- 砂木自由詩12*05-6-27
会話- ベンジャ ...自由詩10*05-6-27
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残滓- ピッピ短歌605-6-25
君の中の_僕が知らない僕- 葵 悠貴自由詩6*05-6-25
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ブス大爆発- 虹村 凌自由詩11*05-6-23
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Killin_me_softly_wiz_zis_song- 虹村 凌自由詩1*05-6-22
会社で_- 砂木自由詩6*05-6-22
空に星座を描くように- umineko散文(批評 ...10*05-6-22
夜を飲む- 石川和広自由詩8*05-6-22
ライト、ライト、レフト(ウィップ)、ヴァース- いとう未詩・独白9*05-6-22

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