I hate that shit. I hate that.
If you talkin' about love so much,
I gonna die. Don make me fool.
 ....
ゆうべ見た月
しなやかに
わたしの体を駆けてゆく
ころんでもいい
すりむいてもいい
ただただ
間に合わないのだけはまっぴらよ、って
ひとりごとを言いながら
もしかしたら
ひとりごとで ....
産れた火 降る雨と楽譜 鎮魂歌

寒梅を 燐寸で燃やす 夜想曲


 (フルートとヴァイオリンによる火の恋-ミンネ-歌)
I cried with all my strength,
with all my grief,
with all my sorrow,

but there were no soun ....
 点滴を打たれながら、病室の窓から海を眺めていた。看護師が言うには、わたしは雪の降り積もる中、マーメイド海岸でひとり倒れていたらしい。音もなく波が白くよせている。意識が戻って二日たった。熱が下がらない .... 美味しい美味しいブブンヤキソバを君は作っている
キッチンは甲状腺のような白い匂いに包まれ
外の方はきっともっと広い世界が連綿と続き
幾多の人々が美味しい美味しいゼンブヤキソバを
美 ....
両腕でバランスをとりながら黒鍵を渡る。ちろちろとつま先から炎、揺らめくモディリアニ。白鍵
は床上浸水していて、溶けてしたたるたびにじゅう、って、しずくの結晶なんだ。映る、壁に体と
もうひと ....
オリエンタルリリーに
オリエンタルユリって札をつけるのはやめて

ポインセチアをポインって略すのも論外

プリムラ・オブコニカは
オブコじゃないし
プリムラ・メラコイデスも
メラコじゃ ....
削れたコーヒーカップの

春を容れることができないところが好きだ


ぼくに季語はない

季語をもってる人は

季節がくると

花が咲くよ

手から 花が

 ....
強くならなきゃいけないと、
その子は言っていた。
忘れていたのは、
見失っていたのは、
理想の裏側、欲の裏側。
たった一日で何歳もの年をとった、あの日、
何かがはじけて叫び出したのを、
 ....
 冬になり、女の顔をしたバードは飛び去った。わたしは、あの時の車をスクラップにして、海の見渡せる丘に部屋を借りた。情報誌でバイト先を見つけた。倉庫の仕事に就く。朝七時半、精神安定剤を飲んでから、家を出 .... 虹を見つけるコツは
こまめに空を見上げること
雨のたび
忘れず雨上がりに期待すること


四つ葉のクローバーを見つけるコツは
誰かのために探すこと
本当は自分で見つけないと意味がないん ....
ひとつ
息を吸うたびに
くうきが 肺のそこに届く

吐き出せば
からだは
音の波をかきわけて
くるくると
上に 昇るのだ


追いかけていく先の
もっと上のほうにある
空の高 ....
 一人でいることに、何年も飽きなかった。シートの、海に伝わる神話を読みながら、永く暇をつぶしていた。精霊の女、の横顔の表紙。空腹の中、海に向かう道、カセットで、オペラを聴きながら、わたしは車を走らせた .... 泣いているこどもは
湯気が立っていて
かわいい匂いがする

抱き締めて
頭に鼻をくっつけて
くんくん嗅ぐよ

産まれたてのときは
わたしの内臓の匂いがした

今も少し
する
 ....
My darling Dahlia...
Come to me...
Come on... Grow up...


I want to take you with me with my e ....
今夜は 
無性に 胸のあたりが苦しいので
闇の中
家の裏山に ドラえもんを探しに行く

おそらく
好物のどら焼きをえさに 
すずめを捕るような仕掛けで
竹篭を逆さにしておけばよい よう ....
When the moon was heavy,
you worried it might drop like a bowling ball.

When the moon was sk ....
良く考えたら

人って地球の上に約10億人いるんだよ


その脳に詰まっている言葉の重さは

一体何キログラムなんだ?
散歩山  泥が白靴

川 見えていうなら
   小川 湖
   といったところ
清流
   ならば
苔が ここに


  ちゅる
のびて生きる棒
  さら
 ....
余計なものはすべて捨てた
部屋にはダンボール箱が一つ
私は体を折りたたんでその中に入り
蓋を閉める

部屋には今、箱だけがある
生るな桃の実よ、{ルビ水面=みのも}も鳴るな

砂は口説く、人間に功徳話す

たぶん、豚
もうすぐ一つの季節が終わり

また新しい季節がやってくる

終わりは始まり

出会いと別れを繰り返し

喜びの代償に

悲しみも多く知ったけど

私もまた新しい季節へと

 ....
僕の必殺技のことを奴らは知らないでしょう
とても細いところで空ばかり見上げている奴らですから
ああ、高い高いですねえ
と、その間に電話をかける仕事は朝飯前です
朝飯前なのでまだ歯も磨いてい ....
八月、うずくまっている

土のうえに手を置いて
雨がその地面を濡らさないかどうか、君と賭けをする
そうして動けないものだから
悪いものたちがやってきて
首の後ろあたりに留まっていく

 ....
ひっそりと

ここで生きている

奥深い森の中





このときを

燃えるように

生きている



誰にも気づかせない

この想い



 ....
 緑なす
 鬼
 の
 木々の梢に
 切る切る
 さえずる
 鬼
 も
 母なる
 鬼、
 子、
 の、
 底に泳ぐ
 鬼、
 子、
 の、
 魚影を
 踏む、飲む、 ....
かえれるほたるもおりますよ

うちあげられて
なみをあびてはあおくうみほたる


みちてくれば
よけいとおくに

ひくときには
ひかれるままに

はこばれたり
もどされたり
 ....
公園の芝生に腰を下ろして
君と他愛も無い話をしていると
右手の甲にそうっと蟻が這い上がる
私は無表情にその蟻を一瞥し
左手の親指の腹で静かに潰す

目の前には無限のような緑
足下は歩き慣 ....
禁煙するために
両手をじっくりと見た
花びらが散るように
どこかで終わりが開いた
忘れていた夢が疼く朝
雨が降っているので
部屋はひどく暗かった
少し苦い珈琲を飲みながら
この行為につ ....
PULL.さんのおすすめリスト(3363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Hate_you.- 虹村 凌自由詩3*04-12-8
ゆうべ見た月、ぬれた月- かなりや自由詩104-12-7
管弦小品曲- 六崎杏介俳句4*04-12-5
VOICE- 月山一天自由詩104-11-30
海の上のベッド(連作集6)- 光冨郁也自由詩8*04-11-22
ブブンヤキソバ- たもつ自由詩1104-11-20
ぽたぽた- 石畑由紀 ...自由詩1504-11-17
花屋さんの暴挙- 小池房枝自由詩9*04-11-13
コーヒーカップ- kokorono未詩・独白8*04-10-25
14歳- かのこ未詩・独白204-10-16
ブルースカイ(「バード連作集2」)- 光冨郁也自由詩15*04-10-15
トントンミー/私をノックして____- 小池房枝自由詩22*04-10-14
ふゆうさんぽ- 未詩・独白5*04-10-13
バード_(「バード連作集1」)- 光冨郁也自由詩20*04-10-13
かわいい匂い- チアーヌ自由詩7304-10-4
Oh,my_DAHLIA...- Lily of the ...未詩・独白3*04-10-2
もしもボックス- 月音自由詩1204-9-26
MEMORY_OF_MY_FRIEND- 月山一天自由詩104-9-22
人間の重み- 汰介自由詩304-9-22
水泳ぎ- 山内緋呂 ...自由詩204-9-21
Simple_Life- たもつ自由詩1404-9-21
一行ずつ回文- エズミ未詩・独白3*04-9-21
シーズンズ- 快晴自由詩3*04-9-18
秋晴れ、バリトンサックス- たもつ自由詩6*04-9-16
悪いもの- キキ自由詩904-9-13
「_曼珠沙華_」- 椎名自由詩204-9-12
「緑鬼、」- 川村 透自由詩504-9-11
うみほたるすくい- 小池房枝自由詩8*04-9-10
- 快晴自由詩8*04-9-7
暫定- 本木はじ ...自由詩704-9-7

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