何もない手に
白が降りて
名前を呼んだ
もくれんよ
もくれんよ


微笑む間もなく
雨は来て
空を伝い
午後を撒いた


灰の鱗
一人歩きの傘
午後の陽の行 ....
今日は早朝バイトがないけれどまだ起きている。テレビではもうイラクの三人の人質について報道しているのだろうか、いや、まだ報道しているんだろうか。テレビを見る気がしないのでわからない。わからないけどたぶん .... 地球の一部を救う気たっぷりの人が
地球の一部を救う気たっぷりの人と
地球の一部でこんぐらがっているので
地球の一部は大混乱なのだ

地球の一部の とある国の一室で
男は焼酎のお湯割りに梅干 ....
くちづけするよ
あなたの足に
あなたの指に
淡すぎる紅の花弁に
月の灯りが怪しげに反射して

あの瞬間(とき)の
上気した肌の色にも似た
薄紅色の
はなびらが
はなびらが
舞い落 ....
今日も仕事(早朝コンビニバイト、毎日ではないだす)前にいっちょオン書き即興詩、と思ったのだけど、今夜はなんにも思いつかないのでオン書き散文にしてみる。

バナナと豆乳とキャラメルの大量摂取&丹田式 ....
受話器の向こう

一分の

透明な空気






自惚れないで

何にも伝わってやしない







無言で

空気で

 ....
ねぇ 君 帰る所はあるの

僕は突然聞かれたよ

旅人の僕は
あちこち彷徨う僕は
帰る所はないよ

帰れる場所がみつからない

君を失ってから

誰かに愛されいるのに

帰 ....
踊りつづけるには 赤い靴
愛しつづけるには ガラスの靴

きれいで もろくて

階段で 落としてきたら

それで おしまい
このうたどこかで聞いたうた
たしか祖母がうたってくれた

このうたどこかで聞いたうた
窓の外から入ってきた

このうたどこかで聞いたうた
あいつは綺麗にうたってた

このうたどこかで ....
月が
川に映っていたので
石を一つ
投げ込んでみると

水ではなくて石

石ばかりが
ごうごうと流れているのであった

けっこう危険な川である

言葉の川 流れて行く
言の葉 ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
こんばんわ
白山ひめ神社はシラヤマヒメノミコトをお祭りしている日本中の白山神社の総本社で加賀の国の一宮でもあったりします。桜並木を横目に見ながら旧国道を警察署の前で左に折れて車で山のほうへ山のほうへ ....
そう私はネクロフィリア
でなければ食屍鬼である

屍体がここにある
屍体らしい臭いを発散している
腐り始めている
凝固した血液が唇からはみ出しているが
いまさら傷付けたところでもう血液は ....
計らずも露茎せよ
俺と俺のサル以外
しっかり計らずに露茎せよ


(湯切り口)


オンラインで堕胎せよ
俺と俺のサル以外
皆一列に堕胎せよ


(アットマークポモ道路茶 ....
遠い国で鳥があの娘を
拾って育てる
鳥はあの娘に名前をつける
あの娘は鳥に名前をつけることを考えている

鳥はあの娘に
おいしいお粥を作らせる
あの娘は庭のいちじくを
鳥にもいで来させ ....
夢中になりすぎると
お互い可哀相になる
あまりにも余裕がなくて
何かを恐れあせっている
たとえそれが
たった一夜逢えないかもしれないという
ただそれだけのことだとしても

手が震え仕事 ....
ひとけの無いがらんとした灰色の
ただ広がっているだけのアスファルト
何故か工事がストップしたままの
どこにも繋がっていない道ではない道

わざわざここまで来たのは
あまり悲しくならないため ....
「結婚しないの?山内さん」
とは セクハラなんやけども
小さい都市なのでまあ
お茶菓子とともに 語り合い
娘がおりますけど あんたら 話したらひきますやんかあ
アチラが立っても こちらは立た ....
知られざるせつなの音色手繰らんと乳房爪弾く 千鳥の曲 どこか遠くの知らない国で
雪がしんしん降っている

大きな街の片隅で
人と人が出会う

どこか遠くの知らない街で
風がヒューヒュー吹いている

大きな街の片隅で
男がひとり
生き ....
入院病棟の生暖かい清潔な
空気を吸いこみ眠る
窓の外に見える
看護師寮では
真夜中にドアが何度も開閉する
夢を見るほど深くは
眠れない午前三時
静かに誰かが走り
病室の前を駈け抜ける
 ....
今日、引越し前の最後の学校訪問をしてきました。
朝の10時に学校について、後輩とおしゃべりをして、そのまま川西へ。
後輩とほんの少しの間お茶をして、彼女は塾へ、ボクはまた学校へと戻った。
友達と ....
三人姉妹なら
オリガにマーシャにイーリャだろうが
私はオリガではない
ぜーったいに女主人なんかではない
マーシャでもない
私は結婚に幻滅してはいない
だがよく考えてみりゃ
イーリャ
で ....
俺があなたに惹かれたのに

訳なんて無いさ

あなたは

そっと

俺の背中を押してくれた

その時

俺が羽ばたくことが出来れば

こんなに辛くなかった

あなたも俺 ....
ミンドゥルはタンポポ
メアリーはやまびこ

ナルガエはつばさで
ポンソナは鳳仙花

ソナムーが松なら
マエミーが蝉

カルマエギはカモメだそうだ

北朝鮮の台風の名前は
どれも ....
風の強い夜だ
下弦の月のまわりに
虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる
窓辺に焼きついた油色の日々が
ガラス板から流れ落ちる

星々がさわさわ震えている

明滅する交通誘導棒を持ち ....
燃え上がる舌を晒し
触れるものすべてに火をつけてゆく
光の鎖骨に 首筋に
街と街を結ぶ橋の手足に



遠去かる星
斜めに傾く黒の山から
突き出された光の棘が
天の耳へと ....
異なる季節の雪に埋もれて
じっと静かに咲いている花


かたちは声を待っている
すがたは声を知っている
ともかせぎ稼ぎに差の出る年末の父の言い分母の言い分

食卓にずらりと並んだご馳走に目もくれず寝る父のプライド

噛み付けば噛み付くほどに腹の立つ「息子」と「子供」を別にせぬ母

二十年触れ ....
シガー折る詩-齧るお菓子
燦々と触れる陽の炭酸
フラう-Love
故意に請う意、恋と云う行為
射せ怠惰-痛い堕性
ナイーブなI fのナイフ
六条-四時-黒
遊戯の周期、其の遊離の山羊
 ....
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