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国道沿いのマクドナルドで
あなたのシルエットを買った
伝えたかった言葉で
支払いを済ませる
足りなかった文字が、あったような気がする



4時限目の鐘が
モノレールをつたって、とど ....
で、詩等の一つでも書けたの? 己に酔って
緑に心を晒した男が
緑に穿たれ 散ってゆく



雨に打たれ
あとかたもなく
虚ろな道に 消えてゆく



おまえのなかに獣はいない
おまえのなか ....
柿の実色に日は暮れて
通学路に残ったチョークの○も滲む頃
街中の電線にたわむ百舌たちは
嬉々 嬉々と啼いて安堵する

それを羨む秋の傍らで
きみに書きあぐねている手紙は
お決まりの挨 ....
窓には柵が無いので 宵月の真ん中
を見ようとすると バランスが取れなくて
危うい

落ちるまで手を伸ばそうが 届かないから安心
幾夜に渡って一途に見つめても
月は降りてくれないから 代わり ....

か 雨が生え ・・ ・・・・・・・落つ
雲 雨が生え・・・・・・・・ ・落つ
い 雨が生え・・・・・ ・・落つ
暗 雨が生え ・・・・   ・・・・ ・・落つ
の 雨が生え・・・・・・・ ....
雨戸を開けたら
夜の一過性の麻酔が
今は静かに窓に張り付き
単なる水気となっていた
その硝子面を、つつ、と指で擦り取り
そこを覗けば、山茶花の
一塊の色彩の首だ

 ....
うららかな小春日が微笑み
空が蒼く透きとおり
宇宙の果てが大きな口を開けると
風が乙女を呼ぶ声が聞こえる

こんな日はお布団でも干しましょう
この頃、冒険談がいっぱい詰まった
世界地図を ....
とまらないからすすめ
ねてもさめても
明日という日を迎え
生きている
幸せなわたし
そう思える
わたしで居たい

かと言って
迎える事の出来ない日々も
わたしは知っている

と ....
街燈に照らされただけの
寂しい夜道を
いつも何気なくみてしまうけれど
それは
めったに人が通らないからで
その夜道を
誰かが通るとき
咄嗟に隠れる

喫茶店の窓から
人通りを眺める ....
秋風が冷たくなってゆくのは
赤々と燃える炎を
鎮めるため

山から道へ
道から軒へ
軒から海へ
秋風は
休む間もなく吹きぬけてゆく
そうして
暦に目を留めた誰かが
山が燃え始める ....
淋しさの屋上に幽かな
夕焼けが照らし続ける赤い星

病んでしまった日記帳や
駅前の木々までも染め抜く
寝がえりの数だけ夢は裏がえる



またひとつ積もり重なる雪まなこ



煌々と言葉は眠りを遠去ける



見も知らぬ機械の生まれを語る夢



 ....
 
{引用=冬}

一月
夢から覚めた
中世の僧たちが
山の僧院から
列をなして
出てくるところだった
杖を突きながら
歩いていた
暗く



葬列
そのもの ....
私の三匹の獏たちはすくすくと育って
立派な大人の獏になった
偏食も直って夢をバクバク食べるようになり
(三匹めの小さな獏はおバケの夢だけ苦手だったけど)
やがて彼らは巣立っ ....
 「詩人さんの朗読はセルフ・プロデュースが多いでしょ。舞台では、演出も監督も音響も照明も
  脚本も役者もプロデューサーも全部別のお仕事ですよ。」


 私がグラス・マーケッツと出会ったのは、 ....
たぶんノルウェーあたりに
巨大な送風機があって
そこから送りこまれた冷たい風が
君の頬を桃色に染める

わかさぎのエスカベッシュ
南瓜のキッシュ
ハッシュドビーフ
そして食後には
ア ....
 「声帯だけが発声器官だと思ってるなら、それは間違い。体は全身が発声の楽器なの。」


 あんまり発声練習とか、息づかいとか、活舌(言葉の歯切れの良さ)とか、ほとんど気にして
いなかったんです ....
諦めることを諦めてしまえば
誰でも抜け殻になれる


枝をはなれた枯葉が
落ちる途中で宙返りをする


もしも諦めることを忘れることができたなら
何度でもその身をひるがえしてみせよう ....
話に尾ひれがついて
泳ぎだす速度で
泳ぎだす
身体にあたると少し痛く
自分の血はまだ赤い

眠たい目を擦りながら
恋人のだらしない口元にキスして
唇から溢れたものは
唇に戻る ....
しんしん
冷たい 蛍光灯
冷たい 磨り硝子
朝の それらの冷たさの
白い薄荷を
しんしん



ああ 恥ずかしい
氷の前触れの指先はなんだって
まだこんなにも赤い?

 ....
その時に何を考えてるかなんて
そんな野暮なこと聞かないでよ

あたしはただ数を数えているだけ
何も考えないし
あたしは眠らない

どんな男でも
眠っている顔だけは
妙に愛らしいこ ....
このパンフルートの音色で
君の過去を知る事が出来るとしても
僕は知りたくないし

このパンフルートの音色で
ふたりの未来を覗く事が出来るとしても
僕は覗きたくないよ

昨夜からの冷たい ....
白鳥が飛来していた

初雪の予感漂う十月下旬
懐かしい湖面に
白鳥が飛来していた

渡りは
これから本格的になるのだろう
湖面には
ぽつりぽつりと
数えられるほどの小さな群れ
 ....
太陽の溶けた樹液が
母星を 取り込み

枝の上に 果実を成す

宇宙飛行機には 乗れないけど
かじりついたら

行っていない星はない

この実すべてになるために
巡りきた 
宇 ....
   入眠


夜を行く 夜行列車の端から端まで
眠れないという あなたの背中を
私の恋を知る 二年の黒髪で覆い尽くす


やがて 足が滑らかに滑り落ち
月の無い夜を 黒豹と翔け行く ....
泣きたいんだ
でも
どんな風に
悲しんだらいいのか
わからなくなっちゃった
中村が集団となって土ぼこりをあげながら
ひなびた宿場町を走る
中村が健脚だとは聞いていたが
この地で生まれ育った番頭ですら
中村がどこに行こうとしているのか知らない
おい、とうろく、 ....
人と争うように働いて
話す気にもなれず
押し黙ったまま一日を終える

仕事帰りの公園のベンチ
あたたかいゆげで慰めてくれる
たこ焼を食べていると
目の前の通りを
なかなか客に呼び止めら ....
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