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『シッコ』だってゲラゲラおもしろーい訃報を伝える手紙も増える


ロボットだから、といじめ続けていたら死んでしまって学会大騒ぎ


1m50のバーを跳び越えてそのまま自分のベンチに戻る ....
あかあかと美しすぎてお日様のその輪郭にただ弾かれている


もものかわはがしたゆびがぐにゅぐにゅであらったけれどもにおいきえない


歌いながらまるく溶けてく氷たち 透明なグラスにあふれな ....
最上階の、最上階の夏には10000000年前の風と俺


まずはギターだ!それから天真爛漫に踊る妖精と、耳と


風の吹かない日だってあるだろうに、君はバタ足を、強く、あ、蝉、のように夏
 ....
不可思議と呼び捨てるにはまだ早い
猫の目うるる、美しいよる


いくすじも星をえがいてよるが降る
ふたつ並んで揺られあう尾に



滅びても興り続けた王国をたどり違える満月の ....
右側から来た物体を左側に受け流すだけじゃ許されないから


ぢぢぢぢぢ 公衆トイレの看板を殴りつけたい 逃げ場所がない


漠然とした安全も漠然とした不安もいつも感じる


 ....
ぬばたまの髪をほどいて君の手に瞳あずけてビトウィーン・ザ・シーツ


うつせみの命のかぎりを惜しむべく両の乳房を愛されている


ひさかたの月夜を飽かず眺めてるブランケットにふたり ....
豚はどうなるんだ、と怒号が飛んだ連休前の特別会議


ファックスのそばに置かれた空き缶は明日誰かが捨てるのだろう


二度目の稟議書が読まれることなく机の上に放置されてる


唾つけ ....
雨宿り 体拭きあい 濡らしあう



相合傘 さすも濡れるは 花蕾かな



満開の ピンクの花びら 咲き乱れ

  したたる蜜を 召し上がれよと



争 ....
僕と違う科に属するドラムあるいはギターの指先が何かを悟っ(軽勃起)ていたんだ


それでも廃れたデスロック歌うか成仏し損ねた哀しきロッカーの名残たち


華奢なボーカルの背中がライトで映し ....
もっと寒くなれば人類絶滅す プールの温度計こすり続ける


指先のあれが食われる雲なのだ 小さいくもはみんな私だ


君の産む愛の結晶その産声ジョンと名づけたぼくのあやまち


夜、 ....
頰杖でまどろむ窓辺何もかも
    透き通ってゆく水晶夜にて


草のゆめ針の夢またむらさきの
    時のうつろい夜は傾き


果敢ないと花びら時に散るならば
    ....
知らぬまに歩き始めた恋心
   おんもに出してとみいちゃんが言う



開花予想なんか気にせず咲きなさい染井吉野も河津桜も

駿府城見上げる街に銀座の柳、本家の柳も青く色づけ

おっ ....
{引用=
【悪魔の証明】あくまのしょうめい
「ない」ことを証明するというだけのとても簡単で難しいこと}


空白く(あれ)僕がいるはずだった夏のブラジルゆきのひこうき


ビートルズゴ ....
洗濯機に自分でパンツ入れないでそのあったかさ確かめてから


蜂蜜の垂れるすがたはエロチックなんてくびれの辺りで思う


靴べらからドアが閉まってしまうまで何度私を見るか数えてる
 ....
さいはての地にふりつむ雪のごとく君と重ねる想いは純白


車窓より眺める赤のグラデーション眠れる君の夢に届ける


冬景色 北国の海 雪と星 その中にいる君と私と


ゆるや ....
バレンタイン
伝書鳩も今日だけは
ハートのチョコを配達します



サメですがあなたを食べたりしませんて
彼は頬白、僕は甚兵衛



カメレオン
実はほんのり悲しいの
わたし ....
寝つけない夜が続いて月は満ち私もそっと丸まっている うにゃーとか
ごろにゃんとかで生きてみたい
そう云うあなたはナマケモノ



ハイエナが
悪者だなんて酷すぎます
一生懸命生きてるんです



ラブレター食べさせられても困りま ....
ここからは見えぬところで太陽がノヴァでもしたのか月が明るい
地上のみならずはるかな高みから真空気圏貫き通して

月影とは月の光のことでした足元に種々ものの輪郭
真空の中には淡く太陽の側へと伸び ....
     昼下がり 制服少女 横目見て

            ちいさきいたみ よぎる冬かな
  夕暮れのスケートリンクすみれいろ映画のフィルムにひとすじの傷





                     吹きさらしお腹の弱い星たちが
                    ....
押入に夕闇はつと隠れてる
    「もういいかい」と「まあだだよ」とで


庭先にブランコだけがゆれていて
    昼のサイレン明日はとおく


陽のひかり障子にさせば心痛み
    ....
隆没をたゆたわせれば僕らいつか仲良し一緒になれるかも、ってね



セックスの後に知ったのは涙って舐めるとしょっぱいんだってこと



いつも降るわけじゃないから雨なんて絵になるのにね ....
枯れ葉舞い狂う別れを哭かない人たちの辺り

星空の全てが皮肉ふるさとの祭囃子の音多くして

赤信号 涙の滲む場所にいて 揺れ続けている増え続けている

酔いどれて貪る煙草の犬の味業の深い小 ....
立ってる君、座っている僕、違う遠さの水平線を見てる



洗濯物干しといて私ちょっと銀行強盗してくるから



ごめんなさい、なら何度でも言います。謝罪と反省はただなので


 ....
いつの日の窓辺に聞いたとおい歌
    盗んで消えるおもいでの耳


汽笛すぎ残されゆくは草鉄路
    待つだけの駅呼ぶだけの風


なぐさめを知るか口笛おおぞらに
    心を放 ....
どこにも行かないバスに乗りたい。君の拙いお弁当を持って。


雑草といっしょに雑草以外のものも抜いた真夏の裏庭


家に帰る途中、下水道工事をする父を見かけて手を振る


ノック ....
Tシャツで過ごし来た身に桜降るスーツの重みに耐えてゆかねば


学校まで2.6kmあるけれど1分間で着いても遅刻


「ダ・ヴィンチ」で対談をする一青窈「一青」が並べば違和感だらけ

 ....
秒針が/ちくともちくとも何かを刻む/焦燥をこぼす君の眼差し

自死を希う/君の髪からフレッシュベリー/毎晩シャンプーしている癖に

此の世には/奇跡もドラマも無いけれど/幻覚や妄想なら ....
名、をつけて、指間からこぼれ落ちる、もの、そこまで愛せ、そこまで愛せ、よ、


彼はいろ我はひかりか 赤青黄おなじ要素で対極に立ち


半分の顔で笑みたるその闇が満ちて怯えん君温け ....
PULL.さんの短歌おすすめリスト(144)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マヨネーズ・シッコ- ピッピ短歌6*07-8-25
うつくしいくに- 汐見ハル短歌307-8-18
夏?嫌いだね。人なんか多いし、みんなどこかおかしい- ピッピ短歌607-8-6
◆美しいよる- 千波 一 ...短歌17*07-8-1
ぶっ壊せ、泣きたくなる時に泣け、でも人生は一度じゃない- ピッピ短歌707-7-14
ピロートーク- 落合朱美短歌1107-7-12
オフィスの休日- たもつ短歌1007-4-25
裸舞歌集- むむ短歌307-4-23
2007.4.21_軽音楽サークル新入生歓迎ライブにピッピ潜 ...- ピッピ短歌407-4-21
止まれ!!- ピッピ短歌707-4-21
水晶夜- 石瀬琳々短歌21*07-4-17
春の命令- 佐々宝砂短歌607-3-15
悪魔の証明- ピッピ短歌1207-3-8
えっち- さち短歌17*07-2-28
返歌・北国にて- 落合朱美短歌1507-2-14
伸びたほっぺもチャームポイント- 士狼(銀)短歌14*07-2-12
寝つけない夜- 歌乱亭カ ...短歌6*07-2-10
たまには炬燵で寝たいんです- 士狼(銀)短歌21*07-2-6
○満月(まるまんげつ)- 小池房枝短歌14+*07-2-2
制服少女- 逢坂桜短歌9*07-1-28
【短歌祭】雪の降るふるさと- ふるる短歌22*06-12-8
押入の夕闇- 石瀬琳々短歌17*06-11-24
S[E/H]I__(生死)- ピッピ短歌706-11-22
増える夜- 肉食のす ...短歌3*06-11-19
君と見ていた- たもつ短歌1806-11-18
とおい歌- 石瀬琳々短歌18*06-11-10
最終バス- たもつ短歌1906-11-9
2006/10/01=2006/11/09- ピッピ短歌8*06-11-9
父やその他の皆の為に- 吉田ぐん ...短歌1606-10-22
#2006.06〜09- 石畑由紀 ...短歌1606-10-17

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