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海が一望できる丘の上
誰が置いたかベンチがひとつ
凄く風が強いけれど
この景色を見せたくて見せたくて
帽子とワンピースが似合う君
君のためにベンチがひとつ
風に君は困っているけれど
....
気の休まる場所なんて何処にも無い
眠っている間は意識が飛んでいるから違う
家にも会社にも居場所はあるようで無い
何処に行っても人はそこらに居る
かといってヒトリはごめんだこれ以上
どうやって ....
不敵な笑顔で
不意を突く君
不発気味の嘘
不定期の疾走
不安がる君は
不足した体で
不具合を妬み
不信感を憎む
不審な行動や
不満な言葉を
不穏な空気で
不思議に包む
不可思議 ....