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いつか 夏を 見たので 夏のことを ものがたり
旅を したので 旅のことを ものがたる...
やまと 吉野の 山なか で
灼熱した 午後 数刻の 焦点は ひび割れて
....
グスターフは 静かに 時を 待って いた
湾口の 砂州は 彼の ふるさと で
きょうは どうしてか
鼓笛隊が 空を 横断 して ゆくよう だった
お ....
な ぐ り...
名栗村 そして 澤
やみ夜を 求めずとも えられる
その 名まえを 記す ことは
もはや うたの なかの 出来事
うたに 遊ぶとき それは ....
ねぼけ まなこの アトリエ
いっぱいに 陽光は 満ちて
画布には 旋律から 対話への
やがて ひとつに 見える 道が 伸びる
( それは きつねの なの? うさぎの ....
また 春が きた って だれかが いう
とめどなく 梅は ほころび
いぬふぐりは 淡く むらさきの 列を 走る
つぶらかな 音で ころ ころ と
ひとなりの {ルビ絃=いと ....
曇った 庭の かたすみ に
そんな 便りが ある
二季を 過ぎて きた 冬の 朝顔が
ア・カペラを 一輪 ふるえて
白さに ひらかれた 暗さの 土地で
無伴奏( ....
その ほほえみは 生理と いわれる
世に 生まれ 立った きみは まだ 3箇月
歓喜の 波が 寄せる と “ にこ ” と わらう
ときどき 声が 洩れるのは 成長が こ ....
見えては いなかった...
かっこうの 産声が 森を 編み
絹糸を 伸ばして 進み ながら あおいで いた
どうしようもなく あかるい 双眸の 記憶の 波が
茫漠とした ....
八月 二週 また 入院暮らし...
ガラスの塔のなかで、優しいひとらに、接しながら、病と添い寝して。
夏は、晩夏を迎えて、( もう、立ちつくし、亡くなっているのかも、しれない。 )
....
エオリアンハープの 響きと色が 乾いた
白砂の フィールドを 打ちひらいて いった
旗になってしまった 白いシャツを なびかせて
少年や 少女が まだ 薄 ....
ぼくの 守護天使が 堕ちて いった
それに さよならを 言えなくて
それを たどって いった
花咲いていた {ルビ時世=ときよ}には 終わりの 結び目が ....
裸足で しるされた やはらかい 足跡に
さらさらと 波が 水を しみこませてゆく
その消滅の a・b・c(ア・ベ・セ)たちの
静かに 弾けあがってゆく モノフォニーの
....
火の大輪が 咲きほこるのを 待った
ふたり 森蔭の 薄明の ベンチで...
おおきな 火祭りのピエロ 花火よ
ひかりの 満ち潮を ください ....
水在らあらあさんのモーヌ。さんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かげろうと檜の木笠
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モーヌ。
自由詩
13*
07-8-10
空中の_地上の_ものたち
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モーヌ。
自由詩
19*
07-7-6
誘われし澤の奥で
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モーヌ。
自由詩
17*
07-6-29
目撃者の真昼
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モーヌ。
自由詩
14*
07-3-23
すぷりんぐすてっぷ・じゃんぷ
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モーヌ。
自由詩
15*
07-3-14
暁の巡礼
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モーヌ。
自由詩
9*
07-3-7
エンジェル・スマイル
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モーヌ。
自由詩
18*
06-11-29
やさしいレントで
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モーヌ。
自由詩
14*
06-11-19
晩夏への手紙
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モーヌ。
自由詩
14*
06-9-3
エオリア
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モーヌ。
自由詩
14*
06-8-3
えんぷてぃ・はあと
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モーヌ。
自由詩
9*
06-7-24
ろまん・こみっく
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モーヌ。
自由詩
10*
06-7-18
花火
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モーヌ。
自由詩
8*
06-7-16
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