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エスカレータで夢を見る
ふわふわの風船、逃げられて
いまにも泣きだしそうなおんなの子
ジャンプして捕まえた糸に端の輪をつくり
ひとさし指を通してごらん
これで赤色どこへも行かなくて
....
スキップしよう
手をつないで弾もう
しかたなんて忘れたなんて嘘
スキップしよう
みどり深く
スキップしよう
ひとりでだって弾もう
あお空うつした水たまり飛ぼう
スキップしよう
....
山川駆けて 広いおとこに
影陽捕まえ 強いおんなに
薪をかさねて 干したら眠れ
井戸のくみ水 かかえて帰れ
鯉が釣れたら 背に垂らせ
花を摘んだら 額でかざせ
白川の流 ....
あの暖かい日
お前が何をして過ごしたのかわかる
なぜその足あとが
ところどころ途切れていたのかも
今ならよくわかる
廊下から部屋へ曲がるあたり
眺めて拭く気になれなかった
魚がコ ....
青いひかりテーブルでぽつり
グラスのふちに残された
口紅をぬぐうと砂糖の甘さ
部屋のすみずみで
とけ切らずゆれていた
おまえの唇に映る模様
グラスの底の乾き
俺はいつも眠たくて
....
東京で暮らすために
新宿に降り立った日のことを思い出す
長旅、といってもたった半日だ
タンクトップをねじるくらいで
音楽をつめこんだ鞄を
肩に食い込ませ
その日を酒を探して歩いた
福 ....
駐輪場で鳩がむねを撃たれて
仰向けに休んでいる
白い翼をとじ
両足を揃えてたたみ
なにを見ているのか
つめたい檻の外へ
まばたきを急ぎながら
その心臓は重すぎる
あかをはき出し ....
冬は、しろく息が砕け
朝を浴びて目の前をただよっている
今どこかで
開かれた窓に
外が流れこみ
人に触れた渦が加速して吸われ
熱をうばい、いのちを呼びさます
冬は、空がひびきあい
....
やまいに古びる骨
白壁につるされた花
しずかに風に捕まる虫と虫
泣かない男の孤独な
とり損ねたつり銭
きみの化粧が
静かな病室で
たいようを
ピザのようにならべ
ケー ....
水在らあらあさんのsoft_machineさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふたり、夢を見る
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soft_machine
自由詩
10*
07-3-13
スキップしよう
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soft_machine
自由詩
10*
07-3-12
肥後童唄
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soft_machine
自由詩
6*
07-3-11
ぐるぐう
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soft_machine
自由詩
7*
07-3-10
マシュマロの首飾
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soft_machine
自由詩
8*
07-3-8
新宿はさようならと言った
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soft_machine
自由詩
23*
07-3-4
そめられる鳩
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soft_machine
自由詩
15*
07-3-3
冬は、しかし失われ
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soft_machine
自由詩
9*
07-2-18
Sketch_of_Pain
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soft_machine
自由詩
5*
07-1-7
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