アコーディオン的肋骨に眼も反らせん瓦解
孤高の乾布摩擦
露骨に股間パシャ
否メイン
天華
アキバの懐
しらん掟
@ @
ミンチ機チックにアップリフティングな友愛のはしたなき中指から ....
チャリのストッパーを跳ね上げた音が
八月の折り目に
鋭めに響いて
バイバイした


終わりが始まりに触れようとして、外側を内側に折り込み
内側を外側に折り返して発達する八月に沿って
 ....
寂しげな
潤んだ瞳がポケットの
奥に見えてる、天涯孤独の


奔放な夜を過ごして目覚めたら
ふたりのベッドの
横には姿見


溶けるように
銀河の底に沈ませたい
三日月、 ....
惨めさが増す
振られて
このまま
絶対に
誘い直すことも
あいつはしないだろうね。
三日月がポキッと折れた。
それは神様の前歯によって。
憎しみも  
羨望も落胆も
今は山道の腐葉土やゴミムシの糞となって
ころがしておこう
葉がはかすかにさざめき
木の樹皮はなめらかにひかり
木漏れ日はさらさらと山道に塗されて
山道を歩く人 ....
私の直感は当てにならない。
追うべきでない人を追うし、
好きになるべきでない人を好きになるし、
嫌いな人を好きだったと勘違いするし、
相性が悪いのに離れたがらないし
馬鹿で
無様で、
そ ....
どこから入ってくるのだろうか?
この優しさは
見つめる葉っぱと僕の違いなど
なかったんだ

生命は世界にひとつで
しかも数ではあらわせない

生と死が混ざる暖かい渦から
それは流れだ ....
日曜日、忘れないように。

天使の羽より軽いエアコンの風を
貰って来たのです。

さんまんきゅうせんはっぴゃくえん。

でした。

それでも、心は、冷えません。

憎しみばか ....
買っておいた胡瓜と茄子に割り箸をさして
精霊馬をつくり
朝の玄関に置いた

いつからなのか
サンダルの隙間に
しろい腹をみせてころがる
蝉の死骸を拾い
リウマチの指を思い出す

 ....
闇の重みがぐんにゃりと
魂に激しく切迫し
私の意識は朦朧として
呻きながら覚醒する

真夜中の病棟にただ独り
呻きながら覚醒する

ハッと息を呑むこの瞬間、
孤独が生きて立ち上がり
 ....
朝雨に濡れたアスファルト黒々と
道端の蝉夢を観ている


砂浜にポツンと置かれたサイダーの
ビンから透けた夏が去りゆく


階段にカサリと落ちてる抜け殻を
ポッケにしまう夏の秘め事
 ....
君の幸せは、もう、静かな心臓へ帰るといい。

夜間飛行のともしびが、
寒い砂漠の夜空に灯るといい。

君の笑顔は、もう、私の部屋から出て行けばいい。

そこで砂漠の闇のような心と ....
さやかに聞いた
竹の花が咲くゆめを
みどりと土の色の混じる
薄暗いさなか
ちいさなとかげが
わたしのひふを すべる


魂が
つまっていたという
どうして うえつけ ....
立って見ていたんです

枯れた幽霊が言ったんです
真っ赤な薔薇の庭園に立って

ありのままの姿で生きられること
こそが人生の勝利だと

美しさを求めるのなら
人の醜さばかりを探し ....
オレンジ色の海に
真っ赤な風船が
空気が抜けていくように
溶けて流れていく
真上にはもう
気の早い星がやって来て
透明な月も
火が灯る提灯になる
ありがとう さようなら
黄昏の精 ....
とうもろこしをもぎると、
骨が折れるような音がして
透明な血がじゅわっと溢れて手首を伝った

舐めとるのに夢中になっていると
入道雲が発達してきた

わたしにはまだ涙が残されている
流 ....
今日も空は青かった
にこりともせずただ青く
無限の沈黙のうちに
それは在った

今日も私は無力だった
宇宙の虚無に耐えかねて
あなたにあることないこと
喋っていた

今日も黄昏は優 ....
部屋の灯りを消して
薄暗い部屋で一人
蝋燭の炎の向こうを見る

私の影が部屋のあちこちで
おしゃべりをしてる
おだやかなオレンジ色の光が
部屋に充満している

窓をあけると
影 ....
洗いざらしの星を並べた
白い砂浜に横たわる
深く赤い光

あなたが好きな夏日星
私は見て欲しくて
アンチ・アレースになる

南の地平線でそっと
天の川に隠れ
嫉妬の火が燃え ....
街灯の下で
佇んで
気づけば乾いた眩しさ
スマホを
みても
ボンヤリと
息をしてる
あっちへ行けって
開放感
が髪の毛の頑なな過去を
ほどいている
髪、乱している修羅場 ....
だれかを待つ時間がだれかを想う時間に変わるスタバの女の子たちって砂場の女の子たちじゃん

しゃがんでパンツ汚してペタペタ固めたお城でアフタヌーンティー赤いスコップと小さなおててでほじくる穴に砂型セ ....
てんじょうから染め物を垂らし ろうそくと鏡が揺れる小屋の もうとっくに知っている怪談に 肩をよせて聞き入った作法が
いとおしい


夜店のカラーひよこに触れた鮮やかな記憶 金魚を入れた袋の向こ ....
リズラで丸めた煙草の葉
風からさえぎるマッチの火
一口吸ったらため息フッ
背の低い塀で引っ掻いた頬

病院は鉄工所のそばにあるから、道は鉄さびの色に染まっている。あなたはいつも電柱や壁にぶつ ....
暑い夏の通夜にゆるんだネックタイ

どの家の戸も開け放たれ
箪笥の匂いが軒先からあふれてくる

ガラスの風鈴が涼やかに鳴り
カラスの群れが電線で毛づくろいし
包丁座が夜空に輝き
エンバ ....
英雄とは母から強く愛された者のことだ ─ ゲーテ


虎の匂いしかない
泳げないきょだいなきょうだいがきょうだいな海に飛び込んだ夏

裸足で夏草の深い抜け道を抜け
踏み板が腐って外れ ....
光が渦巻いていた
熱風が絶えず吹いていた
人々は絶えず歩き過ぎ
俺は串カツ屋の前で
アイスコーヒーを飲んでいた
とても苦い味がした
身体が熱く飢えていた
生きることに飢えていた

す ....
いい臭いがする。
もぎたての臭いだ。
もいだ手も臭ってみる。
いい臭いがする。
もぎたての間、いい臭いがしている。
している間、もいだ手も臭っている。
もいだ唇をもぎりとってみる。
 ....
灯りに群れる虫もいれば
闇に灯る虫もいる

子供と大人ははっきり区別され
子供の目的は大人になること
そのためにひたすら食う
大人の目的は子孫を残すこと
ひたすら交尾の相手を求める
あ ....
隠れ家のような住み処から生まれるものたちの
軽やかなでんぐりがえし
ひんやりとした土間をころがり 野原に消えていくものたち

わたしの貧しさが豊かさにてらされたものではなく 煤けた壁やゴザ ....
こたきひろしさんのおすすめリスト(2119)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アキバカゲロウ- 末下りょ ...自由詩2*19-8-17
八月の折り目- 末下りょ ...自由詩8*19-8-17
殺して、夕立ち- 秋葉竹短歌519-8-17
_- 杏っ子自由詩219-8-16
前歯- クーヘン自由詩1*19-8-16
水の音- 山人自由詩4*19-8-16
決戦は金曜日- 杏っ子自由詩119-8-15
世界はシンプル- フリーダ ...自由詩219-8-14
お買いもの- 立見春香自由詩1119-8-14
- 末下りょ ...自由詩9*19-8-13
闇と孤独(改訂)- ひだかた ...自由詩1219-8-12
夏の秘め事- 長崎螢太短歌2*19-8-12
砂漠のともしび- 秋葉竹自由詩1419-8-12
竹花- すいせい自由詩13*19-8-11
枯れた幽霊- 立見春香自由詩419-8-11
黄昏の入り口- 丘白月自由詩219-8-10
とうもろこし- 印あかり自由詩819-8-10
今日もまた、明日もまた- ひだかた ...自由詩1419-8-9
ろうそく- 丘白月自由詩319-8-9
蠍座- 丘白月自由詩119-8-9
神さまの背中- 秋葉竹自由詩1119-8-9
バニラクリームフラペチーノグランデ- 末下りょ ...自由詩3*19-8-9
多く産まれる- DFW 自由詩11*19-8-8
通院のメモ- ああああ自由詩219-8-7
暑い夏の通夜- 末下りょ ...自由詩2*19-8-6
虎と稲妻と向日葵- 末下りょ ...自由詩3*19-8-5
光の星- ひだかた ...自由詩12*19-8-5
もぎたて- ナンモナ ...自由詩6*19-8-4
虫たち- ただのみ ...自由詩7*19-8-4
古民家見学- DFW 自由詩7*19-8-3

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