When swimming, though crying but nobody notice of it
{引用=泳いでいるときは泣いていても誰もわからない}

That's the same  ....
蚊取り線香が灰になって
受け皿の中で生きている

灰色という新しい姿に変えて
美しく
受け皿の中を楽しませてくれる
根っこから
もぎとってもいいよ?
わたしのこと

だって
そうしたいんでしょ?
そうしなきゃ満たされないんでしょ?

花を摘むだけじゃ
もはや
限界なんでしょ?

けど
 ....
あきらめきれないのさ
君は手に入らないのに
まるで雲つかもうと
するような
それだけムリな話なのさ

君とは
そこまでの縁だったのさ
なんて
かっこつけるけど
ほんとは
君の ....
最初から降っているのでいつか止むときまで誰も知らない雨だ。



あたたかい涙も時には流れるということぐらいしか知らないよ。



きみといた星が何色だったかを 昼の日差しに思い出 ....
私は私でしかなく
私として私の出来る事をやるしかなく

私は私以上の事を出来るわけでもなく
私は私としてこの人生を全うするという道しかない

私は・・・
果てしない天海
月は彷徨う
青白い光が染めて

時間の滴をまとい
徐に揺れる波間

海鳴りは語りかけ
吐息が寄り添う

砂浜にひざまずき
一粒一粒を愛でて

ふたりだけの砂の ....
よる
あふれる
かなしい
ゆめだけ



あさ
こぼれる
かわいそう
ことばだけ



ひる
みちる
うれしい
ひかりだけ
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛み ....
離島に夏がくる
隣の猫は人間になりかかってきた
この忌まわしい季節には
神経節細胞の痛みだけが秩序ある情報なのだ

ぼくの離島は温存されて
真夜中に大陸とひそかに交信する

部屋のAI ....
二〇一六年九月一日 「断酒」


 FBで、しじゅう poke される方がいらっしゃるのだけれど、正直、返事が面倒。すてきな方なので、「poke やめて」と言えないから言わないけど。

 9 ....
冬休みが終わると
みんなお金持ちになっていた

ぼくは仲間外れ

なんでおじさんもおばさんも
いとこもいないの?

わけを聞いても
よくわからないけど

おじいちゃんおばあちゃん ....
防災倉庫が物憂げに佇んでいる
足元には雑草、お前はだれだ
晴れやかな青空が枠にちいさく

囚われた

お前はだれだ、苔むした
ブロック屏は四面四角だ
囚われた、とり忘れた箱

囚わ ....
進むべき道を間違え気がつけばひとり花火をみあげる桟橋 優しく意識が広がるから
道行く人の顔は微笑む

光の夏が近づいて
揺れる青空は遥か霞み

優しく意識が溶けるから
見慣れた街は異郷となる
心配ない心配ない
あんたに惚れる
男なんておらんわ

だから
適当な格好しとき。

そう、友達に
誘われて行った
婚活パーティー

確かに私
全く
相手にされてません

 ....
とたんにきみはきみが綱のうえにいるのをしる
そういうのを
場面暗転というんだ

ヒマラヤのてっぺんに打ちつけられた杭があり
その杭からとおく伸びる綱の一閃
その綱はオリンポス山の頂に穿たれ ....
明るい青い空が広がっている
陽射しは銀に眩めいて
照らす街は浮き立って
在ること、在ること
不思議な時
アイスコーヒーを啜っている
わたしが今此処に居る
二〇一六年八月一日 「胎児」


自分は姿を見せずにあらゆる生き物を知る、これぞ神の特権ではなかろうか?    (ミシェル・トゥルニエ『メテオール(気象)』榊原晃三・南條郁子訳)


二 ....
毎日
踏んだり蹴ったりで
激し過ぎだわ
わし
そんな
かわいいんか?
そろそろ
認めてもいい頃やろ?

書類の山に
てんてこ舞い
これ今日中に
さばききれるんか?
無理やろ? ....
二〇一六年七月一日 「ヴィーナスの腕」


コンクリート・鉄筋・ボルト・ナットなどなど
構造物の物質的な素材と
温度や重力や圧力や時間といった物理的な条件や
組み立てる技術や出来上がりの見 ....
僕のぽけっとの紙片には
最新のもっとも無駄な解答が記されている

人生に必要なものの殆どが木箱にしまわれて
博物館の収蔵庫の奥深くにおさめられているとしたら

菫や蓬の花のように路傍にさり ....
ひとり暮らしが長い
いつのまにか
ひとりの部屋でさえ
つく溜め息

気がつけば
カラフルが部屋から消えている

このまま立ち止まったまま
死ぬまで生きるのだろうと
よせばい ....
僕が世界と繋がるために
涼やかな夜風を浴びながら
今日も一つの詩を書き留める
それは静かな吐息をついて
雨降る白壁に投映される
夢の間に間の幻灯機
巨大な毒蜘蛛を追いやって
雨滴を溢す紫 ....
水槽に流れるおだやかな時間


他者だったことを忘れて声になる


春色の初夏 黒板へ吹いた風


思い出せない想い出を持っている
そこの誰でもが背びれや尾びれをもっている
幼年時さかなだっただけなのだけれどね

そこの誰でもが哀しみを抱いている
それは
すでに干物になるまで
のこるのものかもしれないんだが

 ....
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪山へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く

鈍色空を背景 ....
生きれば生きるほど
恥を重ねることになるから
早いうちに
けりをつけた方が良い
とずっと思って来たが
年を取るほど感じなくなって
何とも思わなくなるのも
どうやら本当らしい
恥をかきま ....
本のなか文字のひろがる風景で存在しない曲を弾く人。



きみの黒い髪が宇宙みたいだった 青い景色に浮かんで見えた。



火のように月日はもえて土になり金いろの木に水をやってる。
 ....
二〇一六年五月一日 「叛逆航路」


 お昼から夕方まで、『The Wasteless Land.』の決定版の編集を大谷良太くんとしていて、そして、大谷くんと韓国料理店に行って、居酒屋に行って、 ....
こたきひろしさんのおすすめリスト(2051)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Water- 墨晶自由詩3*21-6-20
勇姿- RAVE自由詩3*21-6-19
もはや限界なんでしょ?- 花林自由詩321-6-19
失恋プール- 花林自由詩1*21-6-19
句点のような月- 水宮うみ短歌3*21-6-19
私は・・・- 花林自由詩321-6-18
月夜の夢- 宣井龍人自由詩7*21-6-17
一日- ひだかた ...自由詩621-6-16
風の通り道、雨の匂い- ひだかた ...自由詩621-6-16
離島の夏- 梅昆布茶自由詩2021-6-14
詩の日めくり_二〇一六年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-6-14
いとこ- TwoRivers自由詩8*21-6-13
踏みぬけない青- 帆場蔵人自由詩321-6-13
- 秋葉竹短歌621-6-13
優しい午後- ひだかた ...自由詩7*21-6-11
わたし_なにやってんの- 花林自由詩821-6-9
気が付いたら綱渡りをしていたことを思いだした、ひとりで- 道草次郎自由詩821-6-7
イートインにて- ひだかた ...自由詩5*21-6-7
詩の日めくり_二〇一六年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-6-7
そんな_かわいいんか?- 花林自由詩721-6-3
詩の日めくり_二〇一六年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-5-31
ゆっくりと解凍する日々のうた- 梅昆布茶自由詩1321-5-25
一輪の花もない- 秋葉竹自由詩521-5-21
一つの詩を- ひだかた ...自由詩12*21-5-20
鰓呼吸- 水宮うみ川柳3*21-5-19
えくぼ- 梅昆布茶自由詩1621-5-18
夢と夜風と雪山と- ひだかた ...自由詩15*21-5-17
マイソング- 花形新次自由詩621-5-17
雲のような存在- 水宮うみ短歌5*21-5-17
詩の日めくり_二〇一六年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-5-17

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