鷹女(たかおんな)、胸板を刺し冬を剪(き)り


ピーシーを終わらせ冬陽を昇らせる


春なのに月輪(がちりん)光り降るは銀。


桜酔い、ピーチジュースで酔い醒まし

 ....
強い強い風に額が切れた
あっという間に滲んでいく中で
あの横顔だけはっきり見えた

強く強く押されて柔らかいものが出ていった
あれがハートというのなら
今ぼくを動かしているものはな ....
君のあくびを僕にうつしてください。
その可愛いウイルスに感染したいのです。
(オペラ全幕を観なくとも
この3分足らずの間奏曲を聴けば
一つの物語を創作できる)

哀愁に満ちたフルートの音色が
どこからか聞こえてくる
波乱万丈の生き様の中で
訪れた束の間の休息
 ....
夜明けに除光液の匂い、どこからか。
夜がせっせと濃紺のマニキュア落としてる。
知っている

世界で一番きれいな
この街の
うす青いそら

庭の金木犀が咲いている
この春
大きくなりすぎてしまって
邪魔になってしまった
枝を切ってしまったのだけど
私 ....
樹間から
覗く秋晴れの青、
ふるふる震え
金木犀の香が舞う夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく

)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ
 ....
イチゴ、大好き!!!
みなとちゃんは、まだ2歳の女の子
小さな体で、パクパクパクパク
イチゴ1パックを食べ尽くしそう

お父さん、お母さんが
『1つ、ちょうだい!』
といくらお願いしても ....
本当に心底悲しい時
ひとは涙を流さない
雨がやっと止んだ
久し振りの晴れ間に何をしよう?
映画「雨あがる」にあったように
足止めを喰っていた旅を
再開するのが良いかも知れない

まず気鬱をすべて取り除いて
心も晴れやかにしたい ....
日々、瞬きのシャッターを切り続ける。
現像の出来ないネガ、心底に降り積もる。
瓶を
割ってね、

憂さ晴らしを
した。

憧れが
さまよって
愛が
凍ったから

好きは好き

だったよ。

脱兎のように
なっちゃったよ。

でもね、
でも、 ....
美しい
貴女に呪いをかけたいな
どんなときでも私を好きって

水溜り
アメンボの波浮かんでる
まるで世界が変わるきっかけ


傷ついて
三日月尖って空高く
心が鋼という嘘も知る ....
ひとは幸福でありたいものだ

生きる場はなかなか自由には選択できないが

問われるシーンがあるとしたら
自分自身を選択して生きてゆきたい

ぼくも自分と家内と社会との折りあいに
四苦八 ....
膝小僧の陰で肘小僧も生きていた。
僕の弟は2人じゃなくて4人だった。
誰か愛しい人はいますか?
憎まれても
想った様にはゆかなくても
悲しみを抱えてしまっても
許せるくらいに想える人が
プライドを傷つけあっても
地面に倒れこみそうになっても
それでもいいと ....
ひとり取り残された部屋
煙草とコーヒーのにおい
片付けていたら虚しさだけが残った
「なんで私ここにいるの?」

(空白)

ホーム柵が私の邪魔をする
乗り越えるにはスカートがひらひらし ....
なで肩から制鞄がずり落ちた。
十代とやらは呆気なく終わった。
早く起きて会社へ行く

それは日常で
それ以上でもそれ以下でもない

休みの日
早く起きてあの人と逢う
それは日常で
それ以上でもそれ以下でもない
と、
思っていたけれど。
 ....
あと数時間後に優勝者が決まる
音楽コンクールの本戦
バイオリンとオーケストラの共演が
これからはじまる
 
最初にチャイコフスキー
次にブラームス
そしてシベリウスの協奏曲が
次々と演 ....
ああ 風が吹く
空気、気圏水面の冷気に触れ
含む熱、適度に放散し
この大地に
秋という季節を刻んでいく
遠い昔から今の今まで
高く天に青、打ち広げ

)地球、太陽から遠去かり始め
) ....
言葉にはできないものがある
言葉からは洩れるものがある
その溢れ落ちた得体の知れないものを
掴みどころのない感情を
何とか伝えようと
何とか形にしようと
何とか掬い取ろうと
名も無き詩人 ....
君を追いかけて
追いついて振り返らせて
謝るからさ
明るい笑顔を見せてよ
騙そうとしたわけではないし
冷たくなったわけでもないんだ
動きはじめた運命の歯車が
ただただミシミシと音 ....
この道をゆくときは
いつも心が暖かい
暗闇や寒さも気にならず
足取りは
自然と浮き立ってくる

行き先の家では
仲間が待っていて
今日も詩の朗読がある

車座になって、仲間が
次 ....
あー眠たい。

昨日は飲み過ぎちゃって、頭の神が神神するわ(こうなったのは、偶然だけど、残しているのはわざとだよ、だって面白いんだもん)。
この変換、面白い。神が神神するってどんな状況?
見て ....
たった一度だけ
母と2人だけの旅

あれはもう遥か昔のことになる
まだ元気に歩けた母を誘って
伊勢志摩の旅に出た

三河湾、伊勢湾を船で渡り
鳥羽に着き
英虞湾まで足を伸ばし
華麗 ....
夢が降る。

夢が降って
好きになる。

夢とは
なになんだろう?

人が泣く。

怖くて怖くて。
ただじぶんの心を
差し上げることが。

怖くて、怖くて。


 ....
大切に 消えてしまうかのように読む

絵の中であの娘が冬を描いている

風邪気味の風とマフラー半分こ
カレーの匂いを頼りにして地球に生まれた。
給食の大食缶めがけて、僕はお昼に生まれた。
切り札の星空をつくる傘を差す

泣き止んだあとの無限色のひかり

あたらしい なつかしい飴を買ってみる
こたきひろしさんのおすすめリスト(2051)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桜酔い、ピーチジュースで酔い醒まし- 秋葉竹俳句719-10-26
鉄塔とマシュマロ- カマキリ自由詩519-10-25
あくび- クーヘン自由詩7*19-10-25
カルメン_第3幕への間奏曲- 日比津  ...自由詩319-10-24
除光液- クーヘン自由詩4*19-10-24
金木犀の花咲く庭- 秋葉竹自由詩719-10-24
残響- ひだかた ...自由詩12*19-10-23
イチゴ、大好き!!!- 日比津  ...自由詩419-10-23
悲嘆- HAL自由詩7*19-10-23
秋、一雨ごとに- 日比津  ...自由詩219-10-23
ネガ- クーヘン自由詩8*19-10-22
『瓶割屋』- 立見春香自由詩519-10-22
たどり着いたらそこは夕凪- 秋葉竹短歌619-10-21
_McKay_Rooney_call_when_you’re ...- 梅昆布茶自由詩1219-10-21
- クーヘン自由詩5*19-10-21
拙く単純なままに・・・- まみ自由詩4*19-10-20
でんしゃじてんしゃ- 木村きむ自由詩319-10-20
なで肩- クーヘン自由詩3*19-10-20
日常よりもたいせつな- 立見春香自由詩619-10-20
音楽コンクール- 日比津  ...自由詩319-10-20
- ひだかた ...自由詩419-10-19
戒め- HAL自由詩11*19-10-19
9月の純心、10月の青空- 秋葉竹自由詩819-10-19
この道をゆくときは- 日比津  ...自由詩219-10-19
あいた、ゴホンゴホン。- 秋葉竹散文(批評 ...719-10-19
亡き母との旅、そしてー- 日比津  ...散文(批評 ...119-10-19
瞳の言葉- 立見春香自由詩419-10-18
お大事にする- 水宮うみ川柳1*19-10-18
カレー- クーヘン自由詩2*19-10-18
光る雨- 水宮うみ川柳1*19-10-18

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