アカンサス天使盲目棕櫚枝列
エクソダス堕天使朱の翼暁星に
二つの個体鏡合せに夢魔の羽根
少年の裂け易き口羽根を産み
天の瞳瞬き星呑む空の闇
ルシフェの眼月のからくり燈 ...
夜風が強く吹いています
あなたの町でも風は強いですか
月が外灯よりも明るいです
あなたの町でも月は明るいですか
木々が夜風に鳴っています
ぼくを風がなぶっています
...
多くの言葉
多くの 感情
友人ではない人の群れ
すくなからずの自分自身
旅は果てしない
君はどこにいく
昔はどこにいた
*
長い長い流れの中で
紙片に詩を綴る
儚い ...
電線のすき間に光る欠け月
本当の私は いつも煙草を手に思いを口にしてた
風のあたたかさや
寒さ
楽しさ切なさを
今朝の風はあの日に似ていたよ 悲しみの模倣のように
冷たく
日差しゆるく
...
つばがじわりと溢れる
喉ぼとけを鳴らし梅干しを予感する
大きな瓶に詰められた
肉厚の梅干しは
弾けそうなほど丸みを帯び
さあひと口でおやんなさいと
口をまんまる放り投げれば
すっ ...
ゴルフ場に紅葉を見る
紅や黄や茶はまだ淡い
いい匂いがほんのりと
地球の隅でほんのりと
遠い空を見つめている
文字を連ねあって
声を交わしあって
瞳に映しあって
互いにたてる音を
...
84歳の母に蛍光灯の豆電球が2つとも切れているのに
と言われた
そうなのだたぶんちょとおかしい彼女とデートするよりも
よっぽど切実なもんだいなのだけれど
ぼくは恣意 ...
イラついて
鬱血した脳髄をガリガリ齧りたくて、どうしてもそうしたくて
釘抜きで顎を削っていたら鈍臭い音がして
俺の口腔には脳漿の雨だ
舌の上に降るたびに目映い光が…
...
壁が有るなら 穴開けて
風通りダケ 良くします
風が 吹かぬなら 息 吸って
そう 思い切り 吐き出して
自ら 風を 作ります
嗚呼 だけど
どうしたことでしょう
寝冷えし ...
雲が如く
雷が如く
街道をゆく拙者でござる
てくくぶらぶら峠の三吉屋に着いたのが宵で
団子な気分でもなかったが腰掛け ...
愚鰉頌獯は馬鹿なんですかと
いいながら
キャベツをいためると
あまみがまして
でも
あまみがましても
まずい
あと本当に馬鹿だから
重ねて指摘することは
無粋
考 ...
若い頃 林檎畑で見た光景
霜柱で凍る草の下に倒れるとんぼと
そのとんぼの上を 何度も上下に飛び
まるで助けようとするように 凄まじい気を
放っていたとんぼ つい 凍りの中から助け
しばらくし ...
暦の上ではけふから冬
パソコンが指に温かいので
幼い気持で十本並べた
若い自分に戻って尋ねた
あのころの若い夫に
どうしていつも私のこと怒るの
お前が馬鹿だからさ
どうしていつも ...
おく病で
部屋から出ないと決めた日
には 味わえない感覚
外に出たのは良いけど
人目気にして強がって急ぐ
身では 見れない風景
じぶんにとって
自然で無理のない
歩き方 ...
幾千の言葉をくぐり抜けて
夜に流星は降り注ぐ
人は自分達の言葉をもって
自滅することを願っていたのだった・・・
僕は「彼女」と二人きりで 丘の上で
天空の空模様を眺めてい ...
きょうもまたゴルフだ
紅葉がはじまっている
朝早くの雲に虹がかかっている
なにかの前触れだなんて言わないで下さい
大切なひとが怖がってしまうから
素振りをせずに打ってゆく
俺のボールは高 ...
ああ愛おしい人生よ
おまえは小船か
手提げ鞄か
それともおまえは海原か
素直なひとみで宙を見つめよ
頑なな現実で宇宙に存在せよ
ああ愛おしい人生よ
おまえは小船か
手提げ鞄か
そ ...
ただ流されるままに
生きてきた
モノクロ つまらない世界
蹴飛ばした石ころ
水面に映るオレの顔 歪ませる
まるで意思のない
操り人形だね
望むものは全て
両手をすり抜け
...
「明日という希望の光」
なんていううさんくさい言葉を
わたしはいつまでも信じられないまま
からだだけ大人になって
背けたい真実と
妥協する常識と
逃げられない世界に
がんじがらめにな ...
Oh Soapland
目くるめく官能の夜
誰もがソファに座っていた
焼けつく赤絨毯の向こうに
揺らめく湯けむりの中から
おしとやかに
三つ指をついて
現れた人は
Oh Soapl ...
真実は暁の外にあって
君は村の外で佇んでいる
やがて来る夜明けを待って
君は一人、焚火を暖めている
遠くから男達の叫声 それでも
君はたじろがない
男達はやがてやっ ...
自分のでないポケットは
どんなものがはいってるんだろう
あの人の手がかくれてる
ポケットにはいってみたい
冬の間にポケットの中のあたしは
あなたと一緒に旅をする
あなたの見ている世界を ...
「あそこのマクドナルド潰れろよと思うんだけど、」
「唐突だね。」
「ファストフードはみんな潰れたらいいよ。」
「嫌いだもんね。」
今夜はトーを誘って宅飲みでもいいからアルコール摂取しようと思っ ...
街を彷徨う蒸気と共に
白熱した悲しみが車をよける
手をつないだ恋人たちは
知らない土地の話をしている
七色に輝くスーツのポケットには
小さな戦争の火種が入っている
...
弱き非が連なる...
誰にも見せられない世界の放棄... 仕立ての世界、、
自分を感動させ、分け隔てたい訳ではなくて、、
言葉を覚えるのも億劫だった 黄昏は全てを許可していた
もうじき、本 ...
ハンバーグプレートでスクラッチするDJ兼ラッパーがいたんだ
新人なのか目印としてバレバレな絵まで書いて
だけど生焼けだったのがいけなかったのか
ツルツル滑ってちゃんと音が出ていなかった
先 ...
きれいな夕日を
三人で見た
暮れゆく空にピンクが咲いていた
二度と訪れることのない
今日の夕日
二人が
母との懐かしい記憶として残してくれたらと
そして私は
冥土の土産 ...
あれ?
あいさつのピカピカひかるばかよ床の上には 乾いた麺よ
きんぎょばち立派になりましたか夏バネが伸びていてはずれないよ
キリギリスの足を
できるだけひっぱり
忘れて帰ったパンのカス
聞こえてくるのは
横顔ばかりだけど
はちまきの柄は
鮮明に覚えているのだ
消えていく
消えていく
消えていく
昨日の記憶から
ぼくの会話が
沈んでいく
沈んでいく
沈んでいく
昨日の思い出から
ぼくの輪郭が
流れて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ルシフェの眼
高濱
俳句
0
11/11/9 1:54
クレヨンしんちゃん
吉岡ペペロ
自由詩
7
11/11/9 1:38
ウスバカゲロウ
番田
自由詩
3
11/11/9 1:15
欠け月
凛々椿
自由詩
18
11/11/9 0:30
梅干しの予感
灰泥軽茶
自由詩
4*
11/11/9 0:18
慕情
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
11/11/8 23:52
豆電球
梅昆布茶
自由詩
2
11/11/8 23:47
脳男・マストダイ
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
11/11/8 23:13
壁が有るなら
藤鈴呼
自由詩
2*
11/11/8 22:49
雨が如く
TAT
自由詩
1*
11/11/8 22:21
収奪の歴史
6
自由詩
2
11/11/8 21:18
銀河とんぼ姫
砂木
自由詩
10*
11/11/8 20:39
恥の上塗り
木原東子
自由詩
11*
11/11/8 19:33
月夜に歩いて
佐和
自由詩
8
11/11/8 19:30
光の愛
yamada...
自由詩
0
11/11/8 19:26
なにかの前触れ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
11/11/8 18:51
存在
〃
携帯写真+...
2
11/11/8 18:40
強引なヴィヴィッド
洞野いちる
自由詩
6
11/11/8 17:54
優しい色
森未
自由詩
16*
11/11/8 17:43
Loveland,Soapland
花形新次
自由詩
0
11/11/8 16:59
一つの流星
yamada...
自由詩
1
11/11/8 16:54
ポケット旅行
朧月
自由詩
5
11/11/8 16:47
分かってないよ
榊 慧
散文(批評...
2
11/11/8 15:33
虹の中
空中分解
自由詩
6*
11/11/8 14:19
誰もお前の背中で止まるはずないだろ、過ちは体外にしろ、『 誓 ...
狩心
自由詩
1
11/11/8 13:09
MUSICOOK STATION
1486 1...
自由詩
1
11/11/8 11:21
それぞれの夕日
舞狐
自由詩
5*
11/11/8 8:54
屈伸
吉田安良田
短歌
0
11/11/8 6:03
砂利の隙間に彼の家
〃
自由詩
0
11/11/8 5:56
情緒不安定
寒雪
自由詩
1
11/11/8 2:07
3261
3262
3263
3264
3265
3266
3267
3268
3269
3270
3271
3272
3273
3274
3275
3276
3277
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
6.06sec.