{引用=存在とは他なるものが言表されるや否や、存在は、存在とは他なるものを出口なしの宿命のうちに幽閉してしまう。だが、この出口なしの宿命は、語られたこと le dit が語ること le dire に及 ...
彼女は盲目でした。
{引用=ラプンツェル}
元来、周りに関心がなかったのか
そういう性格なのかは分かりませんが
彼女はいつも、独り。
歌っていました。
...
「ダリの絵も悪くないね」と狂気ある
君の笑顔も ぐにゃり歪みて
Sadeを聴きながら灰汁すくい取り日曜の午後ゆるりたゆたう
うつされた微熱で溶けるキャ ...
照らしうる光という光を
一点に集めた鍬が振り下ろされる。
沈黙に穴があく。
唇は共有できるといっても、
硝子越しじゃ なんともいえないな。
収監された僕に会いに来るなんて馬鹿げている。
別れたというのに、君は激しく口を動かす。
お守りの警官が表情を窺う。そいつを罵倒し ...
何時かは恋も、欲望に歪んでしまう。
甘い熱に喘いだ……夢から覚めた時、儚さを知り、
君を思うが故、僕は自傷的なシニカルに微笑う……。
僕の世界、君のカケラばかり集めた。
ホンモノの君を見る ...
西日でぬるくなった床に
灰色のハンチング帽を落とす
埃の膜がふんわりと散って
光の白い模様を描く
リュックサックをベッドに抛って
窮屈なコートをハンガーにかけ ...
灯りに集まった虫達は死んでしまったけど、灯りはまた点くし、虫達には沢山の子供達が居るだろうから僕は明日も掃除が出来る。
貴女の舌をください
と頼んだ
清々しい朝の匂いのする舌だった
僕は衣類を脱ぎ捨て
土中のもぐらになって暮らしはじめた
い 一笑一若(いっしょう いちじゅく)
一味(ひとあじ)ちがうよ 来年年女
ろ ロバのバン よべどさけべど のろまなバン屋
は 馬簾菊 バテレン来襲のごと 過ぎし夏
に 仁王 ...
世界の果てには物語が待っていると思っていた
幼い誤解そのままに生きてきた
物語は僕自身だと知らずに
沢山の街を通ってきたし
最後の列車にものった
季節が変わるのを ...
小さな冷たい森の中の
白く可愛らしい喫茶店で
少女が朝の紅茶を飲んでいる。
少女の華奢な肩の上では
うぐいすが首を傾げて
こくり こくり
居眠りしている。
1人の ...
高い空から
ゆっくりゆられ
ゆっくりゆられ
落ちてきた
ひとひらのゆきのかけらは
頬をひやりと撫でて
消えていく
耳奥のずっとまだ奥の
しぃーんとした
...
小さな文章が書きたいので書いてみる。
以前、部屋から線路が見えるアパートに住んでいた。普通の各停や急行や貨物、それらに加え、トワイライトエクスプレスが走っていた。大阪から日本海側を北海道まで行く ...
小さな虫が
私の絵の中で死んでいる
6号カンバスの隅っこで
描きかけの絵の具に肢を取られて
チタニウムホワイトの上で死んでいる
ささやかな着地の代償として
ささやかな苦悶に果て
ささやか ...
熟成した
ありがとうの肩越しに
平坦な
おはようとおやすみの隙間から
垣間見える結び目
熟練した
ごめんなさいの背中に
平熱の
いってきますとただいまの文字間から
透 ...
アマゾンの絞殺し屋といえば
大蛇アナコンダを思い浮かべるかもしれないが
本当はもっとすごいやつがいる
アマゾンのイチジク
それはジャングルの生態系を支える基幹植物のひとつ
細く弱々しい姿で巨 ...
のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば
近代日本の夜明けを描いた作品のあとがきとして書かれたこの詩をわたしは好まない
坂という使いふるされたイメージとひか ...
新しい朝が来るまでは
楽しい話をしよう
まだ吹いてる風
苦難
君の街に辿り着くまで
浅ましいだなんて
言えなかった(誰に?)
傘に隠れたフリだけ
癒えなかった(何で?)
...
メールが
かえってこなくて
きらわれて
いると
わかって
もう
にどと
てを
にぎったり
できないのと
わらっても
わらいかけても
くれないと
わかったとして
それは
き ...
夜にざわめく
海原にちいさな風
ひかりを求めて
さかなたちが踊る
爪月のほとりに
熱がつづく
眠りを急いて
夢を強いて
はこばれるすべて
行き来する波
呼吸のやりとり
は ...
雨がやみ
雪になり
枝から径へ
つづく足跡
縄をちぎり
空は帰る
縄は燃える
蒼く 燃える
雪のむこうに
海があり
さまざまな色の火が
流れゆく
...
【日を追って身を縮めたる朝顔に百年生きたような蔓有り】
{画像=111228201946.jpg}
※オーシャンブルーという名前の朝顔だと思いますが、
とに ...
これから人生を刻むモノ
蒼く澄んですがすがしく存在する
そして世界は君らのものさ
ためらいもなく廻して欲しいのだ
世界を宇宙を
1歳だよね
瞳輝いているね
...
いち日に三人とシーツをみだし
またそのたびちがう人を思いうかべ
いったい
こんな液体の行き交いが
なにを意味しているのだろうと
かんがえてみてもわからない
わたしのあしゆびは冷えきって ...
ゼッテーオナラすんなよ。
顔面直撃だかんな。
目が痛い
目が痛い
泳いだあとで
目が痛い
見たものは
忘れてきた
脱いだ服は捨ててきた
欲しいものは
手に入れてきた
でも
目が痛い
水を飲んでも
まだ
痛い
...
お前が純粋な魂を持って
この世を渡った事は誰もが知っている
だが余人達はそう受け取らぬ
彼らはその汚れを正当化するために
魂の純粋無垢を信じぬのだ
・・・お前が純粋な魂を ...
妻と共ベートーベン悲槍を最終楽章心に高く
この頃のワルトシュタイン心にしむ27頃初めて聴けり
ベートーベンも人にしてお金をば儲けに書きたと近頃聞けり
暗闇の中
無限に続いている動く歩道がある
歩道だけが薄く 薄く照らされている
右、暗闇
左、暗闇
時折 巨木や巨石が
左右に生えては消える
時折 川面や海原が
左右に流 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
V
イリヤ
自由詩
1
11/12/29 16:00
ラプンツェル
愛心
自由詩
5
11/12/29 15:37
一葉の旅
そらの珊瑚
短歌
2+*
11/12/29 15:31
冬
プテラノドン
自由詩
5
11/12/29 11:49
[:rip
〃
自由詩
1
11/12/29 11:43
ストーブと広がる世界
雅寛
自由詩
0*
11/12/29 11:29
裁縫
草野春心
自由詩
7*
11/12/29 10:31
そうじやさん
トキハ スス...
自由詩
3*
11/12/29 10:08
女神
乱太郎
自由詩
14*
11/12/29 7:20
2011いろいろありました
るるりら
自由詩
15+*
11/12/29 4:26
Like a rolling stone
梅昆布茶
自由詩
9+
11/12/29 1:48
春告げ鳥
黒木一見
自由詩
6
11/12/29 1:36
ゆきがふる
灰泥軽茶
自由詩
8*
11/12/29 0:34
トワイライトエクスプレス
小池房枝
散文(批評...
4+
11/12/29 0:34
死
salco
自由詩
9*
11/12/29 0:21
きずな
nonya
自由詩
19*
11/12/28 23:43
しめ殺し屋
ただのみきや
自由詩
7*
11/12/28 22:15
坂の上の雲
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/12/28 21:45
満ちる
こういった
自由詩
0
11/12/28 21:45
方円ツォルレン
6
自由詩
1
11/12/28 21:39
即興(海、ただしいまどろみ)
あまね
自由詩
18
11/12/28 21:33
喉を昇る火
木立 悟
自由詩
5
11/12/28 21:10
My garden
そらの珊瑚
短歌
2+*
11/12/28 20:18
幼い王子に
梅昆布茶
自由詩
6+
11/12/28 20:15
日々
はるな
自由詩
2+
11/12/28 18:44
写真を見てひとことvol.16
花形新次
携帯写真+...
1
11/12/28 18:36
目が痛い
はるな
自由詩
5
11/12/28 18:19
ランボーへ
yamada...
自由詩
2
11/12/28 17:36
ある午後
生田 稔
短歌
2
11/12/28 15:45
暗闇の中
Seia
自由詩
6
11/12/28 13:50
3259
3260
3261
3262
3263
3264
3265
3266
3267
3268
3269
3270
3271
3272
3273
3274
3275
3276
3277
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
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3298
3299
5.09sec.