ありがとう。
今日一日もありがとう。
私の命ありがとう。
素晴らしき日々ばかりではない。
むしろ辛いばかりの日々である。
けれども、
私はここに在ってとても嬉しい。 ...
とても静かな川に
三羽の白鳥がおりてくるのを
土手に座って眺めていた
冬は
遠くまで澄んでいて
羽ばたきの音も
波紋の微かなひろがりも
すぐ傍らに ...
あたし
ここにいたら
たぶん
だめになる
な ぜ
風 ふってくるんだ
いちどに
ちぎれて
さ
みんな
ここ に いては
だめ ?
だめなんだ
...
なだらかなおかがつづいているこの辺りは
雲雀のさえずりが静かに雲にとどいている
きのう釣ったさかなをみずに帰してやるといっしゅんキラリとひかりを含んで消えた
春になるとれんげ ...
扉をたたいて
問いつづけよう
自己意識が
身体を所有するのか
身体によって
脳の働きが派生するのか
魂の世界が
形而上の何かが
あるのか
物は物たりて
物質世界がすべて ...
純粋紡錘形次元体エクスシアイ
無限拡散集中分離球体凝縮
ヘラクレス球体牡牛跳躍競
人間既定運命終点円周コンパス
環状線失踪者佇立野外劇
無際限劇場道化孤独の死
...
おっぱい
おっぱいがすきだ
まえかがみになったとき
えりもとからのぞく
おっぱいのあたまがすきだ
ぶらじゃーがかぱかぱして
ちくびまでみえたららっきーだ
おっぱいがすきだ ...
たわわに実る桃の実から
地平線へと流れる川まで
何もかもが瑠璃色の世界から
私たちはやってきて
何もかもを
忘れているだけ
おろかだね、と笑う
おろかだね、と泣く
スーパーで
酒と肴をひとつずつ持ち
買い物カゴの最後尾に
並ぶ小さな老人
ぼんやりと薄明るい部屋
冷たい空気にさらされ
体はだんだん灰色になっていく
コンクリートあぁコンクリート
スコップでよくかきまぜられた
生コンが口の中へ少しずつ流し込まれ ...
君の
長い
黒髪
櫛で
すき
風に
靡く
黒髪
影を
生み
肌に
つく
黒髪
指で
触れ
床に
散る
黒髪
汗に
湿り
椿が
...
編みきれない編み物の原因なんて
きっと何かの理由があってのことで
理由は充分満タン
足りているはずなのに
それでもズバリ
足りていないと思うのは果たして・・・
ちょっと前まで
11の ...
冬の気配を感じる日
信号待ちの足元に
からから枯れ葉が舞っている
まるで君の言葉のよう
冷たい風に吹き負けて
枯れてしまった君の言の葉
...
俺は間違っている
ちょっと外へ出れば
無名の住人
犯罪者ではないが
はたから見れば
不具者
誰とも話したくない
いや 相手にしてくれない
幸せな人や
幸せそうな人
不幸せそうな ...
あなたの時が動いていることを
だれかの切実になり果てていることを
思うと
マイナス100度の
しこりが駆け抜ける
だって仕方がないじゃないか
怪我して当然なんだ
生きて愛して戦った
あ ...
悲しみは空っぽな鳥かごの中
小鳥は遠く離れて野原の地面の下
ひとりぼっちで目を閉じ埋まっている
柔らかな羽毛に包まれた小さな体は
土が含んだ夜露に濡れて
悲しみは流れ星の掠めた夜空にいつ ...
心なんて
みえないものに苦しんで
穴あいたりふくらんだり
ほんとにしてるの?
心なんて
みえないものに期待して
傷ついたり癒されたり
いそがしいんだね
だれにもみえなくて
だ ...
吉野川から 鳴門海峡も側溝のように横たわり
淡路島で途切れる
地平線は揺れない
地平線をさがす
わたしを切り離しているのはどの海峡か
どの法則か
(浮いているという錯覚)
(あるがま ...
ぽ
と花が咲く
しゅん
と萎れる
そんなこと目をくれることを
忘れてしまっている
今日もゴミを出して
顔を洗い 身なりを整える
そして朝ごはん
循環する朝が
おか ...
朝からの冷たい雨がやんでいた
野戦病院が濡れていた
夜気が目鼻を洗っていた
美しい白をぼくらは調べていたのだ
怪我ぐらい
当たりまえの話じゃないか
生きて愛して ...
根津は好きな場所だ。
谷中、千駄木と併せて一括りに「谷根千」などと女性誌でもてはやされ
たが、谷中のように下町情緒よりも墓石の数が圧倒的なわけでもなく、森
鷗外が住んだ事でもわ ...
お空にうかぶお月様
まあるい大きな傘さして
明日はすねて出てこない
足元で咲く小さな花は
精いっぱいに背伸びして
きれいでしょ?と自慢顔
隣のあの子は憂鬱そうに
あくびと一緒に涙 ...
呼吸のように
代謝のように
君と僕を
当り前につなぐもの
歯磨きのように
晩御飯のように
君と僕を
さりげなくつなぐもの
無理矢理つなごうとしても
呆気なく解けてしまうも ...
淋しん坊
チロルチョコを袋から
取り出し
お口にちょこっと
甘さ控えめなんて
昨日受けた健康診断の結果に
右端の隅におしとやかに
載っていたけど
ただ今
夜の10時
もうなんか〜
もうなんとなく〜 ...
あの人の真似をして、煙草に火をつける。
ただ、
私とあの人の関係と、
あの人と煙草の関係とは、
とてもよく似ていたので。
私はあの人のように
火をつけることができない
む ...
納得いかねえな、この死に方
ことばは
言の葉で良かったなぁと思っている
言の歯だったりしたら
虫歯になったり
何かに齧りついてしまったり
いろいろと痛そうだ
は
という文字は
漢字は
他にも沢山あるけれ ...
今日は月が一番
綺麗にみえるんだってと
君がそう言う口元を
不思議な気持でみていた
月は月だよって
とても言いたかったけど
君の瞳がやけに
光ってたから飲み込んだ
秋の夜の
...
アルミニウムの陰で
子守歌を歌う
眠っている人は
おしゃべりだから
わたしも話せることは
すべて話したくなる
秋雨前線が北上して
他に何もないこの辺りにも
やがて雨が降る ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
幸
桜 歩美
自由詩
1*
11/11/12 8:29
白鳥
草野春心
自由詩
3*
11/11/12 8:19
かぜのように
佐藤伊織
自由詩
0
11/11/12 3:51
丘を下る夕べには
梅昆布茶
自由詩
4*
11/11/12 2:49
問い
シホ.N
自由詩
4
11/11/12 2:27
パラグラム
高濱
俳句
0
11/11/12 2:12
ひらがなでかけばゆるされるかもしれない
木屋 亞万
自由詩
9*
11/11/12 2:10
無題
木下レモン
自由詩
1
11/11/12 1:52
〃
〃
自由詩
3
11/11/12 0:52
〃
〃
自由詩
2
11/11/12 0:51
生コン塊
灰泥軽茶
自由詩
2*
11/11/12 0:35
椿
りり
自由詩
1*
11/11/12 0:19
失敗するハズの駆け込み
yuugao
自由詩
1*
11/11/12 0:15
枯れ葉
COCO
自由詩
13
11/11/11 23:58
鬱
within
自由詩
7*
11/11/11 23:52
千夜一夜の物語
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/11/11 23:52
悲しみ
salco
自由詩
8*
11/11/11 23:23
確かに不確かな存在
朧月
自由詩
2
11/11/11 23:13
架空〜closs-linking〜
伊月りさ
自由詩
4*
11/11/11 23:04
日常1
within
自由詩
0
11/11/11 22:48
ぼくらの戦争
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/11/11 22:40
根津界隈
salco
散文(批評...
3*
11/11/11 22:08
歩き方
森未
自由詩
14*
11/11/11 22:05
えにし
nonya
自由詩
20*
11/11/11 21:17
淋しんぼう
乱太郎
携帯写真+...
13
11/11/11 21:06
アイトウ
ゆき
自由詩
3
11/11/11 20:40
写真を見てひとことvol.10
花形新次
携帯写真+...
3*
11/11/11 20:27
言の葉
小池房枝
自由詩
3
11/11/11 20:01
特別な月
朧月
自由詩
2
11/11/11 19:55
秋雨前線
たもつ
自由詩
7
11/11/11 19:51
3258
3259
3260
3261
3262
3263
3264
3265
3266
3267
3268
3269
3270
3271
3272
3273
3274
3275
3276
3277
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
5.56sec.