まわるる
よるわる

干涸びた窓は
口を
ぽかりとあけて
午後は
時間は
吸収されつつあった

膨張している



収縮の二十日間

回転中
カレンダーの日付を ...
知っているのは
僕の 何も 知らない
いつも僕が歩いた
昨日 ぼんやりと 歩いた道だけ

知っているのは
だけど なんだったのか 忘れてしまった
帰り道を 見つめている
誰かの思い ...
角煮とそらをあるいた
分離することなくみえた嘘は
虹の音を滑走路にうつしだす
なべをゆらして
あぶらはいらない
いらないんだあぶらなんて
もう死んじまえばいいあぶらなん ...
嫁とまだ同棲していない頃、漏れはすごく苛々していた。就業時間中にソープやイメクラ、競馬場等に訪れ、仕事終わりにパチンコをして家に帰ると一人、薄暗い壁の隣の部屋の音楽の音量がでかく憎んでいた。1 ... 嘘を書いたりするのは

あなたの気をひきたいからと

ぼくのスキルを伴った方法だ


あなたを見つけて以来書いてきた

四千個くらい書いてきた

集中とバランスとスピードを手にした


嘘を書いたりす ...
歩道をわたる

小鳥がさえずる

三日月の見えないところを見つめている

見てないだろ

こころの目で見つめている


首が心配だ

足首が心配だ

フェイスブックで探してしまう

銀いろに波紋がさざ ...
匂いだけ
街を歩いてるのに
感じるのは
匂いだけ

いつまでも続くと思って
歩いてきた道は
僕にはながすぎる
道は果てしなくても
僕にはながすぎた

人に優しくしなきゃだダメ ...
騰籍簿運命体の受理「蘇生!」

自然学天然淘汰運命過酷

百年誕生百年老死運命体

黙示録百獣自由自在◇

空洞説わたしの回帰不可孵化卵

耶蘇寓話語るべからず不在のわたし
歴史に残る詩人から
100人の作品から
抜き出した
100の言葉で
飾り立て

それ 見ろ どうだ
と投稿したが

100人の亡霊が
これは我の言葉だと
ひとつ一つ持ち帰り
最 ...
私は流木と一緒にこの浜辺へ打ち上げられ
長い時間を過ごしている

朝靄の中
私は何かがはじまる予感に抑えきれずに
流れてくる貝殻や硝子、缶からの破片を集めて
できるだけ体中に埋めつくしてい ...
今日もまた五万回あなたを思った

夢遊病者のようになりながら

ふたりは一生懸命生きている

こんな悲しい気持ちでひとり

明日もまたあなたを五万回思うよ


こんなにまだ苦しい ...
せかいのばらーど
わたしがまだかたちをもたないみずだったころのきおく
のなかにふくまれてしまったかわいそうなちいさないきものたち
わたしがうまれるためにうしなわれてしまったおおくのよろこび
そ ...
カダフィと砂漠を旅したとき

発電機の不安定な明かりのしたで

彼は世界についての話を毎晩してくれた

カダフィはアメリカを含むこの世界を

小惑星にいつ襲われるかも知れない地球にたと ...
白いものに名前を与えようとして、黒くなる。その瞬間に何もかもが台無しになるかのように、燃え始めて、私は水に混ざる。流れていく中で、多くの人が私を掬おうとして零れ落ちていった私を見つめた。彼らの手に掬わ ... 世界中で 苦しんでいる人のために
詩を書こう そうしよう
橙色のポケットに手を突っ込んで
またたく間に一連の詩を引きだす

こいつはいい詩だ、と師匠は言った
いやなんの、と僕は謙遜した
...
沈下するための水に溢れる花の中で、咲かなかった。ここは高山病の薄い香りがする高い山の頂で体を広げる。手に掛かるものはすべて冷たいまま通り過ぎ去ってくれる。温かくならないからこの場所にいられる。足先が水 ... ガタガタやかましゃーほんだら死んだら死んだ時じゃ精神



























...
泣きわめいた後の頭痛

何年ぶりだろうか



がんがんする



泣いたのか。




そっか。悲しいんだ

つらいんだ。苦しいんだ。



...
日出づる国

太陽が昇るよ だけどその瞬間を僕らはそんなに見ない
当たり前に照らされて 当たり前に生きている


異国からこんにちは 隣の国から来たんだって
それだけで この国ではヒーロ ...
ふわりと落ちてくる手紙を
僕は右手で受け取りました


引き出しをもう10年開けてない
その手紙を入れました
中身を見ずに入れました
合体の大和真性童貞とリンダの焼香
画一化された片鱗シーツに少女は月経し
香しき赤飯ファンタスティボ
野薔薇を咲き乱す魔王の恐悦な春の笛を燃やせ

ケルンシンパシー
寄 ...
迷路をつたう
右手を失って
西とも東ともつかない大地に叫んでいた
{ルビ空=から}の籾殻のような稚拙を
拾いあげた掌がみえる
その指先は
十の母だ
やわらかいわたしをつついて
わたしは ...
もう最後だから,
イベントはちゃんとやろう

もう最後だから,
綺麗な写真残しといてやろう

もう最後だから,
ちょっとだけ優しくなろう

またね,とか
来年は,とか
薄皮一枚分 ...
必要とされない自分の無力さに
幾度泣きあかしたことだろう

与えてもらうばかりで
何も与えられない自分は
生きる意味すらないんじゃないかと
苛まれる日々も多かった

いつか誰かにとって ...
息子の誕生日に結核で死亡した母方の祖父を無許可で解剖
し短編動画にし「きめぇww」と旧デカルト兼カント道場に貼り
やがった戦後東大界の重鎮某佐々木医師の妻を原爆オナニーズ
にホンダのステ ...
  在るものを
  ぼくたちは見つめるだけ



  手に抱くこと
  そばにいる人を
  まもりたいと願うこと
  忘れてゆくこと



  いつも
  名づけるこ ...
死にたいな、
群青
産まれてから今まで
食べたバナナの数を計算すると
予想より多くて
思っていたより少ないから
どんな気持ちになってよいのか戸惑う
親父はすっかりまだらボケ
時々俺を誰 ...
息子たちは

ついに私が身につけられなかったものを

すでに有している

すこし心配しつつ

それを頼もしくも

それを羨ましくも

息子たちを

ゴルフ帰りの渋滞のなかで ...
生きることがヘタクソ
言い訳がヘタクソ
小学生でも もちょっと
うまく言えると思うで

歩くことがヘタクソ
よけることがヘタクソ
そんなにヨタヨタしてたら
おじいちゃんも抜かすで

...
以前は君と一緒に…
と思っていた夢…

君と見て…
君として…
君と一緒に…
と思っていた…
夢のつづきは…
今はどこかに…
行ってしまった

君は今…
大切な彼と…
君の夢 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
転景/ふゆ塩崎みあき自由詩8*11/10/30 12:27
もう、一人で生きていくには遅すぎた番田 自由詩411/10/30 9:38
かくになんてなかったキメラ自由詩511/10/30 9:33
魚人との日々自由詩311/10/30 8:07
吉岡ペペロ携帯写真+...311/10/30 7:33
波紋携帯写真+...311/10/30 6:57
スター竜門勇気自由詩011/10/30 4:32
コピー&ペーストバンド高濱俳句011/10/30 1:27
借りものあやとり自由詩211/10/30 0:34
流木と私灰泥軽茶自由詩311/10/30 0:11
五万回あなたを吉岡ペペロ自由詩211/10/29 23:48
せかい、ばらーど、ballad自由詩211/10/29 23:29
カダフィとの思い出吉岡ペペロ自由詩011/10/29 23:25
白い、バラードballad自由詩011/10/29 23:18
師匠、僕は今、案外と幸せです桐子自由詩3*11/10/29 23:06
花、バラード、ballad自由詩0+11/10/29 23:04
かつて陸は海だったTAT自由詩0*11/10/29 22:41
なきむしハリマ自由詩211/10/29 22:28
日出づる国itukam...自由詩011/10/29 21:15
手紙佐藤伊織自由詩011/10/29 21:11
フライング・マザーファッカーキメラ自由詩211/10/29 21:08
言射し伊月りさ自由詩4+11/10/29 20:51
無実/不実RW自由詩111/10/29 20:34
夜の迷いごと菜穂自由詩0*11/10/29 20:08
スクウェア・エニックスのグラウンドリフィール反現代死自由詩3+11/10/29 19:20
そら草野春心自由詩2*11/10/29 18:20
群青たもつ自由詩611/10/29 18:20
渋滞吉岡ペペロ自由詩311/10/29 18:17
ヘタクソ朧月自由詩011/10/29 18:04
夢のつづき…清風三日月自由詩111/10/29 16:59

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