口から父親がでてきた
誰かと口論している
何の話か分からぬが
絶対に引かせてくれない

目から母親がでてきた
誰も気づかない落ち度を見つけては
さりげなく手当てしている
細かな目配りば ...
長年やってきた
自分というものを
衣服のようにスルスルっと
脱ぎ捨てられるなら
別の物語の主人公にも
なれるかもしれないが

すべてを新しくしたつもりでも
自分という本質は変わらない
...
食う

みかんを食う

さっき歯を磨いたばっかりなのに

なぜ食うんだ
(しかもこんな時間に!)

みかんを食っているうちに気がついた

えびせんも食いたいと

みかんと ...
シンジ君は言葉を知りません。
錆びついた言葉の海の中から
光る言葉を見つけられません。

シンジ君は優しい男の子です。
でもシンジ君は分かりません。
優しい言葉がなんであるのか
シンジ君 ...
何もない所に
一つのドアと
見知らぬ場所へ昇ってゆく
階段があった

昔見た夢で
ドアの向こうの階段に
どう抗っても行けない所で
ぱっと目が覚めたが

僕はこれまでの生の歩みで ...
職場で調子が出なかった日 
凹んだまま布団に包まり、さっさと寝た。 

目が覚めて、妻が見ていた 
朝のニュースは 
{ルビ白鳥=スワン}の舞を
世を去った母に捧げる浅田真央 

場内 ...
【配】
遊園地デート中でもうわの空 別れた人の心配ばかり

【万】
5万円貸した相手が雲隠れ捜索費用5万を越えた

【溝】
どうやって埋まらない溝埋めようか試行錯誤で終わる人生

【 ...
朝六時、布団の中で寺の鐘の音を聞く。
全ての窓を開け、玄関も開け、十五分ほど開けっ放して換気する。
乾麺の二八蕎麦茹で食べる。
玄関先の埃が気になり、掃いて塵を取る。
師走大祓に参列するため、 ...
インテリジェンスはあなたの首を絞めるだけです
そして死ぬことはない

摂取量に注意してください
摂取量と羨望は正比例の関係にあります
インテリジェンスはあなたの首を絞めるだけですが、
それ ...
仮面をつけていなかったら決してしなかった
一寸

上がり、
のぼり、
平坦、
な。
台形の上に立つ。
こくりとうなずいた朝

とんび

落下
白い、
白さの


...
年の瀬になると、人さらいがやってくる。寒くなって
きて、その年を振り返って、いろいろあった年を、あ
るいは何もなかった年を、何となく思い出している時
に、みんなが忙しくなって、着ぶくれした身体を ...
あなたのおうちは洋館だった

あなたもわたしも小学生

いつも庭をわたしはのぞいた

のぞきながら前を通った

なかで何度か遊ばせて貰った

それが取り壊されていた

門にはシートが張られていた


...
気がつくと私はどこか知らない日本という国で

知らない家族と知らない会社で

知らない名前を呼ばれて

知らない生活をおくっていました
自転車の ペダルを漕ぐ
すると世界も 一緒に回りだす

夕暮れの街並みは
河川敷の 向こう側
なだらかに傾いた 地平線に震えて
ゆっくりと 夜に向かって 滑り落ちていく

泉を横目に  ...
放置プレイかっ! オイオイ、このまま年越しかよ!
大掃除はやんねえの?
2011年11月19日 08時42分17秒 | メディア
2011年3月11日へ向けて
        わた詩は浮遊し続けます
             From TOKYO 
コメント (0 ...
どうせなら、金曜の夜に死にたい    仕事終わりに
どうせなら、金曜の夜に死にたい    区切りのいい感じで
どうせなら、金曜の夜に死にたい    ドラえもんがやる時間帯に
どうせなら、金曜の夜 ...
色派にへとへと尻垂れお婆

老年病み易く岳父逝き難し
中年売り難く整理され易し

死んだならリバティー

オバサンいいツラの皮
オジサン千金のみ値

友あり遠方より「来る選挙は公明 ...
As Is 

Life is a long ride 
On an extreme slow rollercoaster 
Filled with screamings 
At every ...
おはじきは
簡単なゲームだ

まず大切なのは
その形である
はじいても
相手を傷つけない
丸い形が望ましい
それは
自らを傷つけないためでもある

次に大切なのは
はじきたい相 ...
僕の御学友のテシ坊は今は御家賃15000円で名古屋の市営住宅に住まわれておるそうな

彼はすでに学生時代から商社マンのオヤジの血を引いて実業家であった

西海岸で待っているスーザンとは友達だし ...
ー虹の輪も消えて
ただただ夢みるように「播摩」
自分だけは被災しないと願うばかり
仮にあたたかなお節料理もいらない
刻がたてば、人々のやさしさは哀しすぎるから
…と、こわばった頬で控 ...
だって出逢ったことなかったんやもん!
はじめてやもん!
回避できへんかってんもん!


あなたといると酸欠みたい


こんなに丁寧に舐めあってるのに
無限に増幅し続ける
質の悪 ...
めちゃくちゃ元気でびっくりした

オレンジぴかぴかお母さん

やさしい木みたいに笑ってくれた

オレンジぴかぴかお母さん

きれいな顔したおっさんみたいや


きょうあたしな
...
季節外れなんだけど

その事を考えていると

なぜか

バニラアイスクリームと

汗の匂いがする
森が本だと想像してみる、
一頁一頁が緑の葉っぱで出来ていると。
陽の差し込む部屋でそれを開いている
まるで十四歳の気分で

カサカサした木の皮の表紙をめくると
光の透ける葉脈から文字が浮か ...
緑色の植物が
芽を出した ベージュ色の
白いベランダで植物を見た
水色の空がそこに映えていた

自転車に乗って
そして 小さな 近くの池へ 
誰もいない広場に
ぼんやりした色の へ ...
ぼくは夜の街道をゆく

あなたの写真を見つめながら

せつなくなれる場所を探している

街はとても明るくて

その場所は探せないでいた


マンションの手摺りから

しゃがん ...
いつもこんな具合に過ぎていく年の瀬

露天に並ぶ裸電球は飴色をしていて

なんだか同じような毎日と風景が

経た年月とともに霞んでいく

空き地でいそいそと

木のはぜる音と燃える ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
こいつ沢村 俊輔自由詩211/12/31 22:37
新しい年も続きを生きるただのみきや自由詩10*11/12/31 22:34
食うみどり自由詩311/12/31 22:27
光っている背中をブルース瀬戸...自由詩4*11/12/31 22:08
夢の階段 服部 剛自由詩7*11/12/31 22:04
妻のひとこと 自由詩511/12/31 21:54
題詠blog2011 081-090北大路京介短歌12*11/12/31 21:48
十二月三十一日蒲生万寿自由詩011/12/31 21:37
インテリジェンスブロッコリー...自由詩311/12/31 21:04
みずうみ榊 慧自由詩111/12/31 18:37
人さらいがやってくる岡部淳太郎自由詩711/12/31 18:10
あなたもわたしも吉岡ペペロ携帯写真+...2+11/12/31 17:24
誰も知らない佐藤伊織自由詩111/12/31 17:18
枝先まーつん自由詩11*11/12/31 13:41
写真を見てひとことvol.18花形新次携帯写真+...211/12/31 13:26
写真を見てひとことvol.17携帯写真+...2*11/12/31 13:24
http://mb2.jp/_main/反現代死自由詩2*11/12/31 12:19
どうせなら、金曜の夜に死にたいkomase...自由詩1*11/12/31 12:09
遠目の我が家salco自由詩5*11/12/31 11:02
As Is 自由詩2*11/12/31 10:46
おはじきそらの珊瑚自由詩10*11/12/31 9:20
ウエストコースト2012梅昆布茶自由詩211/12/31 8:12
苺大福アラガイs自由詩6*11/12/31 7:46
エデンいばら自由詩4*11/12/31 7:34
オレンジぴかぴか吉岡ペペロ自由詩4+11/12/31 4:13
今日、大晦日だよ。いばら自由詩4*11/12/31 3:52
The leaf.Akari ...自由詩6*11/12/31 3:04
探検番田 自由詩311/12/31 2:14
あなたのやさしみ吉岡ペペロ自由詩3+11/12/31 2:14
年の瀬灰泥軽茶自由詩811/12/31 2:05

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