殺してしまえと
唐突に言う私の
死後の粒子が
太陽に戻る日がやってきた。
すでに月はない。
粒子であるから
小さな点ではあるが、宇宙は
振動する紐
であるらしいので
小さな紐とも言え ...
君にメールしても
いつも返信はないさ
どうせまた
エロ動画検索に夢中だね
君は紛れもなく
そうさ近所中では
変態扱いさ
悪い噂が絶えないよ
地元警察が言うには
君を徹底マークしたい
...
海が壊れていた
卵を殺す
そんな思いを込めて
卵を割り 殻を捨て
気味の悪い液体を調理して
美味しそうな料理を生み出す
それが人という生き物だと
テレビの中に並べられ ...
あたしたちは
やっぱり同類だ
いつも寂しさを抱え
隙あらば
恋を探しあててしまう
あまりにもシンプルで
自然な振る舞いは
罪悪感すら
起こさせない
同類だから ...
変化をおそれるな
適者生存なんだから
幸せになろうと思うな
思えば今が
不幸せってことになるから
ぼくらの経験なんて
誰かが既にしていることなんだ
哀しい ...
欲求不満熟女料理のタグはカレーライス
エヴァーノートウェブクリッパー同期して
外れやすそうな蝶つがいのようだ 僕ら
じゃがいもとにんじんとたまねぎとお肉を
キリリしイタメルルしニララして
お ...
駅の明かり
そこからひとが吐き出されていた
皆なんらかの仕事を果たして
人生の主人公のような影をして
駅から遠ざかるために動いていた
歩きながらひとを愛した
からだを愛するには
遠すぎ ...
巨大な駅に降り
ぐるぐる同じところを何回もまわり
見上げれば
巨大なデパートが
たくさんそびえているわけだが
道路を渡りたくても信号機はなく
びゅんびゅん車が走っている
大きな歩道橋 ...
俺にはわからなかった
詩を 書くと言うことが 俺には
自然なリズムなので不確かだった気がする
自然なリズムで 書いた 詩であることが
柔らかくて湿り気のある赤ん坊の肌状の空間が薄いグレー。
空の成分について考える。
感覚と距離を体に叩き込む。
意味とかなんて全然わからなくていい。
俯瞰する自分自身のイメージを何回もシ ...
目が覚めた、部屋の窓の風景は
雨にすっかり洗われた
まあたらしい世界
一枚の葉は透けた滴をしたたらせ
こちらに合図を送っている
憂鬱な気分に頬杖ついて
眠っている間に ...
言葉がいらないわけじゃなくて
見えている景色が
遠すぎて
だめなんだ
夜は果てしなく長くて
昼間の喧騒には
すぐに追い出されてしまう
気がする
この声で
あなたの心がゆれるな ...
あふれ出す愛しさは
だれにも止められない
わたしの持つ愛しさは
他のだれのものでもない
知らない気持ちを知る
それは一人ではできないけれど
やがて夜が来て
愛しさは募って
...
また明日って
言えるっていいね
また明日って
手を振りたい
夕暮れの街
帰る場所
いつも それを 求めている
夕餉の匂い 玄関を開ける音
「ただいま」と
言いたい
いつでも ...
君の真似をしても
君の真似でしかない
好きな人になりたい
それはまともな欲望だけれど
「わたしはわたしでしかない」
それも言い尽されたフレーズだなぁ
愛することはとても自由で
愛する ...
逆
へこんでいるべきところが
でっぱっていたり
塩と砂糖の配合が
反対だったり
する
逆チョコレート
ホンジュラス
南米
南米で
憎しみをこめて
チョコレートを
棒状に ...
何度も何度も
すべり降りた
体育館の屋根の上
つばめの弟
やってきて
もう帰ろうか
額をつけた
横断する春の粒子
ずっと眺めていたけれど
探しにいこうか
遠い昔に流された
小さな ...
かっ、火事だ!俺のことはいい、君は早く逃げんだ!
だからあ、俺も引っ付いてるんだって・・・・。
※ まぁそういうこともあっていいじゃないか。
無数の蝶々のはためきの方がかもめの鳴き声よりずっと気になるじゃないか、と誰かが言ってでも誰もその間違いを指摘しない。間違いとは根本的にそういうもので ...
私が、
虫になりたいと言ったら?
彼ほど大きくなくていい、
気のまま葉っぱを食む小さな毛虫になりたい
成長して蛾になるのもいやだ。
蝶はもっといやだ。
毛虫はさなぎになって、
硬い殻 ...
うまれると
もれなくしが
やくそくされる
しはなんだろう
うまれるとは
いきるとは
なんだろう
わたしはいま
はるをまっている
りゆうもなく
まっている
...
君を想ったら
涙が溢れたよ
声にならないくらい
泣いて
泣いて
泣いたよ
君はわかってるのかな
ごめんね
泣き虫で
ごめんね
だめな彼女で
君に迷惑かけて ...
ついに
はくさいになりました
そのしろい
ねんれいになるまで
どれほどのたんじょうとしが
くりかえされたことだろう
わたしもいつか
はくさいになれるかしら
...
赤茶けた数艘の漁船が
死んだように泊まっている
コンクリートでできた堅い半島は
港と呼ばれる寂しい場所だ
秋の空の蒼い果てで
透明な名も無き巨人が
白雲 ...
息を吐きながら目をつぶり
そして「さよなら」と言って君の顔を見つめる
簡単なことさ
10秒もかからない
でもその10秒間を僕はずっと
きっと忘れられないだろう
だからせめて「もう愛 ...
幸せが逃げていく速さと
不幸が追いかけてくる速さの
どちらが速いのかが
長く生きてきたのに
幸も不幸も味わってきたのに
いまもって
私にはま ...
川をみると
カラダの中に川があるように思い
海をみると
以前に海にいたように思う
古い教科書のような山は
常にそこにあり
捨てようとしても捨てられない
どこからきて
どこへかえ ...
はじめての電話口での溜め息は
恥じらいながら憧れの色
「何色か聴いてみたいなきみの声」
「歌った声に似ているみたい」
話す声は低いのに不思議だよね
愛(かな)しがる声は高くな ...
夜に心があったなら
きっと淋しい心でしょう
闇夜になるのが
淋しくて
誰かを想わずにはいられない
星に心があったなら
きっと淋しい心でしょう
たったひとりで
何億光年旅をして
誰 ...
誰か知らないか
人工衛星しか登場しない
SF短編小説を
その作品を見い出したSF作家は
それを書いたSF作家が残すに価する作品は
その一編だけだと評していた
でも確かにそのSF短編 ...
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プレーンな日々の秘法
within
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食卓
健
自由詩
5*
12/2/11 5:00
同類
森の猫
自由詩
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12/2/11 4:59
適者生存
吉岡ペペロ
自由詩
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12/2/11 3:20
t o m o f a n
ともちゃん9...
自由詩
5*
12/2/11 2:40
春風のように
吉岡ペペロ
携帯写真+...
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12/2/11 2:21
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灰泥軽茶
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12/2/11 1:34
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「なんてかわいらしんだろ人間て」
モリマサ公
散文(批評...
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12/2/11 0:04
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服部 剛
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12/2/10 23:51
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アオゾラ誤爆
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12/2/10 23:31
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凪 ちひろ
自由詩
3
12/2/10 23:31
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3
12/2/10 23:30
さんせっとららばい 1 せつないセレナーデ
〃
自由詩
1
12/2/10 23:22
逆チョコレート
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自由詩
3
12/2/10 21:35
方舟
日野
自由詩
6*
12/2/10 21:16
写真を見てひとことvol.32
花形新次
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12/2/10 20:57
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1*
12/2/10 20:42
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〃
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1*
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小川 葉
自由詩
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12/2/10 20:13
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白歳
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草野春心
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12/2/10 17:43
Time Over
文字綴り屋 ...
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12/2/10 15:31
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12/2/10 13:14
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たちばなまこ...
短歌
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星月夜
そらの珊瑚
自由詩
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12/2/10 10:29
隊列
HAL
自由詩
4
12/2/10 10:24
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5.65sec.