【 {ルビ凸凹=デコボコ} 】
ちょっとしたことで
ああ、自分はダメな人間だなぁー
と {ルビ凹=へこ}んでしまうことがある
次々によぎっていく
失敗 恥 屈辱の {ルビ凹=負}の記 ...
雪まみれになったあなたの道
清く浄くつづいて
それはやがてふたりの道にもなるだろう
会えないより
会わないほうが
大好きより
大好きでいられる
紅茶の ...
バレリーナの背には
透明な羽がある
それは
一見すると
柔らかそうに見えるが
実は
アンドゥトロワと繰り返される
日々の鍛錬によって
美しい鋼になったその肉体と
同じくして
透 ...
一月二十一日
「良い便りを告げる女は大軍をなしている。」
―詩篇十五章一節―
女性として神に仕えるクリスチャン、フォイベ、トリファナそしてトリフォサ
...
私は沈黙と一度話してみたいと想っている
沈黙は一体どんな声で話すだろうかに
興味を覚えるのがひとつの理由であるが
それ以上に沈黙を必要とした
数多の蜂起や謀略や反逆の
密談が為された時
...
それはほんの三十分たらず
目が覚めると
私は誰なのか
四角い部屋はどこに位置しているのか
細胞が弾けたような
生まれ変わったような
今まで必死に詰め込んできたものが ...
何もかもが流れていくようだった
今日も人に何かを与えられることもない
ソファーにもたれかかっているだけ 過ぎていく時間の中で
何もかもが 過ぎていくだけなのだと
コメディー番組を見て 笑っ ...
歌い尽くされた
メロディ
書き尽くされた
ことば
創作なるもの
無尽蔵か
個性なるもの
確たるか
自意識が
固有であるという幻想
すべて形なき混沌
個性の殻に安住 ...
こんなに遠くまで歩いてきてしまった
と気付いてしまったらおしまい
帰り道が分からなくなるから
新開地の産業道路には殺風景な風が吹く
停留所でバスを待ちながら君と見上げた空は
砂埃が舞って ...
今日は雪が降ってるね あと三日はもつだろう
■ かんづめのなかにはまっくらがつまっていて、結局それはサバなんだけれど
なんだけど、サバなんだけど、つまっていて えいようがつまってい ...
輝く笑顔
熱をおびていく身体
憂いと
苦しみだけがつのっていっても
わたしは…
あなたを
あなただけを
愛してる
綺麗事の方が好き。
{引用=“人”の“為”と書いて、“偽り”と読むなら}
偽善者でも構わない。
神保町の老舗・さぼうるで
戦後間もない頃から
50年、入口に立つ
80歳のマスターに、僕は尋ねた
「毎日が単調にならない秘訣は?」
「特にないねぇ・・・最近体調悪くてねぇ・ ...
心の空が雲に覆われそうな時、僕は
右手に家の電話の子機を持ち
左手に携帯電話の子機を持ち
番号を押して、両耳にあてる
((もしもし))((もしもし))
自分の中の、相談役と聴き ...
幸せって
気付こうとしないと
わからないものなのかもしれない
幸せって
いつも すぐそこにある
身近なものなんだろうな
気付こうとする心の目を持つことが大事なんだろうな
君のこと
全部好き
全部大好き
背が高いとこ
たまに笑う横顔
なにをするのにも真剣な眼差し
口べたなとこ
照れ屋なとこ
好きなことしてるときのキラキラした笑顔
一生懸 ...
目が覚めたら未だ朝日が昇る前だった
窓を大きく開けて空気を入れ替える
清涼な大気が肌を潤し湿った苔の匂いが頭脳を静めてくれる
美しい夢をみていた
雲の切れ間から射し込む陽光
それを反射し ...
肩に積もる 雪振り払い 君の部屋
窓の雪 飽かず眺める 床の上
ゆきおとこ 背中丸めて 帰りけり
湯上りの
乳房に手をあて
ため息ひとつ
気がつけば
しんなり弛み
さち薄し
あのひとの
...
区役所に、
婚姻届は出したけれど、
まだ一緒には住んでいない。
週末、
新宿へ、家具を見に行ったり、
赤ちゃんの名前を考えたり、
していても、
どうにも、
こうにも、
当たり前な ...
みちがもうないのだ
ゆきにうもれて
そのみちを
みちだとしんじて
ゆくのがよい
わたしもずいぶん
ねゆきになった
はるになれば
めがでるだろう
ねゆきのそ ...
君はサッカー派?それともドッヂ派?と聞いたら
どっち派でもないですと言われた
ドッヂ派でもないですの聞き間違いなのだろうか
どっちかを選ばなけ ...
ダメなロックンロールでごめんなさい
いえいえダメなロックンロールほどかわいいものなのよ
どうぞ焼き立てのアップルパイに
ローストしたドラムスを添えたの
召し上がっていきなさい
あ ...
ときにはなまえがあるように
きみのなをよぶ
ときにはなまえがあるように
わたしのなをよぶ
どこかでだれかが
なまえがあるかぎり
わたしもどこかで
きみというだ ...
わたしがつけたなまえだ
あめ、かぜ、ゆき、こおり、
そのたいろいろ
わたしがつけなかった
なまえが
ここにあるだろうか
こどもになまえがあるように
ははにもなまえが
...
きみに、
いのちを ふきこむために
まっしろな こくうから
かたちあるもの へと
きみのてを ひく
あたたかな うみへと ...
スライスしてみる
なにかあるんじゃない?
きこえた言葉
以外の気持ち
薄くめくれば
息づくあなた自身
触れられないよ
あたしのこの手
揺れ動いてる
互いの想いだけが
雨の夜 ...
ぼくがただしいわけがないんだ、
ぼくがただしいわけが、なく、
ぼくを否定するでもなくただ、
きみのただしさをしりたい。
神様が横断歩道を渡っていた
スーパーの買い物袋をぶら下げていた
どこい行くんですか、と聞くと
世界中、と答えた
袋から頭を出している長ネギを見て
夕食は寄せ鍋がいいかな、とも思 ...
其処にゐる
づうづうしく
此処にゐる
降る雨のやうに
{ルビ懶=ものふ}き思ひ止まず
私は私を
支へきれず
寝転ばり
何時か
空あらはれるやうに
只願ふ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【 凸凹 】
泡沫恋歌
自由詩
7*
12/1/24 11:54
道
吉岡ペペロ
自由詩
6
12/1/24 10:53
バレリーナ
そらの珊瑚
自由詩
7*
12/1/24 9:50
日々の聖句(7)
生田 稔
短歌
1
12/1/24 9:37
問いかけ
HAL
自由詩
4
12/1/24 4:17
イネムリ
灰泥軽茶
自由詩
7*
12/1/24 3:13
とある日の午後
番田
自由詩
2
12/1/24 2:37
根源
シホ.N
自由詩
4
12/1/24 1:53
これは誘拐じゃない
kauzak
自由詩
7*
12/1/24 1:02
ウルトラスーパーファミリーマート
さわ田マヨネ
自由詩
2
12/1/24 0:57
あなただけ
ジュリエット
自由詩
2
12/1/24 0:44
嘘でも
愛心
携帯写真+...
4
12/1/24 0:43
珈琲店・さぼうるにて
服部 剛
自由詩
3*
12/1/23 23:59
悩み相談ダイヤル
〃
自由詩
4
12/1/23 23:55
幸せの見つけ方
舞狐
自由詩
5*
12/1/23 23:51
全部好き
ジュリエット
自由詩
0
12/1/23 23:26
朝の歓び
たにい
自由詩
3
12/1/23 23:08
ゆきおとこ
つむじまがり
俳句
4*
12/1/23 22:52
乳房
石田とわ
自由詩
3*
12/1/23 22:33
結婚していいことは
はだいろ
自由詩
3
12/1/23 22:23
根雪
小川 葉
自由詩
7
12/1/23 22:08
どっち派?
八男(はちお...
自由詩
0
12/1/23 21:46
ダメなロックンロールでごめんなさい
うめぜき
自由詩
1
12/1/23 21:32
時には名前があるように
小川 葉
自由詩
1
12/1/23 21:23
名前があるかのように
〃
自由詩
2
12/1/23 21:05
『きみの、』
あおい満月
自由詩
5*
12/1/23 20:53
なん層ですか?
朧月
自由詩
3
12/1/23 20:41
きみの正義
ゆうと
自由詩
0
12/1/23 20:14
寄せ鍋
たもつ
自由詩
6
12/1/23 19:52
私雨
未完
自由詩
5*
12/1/23 19:34
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
5.16sec.