不器用な自分を忘れようと
彼はアトリエに入った
目の前にある石を
彫刻刀で、削る。
無心の者となり
夢中に、削る。
いつのまにか
とっぷり日は暮れて
暗闇 ...
音だけが交差する 黒い海
波間にキラキラ 海蛍
お願いだから消えるなんていわないで 海蛍
みんな何かを抱えているんだ
幸せだとか 不幸だとか
そんなカンタンに決めつけんなよ
「辛い」の尺度だって
それぞれ違うんだ
泣きたい夜なんて 誰にでもあるんだ
だけどこらえて 笑ってるんだ ...
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それは
青空を巻いて
大きく旅立って行ったのだった
遥か眼下に
広がる世界は
大きく変わろうとしている
幼い頃
見 ...
ビーフジャーキーを食べた。
ビーフジャーキーを食べた。
ビーフジャーキーを食べた。
美を見し人は死ぬ。
さかなが
はらを
あおむけて
ねていて
しんでいく
ところが
ぎょふくほ
ちゅうごくの
ちゅうぶにあって
じょうようの
ちかくで
ここう
ちほう
きっさてん
いく
...
さらさらとやさしいおとで
雪が全てを覆いつくそうと
冷たく白く、暗転の月夜で
ひと滴ずつ凍りついています
道端にうずくまり
街の中でこごえながら
凍ることなく頬をつたうものを
故郷の ...
ついて行けない世界がある
この頃は ついて行けない世界が急激に増えてきた
だから 今は ベンチが友達だ
無欲と 諦めが支えだ
...
深緑色の小葉が群れる枝に
金の果実が十幾つ
花瓶に挿して眺めていたら
子供の頃に読んだ
セルビアの民話を思い出した
夜更けに鳥が盗みに来る
王宮の金の林檎
鳥は綺麗な女性に変 ...
それは
それは
それは
それは
それは
「それは。」
ヘスピリジン
誘導体
「C.」
単身
町はつぶれ
てく。
町
とは
人が住んでいる所で
それがつ ...
明日がまたやってくる
性懲りもなく
昨日もやってきたというのに
今日もまたやってくる
ずっと今日でいいじゃないか
このまま静かにゆっくりしてればいいじゃないか
明日が来ない日があれ ...
ひとには
信じようと
信じまいと
神に祈るしか
ないときがある
厄介な感情だわ
苦しむために在るのだものね
厄介な心根だわ
苦しめてしまうために在るのだものね
厄介な表情だわ
苦しみを覆ってしまうのだものね
厄介な状況だわ
苦しみに嵌まっ ...
聞こえるのは
屋根から滑り落ちる小さななだれの音だけ
加湿器からもくもく白い蒸気が上がって
湿った空気がじゅうまんする
だるいからだとひどい頭痛
おでこだけがひやりとして
細胞がた ...
生まれたとき
顔を出した世界が
さみしいものだったことを
あなたは憶えているだろうか
友達をなかした
だいっきらいを3回いった
うそをついた
失敗をごまかしてうやむやにした
傷つける一言をいいすぎた
ヒステリーになった
そんなあたしは
顔にモザイクをかけて
歩き ...
あの日以来
飛ぶことが怖かった
離してくれないと
地上のせいに僕等はしていた
黄昏てばかりの僕等を
ずっと見つめていた夕陽が
かわりに沈んで
会うたびに膝を突き合わせて
会うた ...
すれ違う言葉に
疲れてしまうことが
疲れ、の原因
ひとの心を気遣うはずが
我が身がもっとも大切だから
我が身のつぎに
うまく他人を愛せないか、と
右往左往で今日が行く
...
夜のドックから走り出す多機能な女
関節を裏側にまわしてステンレスのホイッパーを固定する
ふるえる卵黄と小麦粉がはねつく
すべりだしたパーツからコルク抜きが選択されると
シールドはしぶく
...
検査が終わったら美容院に行こう
きょうの予定にふたつめのイベントを入れる
夜はいっしょに食事をする
今朝の地震は最近のいつものとは違った
浜通りが揺れずに山梨が揺れた
...
一月二十五日
「私の兄弟たち、さまざまな試練に遭うとき、それをすべて喜びと
しなさい。あなた方が知っているように、こうして試される信
仰の質は忍耐を生み出すからです。」―ヤコブ書1の2・3― ...
朝、昨日のうさんくさい日本語を話す男性がゲストハウスまで迎えに来てくれました。
「あなた、これから僕のゲストハウスに来て、朝食食べる」とのこと。言われるがままに本来のゲストハウスまでバイクで行き、朝 ...
13:55に日本を出発。大韓航空でソウル経由、トランジット時間は50分程度。シェムリアップに着いたのは21:30(日本時間で23:30)でした。
日本からソウルは案外近く、搭乗時間はおそらく1時 ...
悲しみの蓋は
いつのまにか
ぱたり、と
しまる
しめようと
やっきになっている時には
その蝶番を
がたがた いわして
頑として 拒否するくせに
ふと気づいたら
ことり、と
...
がりがりに痩せたはかない猫が、その鋭い目で、僕を狙っている。
僕は、食べられたくて食べられたくて、その指を出した。
そんなにはおいしくないさ、だけど、ほら
猫は、指をかじ ...
お疲れ様です
目の前に近づいてくる高層ビル群 揺れる蛍光灯に馳せる様々な辛苦
地下鉄からの帰宅道
余裕で照らすように煌々と 今日もまだまだ夜は長いようで
...
帰れる場所なんてなかった
みんなを傷つけた報いだろうか
果たして帰れる場所なんて
最初からなかったのではないか
一人で楽しいことや面白いことを
見つけられる天才だった僕じゃないか
帰れる ...
しがない サラリーマンとか
しがない 主婦とか
しがないということは詩が 見つけられるということだ
ピカリ と
詩が
見えなくてもそこのあるものは、実際のところ世の中にあふれている。見えなくても聴こえる。見えなくても、そこに存在する。決してオカルトではなく、純然たる事実なのだ。
実家の家の前には、かつて小さな川 ...
夢に浸るのは
無駄だと
いい加減に気付け
と自分に言い聞かせる
夢のなかぐらい
いいじゃねぇか
構わんだろ
と自分に言い聞かせる
朝に目が覚めれば
思い出になって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩人の魂
服部 剛
自由詩
4*
12/1/28 23:59
海蛍
殿上 童
自由詩
25*
12/1/28 23:48
幸不幸
凪 ちひろ
自由詩
2
12/1/28 23:07
孤影 / 遠く飛び立って行った白い鳥
beebee
自由詩
28*
12/1/28 22:13
自殺
榊 慧
自由詩
2
12/1/28 21:33
ぎょふくほ
6
自由詩
3
12/1/28 21:20
なまえ、こおらせて
たりぽん(大...
自由詩
6*
12/1/28 21:10
ついて行けない世界
八男(はちお...
自由詩
1
12/1/28 20:51
金柑
壮佑
自由詩
9*
12/1/28 20:31
アンハッピー
榊 慧
自由詩
2
12/1/28 20:22
明日
一華
自由詩
1
12/1/28 19:48
祈り
HAL
自由詩
5
12/1/28 19:27
嫌いではないのだけれど
徘徊メガネ
自由詩
2*
12/1/28 18:50
たいおん
森未
自由詩
17*
12/1/28 18:09
記憶
佐藤伊織
自由詩
2
12/1/28 17:59
モザイク
じじ
自由詩
7*
12/1/28 17:52
夕鶴
subaru...
自由詩
17*
12/1/28 17:05
冬将軍
千波 一也
自由詩
4*
12/1/28 16:54
多機能な女
乾 加津也
自由詩
17*
12/1/28 16:30
土曜日
吉岡ペペロ
自由詩
5
12/1/28 15:17
日々の聖句(9)
生田 稔
短歌
3
12/1/28 15:16
カンボジア旅行記2
チカモチ
散文(批評...
1*
12/1/28 12:57
カンボジア旅行記1
〃
散文(批評...
2
12/1/28 12:56
あまのじゃく
そらの珊瑚
自由詩
9*
12/1/28 12:06
がりがり
Ohatu
自由詩
3
12/1/28 11:50
高層お疲れ様
komase...
自由詩
1*
12/1/28 11:42
帰れる場所
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/1/28 9:22
ぴかり
るるりら
自由詩
12*
12/1/28 9:11
アオミドロ(散文詩)
そらの珊瑚
自由詩
7+*
12/1/28 7:19
いまも夢のなか
一 二
自由詩
7
12/1/28 7:19
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
4.33sec.