砂漠に生きるものたちだけが持つ
本能が待っていた雨が降るのを知らせた

やっと待ち焦がれた雨が降り始めると
ぼくの心まで沁み込む雨が降り始めると

ぼくの心を苦しめてきた細菌が
ひとつま ...
今、ほほが
サァーーーッ
としてここだけ寒い
青ざめる、とはこういう事か、
と青すぎる。
死相か?そういう事を
連想させる
雨の夜だ。
  雨だれのひびく
暗さ。
ああ(遠 ...
何度もみた
夢のつづきなのかもしれない
しろい腕がとどいた
ビルのうっすらと翳る

ほこりのように 積もっていて
砂のように舞い上がりそうな
潮の匂い
 

 (あ ずいぶんと
...
プリンが逃げた

スプーンですくった勢いを利用して

逃げた逃げて

とっさに細胞分裂繰り返し

増えた増えて

もとのかたちに戻って

勢いよく

はねてはねて

と ...
 
4月1日につく嘘は難しい
 
もちろん傷付ける嘘はだめだ
嘘でも言っちゃいけないことはある
 
リアリティーだけのつまらない嘘は
騙されても不快な思いしか残らないから良くない
 
...
悲しい詩を聞くたびに
思い出す場面と
帰れない声がある

故郷のもっと向こう側で
あなたが待っていてくれるかもしれない
遠くにいったあなたの顔を
何度も何度も記憶のなかでなぞってみる
...
僕以外は、みんな神様だと思っていたけど
結局神様だったのは僕の方だった。

設計図通りに僕のために作られた夜に
僕が死なないこと、僕だけが知らなかった。

あの日君は笑っていた?

笑 ...
あなたの夜に入り込んで眠り続けている

腐敗した花を投げ入れた 

失われた影に

安らかな苦痛と 砂漠への愛を

目の前が 次第に赤く染まっていく


けしの花が僕を引き寄せる ...
手品師のことを

手品、と呼ぶようなもんだから

咲いたさくらを

さくら、と呼ぶのは好きではない

さくらがすごいのは

花を咲かせたそのあとだ


花を散らせ葉を輝かせ

その色をかえて落とし

...
「未詩」ならぬ「未句」スレ。連続投稿可。感想も書いてよかです。一度の投句は十句まで。一句でもOK。口語文語仮名遣い表記が自由なのは当たり前で、バレ句も書いてよろし(江戸時代に艶笑川柳のことをバレ句と言 ... ちらほらと
街に桃色が見え始めましたね

毎日のように
話をしてはいるけれど
もうずいぶんと長い間
あなたの腕にくっついていない気がします

話をするたび
元気だと聞いても
...
青い空に白く浮かぶ月は


何を思う


地を長く伸びるこの影は


何を見つめる


忙しなく黒白を繰り返すこの世界は


何を目指す
服のセンスやミュージシャンの好み











エグザイルが好きだとかいや私はベンジー私をグレッチでぶって派です ...
われは 一粒の麦

しかし

われは

地に落ちるつもりは毛頭ない。

われは ただ一つにてあるゆえに。
同僚も




母のメールも









取り合わぬ


















孤高の餓鬼が



...
わたしの 目が 
みたいもの 
しんじて あげられなかった
ここには 春ばかり 
うつりこんで
いつも そう
青くこわばって
折れそうなまま
目覚めて しまう
入 ...
黒い真珠の美弥さんは
思いやり善意何気なく
エジプトの王女の風情
霊の修練されたる人と
   (阪神大震災の前に途絶えた連絡)

恋人でも恋うように
7歳の光子ちゃんと
14歳の淳子さ ...
 
 
形のないバスが走ります
手を振ると
形のない手を振りかえしてくれます
お花見でもあるのでしょうか
工事中、というわけでもないのに
いつもよりたくさんの人たちが
息などをしながら ...
薄桃色の貝殻
蓋を開けるまで
固く身を閉じている
指の先がはいらない
貝の根元の
薄い毛を撫でる
息をふきかける
声をかける
唇で吸う
貝から液がもれる
蓋が少し開く
指であける ...
深海のように
ふかまるおもいが
しろい糸のように
風にとけあっていく

ゆるせなかった過去や苦しみも
今はただ、 ...
ポコチン一本
皮を剥いて
風俗行くのも包茎男の修業
待っててアリサちゃん
迷惑だろうが
ああ若い男の
性欲が弾ける堀之内
月に一度の快楽夜

 アリサちゃんが
 わてをはじめて快楽 ...
嘘をついてもいい日
こんな日に嘘がつけることは幸せ

面倒だ
なんて言ってるあんたは果報者
どんな嘘つこうか
なんて考えてるあんたも果報者
街に溢れる
一日嘘つき達の幸せそうな顔

...
そんなふうに
音を共有してみたいね
繋がる
キスとキスみたいな

私が水面に、君が水底に

ペンを走らせて
数式を組み合わせる速度
えんのように愛を
描けないと知ったから

ど ...
咲くらを そこらで見られることに

深く贅沢に思ふ

切なさよりも
尊さよりも
日常のやわらかさを ただ 見つけていきたい

少し熟した心の余裕を 納める段階

感じる幅の安定期
...
天を咲いてる わたし見る限りの空


類まれなる人類、月から帰る


抵抗忘れ、ここは真っ白い桜さくら


爽快はあるときの君春の空


いのちわたしはいまそれを知るこども
...
日曜になると賑わう公園
その先にある薄汚い木造の長屋
四部屋の角部屋
五号が私の部屋

不吉とされる数字を隠す部屋
五号が私の部屋

コンピューターゲームの効果音みたいな
大人の声
...
久しぶりに久が原を歩いた

たまに空を見上げて

迷い迷いしながら本門寺にむかった

さくら木にはまだ花がなかった

裸木が空にあきらかを漲らせている

ありがとう

そうつぶやいてそこをあとにした
...
誰も乗らない僕は電車だ

赤茶けたさくら木をゆく

まだ誰も花見をしてない

昼下がりの散歩道をゆく

僕は多分楽しくて自由だ


大丈夫、僕は天才なんだから、


カラスが一羽飛んでいる

音させて ...
ぼくらは大学生の頃
毛沢東語録を抱え
一連の高橋和己の作品を
高野悦子の『二十歳の原点』を読み

髪を長く伸ばし
RockやJAZZを聴き
正式な場所に
ジーパンで出席し
不良と呼ば ...
ぼくらの時代には
いまにも千切れそうだけど
でも千切れない様に護ったものが
確かに存在していたしその大切さも知っていた

でもいまのきみたちを見てると
それすらないかのように見える
それ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
許諾HAL自由詩6*12/4/2 6:41
無限遠こしごえ自由詩3*12/4/2 6:23
着岸アオゾラ誤爆自由詩5+12/4/2 5:47
逃げるプリン灰泥軽茶自由詩6*12/4/2 2:33
4月1日次元☆★自由詩9*12/4/2 1:35
あなたのそばに信咲自由詩212/4/2 0:51
春休み昏(ヤッカ)自由詩512/4/2 0:42
_nia自由詩112/4/2 0:36
さくら吉岡ペペロ携帯写真+...212/4/2 0:23
連座 萬草庵 弐軒目過去ログ倉庫12/4/1 23:35
桜色の笑顔ジュリエット自由詩312/4/1 23:29
何をとると自由詩112/4/1 22:51
ミートコロッケTAT自由詩112/4/1 22:30
高原漣自由詩2*12/4/1 22:06
目眩が来る程/秀逸なソナタTAT短歌012/4/1 20:22
日々ねことら自由詩912/4/1 20:12
友垣へ花束を木原東子自由詩14*12/4/1 20:02
age39たもつ自由詩412/4/1 18:42
貝にささやく殿岡秀秋自由詩612/4/1 17:52
『ふたり』あおい満月自由詩9*12/4/1 16:46
月一の堀之内横丁花形新次自由詩012/4/1 16:42
嘘も幸せmarux2自由詩1*12/4/1 16:34
はるりかんな自由詩7*12/4/1 16:34
咲くらむ 吹くらむ朝焼彩茜色自由詩1*12/4/1 16:24
春の住人kawa川柳212/4/1 16:13
帰ろうmarux2自由詩2*12/4/1 16:04
天気ひとり吉岡ペペロ携帯写真+...3*12/4/1 16:02
春の灰色携帯写真+...3*12/4/1 15:09
ぼくらの贖罪HAL自由詩212/4/1 15:04
きみらの贖罪自由詩4*12/4/1 15:03

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