暗い 暗い 夜の淵を歩いていると
君が生きていた頃を思い出す
君は何も話さないで
静かに笑っているだけ
何も考えずに歩みを進めてみる
そのうちに僕は痛みがあることも忘れる
だんだんその ...
月はなに想う?
丸くなったりとがったり
それでも君を嫌う人はない
星はなに想う?
気まぐれに雲に隠れて
それでも願いをたくされる
空はなに想う?
いつもみつめられて重かろう
...
「寝てる姿と食べてる姿がかわいいってずるいよね。」
男友達が昔の彼女に そう言われたんだって
嬉しそうに話していた友達
今でも信じられない信じたくない
友達は たぶん 一生病院の中で暮 ...
子を宿す誇らしさと後悔を
ごちゃ混ぜて女は吐き出す
野原の上に建っている家はとてもよい紅色
とても満足
まんぞく
足デ満タサレルと読めてしまう滑稽さに
ほほえむ
想像を絶する痛みを想 ...
わたしはごみです
わたしにはひつようないから
ごみです
わたしはごみです
だれか
わたしをひつようとして
いみをください
かなわないなら
はやくかいしゅうして
...
長い時間働けば働くほど
お金が入ってくるような時代は
日本ではもうあらかた終わってしまったのだ
さて
これからはなにに長い時間をかけるとしようか
旅客機のひかりが遠く ...
ぼくらは自然をコントロールしたいのか
ひとのこころをコントロールしたいのか
じぶんの感情?
政治経済だろうか
それとも差し当たって原発だろうか
コントロールによる幸福へのシステムは
もう ...
脊中に板がはり付いて
逃げまどう毎日
疲れたなんて すぐ横になるキャンディーに
大丈夫ですかと
優しさまでをも あらわして
何もかも受け入れてしまう
何もかもを ゆるしてしまう ...
かける かける
鍵を かける
うみが 飛び出さないように
ひらいための まぶたの先から
うみが 飛び出さないように
...
早朝に
冷たい北風が吹き荒れて
庭の山茶花が散っていた
そこらじゅうに
真っ赤な花びらがてんてんと
血のように落ちている
家の鬼門には赤い色
魔除けに植えられた山茶花だった
色彩の ...
休んでる間に担当を変えられた
と嘆く彼女
突然だね というと
前から決まっていたらしい 一言もなく
休んでいるうちに外されたんだと激昂
おもしろくない と朝から大荒れ
だよね 嫌だねと ...
たとえば
想い出行きの列車の切符があったなら
僕は迷わず買っただろう
雷が鳴る雨の午後
胸のジッパーを握りしめて
心細さを振り切るように走った通学路
修学旅行の帰り道
玄関を開け ...
白いビニール袋を三角にたたむ
かんたんなお仕事
たくさんたくさんたくさんたたむ
かんたんなお仕事
そいつらの意思を無視して
尊厳を無視して
たたむだけの
かんたんなお仕事
透明なやつは ...
雪として残されるのは
なぜなんでしょう
花のように咲いて
ひとひらの暖かさだけにも
こぼれるしめりは
かすれていくだけなのに
白く つぶら なる
雪の香り
暗いそらのした
森の樹皮質のぬくもりが、
重さをました広大な冬の夜をささえている
不思議な安寧をやくそくされ
みちびかれるように 生きる
神々しく 雪をいただいた山のうちふところで
...
冬の夜 布団にもぐりこんできた君
冷たい肉球を 体の内側に折り込んで 目を閉じて なんの挨拶もない
真っ黒の顔に白いひげだけが ほうき星のように流れている
今夜はあまりに寒いから ...
私は組織に組み込まれている
書類の最後には自分の名前を書く
私は複製されて散らばってゆく
その様をありありと想像して目を閉じる
遠く離れた何処かの国の街並みを
おぼろげに仰ぎ見るような感覚
...
不埒な恋もそのままに
激しく呼吸を乱してる
私の左のくすり指には
約束が強く巻き付いて
それがきつく縛り付け
指先から腐り初めてる
純粋を誓ったのも今昔
最終章が扉を開くので
...
大丈夫だよって言った
飛び地を漂う気球の上で
ずっと考えていたこと
千切れ雲に重ねて
宇宙の浜辺に寄せて返す波
航路を遮る物もなくて
気体の存在だけを頼りに進む
死体とか根っことか笑 ...
受験生は単語帳を閉じた
女もアイラインを引き終えた
みんなもうやめたの
みんなもう消えたの
わたしはまだやめないでいる
やめられないでいる
同じ箱にゆられて
すべての人を見送る
ずっと ...
虎穴に入らずんば虎児を得ず
君子危うきに近寄らず
どちらが本当なのかが問題なのではない
君子は虎穴には入らないのだ
虎児を得ようとはしないのだ
これは君子の消極性によるも ...
僕はジミヘンドリックスになりたかった
ギターがまるでおもちゃみたいにね生きるの
きみにあえないときもギターを弾いている
シェリルクロウのように歌えてエルトンジョンのよ ...
ひと
って
弱い生き物ですね
地球を制している
ひと
一番強そうに見えたって
強がる者が一番弱虫
きみ
らいおんに噛まれたらさよなら
ほら
一番強くなんかない
...
右の手の甲刃をあて「ないんです。」俺には才能ない、ないんです
白線をふつうに踏んでふつうです6Bくらいで塗りつぶしたい
アルコール度数が何でも終わらない何も何も終わらない何も
寂しさ ...
ソファーの灰片さないといかんのです目を締め切ったらちかちかした
うつくしき金物などを並べたてはい変わらずちかぢか死にます
近々俺死ぬつもりですそんなもんそんな感じで今座ってる
灰皿が ...
愛する哲学者は『神は死んだ』と
我等に告げた 我等に教えた
その言葉は間違ってはいない
哲学者の言う通りすべての神は死んだ
そうでなければこれほどに
世界が無秩序で残酷になるはずはな ...
この箱庭を平和な場所にいたしましょう
雪の下には
クロッカスの球根を植えて
春がくるのを待ちましょう
小川を作り 犯した罪を流してしまいましょう
この箱庭を王国にいたしましょう
くさむ ...
地に落ちた雪
うずくまり
たちどまり
つまずきながら
あるき
あせり
あわてて
かけだして
ころびまろびつ
つかれて
ねむる
空に昇るは夢
現実から離れて
彷徨う様に
伝えきれない想いたち
ちりぢりになって
何処か消えては
落ちて逝く
何度もそれは
繰り返されて
その儚さに
見るのは
希望?
絶望?
はらは ...
橋下にからみつく
人気だけを目当てに
亀井が叫ぶ
狂った権力の亡者にも似た
元はタレント弁護士
大阪人は
ちょっと前に痛い目にあってるのに
気づいていないのさ
ノック2世
ノック ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の淵
信咲
自由詩
7*
12/2/12 23:51
夜の想い
朧月
自由詩
3
12/2/12 23:28
かわいい
小川麻由美
自由詩
4+*
12/2/12 23:00
産み月
ふるる
自由詩
9*
12/2/12 22:08
_
るい
自由詩
1
12/2/12 22:07
長い時間
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/2/12 21:28
コントロール
〃
携帯写真+...
0
12/2/12 21:21
『がんばらないで』
座一
自由詩
2
12/2/12 20:21
『かける』
あおい満月
自由詩
6*
12/2/12 17:14
【 山茶花 】
泡沫恋歌
自由詩
11*
12/2/12 16:28
なるようになる
砂木
自由詩
13+*
12/2/12 16:12
列車に乗って
ささやま ひ...
自由詩
8*
12/2/12 16:09
仕事
かなりや
自由詩
1
12/2/12 15:31
端雪
砂木
自由詩
6*
12/2/12 15:17
わたしごと 冬の先
月乃助
自由詩
24*
12/2/12 14:49
気まぐれな 夜
いねむり猫
自由詩
3
12/2/12 14:33
訪れる明日はまだ生きているか
宮岡絵美
自由詩
4
12/2/12 14:17
彼女は笑ってた
永乃ゆち
自由詩
3*
12/2/12 13:45
即興詩 2.12
相田 九龍
自由詩
2
12/2/12 13:23
在来線
かなりや
自由詩
2
12/2/12 13:15
君子危うきに近寄らず
吉岡ペペロ
自由詩
5
12/2/12 11:14
ミュージシャン
梅昆布茶
自由詩
9
12/2/12 11:04
弱い生き物
ジュリエット
自由詩
1
12/2/12 10:49
なにもない
榊 慧
短歌
0
12/2/12 10:14
かれた
〃
短歌
0
12/2/12 10:01
『神は死んだ』か
HAL
自由詩
5
12/2/12 9:34
箱庭
そらの珊瑚
自由詩
8
12/2/12 9:26
雪まつり取り壊されし雪像の夢
板谷みきょう
自由詩
1*
12/2/12 8:36
冬の花火
〃
自由詩
0
12/2/12 7:48
ノック2世 エンディングテーマ
花形新次
自由詩
1*
12/2/12 6:07
3132
3133
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
加筆訂正:
測錘(おもり)が投げ入れられたならば
/
N.K.
[12/2/12 17:49]
何色でもあるを玉虫海気のに訂正しました
4.46sec.