ひとりだけ堤防に
必ず置いてゆかれてまぶたが揺れる
背中を撫ぜている、撫ぜている
なぜて、いる。なぜ
いまだに憧憬を摘むのですか
小さな頃のおまじないは
とっくに無効となっているはずなのに ...
あなたが仮に
桃色が好きだとして
桃色の服や靴
桃色の家具と桃色の壁
すべてを桃色に塗りつくしたとして
それでも気がおさまらず
全人類を
全世界を
空も海も
存在するものの全てを桃色 ...
夕暮れが走り
象達が戯れ
俺の死体は2〜3年も
放置されたまま
神々の遊びに憂き身を費やし
"二世"も驚くたまもの
この肉体には不死が宿り
...
肉声はほのかに暖かく
人々の叫声はいつも
心ないものに聞こえるごとく
神が調整をしてくれる・・・
左手の震えを止めるために飲んだ酒は
俺の中で永遠に凍ったままだ
そ ...
ふたりとも人間
それぞれに
ちがうから
なにもかもは
うまくいかない
頭では
わかってるはずなのに
うまくいかないことを許せない
あなたのせいにしてしまう
私は
...
たまさかの昼
思いやみ血潮のごときぶどう酒を今日もまたクリスチャンたらむ
ヘンデルの水上の楽聴きつつも明日はいかにと心さまよう
書をとじて妻のすすめにストレッチ体をやわらげ老化ふせ ...
蜘蛛の糸で宙吊りにされた意識が
朦朧として微風に揺れる
埃だらけの部屋の片隅に
宙吊りにされた自意識
窓枠は皹割れ
硝子に結露は無いが曇つてゐる
窓から差し込む悲劇は
眼球からの映像とし ...
と
ある日の深夜
僕をじっと見る
餌の器をじっと見る
再び僕をじっと見る
知らんぷりして
パソコンに向かっていると
いつの間にか後ろに回り込んで
爪が出ていない肉球で
僕 ...
きのうあったね今日もあおう
渇いた歩道をまたあるこうね
手を繋ごうぬくもりがきえないうちにね
ぼくたちの地平線はどこにあるのだろうね
流星がきれいだねまるで
...
イマドキの女子にとって
バレンタインデーは
好きな男子にチョコレートを渡して
愛を告白する日では
もはやないようである
友チョコといって
親しい女子同士で
チョコレートを贈り合う日で ...
ここは暗い
真冬なのにすこし暖かい
夜着を纏ったきみの
白い幽かな手を
所在なさげに見てる
ああ、ここは果て
想像したものではなかったけれど
きみと一緒でよかった
長く白い煙の ...
詩をせっせと保存して
私はあなたを保存する
絵をせっせと保存して
右クリックの達人になる
マウスなんて使わないよと
キーボードマスターのきみが言う
ソフトでダウンロードすれば簡 ...
おばあさんが 一人
風に あたっている
何もなかったように
日曜日
特になし。私が在るだけ。
月曜日
遠回りなのか、近道なのか、そもそも行先はどこ ...
ぼくはかつて猫を飼っていた
あるいは飼われていたのかもしれないのだが
いつも隅っこの居場所で僕をみている
そんな猫さ
何も言わないけれど何もも求めないけれど問いかけてくるの ...
殺してしまえと
唐突に言う私の
死後の粒子が
太陽に戻る日がやってきた。
すでに月はない。
粒子であるから
小さな点ではあるが、宇宙は
振動する紐
であるらしいので
小さな紐とも言え ...
君にメールしても
いつも返信はないさ
どうせまた
エロ動画検索に夢中だね
君は紛れもなく
そうさ近所中では
変態扱いさ
悪い噂が絶えないよ
地元警察が言うには
君を徹底マークしたい
...
海が壊れていた
卵を殺す
そんな思いを込めて
卵を割り 殻を捨て
気味の悪い液体を調理して
美味しそうな料理を生み出す
それが人という生き物だと
テレビの中に並べられ ...
あたしたちは
やっぱり同類だ
いつも寂しさを抱え
隙あらば
恋を探しあててしまう
あまりにもシンプルで
自然な振る舞いは
罪悪感すら
起こさせない
同類だから ...
変化をおそれるな
適者生存なんだから
幸せになろうと思うな
思えば今が
不幸せってことになるから
ぼくらの経験なんて
誰かが既にしていることなんだ
哀しい ...
欲求不満熟女料理のタグはカレーライス
エヴァーノートウェブクリッパー同期して
外れやすそうな蝶つがいのようだ 僕ら
じゃがいもとにんじんとたまねぎとお肉を
キリリしイタメルルしニララして
お ...
駅の明かり
そこからひとが吐き出されていた
皆なんらかの仕事を果たして
人生の主人公のような影をして
駅から遠ざかるために動いていた
歩きながらひとを愛した
からだを愛するには
遠すぎ ...
巨大な駅に降り
ぐるぐる同じところを何回もまわり
見上げれば
巨大なデパートが
たくさんそびえているわけだが
道路を渡りたくても信号機はなく
びゅんびゅん車が走っている
大きな歩道橋 ...
俺にはわからなかった
詩を 書くと言うことが 俺には
自然なリズムなので不確かだった気がする
自然なリズムで 書いた 詩であることが
柔らかくて湿り気のある赤ん坊の肌状の空間が薄いグレー。
空の成分について考える。
感覚と距離を体に叩き込む。
意味とかなんて全然わからなくていい。
俯瞰する自分自身のイメージを何回もシ ...
目が覚めた、部屋の窓の風景は
雨にすっかり洗われた
まあたらしい世界
一枚の葉は透けた滴をしたたらせ
こちらに合図を送っている
憂鬱な気分に頬杖ついて
眠っている間に ...
言葉がいらないわけじゃなくて
見えている景色が
遠すぎて
だめなんだ
夜は果てしなく長くて
昼間の喧騒には
すぐに追い出されてしまう
気がする
この声で
あなたの心がゆれるな ...
あふれ出す愛しさは
だれにも止められない
わたしの持つ愛しさは
他のだれのものでもない
知らない気持ちを知る
それは一人ではできないけれど
やがて夜が来て
愛しさは募って
...
また明日って
言えるっていいね
また明日って
手を振りたい
夕暮れの街
帰る場所
いつも それを 求めている
夕餉の匂い 玄関を開ける音
「ただいま」と
言いたい
いつでも ...
君の真似をしても
君の真似でしかない
好きな人になりたい
それはまともな欲望だけれど
「わたしはわたしでしかない」
それも言い尽されたフレーズだなぁ
愛することはとても自由で
愛する ...
逆
へこんでいるべきところが
でっぱっていたり
塩と砂糖の配合が
反対だったり
する
逆チョコレート
ホンジュラス
南米
南米で
憎しみをこめて
チョコレートを
棒状に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
影
理来
自由詩
4*
12/2/11 17:00
それほど悩むことではない
ただのみきや
自由詩
9*
12/2/11 16:55
告げる声
yamada...
自由詩
0
12/2/11 15:42
賭け
〃
自由詩
0
12/2/11 15:36
悪いのは私
ジュリエット
自由詩
1
12/2/11 15:18
たまさかの昼
生田 稔
短歌
4*
12/2/11 14:28
思ひつく儘 自意識
……とある蛙
自由詩
10*
12/2/11 14:15
鳴かない猫
nonya
自由詩
27*
12/2/11 11:52
愛のゆくえ
梅昆布茶
短歌
5
12/2/11 11:08
カレンダーに建国記念日と記されている日に思うこと
そらの珊瑚
自由詩
7*
12/2/11 10:11
コルトメール
mizuno...
自由詩
1
12/2/11 9:45
達人になるから
〃
自由詩
0
12/2/11 9:32
無題の日々
空丸ゆらぎ
自由詩
16
12/2/11 9:01
さびしさというなの猫
梅昆布茶
自由詩
13
12/2/11 8:26
プレーンな日々の秘法
within
自由詩
6*
12/2/11 7:08
赤ふんどしちゃん御用心
花形新次
自由詩
2
12/2/11 5:27
食卓
健
自由詩
5*
12/2/11 5:00
同類
森の猫
自由詩
9*
12/2/11 4:59
適者生存
吉岡ペペロ
自由詩
6
12/2/11 3:20
t o m o f a n
ともちゃん9...
自由詩
5*
12/2/11 2:40
春風のように
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/2/11 2:21
右も左もわからずに
灰泥軽茶
自由詩
7*
12/2/11 1:34
わからない詩と、私
番田
自由詩
1
12/2/11 0:11
「なんてかわいらしんだろ人間て」
モリマサ公
散文(批評...
5
12/2/11 0:04
雨上がり
服部 剛
自由詩
6
12/2/10 23:51
恋の眩暈
アオゾラ誤爆
自由詩
3
12/2/10 23:31
さんせっとららばい 3 ファンタジア
凪 ちひろ
自由詩
3
12/2/10 23:31
さんせっとららばい 2 夕暮れの街
〃
自由詩
3
12/2/10 23:30
さんせっとららばい 1 せつないセレナーデ
〃
自由詩
1
12/2/10 23:22
逆チョコレート
6
自由詩
3
12/2/10 21:35
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
4.52sec.