わたしごとに
あなたたちがひらいていく
新しい手帳の
赤いインデックス
なにも書き込まないまま
満たされていく薄い毎日
いちにちは
こんなにも短くて
気が付けば
四本の足が萎えている ...
衝動が虚しく
上滑りを塗り重ね
胎を押し付けて
触れた指先に
衝撃の[error]判定
煩わしい肉塊
(潜伏していた違和感)
生産体制異常発生
後悔のレッドアラートが鳴り響 ...
その全てがあなただ
日帰りで東京出張
6時過ぎの新神戸駅
ホームの窓を開ける
柔らかな大気が雪崩て
水の音が聞こえている
木々は新芽を立てて
その全てがあなた ...
夜の公園で
ひとりベンチに座っていたのは
さくらの花の塊を
じっと見つめていたかったから
ぼくは淋しいんじゃないきっと自由だ
さくらの花が止まっていた
地上の珊瑚のようだ
ぼくはあるは ...
白穂のそよがれていた、平面表の3インチ
に、音の い海が窓に
そそいだ のに、緑の光
見て」、しらめく
壁に
ときめく時の渦まくの、
人工心臓
わ、
わたしのマングラー
...
今日、北朝鮮がミサイルの発射に失敗したため次は核実験するかもしれないなどと報道されていました。
その一方で日本は大飯原発を再稼働させようとしています。
今日北朝鮮をわらった日本 ...
生き血が流れる岸辺では
人はそれで煮炊きをし
それを口にする
それを涙に溶かして
町のすべての色と叫びにする
ただ一つ新鮮なものとして
あるべきものの代わりに
僕はその味を知ることな ...
ハッキリいうけどね
あんたくさいよ
不謹慎という言葉が嫌いだ
泣くだけが悲しみ方ではないだろうに
皆それぞれ
想い 苦しみながら
それでも僕らは僕らに与えられたトキを生きていかなければならない
自 ...
裏切るよりは裏切られたい、ということになっているので、
証明写真の下でサムズアップしながら地獄に落ちようと思う
とはいえいけ好かない野郎に唾をふっかけるくらいのことは
正確な裁きの元では罪と罰の ...
サヨナラとは言わなかった
じぁあなと言った
またなと言った
ともだちの顔をのせて
電車は行ってしまった
曲がり角で消えてしまった
駅舎のそとは明るかった
なにもかもが明るかった
...
私はあなたの味方なんだから
と言う人の
手のひらがかえっても
信じるのはあたしの自由だね
さくらさくら
おまえの裏側を
みているよ
きれいだね
さくらさくら
今をいき ...
この頃は本は読まない
特別の主義や信念があってのはなしではなくて
ただソノキニナラナイ
ただそれだけ
それだけのはなし
残ったものは少しのエッセンス
と その他は全部ナンセンス
...
すすめ
ばかものよ
ひたすらにじぶんをおとしめながら
こえずにくぐれ
ためらいもなくしたをいけ
あなたがわらうように
世界が色付く
きっと
人間はウンコを忌み嫌うけれど
地球全体でいえば
むしろウンコ好きの方が多いんだし
きみだって人間に好かれようなんてつまらない考えをもつから
惚れた腫れたで辛い思いもするわけでしょう?
ここは ...
小学2年になったばかり
死んでしまったので
けられ おされ たおる
紫色の布をまとうように握ったままなので。
はなれ わたし すんで
湯船に沈んで
樋から流れ落ちる
雨の音を聴いている
植物石鹸の楕円と
豊潤な湿度
*
砂時計の沈み込む
流砂を視ている
ぼくたちは砂漠のなかの
バンドウイルカ
疲れたら、休 ...
綺麗な顔立ちのあの娘だって
鼻糞を処理しないと
やがて口だけで呼吸しなければならなくなるのだから
きっと誰も見ていないところで
おもいっきりほじくっているのだろう
そう言えば四年生の頃
鼻 ...
世界中の偉い大人が言う
ロックは死んだ!
その度にわたしは思う
ほんとに死んだ?
あまりにみんなが言うもんだから
ついつい信じそうになっちまう
みんな何も知らずに訳知り顔で
ロックは ...
古ぼけた桐箪笥の奥に潜んでいたウール地のハンチングを被っていて厳しく叱られた
銀ねず色に自転車で風を切り格好好いと友達にも煽てられ
些か得意になっていたので意表を突かれた思いでいたら
ハンチン ...
とことこ
にっこにこ
歩いてくるのは
はじめての
この子の春だ
その後を
心配そうに両手でかばいながら
吹いてくるのは
桜・・・
そのまた後で
無表情の手をさしのべてい ...
大きな帽子を被ったまま
月を背中に立っている
これといって悲しいことがないのに
乾いた瞳から涙が零れた
なあんにもない空っぽの現在(いま)で
船のように揺られている
ここから一歩も ...
「二月」
貪欲がこの街の草を食み
鳩は広場の雪に足跡を付ける
紺碧には忘却のゴンドラ
「三月」
悲しみを折り畳んで春の子守唄
緩やかなカーブを横切って
風 ...
『Hotel California』がリリースされた頃
ぼくがパンク・ロックの帝王と呼んでいた
ジョン・ライドンは《SEX PISTOLS》の最後のライブで
捨て台詞の様に脱退宣言として『Roc ...
雨あめふれふれ
傘ひとつで
遊べるこどもたち
うつむいて歩く子は
全身できいている
気にしてる
車内の私に
なにもできることはない
雨にまかせて
通りすぎるだけ
雨あめ ...
ソプラノ音で歌う
夜を終えた 星屑たち
まつげの上で弾ける ガラス細工の雫
今日は休日
有意義に 駆け上る
憂鬱の思想の休日
テレビを見て笑える スイッチが押される
そ ...
眠りながら埃が泳ぐ
浮かぶ壁面の色と
光芒揺らぐ夜通しの
手折られ可哀想な奴ら
寄り添う姿はひんやりとしている
部屋には目に見えぬ焦りが
夕映えに焦がされた往時のまま
浮かんでい ...
この川を もすこし下ったところにあるのが 静物園
果物や骸骨が 額に収まっている花のように静かな生き物の館
ガラス張りの館の角は どこも ゆるやかに丸く
おたまじゃくしの卵のように静謐
...
そうよ
うれしいのよ
保険金が入るよろこび
たとえほんの一握りの
良心があったとしても
わたしのために生まれて
わたしのために死んでいく
こたえてちょうだい
愛してるなら
「 ...
怪我をしていない指に絆創膏を貼ること
月の色に似たボタンを海に投げること
カビたバナナをゴミ箱に捨てること
パジャマを着ると、おへそがみえるということ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うすら
あぐり
自由詩
6
12/4/14 8:39
独りよがり
ブルーベリー
自由詩
1*
12/4/14 7:44
全てがあなただ
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/4/14 7:02
地上の珊瑚
〃
携帯写真+...
6
12/4/14 6:47
Tertius=SignaPlatica
くろさき★へ...
自由詩
1*
12/4/14 3:23
北朝鮮としての日本
動坂昇
散文(批評...
2*
12/4/14 3:05
衛生
あをがね
自由詩
6
12/4/14 2:59
写真を見てひとことvol.34
花形新次
携帯写真+...
0
12/4/14 1:45
遺された僕らは
次元☆★
自由詩
9*
12/4/14 1:21
てんらく
茶殻
自由詩
1*
12/4/14 1:20
言わなかった
浩一
自由詩
2
12/4/14 0:46
裏側
朧月
自由詩
3
12/4/14 0:03
不読の秋
浩一
自由詩
2
12/4/14 0:01
すすめばかもの
短角牛
自由詩
5
12/4/13 23:54
恋愛相談
花形新次
自由詩
1
12/4/13 23:44
ハンカチ
はたらくくる...
自由詩
1*
12/4/13 23:39
かすかなひとたちへ
佐野権太
自由詩
5
12/4/13 23:06
アイツ花粉症第一号じゃねえか
花形新次
自由詩
2
12/4/13 22:52
アコーディングトゥーわたし
mm
自由詩
3
12/4/13 22:46
キャスケット病
あおば
自由詩
7*
12/4/13 22:23
春のエチュード(第3稿)
草野大悟
自由詩
2*
12/4/13 21:55
とおりいっぺんの涙
春仙
自由詩
7*
12/4/13 20:44
二月
乱太郎
自由詩
14*
12/4/13 18:35
《Rockは死んだ》か
HAL
自由詩
5+*
12/4/13 18:29
雨の歩道
朧月
自由詩
5
12/4/13 18:17
休日
朝焼彩茜色
自由詩
6*
12/4/13 17:57
メモリ
しべ
自由詩
4
12/4/13 17:54
静物園
るるりら
自由詩
15
12/4/13 17:37
アンパンウーマン
花形新次
自由詩
3+*
12/4/13 17:16
affection
hhhma
自由詩
2
12/4/13 16:43
3127
3128
3129
3130
3131
3132
3133
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
4.83sec.