いつからだろう
わたしがわたしに
なれてしまったのは

やわらかなしかくい世界で
まるくなったとしても
とがってみたとしても
しか ...
マンガンの




単三二本が切れる迄









廻り続けるブリキのロデオ











...
わたしは娼婦
カラダを売って生きている
だれかに強制されて
イヤイヤやっている訳じゃない

少しばかり
少しのあいだ
男達にカラダを貸して
お金をもらう

文字どおり
カラダが資 ...
君が好き
君といる時間が好き
君の笑った顔が好き

君の全部が好きだから
君といたら自然と私も笑顔になるよ

すごいね
魔法みたいだね
昨日は自分が嫌で泣いてたのに
君が隣 ...
きのう、電話で、
彼女とけんかした
ぼくがなににいらついているのか
彼女にはまったくわからなかった

クリスマスに
彼女がなにもいらないと言うから
買ってあげた長靴のなかの
ビスケ ...
蛇水愛
それは
愛の けはいに 水をさすこと

プリーズ
という声が聞えた気がして
ヘルプ
だったかもしれない


ありがとうを
ありがとうの意味のままに ありが ...
希望を亡くす時
人はゆっくりと死んでゆく

希望を持つ時
人は急速に蘇っていく

人生を希望の方向へ
勇気の方向へ
持っていきたい
いつもお日様に顔を向ける
向日葵のように

...
半身麻痺のお婆さんの
両手を引いて後ろ向きで歩く 
介護青年だった、10年前の僕 

いつも面会中にさりげなくにこやかに 
見守っていた初老の娘さんと 
古都鎌倉の喫茶「扉」で 
偶然顔 ...
深夜3時にむっくり起きた僕は 
スタンドの灯り一つの部屋で 
西田幾多郎が純粋経験を語る 
「善の研究」の本を開いていた 

(純粋経験の瞬間は、 
 いつも単純な一事実である 
 音楽 ...
仕事帰り,
夕陽を背中に向かうのは
いつものスーパー。

切らしていた調味料を見つけ,
手を伸ばしたのは
いつものサイズ。

でも

ここに居る間には使いきらないな,
とまた棚に ...
重い扉の前で
君を待ってるんだ
空が次々に溢す
冷たい雫を身体に受けながら

雫が身体を叩くたび
現実の重さが僕を濡らす

いつしか僕の髪からも
冷たい雫がつるんと落ちて
...
 ハンディキャップって何。

 晒されて不特定多数はそれを見ている。俺より頭のいい人は主張する。俺も主張する。知識が無い。戦略も知らない。だから主張は消される。
「だから無意味なの?」

  ...
今日はバレンタイン
チョコの好きな君に
渡せるはずもない…
チョコを買ったよ

なんとなく…
幸せな気持ちになれた

ちょこっとだけ…
幸せな気持ちになれたよ

今日はバレンタイ ...
※しゃっくりする男の隣で聞いてる音楽

※詩の作法でなににもまして音楽だと説いたベルレーヌ


言葉は旋律にのって

意味の無い音楽ほど
美しいなどと
仲間内で褒め合っている。
...
四時まで待ったが
はじめから約束がなかった
時間をかけて支度する
下駄箱の奥からつっかけを拾い
着物の背を引っ張った

すべり台、砂場、飛び台
どれと選ぶ意欲はなく
薄闇にとけた鉄棒に ...
だれかの瞼がずっと続いて階段になっていた。黄緑色の女だった。粘着していた。から嘘が張り付いていた。あたしは。降りていく度にぴくりと閉じられて蛇腹みたいになった瞼を後目に、裸のままで降りていった。階 ... 振動するさなかで文字を書き連ねる
呼吸(前に進むための行為)にも、似たゆれ

刻み続ける呼吸(己)が、文字(言葉)を私から吐き出させる
呼吸(己)を忘れるほど生まれ続ける
土と炎を表現し続け ...
世界が
平面だった頃
心にあったのは
数字でした

数字たちは
穏やかないでたちで
私が答えをみつける数式の道々に
ほほえみ
見守るように
友達の顔をして
たたずんでいました
...
こころの底から
ありがとうと
言いたい時があった

こころの底から
スミマセンと
謝りたい時もあった

こころの底から
頭を下げたい
そんな人がいた

こころの底から
好きだ ...
雨のあとの木々が
手首をいっぱいぶらさげている
二月十日 日々の聖句(14)信仰と希望と愛を保ちなさい

「 祝福は義なる者の頭のためにあり,邪悪な者たちの口,それは
暴虐を覆い隠す」―箴言一〇章六節―

イスラエルいま目の当たり約束の神 ...
なぜあなたは顔を少しだけ見せて
ほかの所へ行ってしまうのですか
諭吉先生は僕を嫌ってるのですか

聖徳太子はそうじゃなかったのに
僕に寄り添いつづけてくれたのに
聖徳太子は僕を愛してくれた ...
{引用=こわいよ、おかあさん、おにがおいかけてくるよ
 
またこわいゆめをみたのね
だいじょうぶよ、おかあさんがそばにいるわ}
   ◇
小さな灯によって
浮かび上がったその影に
ふたつ ...
あなたは明るいけど明るすぎる
あなたは元気だけど元気すぎる
あなたはとっても素敵だけど
ちょっと疲れる
見ているだけで疲れる
弱ったわたしには

ごめんね
回復してから また話しをしま ...
夜行バスはどこをめざしてゆくのだろうね

彼女は旅行雑誌の安い旅先にのるのかな

闇はやわらかくひろがっている


人間はどこまで自分をつくりかえられるのかな

カルマ=人間の業は命 ...
眠れない夜は僕にはなかった
いつもヘドを吐きながら意識が戻ってくるだけで
眠りたいなんて思ったことは一度もなかった

腐った柿のヘタを何十個も飲み込んだあとに
胃の中に暴れ狂うミミズを一匹放 ...
誠はちっちゃな頃から悪ガキで同情ってことがわからなかった。
人の辛そうな顔を見たり聞いたりするだけで不愉快になる。
自業自得だろう。 
それなのに人を恨みがましい目で見ないでくれ。
...
乾燥した指先が触るピリリとした氷の感触に
僕の神経はわずかに震えを見せる

3本の指先がオレンジを少し溶かして、
口腔内にアイスキャンディボールを押しこんだ

カランコロンと脳の遠くで鳴り ...
足上げて渡っているのは歩道橋 {引用=きみはしらないかもしれないけれど、


側面
と、
側面
と、
裏側
と、
側面
と、

側面
と、
断片
と、
内側
と、
側面
と、

側面
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
『やわらかな四角』あおい満月自由詩9*12/2/14 21:01
単三電池が切れる迄TAT短歌012/2/14 20:38
プリティウーマン浩一自由詩0+12/2/14 20:18
大好きなんだなぁ…ジュリエット自由詩112/2/14 19:53
どうぶつビスケットはだいろ自由詩312/2/14 19:42
蛇水愛るるりら自由詩14*12/2/14 19:28
希望渡辺亘自由詩312/2/14 19:16
喫茶「扉」にて 服部 剛自由詩812/2/14 18:42
ベートーヴェンの夢 自由詩2*12/2/14 18:16
旅立ちと別れは沁み込んでいくRW自由詩1*12/2/14 18:11
ジュリエット自由詩112/2/14 17:19
榊 慧散文(批評...012/2/14 17:16
バレンタイン清風三日月自由詩212/2/14 17:00
……とある蛙自由詩8*12/2/14 16:42
埋没かぐ自由詩012/2/14 16:07
プリズム系地獄自由詩012/2/14 15:17
特急にてイワキ自由詩012/2/14 14:42
小さな友達そらの珊瑚自由詩6*12/2/14 14:28
こころの底から浩一自由詩112/2/14 13:03
夜 2自由詩2+12/2/14 12:56
日々の聖句(14) 信仰と希望と愛を保ちなさい生田 稔短歌212/2/14 11:28
おそれながらHAL自由詩912/2/14 9:52
さまよう鬼そらの珊瑚自由詩3+*12/2/14 9:01
太陽野郎たにい自由詩412/2/14 7:59
四分の一の自由梅昆布茶自由詩1512/2/14 7:11
ラスティネイルをジム・ビームライでうんと濃く作ってくれ竜門勇気自由詩2*12/2/14 5:16
愛と誠たにい自由詩0*12/2/14 3:08
冬に食べるアイスキャンディボールYuuki自由詩012/2/14 1:27
_番田 俳句012/2/14 1:17
C sideゆうと自由詩1*12/2/14 1:09

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