友達を失ったような気がする。僕は寂しかった。
外に出ては、時の流れの中から帰ってきた。
フランス。
その地平を思い出す。
あれは離着陸の時だった。
平面的な畑がどこまでも広がっていた。
...
わたしのありったけを
あなたに
この上なく単純で、
鮮明な色を見逃さないで。
尊敬と愛しいが合致する。
繊細だ。脆すぎる。危ないな ...
おらぁヘッドフォンの圧力で耳が痛過ぎるが
音楽の快楽は止められない泊まらない河童栄美船
なんの言霊も法事せずに、穿り出されたのは鼻毛の付いた鼻糞つまり、
未知と道が沢山詰まる所の、往生際悪いイン ...
マグダラのマリア
最愛の良人に裏切られて
いく多の男を渡り歩いた
いくつもの欲望を受け入れて
くわえ煙草で
バチンコの玉を弾きながら
鉛のような絶望と
砂地に染み込んだ一滴の血
の ...
歪んだ視界を矯正するために 頭蓋に埋葬したチタンのボルト 冬が息を潜めたら ほじくりかえして 人肌で溶解させ
かたどった指輪 焦燥のにおいがする
(着払いで送ります)
部屋にはカーテンがなか ...
何十年後の・・・
いや、失礼
何十億年後の話ですからね
その頃まで地球があるのかというと・・・
人類はもういないかもしれないですしね
できればいてほしいですが・・・
脈絡 ...
善人も
悪人も
名のあるひとも
名のなきひとも
誰だって
他人には察知されない
それぞれに違う重さの
悲しみを背負って生きている
その重さに耐えながら
這うかの様に
...
置忘れたチェロのように
湿気た香気を曳きづり
レモンの輪切りに一瞬、鮮明になる
あなたの狂気ほどの余韻
そのなかに
モーツァルトのタクトが
華奢な骨格に納められる
青白い石膏のくちびるか ...
広島へ続く国道混んでいる海辺の道は平和へ続く
僕が持つ遠い記憶に刻まれた愛という文字深く濃くなる
数えても数え切れない命ある枯れ葉混じりの帰り道急ぐ
冬景色白い大地を染める夕陽 ...
光は色彩の中で音楽を奏で
肩を曲げながら右へと曲がった
空は自分流の音楽を雷によって
人は踊る事によって表していた・・・
全ては音楽であり詩である朝
人だけが分析を止めな ...
樹木が地下水を吸い上げる
鴉が獲物を突つく
猫が餌を舐め取る
人が飯を喰らう
あなたは朝ごはんを召し上がりましたか
私はランチを済ませました
みなさん夕ご飯ができました
家族そろ ...
やはり
マグロは天然ものにかぎるなあ
などと
食通を気取る人が言う
今時は
くるくる廻る寿司屋にも
天然ものが
マシーンで握られた
しゃりの上に鎮座している
人間こそ
全て ...
そう時間はかってにながれてゆくね
僕たちをのせて
時々思うのだけれどこの時間がとまればってね
愛を紡ぐ時間は短すぎてしりきれトンボ
なにもドラマはないままドラマはすすむのだ ...
雫の形はなんのカタチ?
淡水パールにも似ています
王妃の耳を飾ります
それとも人魚の涙でしょうか
雫のおつむは
一点で
最後に誰かとつながっていて
離れ難くて
揺れてい ...
言葉をもたないろくでなし
言葉を選ばないろくでなし
空っぽな蓮葉なそれでも愛しいろくでなし
愛は空想では操作できないのだね
僕は孤独な案山子
麦畑の風をみている
...
この半島には古い鉄路が通じていて機関車がときどき通る
小さなまちの路地裏には野菜くずや魚の腐った臭いが充満して
それが僕をつくっているのかもしれない
答えのない恋人に愛を告げるよ ...
・クリスチャンでない僕らは上手な祈り方を知らなかった。
日曜日になると、僕とレモンは当たりをつけた家を訪れる。金属製のドアノックを叩く。臆病な小鳥が屋根から飛び立つ。家人は不在だ。そういう決 ...
ある寒い朝雑木林を歩いていると
桃色の温もりがありそうな耳が一つ落ちていた
自分の耳じゃなかろうかと
両手でそれぞれ触ると
ぽろりぽろりと落ちてしまった
あれれこれはいかんぞとすばやく手 ...
僕はだらしない
とてもだらしない
部屋がとても汚い
僕はだらしない
とてもだらしない
時間にルーズだ
僕はだらしない
とてもだらしない
いろいろ手をだしては、すべて中途 ...
車のフロントに
5センチくらいのきずがついた
気になる
うんてんしていて
気になる
なおらない
ずっと
けっして
なおらない
これから
ずっと
なおらない
ずっと
きになる
...
ほの暗い
1Kの床
ダウンして
べろんべろんで
今日も閉廷
...
あぁ
会いたい
君と組んだ腕
君と繋いだ手
君の肩にのせた頭
あつい
あつい…
無口な君
心のわからない君を愛したら
僕が苦しいってわかりきってたのに
どうして ...
テレビであじさいの描き方をやってた
ぼくもそれをやってみることにした
灰色のクレヨンで花びらをテキトーに描いた
それからスポンジに染ませた紫で花びらをたたいた
可憐な色合いの絵が目の前に出来上 ...
あなたの子宮に土足で踏み入り
神の名をみだりに唱え
過ちの傷心を石もて追い打ち
胎児の青写真に勝手な名を付け
不動産の看板を立てようとする者達に
産婦人科クリニックの営業を妨害し
手術 ...
約束に目を向けるんだ
苦しみに目を向けるな
約束に目を向けるんだ
大物ぶらなくてもいい
継ぎ接ぎだらけでいい
約束に目を向けるんだ
にじみつづける
みじめ ...
たった独りの部屋でさよならと言い続けた
たった独りの部屋でそれを言い続けるには
たった独りであることを忘れなければならなかった
冷たい世界は骨を
機械のように冷やして
...
食べると元気になる
食べると温かくなる。
食べると沢山食べたい
沢山食べてももたれない。
作る人は疲れるけど
美味しいと言って食べてくれれば
全てが吹っ飛ぶ
嬉しくなる。
全て ...
そうだ
中学のときも
ぼくは突然友達に無視された
どこかで話し合われたのだろう
あきらかに悪いのはぼくだった
だからこういうときの
さ迷い方には慣れているはずだった ...
あめがかたにふるのは
このうちのねつをしずめるため
あめがかたにふるのは
このてをもりにかえすため
あめがかたにふるのは
のびたおもい ...
歌を歌いたいし
どんな歌い方をするかを
見てほしい
歌は聞きたくないが
どんな歌い方をするかを
見たい
歌は歌いたいが
どんな歌い方をするかは
見られたくない
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
2007年の罪
番田
散文(批評...
1
12/1/30 14:35
生命科学
晝
自由詩
2
12/1/30 13:37
むすめがかあちゃんにヘンシンする時の胸ドキッ☆
狩心
自由詩
0
12/1/30 13:15
マグダラのマリア
浩一
自由詩
1
12/1/30 12:51
疚しい関係
いかりはじめ
自由詩
0
12/1/30 12:40
何十億年後の我々
komase...
自由詩
0*
12/1/30 12:38
昇り坂
HAL
自由詩
1
12/1/30 12:22
雨、レモン、モーツァルト
イリヤ
自由詩
8
12/1/30 10:39
平和へ続く
夏川ゆう
短歌
3
12/1/30 10:28
分析
yamada...
自由詩
2
12/1/30 10:21
食事
たにい
自由詩
2
12/1/30 10:06
人間市場
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/1/30 9:58
j時という船
梅昆布茶
自由詩
5
12/1/30 8:49
雫のカタチ
そらの珊瑚
自由詩
4*
12/1/30 8:38
ろくでなし
梅昆布茶
自由詩
3
12/1/30 7:51
雨のあとの空
〃
自由詩
3
12/1/30 6:51
レモンの花が咲くところ
コーリャ
自由詩
8
12/1/30 5:48
みぎみみ
灰泥軽茶
自由詩
5*
12/1/30 3:33
『だらしない』
木製金属
自由詩
0
12/1/30 0:48
闘亀伝ブリガンディーネ
6
自由詩
2
12/1/29 23:34
サナトリウム・ギムナジウム
TAT
短歌
1
12/1/29 23:30
わからない君
ジュリエット
自由詩
0
12/1/29 23:17
あじさいの描き方
吉岡ペペロ
携帯写真+...
7
12/1/29 23:04
マグダラのマリア達
salco
自由詩
3*
12/1/29 23:00
約束に目を向けろ
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/1/29 22:25
アンダートーン
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
12/1/29 22:16
愛のある料理
ペポパンプ
自由詩
7*
12/1/29 21:52
あの頃
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/1/29 21:35
『あめがかたに』
あおい満月
自由詩
7*
12/1/29 21:03
カラオケミュニケーション
イオン
自由詩
0
12/1/29 20:58
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
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3188
3189
加筆訂正:
『だらしない』
/
木製金属
[12/1/30 0:51]
赤塚さんの言葉はすごいです。使いたくなかったので、いいんだって書いたのですが、いいのだという響きには勝てませんでした。あとガッキーごめんなさい。
4.78sec.