かがやく咳に
照らされる塔
海とまぼろし
跡のない浜
灯を燈しゆく
城の住人
波を見るたび
灯の数を忘れる
鏡と原
かたち無く
落ちては拾わ ...
ずた袋が歩く
今日の虚しさ
昨日の悲しみ
入れてない人はいない
一人もいないさ
みんなずた袋
明日になんてお絵描きしない
だからさー電車で
対面の頭ごしに
すっかり縁遠い昼間の空見た ...
一生懸命考えてるけれど
今は悲しいから分からない
浜辺に立つ
脚に寄せるさざ波
私の脚を包んでは離し
戯れる海水
そばに居る白馬は輝く
地平線を見渡す
まっすぐに昇る煙が異様だ
シンメトリーであるようで
実はアシンメトリーな風景
...
木々をゆすって風がないている
寒空の中 星は全力で輝き
比べるでなく
心のままに 惜しげもなくひかる
あしあと残しあるこ
昨日へ続く跡は
だれもたどりはしないけど
道しるべになるよに ...
死にたいと思えるのは
死そのものが
実感できないからだ
いつ死ぬか解らない不安に
慄きながら
爪に火を灯すような
食事や排泄さえ
他人に任せざる得ない人が呟く
「死にたい。」とは
...
雲が生き急ぐ 一向に澄み渡らない曇天の下で飲み慣れないアルコールを流す 風邪の引きはじめみたいな高揚感に苛まれはじめる 太陽がミラーボールみたいに狂いだしたのでハードボイルドさながらにシャボン玉をふか ...
月が宇宙一でっかい
まあるい外灯のよう
山の端に沈んでゆく
トントン
トントン
トントン
トントン
しずかな朝日みたい
月が吸われていった
朝が明るさを増した
トントン
トントン ...
嫌なことがあったの?
嫌なことが起こるの?
そうなんだ
そんな時 提案なんだけど
私が思うには
誠実な人達との おしゃべり
試してみてね
後ろを振り返れば
時計の針の位置が
...
遠くのほうで 貝殻色の天蓋に
やがてちいさな穴があき
こぼれる石笛の一小節を縫い付けた
あかるい羽衣の 恵みを象徴してもたらされるもの
鉱物たちがふくんでいる 大きな知恵の営み ...
最近は随分と落ち着いた静かな気分で詩を書けるようになって
それはなにも結婚をしたとか宝くじが当たったとか脊 ...
よく晴れた夏の日の朝、私は海岸沿いを走る電車のシート
に座っていた。ふいに砂浜のぬるい風が窓から吹き込んでく
ると、私が飲み干したペットボトルの中に、しゅるしゅると
渦を巻きながら吸い込ま ...
丈の短い幸せと
待ち伏せしている
控えの衣装コロモた(経)ち。
煮詰まる水あめが
とうとう金色かかってしまった。
「どうして、こうなるんだ・・・」
「焦げる」とは
きっとそう ...
しんしんと
...
溢れ出す想いを
おさえなくていいんだよ
それはときに
笑顔となって
涙となって
君の力になるはずだから
照れないで
躊躇わないで
さらけ出してごらん
それがきっと ...
あるひ大学の便所に
しゃがんでおもむろに
ダップンしようとしてふと
目の前の壁を見ると
お前は詩人なんかじゃない!
という縦書きの落書きが
黒々と細字で書かれてあった
これは ...
正午ぐらいに
この公園の上空に
赤い飛行機がやってきて
幾つかの小石を落としてゆくのを
その妊婦はじっと待っている
背板にコカコーラのロゴが
描かれたベ ...
最近、君達が引っ越して来たときのことを思い出すよ。
いい人達でよかったと、心から思った・・・。
毎回毎回ピンポンダッシュ
ガキはけたけた鳴き笑う
仲間とつるんで釣竿持って
どぶ川でもって魚釣り
食えない臭い魚たち
太陽さんさんおはよーさん
にび色錆びた廃屋の
階段に座 ...
日々の聖句(13)悪魔の策略から逃れなさい
二月六日
「わたしはどうしようもないものを目の前に置きません。
わたしはそれて行く者たちの行ないを憎みました。そ
れがわたしに取り付くことはありませ ...
ひび割れた壷を抱えて二十五時
ソバージュヘアの
影は私だ
* * * *
干からびた
臍の緒を抱きまだ浅い
夜の埠頭に逃げ込 ...
私は苺を潰して食べるのを無上の喜びとする女です。完全に潰すのではありません。
いうなれば半殺しです。苺を半殺しにするのです。
半殺し、などと、物騒な言葉を知ったのは、お彼岸の時だと記憶してお ...
果てしなく恐ろしい
大洋に舟を浮かべよ!
真っ黒く荒れる海原に
おのれのボートを浮かべよ!
目覚まし時計が即ち私の神なのだ
メガネも睾丸であり神だ
かねが即ち、舟なのだ!
ツマラナイ ...
指きりをしましょう
大切なことを忘れないように
私の手のひらにあるものの
かけがえのなさを
忘れないように
あなたを一生かけて幸せにするという
決意を忘れないように
子供 ...
朝のまどろみの中 鳴り響く携帯の着メロ
あなたからの モーニングメールだ
仕事で疲れて 起きられないわたしのために
毎朝メールで起こしてくれる 優しいあなた
色 ...
不条理な夢で目覚めた朝
もの憂い倦怠感で
頭の芯がズキズキ痛む
夢とか希望とかそんな言葉で
ちっぽけな人生を飾ってみても
掴めるものといえば
ほんのひと握りの砂だけ
現実をみろ
...
コトバが頭の中を舞っている
ふわふわと漂うように煌いて
それはジグソーパズルの1piece
寄せ集めて物語が創られる
いつも心象風景の中にいた
本当の空の色を知らない
妄想の中で呼吸 ...
ありきたりに言ってしまえば
そう 川は人生そのものなのだろう
そう 川は生命の流れなのだろう
流れる水と水が寄り添うことは愛のよう
本流と支流に別れていくものは悲しみのよう
岩にぶつ ...
音の配列がもたらす恍惚
恍惚 言い換えれば 快楽
かろうじて繋ぎ止められていた
音に集中して聴く姿勢
姿勢 言い換えれば 態度
私の扉は開かれ
音楽がスルスルと進入してきて
...
今日 僕は
するだろう 何かを
する 何かを
人は 何故 歩く
中で
時の
似たような 書けばいい
詩を
ポイントを いい 入れれば
いい 広めようとすれば
ない 意味は
詩を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
降り来る言葉 LVIII
木立 悟
自由詩
4
12/2/9 23:31
感じ
salco
自由詩
8*
12/2/9 22:54
YN
mizuno...
自由詩
2
12/2/9 22:48
記憶
小川麻由美
自由詩
2*
12/2/9 22:36
冬の星
朧月
自由詩
6
12/2/9 22:32
死にたがりとの出会いのうた
板谷みきょう
自由詩
2+*
12/2/9 22:26
ダンスフロア河川敷
否々
自由詩
2
12/2/9 22:15
沈む月
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/2/9 21:56
相対的な時間
小川麻由美
自由詩
3*
12/2/9 21:32
即興(春を待つからだ)
あまね
自由詩
20
12/2/9 20:48
サーモスタット
TAT
自由詩
3
12/2/9 20:45
ぬるい風
壮佑
自由詩
11*
12/2/9 20:43
四時限.待ち受け
yuugao
自由詩
2
12/2/9 20:36
おやすみペパームーン
TAT
短歌
1
12/2/9 20:00
本当の君
ジュリエット
自由詩
1
12/2/9 20:00
落書き
浩一
自由詩
2
12/2/9 19:56
妊婦と赤い飛行機
草野春心
自由詩
8*
12/2/9 17:36
写真を見てひとことvol.31
花形新次
携帯写真+...
0
12/2/9 16:48
また!
田園
自由詩
1
12/2/9 16:15
日々の聖句(13)悪魔の策略から逃れなさい
生田 稔
短歌
2
12/2/9 15:06
さよならおやすみまた明日
永乃ゆち
短歌
3*
12/2/9 12:51
シークレット(散文詩)
そらの珊瑚
自由詩
7*
12/2/9 10:55
錯乱
浩一
自由詩
0
12/2/9 10:51
約束
そらの珊瑚
自由詩
5*
12/2/9 8:30
【 メール 】
泡沫恋歌
自由詩
9*
12/2/9 8:11
【 夢の中へ…… 】
〃
自由詩
12*
12/2/9 8:06
【 コトバ 】
〃
自由詩
7*
12/2/9 8:05
A River
HAL
自由詩
1
12/2/9 7:39
音楽というべきもの
小川麻由美
自由詩
1*
12/2/9 4:33
ドンタコスを食べながら詩を書いた
番田
自由詩
2
12/2/9 2:08
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
4.53sec.