花の中を歩いていると
僕自身花になったような気がする
それ自身、素晴らしく咲き誇っていて
僕自身もそれらのように
ごく自然に歩みを飛ばす
車の騒音や人いきれの中でも 僕は
見えない花と一緒 ...
私は恵まれている

幼年期は暖かく程よく湿った腐葉土にくるまれて夢を見て過ごした
夢を見るのに飽きた頃には頭の上から冷たい水が落ちてきて目が覚めた

大きく伸びをすると私を守っていた殻が割れ ...
海上、
都市をつくろう
なにもかも波になれば
こわれるのに
疲れました
飛沫のように暮らす
花にも、
貴方にも
四月半ば
笑ったまま
夕飯の仕度をして
少し背伸びがしたくて
ちょっと大きめの靴をはいてみた
少し自由になりたくて
ちょっと大きめの靴をはいてみた

いつもはいているぴったりの靴は
ちょっと窮屈で
いつもはいているぴったりの靴 ...
銀河を見つめる

昼間の銀河を見つめている

からくりを優しく見つめている

風になぶられる

光にさらされる

力はどこから来てどこへ行くんだろう

花びらの散ったあとを

銀河を見つめる

昼間の ...
花が持つ魅力引き出す愛情は青空より広く温かい

憧れは憧れのまま終わらない夕暮れ深い花冷えの街

親切にされた記憶は宝物輪郭だけは少しぼやけた

薫風に揺れる花見て和む君ピアスの色が ...
いくつもの
さみしい
たましいが
夜のツバメさながらに
ひらひら
とびまわる

生きている
人間は
なぜに
あんなにも
桜、桜と騒ぐのだろうと思い
やってきて
白いはなびらの ...
関係なんて
関係なく

あなたにとって
大事な人がいれば
それは宝で

あなたのことを
大事といってくれるなら
それは希望で

関係なんて
関係なく

それはもうすでに
...
輪の上で天使は踊り
光は風に変わり
お前は俺となった・・・
大樹の下では一人の少女が
素朴に読書をたしなんでいるが
その上空には一つ目玉の怪物
更にその上には神様がそれらを見ていて
嘆息 ...
ぼくは杖など必要ないと
想って生きてきた

杖を欲しがる奴は
弱い人間だと見下してきた

でも何故なんだろう
ぼくはいま杖を必要としている

杖を欲しがる奴には
絶対なるまいと決め ...
詩を書いていた
未だ見ぬ自分をかきなぐっていた
一体 いつ
僕はそれを叶えるのだろう
ひとよりさきに
さくひんがある

げいじゅつも
いきざまも
いのちも

このさくひんは
だれかが
つくるはずだった

というような
さくひんを
つくった
わたし ...
街角の桜木

白いぼんぼり

だれの葬式か

灰の花びら


花びらが草にのってるよ

草の愛らしさ

そっちに心が惹かれるよ


街角の桜木

白いぼんぼり
...
冷たい雨が降ってきた
おれは黒々と木のようで
 心臓だけがガス灯
何を照らすでもなく ぼんやりと立っていた


小さな春は震えていた
おれの心臓に寄り添い 冷え切ったからだを温めた
...
わたしたちはFEEDされている。

生きるには時間が経ちすぎている、
絶望は希望よりもすこしだけ早く感染する、
いるといないの合間を貪る猫。
不自由で浴びる、
嘘を吐くときは好きではないが ...
あぁ全てのひとは 
透きとほったぜんまいを背中に巻かれて 
晩夏に樹からぽてっと落ちる 
あの蝉に似ています 

(宇宙の銀河の果てから観れば 
 ひとの百年は一瞬です・・・) 

あ ...
百円で買った文庫本

アメリカのとある古い短編小説

マウンテンパーカーの前ポケに

ちょうどだからと出かけるときに文庫本

雨がぱらぱら

結局ざぁざぁ

一日降って傘をさし ...
ええ、その歌は聴いたことがあります。

まだ友達のいなかった頃、
クローバーの惨劇の指揮者として。
聞こえていますか
僕のこの声

届いていますか
僕のこの想い

晴れ渡る日も
土砂降りの日も

叫び続けた

この声
この想い

素敵な音楽になって
君の心に響い ...
床屋さんで伸びた髪を 
ぱさぱさ、切った 

エプロンの上に 
切り落とされる髪は 
いつのまにか 
白髪交じりになっていた 

青年と呼ばれた頃よりも 
白い髪が増えた分 
ここ ...
白人の女が泣いたよ
白い尻を震わせて泣いたよ

馬は馬並み
でかいよ
でかいでかいモノだよ

超アングラビデオよ
北京の通りで買ったよ

白人の女は白目剥いたよ
断末魔の叫び声上 ...
灰色のひかりが街道に爆発している

そのひとつひとつが銀河のようだ

とらえ所のないまぶしさに視線を落とす

花びらがアスファルトにこびりついている

となりの土に草葉の緑

それ ...
チョロQと
...
あきらめられた真昼には
羽で見えない筆の在り処
青と金 また青と金
酒瓶の底に立ちつくす地図


鳥が煙に生ませた子
どこまで歌い
地を揺らすやら
羽毛を羽毛になぞる ...
路傍に苔むす王たる剣が
背とはらわたの国に敗れ去るとき
わたしはまつりごとを酸に溶かし
永遠に厠で廻っていよう
曇うがつ陽の行方を確かめぬまま
春が生む負を見届けぬまま
...
深々(シンシン)と
遠い闇の
押し寄せる
夕刻の
八重咲きの
鬱金香
手淫はいいな
できたらいいな
自涜とか自慰とか
言い方いっぱいあるけど
ぜんぶぜんぶぜんぶ
おんなじことだ
ふしぎなグッズを使うこともある
あの娘と自由に夢の中
「ハイ!マスカクター」 ...
花びらたちが役目を終えてきみへと流れ出す
きみから涙は出ないのに
あしもとには戻らないため息の砂塵がしみ込んで
希望が小さい竜巻のよう わたげのよう
くるりくるりのてーま 

空けた球体の ...
嫉妬という言葉を 
あなたは教えてくれた 
無防備に眠る 
あなたが憎らしい 
そっと首に 
両手をかける 
胸の奥で 
ちろちろと燃える炎 
このまま力をいれたら 
あなた ...
参考資料の提出があった
瑣末な誤字脱字が散見された
作図と細則の改正が必要と思われた
差額についての催促を済ませて
採光のためにブラインドを開ける
サッカー場の方が
先ほどから騒が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
見えない花yamada...自由詩412/4/13 15:39
桜物語たにい自由詩512/4/13 13:01
0ズー自由詩5*12/4/13 12:56
春の日ここ自由詩712/4/13 10:21
昼間の銀河吉岡ペペロ携帯写真+...612/4/13 10:12
花が持つ魅力夏川ゆう短歌012/4/13 9:41
夜間飛行そらの珊瑚自由詩11*12/4/13 8:57
桜関係朧月自由詩512/4/13 7:40
丘を登るyamada...自由詩312/4/13 5:00
HAL自由詩7*12/4/13 3:30
くそったれの、人生番田 自由詩412/4/13 1:56
作品小川 葉自由詩212/4/13 1:00
灰の花びら吉岡ペペロ自由詩312/4/13 0:59
つぐないただのみきや自由詩22*12/4/13 0:23
ふりそそぐはるな自由詩9*12/4/13 0:06
夢の惑星 服部 剛自由詩812/4/12 23:53
雨に濡れた文庫本灰泥軽茶自由詩20*12/4/12 23:47
クローバー吉岡孝次自由詩2+12/4/12 23:27
心の音楽ジュリエット自由詩212/4/12 23:18
1ピース 服部 剛自由詩312/4/12 23:17
白人の女花形新次自由詩0+*12/4/12 21:24
土の草葉に吉岡ペペロ自由詩612/4/12 20:14
桜の木の下にはTAT短歌112/4/12 20:12
鉄の花木立 悟自由詩512/4/12 20:07
ノート(49Y.4・10)自由詩112/4/12 20:04
鬱金香フクスケ自由詩112/4/12 19:40
オナえもんの歌花形新次自由詩012/4/12 18:42
春のテーマ唐草フウ自由詩14*12/4/12 18:33
虹色ポエムRT自由詩812/4/12 18:10
サマータイムたもつ自由詩612/4/12 17:57

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