目の前を紋白蝶がとぶ
春の風に負けそうで
それでも戦いながら
桜はもう、ハザクラにかわりました
あなたは言った
知っている
だから、もうすぐ雨がくるんだ
...
好きな人がいる
ワイヤーロープの綱渡りは、お前のイメージで
厳しさがあるからこそやわらかなヒーリング
お前がどんな道を選ぼうと、俺には口を出せない
遠くへ行かないでくれ
何を望むの
好きな ...
プラスチック製の彼女の柔毛
を食べたかった
頭蓋骨のじんじんをあなたへ伝えるはず
の二秒を求めた
プラスチック製の彼女のじんじんは
酸素のかわりに酸を歓待するスイッチを押してほしがった
乳 ...
書いた詩を全て捨てた
インクと紙の無駄だったと気づかされた
春の日の真昼だった
そして 僕はどこに行くのだろう
書いた詩は全て無駄だったのだという
自由だけが 約束されている
ひとが
きもちわるい
この世が最初から
きもちわるさの総体だったみたい
だ
曇り空
僕が僕であることに理由はない
ただ
誰かが暇つぶしに書いた
歴史があるだけだ
詩とはなんだったか ...
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった
命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと
命は言う ぼくが愚か ...
過ちをおかしてはまたその繰り返し
悔い改めるよ、そのときは
なぜ何度となく続くのだろう
暇人かってぐらい
気づくとつい涙して
お気に入りの居場所探して ...
うとうとしながらうったメールは
夢の中のわたしに届く
夢の中のわたしは自信に満ち溢れ
非の打ち所がない
夢の中のわたしはとてももどかしそうに
寝ているわたしにメールを返す
目覚 ...
ウォータークラウンに無数の鳥が止ると雫の中の樹木から複頭の馬が飛び出してくる。その蹄はまるでジェラルミンの様だ。
幽霊の合唱に終わりが来ると花粉の匂いが鼻を突き、香水壜の化粧棚から倒 ...
会いにいけば会える人に
会わないまま人生は終わる
会いたいのに
どうしてそんなことに
なるんだろう
家に帰ると
種をとる用に買っておいた
300円のトマトを
流しの前で ...
きょうは忙しかったので
あっというまにおわりました
あしたも忙しいだろうから
あっというまにおわるでしょう
たくさんの笑顔
すこしの怒った顔
たくさんの無表情
すこしの悲しい顔
...
重なりあっているから
いいことも
わるいことも
あるよね
の あなたも
わたしに重なっている
それが縁だと
風がいうけど
しんじない
重なりあわない
部分がさむい
...
月に腰かけ 太陽を{ルビ的=まと}にして
流星のダーツを投げる
唯の退屈しのぎだが すこしばかり はた迷惑な気晴らしかも
俺のエゴはでっかくなりすぎて 地球の中には納まりきらなくなってしまった
...
欲しかったのは
そんなことじゃなかったのに
必要だったのは
そんな言葉じゃなかったのに
どうしていつも
間違ってしまうのだろう
わかってほしかったのは
そんなことじゃなかったのに ...
我とはバーチャルなもの
肉体は自然からもらったリアルなもので 心も与えられたリアルなものだ
それらを所有していると思っているあなた それは捏造されたもの
誰が捏造した ...
大好きな
あの娘は
汚したくなくて
その友達のC子で
オナニー
今年こそ
アカデミー賞
間違いなし
下着泥棒ロードムービー
エロ動画
よく使う
...
我を張っている
我を忘れて
集める炎の中心に 焦りに煮た冷や汗
額から離れぬ 汗の辿り 焦げ匂いがする
我を張っている
我を呆けて
ピンポン玉が姿に似合わず 人々の ...
んだよな…
...
列が
乱れますから
前へならいなさい、
切なさよ
ラインをよく見て
その境を越えないように
たたずみなさい、
恋しさよ
下を
向きすぎてはなりません
他のものたちと ...
詩人が真実を語ると
人は「黙れ」と言う
詩人が美について語ると
「あいつは現実を知らない。空想的だ」と人は言う
君よ 真実を語ってやれ
人々の中に咲くたった一輪の花になれ
例えこの世界が壊 ...
子供とか
...
炊事を終えた
スリランカの水夫たちが
座って西瓜を食べていた
出納係はスープ皿に
吸殻を捨てた
好きなものはすべて
素手で触りたい
水族館の閉館日
すぐり ...
胸のあたりに
なつかしいうたが溜まってしまい
病院へいったが
ておくれだった
それ以来
胸のあたりに
うたを一匹
飼っている
あの日とよく似た景色に
ぼくは取り残されている
すこしだけみじめで
信じられないくらい自由だ
長い髪をしていた
君がここにいない
「ゆうがたにも匂いがあるね
晴れた日と
雨の日 ...
難しい顔で
相談受けた後
お尻突き出し
アナルおねだり
春向きの
コートの下は
タマぶらり
女子高行きの
バス停に立つ
ただでさえ
感度半分
包茎に
ゴ ...
砂の中の太陽
失敗の方へ
音はオレンジ
青い穴
青い炎
白い紙
眼は消えない
昼の北斗七星
タ
チ
ケ
...
{画像=120424111111.jpg }
【帰還】
声帯を飛び出していくコトバ達コマクを抜けてワタシに戻る
【流行り病】
時節柄恋には注意下さいね 四月の空に青いエアー ...
大きな蓋がひとつあれば
こと足りる
あれは
実に包容力のあるヤツだから
けれど
ここには
とても小さな蓋しかないのだ
あろうことか
私のキッチンには
小さな蓋しかないのだ
...
夕暮れの山の喫茶に立寄りてぜんざい食す妻と二人で
山桜あちこちに咲き空青くくもただよえど晴れぬ心に
低気温さむくはない山の喫茶は木つくりで谷間に在り
人は名付ける
自然は名付けない
海や空を人が何と名付け
どうやって区切ろうとも
鳥は空を飛び 魚は海を泳ぐ
彼らは人間が作った制限を
安々と越えて飛び、泳いで行く
人間だけが自分の思慮の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
紋白
Seia
自由詩
4
12/4/25 7:50
自己満足
杉原詠二(黒...
自由詩
0*
12/4/25 5:46
No more less than(酸を歓待するための二秒)
鈴木妙
自由詩
3
12/4/25 3:19
庭を見つめながら
番田
自由詩
2
12/4/25 2:40
逆流
めー
自由詩
4
12/4/25 1:43
命の呟き
HAL
自由詩
12*
12/4/25 1:23
繰り返し
凱
自由詩
0
12/4/25 0:42
アドバイス
ここ
自由詩
3
12/4/25 0:38
無題の為のコラージュ・2
高濱
短歌
1
12/4/25 0:35
40人くらいに
mizuno...
自由詩
5
12/4/25 0:32
いちにち
ここ
自由詩
1
12/4/24 23:41
夜のころも
朧月
自由詩
5
12/4/24 23:14
太陽を的にして
まーつん
自由詩
10*
12/4/24 22:06
理由
春仙
自由詩
4*
12/4/24 22:00
自我について
たにい
自由詩
6*
12/4/24 21:39
変態短歌15
花形新次
短歌
0
12/4/24 21:32
冷やし汗
朝焼彩茜色
自由詩
5*
12/4/24 21:29
所詮感慨は無い
TAT
自由詩
1
12/4/24 21:19
整列
千波 一也
自由詩
6*
12/4/24 21:15
美しい花
yamada...
自由詩
4
12/4/24 20:28
カスタードシャッフル
TAT
短歌
0
12/4/24 19:51
素手
たもつ
自由詩
5
12/4/24 19:42
うた
はるな
自由詩
10
12/4/24 18:11
ゆうがた
〃
自由詩
5
12/4/24 18:10
変態短歌14
花形新次
短歌
0
12/4/24 18:01
黄砂
和田カマリ
自由詩
1+*
12/4/24 17:45
メビウス
そらの珊瑚
短歌
6*
12/4/24 11:03
蓋についての考察
〃
自由詩
10*
12/4/24 10:21
山の喫茶店
生田 稔
短歌
5
12/4/24 9:51
人のにらめっこ
yamada...
自由詩
4
12/4/24 9:41
3128
3129
3130
3131
3132
3133
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
4.85sec.