春は透明な足音を立てて
僕らの世界を包む
人々の足どりは濃やかで
赤ら顔の盗賊さえも
どこかその顔は呆けている・・・
春風は都市の中にも吹き
人々の襟をすくめさせる
僕はアーチ状の街をく ...
石を高温で焼き
それを鍋に放り込み
作る料理があると聞いて
心が痛む

そんなに
熱したら
石に住む
この子たちは
どうなるのだろう
かあさん、熱いよう、と
泣くんじゃないか
...
ニュース画面に映る満開の桜
その下で 賑わう人々
東京は お花見なのに

防寒着を着て かわかした軍手を持つ
白い雪が降り続けるので 消しに行く
桜より 広く白い

積み上げられた雪の ...
2012年04月08日(日)2 tweets

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社会というものはいくら入り込んでもいつの間にかすり抜けているというわけのわからないものでした、さて学校と ...
病院のベッドに三日間泊まった
聖なる牢獄に三日間も居たんだぜ
すごいことさ

可愛い看護師さんは小首を傾げて言った
何処に居たってあなたの生きる不安は同じでしょ
そう彼女はとても魅力的でセ ...
{画像=120408072250.jpg}


 春、春、春、桜吹雪

ひらりと花びら
僕の掌に 舞い落ちた
そっと 握りしめて
指の隙間に閉じ込める


 ―― 縛ることが愛だ ...
 結論から語ると、俺は今、死体を分解している。電灯の暖色を受けて朱く色づいたバスタブの上に、赤黒い血が流れ出る。通りの悪くなったナイフを、力任せに叩きつけると予想以上に大きな音がして、慌てて蛇口を捻る ... 銀の妖蛆を夜鷹が食み、
暗がりの中でわめき散らす。
呼応して単調な横笛の調べが、
盲唖の混沌を慰撫して鳴り止まぬ。
地響きが黒い森をゆらし、
強壮なる使者はまろび出た。
空き缶をやさしい顔で見つめてもあきらめているはつなつの道
ほつほつとからだに点るけだものを飼いならしつつ噛む左肩
さびしさの錆びつく夜も舌で捺されたそこはあなたのものよ
ふうせんが萎んだ後の寝室 ...
ぽっかりとあいた満月
掌をむけて撫でるように
まわしていくと

桜のつぼみが
勢いよく
ぽんぽん弾けて
噴く噴くよ

夜空にたくさん
打ち上げられた
桜の花びらは
凱旋を祝うパ ...
なにも考えずに
いや、なんにも考えることができずに

夜の歓楽街をぶらぶら歩いていると
道の端っこ
下水道のコンクリートから
白い泡が溢れだしており
近づいてみると
ぬくっと泡の中から ...
黙り込む 君のことを
僕は知らなかった
死んだことが
確かではないのかも知れない
哲学が郷愁なら
私は常日頃哲学している
哲学が郷愁なら
私が哲学のことを思わぬ日はない

私はどこにいても郷愁を覚える
もはやないものに思いを馳せる時、
そのとき私は常に死んでいる

...
ぶっころすぞ 優しくなれよ

朴訥な悲しみ

雫のような光

僕はしずかに

死んでゆくよ


寄り添う通りに

街路樹に

月の光架かるよ


優しくなれよ

朴訥な悲しみ

雫のような光

涙をかなでる

生き ...
ほんとうのことは
ほんとうにならない
それがぼくらの法則だった

ほんとうでないことや
知らないことたちで
世の中は
編みあげられているよう

靴をコツコツ鳴らせて
歩くぼくら ...
{画像=120407235731.jpg}


その一本の桜の木は
古い民家の門扉の横にあって
左右に大きな枝を広げていた

ごつごつとして人を寄せ付けず
大地の力を漲らせ
雨風にそ ...
新芽の出かけた柿の木に

季節はずれのしわしわの柿の実が一つ

落ちることなくあの嵐にも耐えて

だれにも見向きもされないところで

静かに生きている

それは確かな生の営み

...
桜よ月よ

僕は孤独だ

桜よ月よ

おまえの前で

素直になれない僕だから

桜よ月よ

誰かと眺めないでくれ

感情は揺れ動きもしないのに

桜よ月よ

おまえの前だけ

僕は素直なのかも知れない ...
空に目玉ぎょろり
月がある

まいったな
小さなことで悩んでたのに

わかったよ
するべきことを
すればいいってことも

迷っていても
明日はくるから

空に目玉ぎょろり
...
言葉の羅列

ふざけた言い回し
そんなもので誤魔化していい気になってる

そいつの名前は思い上がり


私の心に巣食って
私の心を食い尽くす


いつか、お前を越えていく
そ ...
犬が
歩いていて
犬が

ちかづくと
かみついてくる
ころそうとして

ねこ
かわいい

対比
いいものと
わるものの

などといっていると
不利になるから言わない
...
夏がじきに終わる教室の黒板に














...
... 例えば、
僕が溺れていて、
君が助けてくれる。
僕は
ひたすらに感謝して
君はいいよ、
大丈夫だという。

でも、
君が溺れている手をとって、
助け出そうとしたら、
よして、危な ...
やわらいだ寒さに薄着で出かけたいあたたかいものをいれた水筒


日を束ね春と呼んではいるものの二度と同じ日は集まらない


だれ一人おなじ人間などいない一回きりの春も同じだ


...
 
 
ありがとう
そんな簡単な言葉を
忘れたまま
一応の今日がある
体積は権利
表面積は義務
肉体は続く
魂の原野
そのつきあたりまで
 
 
ビールが飲みたいんだ
別にビールじゃなくてもかまわない
アルコールが5%以上なら何でもいい

死にかけた毛虫のような意識でも
酔っ払うことで
薄膜を一枚被せてやりさえすれば
俺はおまえに ...
自己保身を 考えてしまうと
動けなく なって しまうから

行動しようと 思った 気持ちは
偽善だったのか と
ハッとする 瞬間 

でも 気持ちは 本物だよって
自分を 自分で 慰め ...
あの人はどうしているのでしょうとふと強く思いませんかまるで野鼠のようだねとうすら寒く手を差し延べて状況はすっかり変わってしまい僕は初夏の河川敷にいる陽なたに群れている椋鳥たちを眺める辛いだろうか寂しい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
花束yamada...自由詩512/4/8 9:52
ストーンチャイルドそらの珊瑚自由詩15*12/4/8 8:54
雪守り砂木自由詩18*12/4/8 8:39
twitter葉leaf自由詩212/4/8 7:52
自由或いは生きる意味梅昆布茶自由詩2212/4/8 7:34
【 花びら 】泡沫恋歌自由詩12*12/4/8 7:25
ゆっくりとうつりかわっていく季節影山影司散文(批評...012/4/8 5:04
高原漣自由詩012/4/8 4:36
捺印とろり短歌612/4/8 4:30
桜の蕾が噴く噴くよ灰泥軽茶自由詩8*12/4/8 3:23
雑居ビル地下一階自由詩11*12/4/8 2:15
_番田 自由詩112/4/8 2:04
哲学ブロッコリー...自由詩3*12/4/8 1:35
夜桜di.di.自由詩112/4/8 0:48
月の光吉岡ペペロ携帯写真+...312/4/8 0:45
本題シホ.N自由詩312/4/8 0:29
桜木 / その大きな木は生かされているbeebee自由詩28*12/4/7 23:56
柿の実わすれな草自由詩1*12/4/7 23:43
桜よ月よ吉岡ペペロ携帯写真+...412/4/7 22:49
空の目玉朧月自由詩312/4/7 22:21
思い上がり無限上昇のカ...自由詩312/4/7 21:22
スカルミ リオーネ6自由詩312/4/7 21:21
うらしまたろうTAT自由詩2*12/4/7 21:19
講釈、要らんねん短歌012/4/7 20:43
溺れopus自由詩012/4/7 20:06
はるについて(ホットケーキ)木屋 亞万短歌5*12/4/7 19:06
age45(一応の終わり)たもつ自由詩912/4/7 18:58
恫喝花形新次自由詩012/4/7 17:03
堂々巡り藤鈴呼自由詩2*12/4/7 16:18
迷う宮岡絵美自由詩412/4/7 15:36

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