ロミオは薬で眠っているジュリエットを死んでいると勘違いし自分も死にました
目が覚めたジュリエットは死んでいるロミオを見て
短剣で自分を刺して死にました
二人とも
来世で結ばれること ...
無様に云おう
大昔といってもたかだか三十年前
美しいと思ったのは夕焼けのグラウンドと年上の女
たった今雪が止んだ
街はおもちゃを取り上げられた子供
掃除も終えた休日
定番の秘密主義者は ...
呆然として
60年が過ぎた
そのあとの
60年
赤ん坊は生まれず
人口が減少しても
私はいない
唯
冬の部屋は
寒い
小さな湯のみに
あふれるほど
膨れた
中国茶を
啜 ...
夜明け
貰ったのは握手だった
嗚咽をもらすようなできた人間じゃなかったから
こっそりピンクの熊を抱きしめていた
変わろうと荷物を詰めながら
バンプオブチキンを聞いて
感傷に ...
死神は深い森の中で魂を喰って生きている
奴は言う
美味い魂もあるが不味い魂もあると
私は訊く
どんな魂が美味く
どんな魂が不味いのかと
奴は答える
善なるものの魂は美味く
悪な ...
あの日確かに
君は私のこと
好きだって言った
でも今の君は
私が好きなようには
見えません
からかってるなら
鬱陶しいなら
嫌いなら
そう言ってよ
傷付くの ...
{画像=120219045735.jpg}
最近不思議な夢を見る。
ぼくが眠ると夢の中のぼくが目を覚ます。
夢の中のぼくが眠ると現実のぼくが目を覚ます。
会社の会議中に居眠りをしている ...
その南の島には雲をつく高山がある
山からは川が流れ出し川縁には数軒の丸太小屋
朝日が登ると同時に一軒の丸太小屋の戸が開いた
親子が力を併せてカヌーを運び出す
朝靄をついて川に漕ぎ出す
昼前に ...
瑠璃色のオトマトペしりませんか
むかし たいせつなひとが くちうつしでくれた
飴玉のような オトマトペでした
今朝
あの甘さを
思い出しました
怖い夢をみて
めがさめて
そして ...
明日は 今日よりも軽やかに
と我々は{ルビ希=のぞ}んで
今日は 昨日よりは{ルビ厳=おごそ}かに
と我々は慎む
平穏になればなるほど
勝手にもがいて 考えこんで 苦しが ...
海をブラウン管が渡ってゆきます。
空を映す管面に鳥が舞い降りて、また飛び立ちます。
手紙が 一通入っています。
東京にだけは、暮らしたくないんだ。
四拍子をきざむ
うしろのチャイニーズに
聞いてみると
ほがらかな林くんは
鼻腔のおくで裸になった
君の汗、額から、
とがった顎まで垂れた、
あんていするために
球体になった、
た ...
一睡もせず朝四時半、始発で鎌倉へ。まだ暗いうちに円覚寺の門をくぐる。暗い中に人が少し。お堂へ歩いていく。わけもわからずわたしはついていく。靴を脱ぐ。お堂へはいる。広くて寒い。座布団一つと小さな二つの座 ...
ワンルームのドアをノックする音が聞こえた。
濡れた髪をタオルで拭いていた昌は、動作を止めて、反射的に壁の時計を見た。夜の十一時だった。
ドアスコープの向こう側に、白いフェイクファーを纏った見 ...
緩やかなカーブ
輪郭をなぞる時間
永遠ならいいのに
愛してるの代わりに
きみの輪郭をなぞる
頭痛
倦怠が成層圏から降ってきた
うっすらと頭痛呑み込むパスタかな
氷床の軋む音する頭痛かな
頭痛飛び地球を巡り海に墜つ
雨
生まれ ...
ある夜の夢の中で
誰かの拳が
木のドアをノックする
乾いた音が部屋に響く
テーブルの向かいに座った
瞳の澄んだその人は
(私はいつも共にいる・・・)
と言ってすぅっと、 ...
岬の灯台を思い出す
なんて寂しくて
綺麗な姿なんだろうか
ここら辺ぐらいから
眺めると
すっぽりと
体が灯台に隠れて
私は白いのっぽな灯台だ
私は心の灯りをボッと
あかあ ...
心には
『なるべき俺』がいつも居て
そいつは ...
秋風にさらわれ僕も遠くへと
飛んで行けたら楽になるかな
吐く息の白さがやけに切なくて
とける氷の儚さ重ねる
いつからか夢より君を描いてた
氷点下の夜 僕は弱くて
ーーあれほ ...
早起きしトコトコ山を登り
見晴らしの良い場所で
うんと息を吸うと
朝の新鮮な空気に
満たされたような気がして
ぼぉうと吐きだすと
昨日までの
凝り固まったしこりまで
山の空気に流さ ...
少年たち
そんなに早くから
自分について
絶望する必要はない
そのうち分かる時が来るから
ロクデモナイってことがね
少年たち
それほど急いで
自分について
悲嘆する必要はない
...
俺のオヤジは酒乱だったので
中学の頃までは
毎晩
いつかぶち殺してやろうと思っていた
でもよく考えたら
そんな奴のために(尊属)殺人犯になって
自分の一生をボーにふるのはアホらしい
...
如月の雪の日
雪の日のうどん屋にいて味噌煮込み食べむとしては来るを待つ間に
如月の雪解けしるき路たどり夕暮の刻三人行きけり
神様の選民たらむとして吾らエホバの証人奉仕の日々よ
朝日のうえには宇宙
朝日のしたには地球
朝日のなかには明日
今日なのに明日
今なのに今日
行く先だけが今
朝日のなかには明日
朝日のしたには地球
朝日の ...
オリーブの高い枝に取り残した実に
真冬の鳥たちが 激しい羽音をたてて
秋の収穫期の黒い実に 鳥たちは関心がなかった
寒さで 苦味が和らいでいるのか
銀白色のオリーブの葉影に 鳥たちが集 ...
目をあけたら白い朝
ぼんやりした頭
カーテンはゆらゆらと
金魚みたいね
鳴らない電話に
突きはなされた気がして
わたし毛布から出られない明日からどこへゆこう
コーヒーはもう要 ...
私はね
相手のいる人を
愛したことがあるんだ
あの頃の私はなにか間違ってたんだ
私は
すごく遠くて
顔の見えない人を愛した
毎日
毎日
もっと早く出会えていれば… ...
どうしてきみの猫は笑うのだ?
私の猫は笑わないのに
どうしてきみのカレーは肉が多いのだ?
明日は大雪になると
天気予報がゆってたから
四十%オフの長靴と合羽セットを買ったのに
風邪を引 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
その後のロミオとジュリエット
ジュリエット
自由詩
1+
12/2/19 12:12
日曜を呼び出して左フック
民次郎
自由詩
4
12/2/19 11:49
立春
まんぼう2
自由詩
3
12/2/19 11:33
2006年〜2008年ごろのpoenique投稿作まとめ
ブルーベリー
自由詩
1*
12/2/19 11:03
真犯人
HAL
自由詩
3
12/2/19 10:33
君の愛をください
ジュリエット
自由詩
2
12/2/19 9:09
リアルな夢 / 最近ぼくは不思議な夢を見るのだ!?
beebee
散文(批評...
18*
12/2/19 5:00
常夏の島
たにい
自由詩
2
12/2/19 4:35
瑠璃色のオトマトペ
るるりら
自由詩
14*
12/2/19 4:30
明日
subaru...
自由詩
20*
12/2/19 1:11
手紙
佐倉 潮
自由詩
8
12/2/19 1:10
_
番田
自由詩
0
12/2/19 1:09
〃
ズー
自由詩
1*
12/2/19 1:02
鎌倉のこと
渡邉建志
散文(批評...
4*
12/2/19 0:30
美香
「Y」
散文(批評...
4*
12/2/19 0:20
柔らかな、
ムダ
自由詩
3
12/2/19 0:16
俳句・習作 1
壮佑
俳句
9*
12/2/19 0:01
夢の部屋
服部 剛
自由詩
3
12/2/18 23:59
岬の灯台
灰泥軽茶
自由詩
1
12/2/18 23:49
ピカレスク(悪漢小説)
TAT
短歌
0+
12/2/18 23:14
上京
AquAri...
短歌
1
12/2/18 22:17
光の糸
灰泥軽茶
自由詩
4*
12/2/18 22:06
少年たち
浩一
自由詩
1
12/2/18 22:01
昭和の悲劇
〃
自由詩
2
12/2/18 21:54
如月の雪の日
生田 稔
短歌
1
12/2/18 21:47
形がさわれた
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/2/18 21:28
冬のオリーブ
いねむり猫
自由詩
8
12/2/18 19:42
金魚とメランコリー
青井とり
自由詩
2
12/2/18 19:32
あの恋
ジュリエット
自由詩
0
12/2/18 18:38
週末
mizuno...
自由詩
1
12/2/18 18:34
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
6.6sec.