春を待てば
冬を追いかけることもなくなる
空が白い
雪も
ことばもどこか
白濁するような気がして
ガラスを磨くように
推敲してしまう

幾重にも層ができ
こころの内は形を失う
...
君から僕をとったら…?

君は悲しくなるのかな
君は寂しくなるのかな
君は泣きたくなるのかな
僕と過ごした時間を思い出したりするのかな


君と出会う前の僕を思い出す
あの人 ...
モジに熱を伝え
生かそうとするけど
モジはひとりでとんでゆくから
つかまえることなどできない

キミに愛を伝え
つながろうとするけど
キミはもう
そこにはいないんだ

次の瞬間次の ...
たくさんの呼び名を持つ人がいる
あなた
あいつ
あのやろう
あの人
旦那
主人
名前で呼びたくなる時のあなたは
やさしい顔をしている
名前で呼ばれる時の私も
たぶんやさしい顔をして ...
生まれたばかりのころは
世界と自分との間に
境界線がまだなくて
自分が誰かなんて
どうでもいいことだったのでしょう

そのうち
自分の そとがわが
出来始めると
この なかみは
自 ...
どれほどに恋焦がれしも
添えるか添えぬは
ひとには分からぬ浮世の定め

永久なる硬き契りを交わしても
いつかは千切れしこの世の定め

惚れて惚れられ来世も共にの
誓いし言葉も虚しきまほ ...
比喩として食らい
比喩として吐いて

そうして漸う生きてきたので
言葉で例えようのない事柄に直面した時
自らの馬鹿さ加減を嫌悪するのだと知る

現実だ、と受けとめるには頭の中に語彙が足り ...
土曜の夜に

雨が降る・・・

それは君らの預かり知らぬ土曜の夜だ・・・

サラリーマンも浮浪者も一人もいない

僕の中の心の夜・・・

その中では雨が降り

一人の少女がシク ...
三原色が肩を組む
交わり一つになったスクラムが
停滞した気持ちを動かす

真っ赤な嘘を
交わり一つの色が
忘却してくれる

フラットにしてくれる季節が
私達に接近してくる
春だ
...
 +
がちゃがちゃを回すときのわくわく

のどを駆け抜ける炭酸の刺激

あめの歌、ギターの弾き語り

どなり声、罵倒、愚痴、傷

そんな健康的な恋がいい


 +
柔らかいだ ...
夢に過ぎない明日の中へ 
ひかりの者として、入りなさい 

世の道に、躓く石のある時は 
低い目線で地にしゃがみ 
丸い掌でなでなさい 

やがて吹く不思議な風は 
人々の暗い心を吹き ...
また一つ

影を落として






思えば最初はその気なんてなかったのに



どうして変わってしまったんだるう



いたるところに刺激が多すぎて


疲れ ...
すべては理想 昨夜わいわい
朝までざわざわ
朝の光が心軽やかにする

どこまでも行けそうだねと
笑い声がする

皆が帰り
皆が居なくなり

息づかいだけがそこに残り
そこに温もりがあったであろ ...
ほどほどが欲しい

ポタポタ滴る水がコップをいっぱいにするように
ゆっくり、確実に、注いでいけたら
横取りしていく渇いたランナーを怖がらなくていいし
急に溢れ出して倒れてしまう君を見なくても ...
赤いメトロノームが死んで
青い空に溶けた
灯がともり
薄明かりの朝は目覚めた

地中深くからの冷えた手
固い岩盤の協奏曲
大地は緑に染まり
花は変わらずにまた咲いた


寒さに凍 ...
ぼくはポールマッカートニーだ

レットイットビーを聴くたび

いつも勝手にそう思ってしまう


解散したくなかった

みんな

遠い心になっていた

奔走したんだ

ねえ、母さん

ぼくは分かりません ...
探し続けても
ゼッタイに見つからない
適切な私の
世界はまだ見つからない

救われたくて求める
言葉たちは知らない顔をする
意味など自分で決めるのだ
星はそうつぶやく

あるがまま ...
ドビュッシーがながれる

そぼくな悲しみが

山のなかの

森のなかの

鏡のようなところに

妖精になって集まりだす

音楽は時間だ

時間のひとつの愛し方だ

コン ...
クッキーを
もらった
てづくり

みんなに
くばっている
色のない鉱石を積んで
仲間を探した

冷帯のないこの地方には
生きる望みがあった

書庫だった場所を掘り返し
判読できる紙を集めて
キャンプに持ち帰った

同じ日々が続く

薬 ...
{ルビ肉体の方=そっち}は
お前がどうにかしろ。

{ルビ精神の方=こっち}は
俺が叩き起こしてやる。
  最後だから笑った
  夏の日のあなた



  帽子をとって
  強すぎる陽差しと
  埃を纏う風を浴びて
  長い髪をそっと押さえ
  頬をそめて笑った
  誰よりも ...
いつ死んでもいいよねと
得意げに話してる友達と私は
まだ動けるうちにと
世界旅行を始めた

最初は紙で
それからインターネット
英会話にワクチン
パスポートも更新した

いつ死んで ...
ねえ、白い光が
今はない私たちと空気を照らして
ビルのなかで踊ったこと

きれいだったね。楽しかったね。

そのほとんどが
嘘と勘違いだったね
詩は韻かと訊かれれば














韻はラップで充分だと思うし






...
いつからだろう
わたしがわたしに
なれてしまったのは

やわらかなしかくい世界で
まるくなったとしても
とがってみたとしても
しか ...
マンガンの




単三二本が切れる迄









廻り続けるブリキのロデオ











...
わたしは娼婦
カラダを売って生きている
だれかに強制されて
イヤイヤやっている訳じゃない

少しばかり
少しのあいだ
男達にカラダを貸して
お金をもらう

文字どおり
カラダが資 ...
君が好き
君といる時間が好き
君の笑った顔が好き

君の全部が好きだから
君といたら自然と私も笑顔になるよ

すごいね
魔法みたいだね
昨日は自分が嫌で泣いてたのに
君が隣 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
星々に促されてかんな自由詩11*12/2/15 15:36
原動力ジュリエット自由詩012/2/15 15:34
二文字の意味朧月自由詩212/2/15 11:11
プレゼントそらの珊瑚自由詩6*12/2/15 10:32
日記自由詩312/2/15 8:52
平成 曾根崎心中HAL自由詩212/2/15 8:27
まぁだからと言って僕は「人それぞれと」言う言葉は嫌いだけれど ...ニルギリ自由詩412/2/15 7:43
一編の詩yamada...自由詩012/2/15 7:32
subaru...自由詩8*12/2/15 6:43
健康志向(恋)c自由詩612/2/15 6:39
明日の夢 服部 剛自由詩1*12/2/15 4:40
koe自由詩012/2/15 3:43
_番田 自由詩112/2/15 1:32
息づかい灰泥軽茶自由詩7*12/2/15 0:59
程程AquAri...自由詩612/2/15 0:57
赤いメトロノームが死んで相田 九龍自由詩512/2/14 23:32
ぼくはポールマッカートニー吉岡ペペロ携帯写真+...412/2/14 23:21
夜の扉朧月自由詩212/2/14 23:12
そぼくな悲しみ吉岡ペペロ携帯写真+...412/2/14 22:58
東アジアの法と社会6自由詩112/2/14 22:22
endmizuno...自由詩312/2/14 22:06
機関理来自由詩4*12/2/14 22:01
南風草野春心自由詩6*12/2/14 21:55
off the windowmizuno...自由詩112/2/14 21:54
信じられない私に自由詩012/2/14 21:39
since1979TAT自由詩212/2/14 21:17
『やわらかな四角』あおい満月自由詩9*12/2/14 21:01
単三電池が切れる迄TAT短歌012/2/14 20:38
プリティウーマン浩一自由詩0+12/2/14 20:18
大好きなんだなぁ…ジュリエット自由詩112/2/14 19:53

Home 戻る 最新へ 次へ
3129 3130 3131 3132 3133 3134 3135 3136 3137 3138 3139 3140 3141 3142 3143 3144 3145 3146 3147 3148 3149 3150 3151 3152 3153 3154 3155 3156 3157 3158 3159 3160 3161 3162 3163 3164 3165 3166 3167 3168 3169 
4.67sec.