おめしあがりの
ちょくごにいれてくださいと
いっぽうのふくろが
のこっている
なにがはいってるのかと
あけてみたら
なにもなかった
ははにきくと
そういうものだ ...
デリカのハイル−フが僕の儚い夢を載せて走っていたあのころ
僕は孤独だった
家族に見捨てられて行き場のない猫のように彷徨っていた
はしごをはずされた愛という幻想を必死で ...
生きて
居ても
死が
始終
奢り
躍り
*
信の
真相
摑むも
束の間
広がり
開かれ
*
書く
観念
毒 ...
オリヅルランの
白い筋を滑り落ちて
ぽたり
光が膨張する
鉛筆の先の消しゴムが
手のひらに当たるまで短く
執拗に書き続ける
うしろめたさ
黄色い空の雨
水たまりに流れ着く爪
...
テレビの中のマジシャンが
逆さに置いたシルクハットから
花吹雪が舞い上がった
一日に一つ位
そんな手品があってもいい
さぁ、この詩の中の
机に置いたシルクハットを
...
{引用=ああ……
くれないの窓辺に
映り込んだバター・クレセント
ひとしずくの欠けたなみだ
こがねいろにカーブする先
その細い渓谷をなぞってゆくと
渇いた大地にたどり着き
それでもなお残 ...
この体というものは
六十兆個の細胞がうようよと
今も無数に分裂しているという
私という現象は
常に現在進行形でありまして
「{ルビ服部剛=はっとりごう}ーing」であるように ...
神などいない
人間がそれを必要とする以上
絶滅しないだけのこと
世界がいくら愚かしく回っていようと
蒙昧な信心にすがるほど人類はもはや
無垢ではないし社会機構も粗野ではない
人間はただ神を ...
ジャムらせろ
ジャムるからハープをよこせウッドベースはC近辺をうろうろヴォンヴォン
弾い ...
昔から
安い女とチンピラと
...
風はありませんが
光が見えます
この窓を
開けることができたなら
風もあることでしょう
窓は開きません
でも光は綺麗です
綺麗な風を
私はまだ知りません
...
めんどうくさい
めんどうくさい
めんどうくさい
あ〜あ〜、めんどうくさい
めんどうくさい
めんどうくさい
うんちくさい
めんどうくさい
あ〜あ〜、めんどうくさい
あまり頭が
よくないほうが
かわいい気もしたが
ある程度
素養のある方が
かわいい気もした
だが
どっちでも
どうせ
手に入らないから無駄
かわいくても手に入らなくて
そこら ...
君がつらいとき
悲しいとき
泣きたいとき
切ないとき
私が隣で何も言わず
寄り添ってあげたい
いつもの笑顔のときも
君の隣で一緒に笑っていたい
他の誰でもない
君 ...
お世話になっております
お世話になっております
ありがとう
どうも
すみません
こちらこそ
よろしくお願いします
よろしくお願いします
うーす
おすー
寒い ...
乗り合わせたエスティマの中で
係長が少女のように笑ってた
冷たい風を
通り越して
真っ暗なトンネルを
抜けたら
大好きな季節の
素敵な香りを
胸いっぱいに吸い込もう
きらきらの光を
燦々と浴びて
君と手を繋いで
最 ...
まだ幼い頃
家族で夜の海へ
泳ぎに出たのだろう
若い夏草のような
家族で
私は玩具のように
小さな浅黒い生き物
だった
海もまた
生き物だと
生々しく感じたのも
それが初めて ...
ことばなんて
そんな不確実なもの
イヌとよばれているあの生き物を
ネコとよばない必然性なんてどこにもないのに
そんな不確実なものを愛でたりしてさ
そんな不確実なものでなにかを表現しよ ...
日々の聖句(15)決して失望してはなりません
二月十三日
「次いで人々はパウロと共にパフォスから船出して,パ
ンフリアのペルガに着いた。しかし,ヨハネは彼らから
離れてエルサレムに帰った。 ...
ぼくは
なにかと
いっしょになっている
そのとき
たえきれなく
ならないために
なにかと
いっしょになっている
それが
たましい
とよばれるものじゃないかと
それが
ばくは ...
朝がやって来て
僕を夜へと誘う
「止めろよ。僕はもっと眠っていたいんだ」
「この世に起きたくはないんだ」
・・・朝は強引に僕の布団を引剥がして
それをどこかへと持って行っ ...
あの空に世界の終わり映らない携帯で撮る虹色の雲
日陰には溶けずに残る雪がある何か壊した後の静けさ
幸せになれないなんて言わないで幸せ示す翼背中に
起き抜けは殻の中から出た気分間 ...
訪れるひともないわよ
迎えてくれるひともないわよ
まるで淋しいお嬢さんのようだと歌うひともいるわ
もちろん路地で生きていく方法なんて
大嫌いな寄宿舎生活の学校で
教えてくれなかったわ
...
きみが傷つき力が入らなくなる
無理をしているきみも
息抜きしているきみも
ぼくが抱きしめ支えているから
地球のおもてでこんなに淋しい
うまくいかないときも
うまくは ...
生まれおちたその日から
ラストページには
死という文字が書かれています
毎日頁をめくるたび
結末は知っているのだけれど
あえて忘れたふりをします
忘れたふりをしているうちに
ほん ...
泳ぎを練習しているうち
僕の指と指の薄い皮膚の谷間に
みづかき ができました
足指と手指の間で出来た小さな十六個のそれは
水をつかまえて 放つ
僕を未来へ運ぶ推進力となるでしょう
...
(ふるる 街に
リルケが 今宵も
遠く
灯りに (ふるる
砂の十字架
闇のブーケに
光る ) 壊れたリルケが
(ふるる 白い はら
...
息深く下げ、 古路辿り水、ゆるやかに分けいる峡谷の
蝋梅白く、梟に響く鐘
(手車の弾かれたる銀繭に
水ひけども乱れシテ舞うゆびさきの糸たぐらえば金散りぬる衣ずれに
秘スレバにほ ...
ぺろりと舌を出した腕白小僧が
ぺっぺっぺっとにぎり
鳴らすよぺっぺっぺっと
ぺっは歯切れよく
ぺっは小刻みに
ぺっは握りこぶしから
踊りだし逃げていく
何匹ものの
ぺっは芋 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お召し上がりの直後に入れてください
小川 葉
自由詩
5
12/2/18 1:14
接続先
梅昆布茶
自由詩
19
12/2/18 1:11
難問
シホ.N
自由詩
3
12/2/18 0:53
化学者
日野
自由詩
3*
12/2/18 0:15
手品詩
服部 剛
自由詩
3
12/2/18 0:08
おひとつ94円
理来
自由詩
5*
12/2/17 23:58
不思議な世界
服部 剛
自由詩
3
12/2/17 23:56
無神論者の為のキリスト
salco
自由詩
5*
12/2/17 23:40
ジャムらせろ
TAT
自由詩
2
12/2/17 23:21
何がニューナンブだバカヤロウ
〃
短歌
1
12/2/17 22:56
窓辺
小川 葉
自由詩
5
12/2/17 22:09
やる気満々
花形新次
自由詩
0
12/2/17 21:44
ジュゼッペ コルローディ
6
自由詩
2
12/2/17 21:18
君の隣
ジュリエット
自由詩
0
12/2/17 20:51
赤い言葉で
euyih
自由詩
3
12/2/17 19:04
大会の準備
mizuno...
自由詩
2
12/2/17 19:01
心の栄養
ジュリエット
自由詩
1*
12/2/17 17:47
黒い海
真山義一郎
自由詩
40*
12/2/17 17:45
ことばなんて
aria28...
自由詩
1
12/2/17 14:05
日々の聖句(15) 決して失望してはなりません
生田 稔
短歌
3
12/2/17 10:56
見送る
美砂
自由詩
5*
12/2/17 10:40
学級委員長
yamada...
自由詩
1+
12/2/17 10:21
あの空
夏川ゆう
短歌
2
12/2/17 10:18
淋しいお嬢さん
HAL
自由詩
4
12/2/17 9:15
地球のおもてで
吉岡ペペロ
自由詩
7
12/2/17 8:49
リハーサル
そらの珊瑚
自由詩
5*
12/2/17 8:23
みづかき
〃
自由詩
5*
12/2/17 8:09
ふるる
アラガイs
自由詩
19*
12/2/17 7:06
サラバンド
〃
自由詩
6*
12/2/17 5:18
にぎりっぺ
灰泥軽茶
自由詩
3
12/2/17 3:13
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
5.56sec.