…それから劇場が宙を舞うように…
なんて、素敵な気分を味わえば
タキシードだって欲しくなる
一日を斜めにはしる雨
煙をまく緑芝の匂い
車道から電車通りを直線に過る
いつもの美術 ...
ざーと雨が降っている
ざーは見た感想だ
ぽつだったりぼつだったり
ぽぽぴちょでもあったり
その音は自由で
ざーの一つで片付けられない
そこに確かな何かがある
一定のリズムであるかと思 ...
詩って編もうとして
編めるもんじゃ焼きじゃないですよね
或る時 或る場所で
何かを見たり
ぼんやりとしている時に
或る言葉が躓く様に突然浮かんでくる
その時に
ずっと眠っていた自 ...
Y
あなたは樹木
草原に立ち
両手を広げ
Y
あなたはグラス
降り注ぐ声を
すべて
受け止め
Y
あなたは交差点
別々の人生が
いつしか
ひとつに
Y
ひら ...
抽象的な言葉を
だけど 君は理解しない
僕は念を込める
だけど 君は通り過ぎる
詩を書いても
理解するのは面倒だろう
どんな音楽を奏でても
人としてそれは自然なことだ
大きな街の
大きな駅の
大きなロータリーで
人 独り独りのたましいが
何事もなかったかのようにのたれ死んでいる
昨日まで
そこには花が咲いていて
春でもないのに咲いていて
...
「旅人よ
うしろには
できたばかりの
道がある」
道はあるけれど
道は何も語らない
歩いてきた道を
ふり返って見つめたりはしない
つぎの一歩をふみだすたびに
その前の一歩は
...
ただいま、おかえりと、味噌汁のあとで、まるで囲んだ所へ運びなさいと命令されているみたいにお盆で運んでいく
暗いじゃない、椅子にあがりに丸めの膝をキュッとそろえて
じっと何かを待っているよう
...
川底がすきとおり
小石がみえる
そこにゆうゆうと鯉が泳ぎ
水上に白鳥が舞っている
うしろからうしろから押され
きれいな輪をつくりながら
前へ前へとすすむ
とおい海にむかう川
...
青い夕方町ぜんたいが霞んでいる
ひとの群れいくつかが近づきながら歩いている
ぼくらはコンビニの袋を揺らしている
ぬるくて冷たい風が髪をなぶっている
スーツの下で素肌が舐められて ...
笑われるくらい
跳ねて喜んで
鬱陶しいくらいの
ハイテンションで
くだらないことで
笑って
笑って
顔が見えないときだって
いつも
心で繋がってる
不思議
...
乾燥注意報だらけ
途方に暮れる街角
掌がからっぽ、というわけじゃない
するべき宛はある
ありすぎる
したい宛はある
ありすぎて
踏み出せない
なにもできない
白々と ...
池の彫像が凍り
ダイアモンドの降る夜
人々は平等に薔薇を持ち
生と死にかわり
玄関前に立っている
その問いに
正しく答えることはできない
そのまま立ち去ることも
できない
...
満開の桜並木は異空間の美しさ
何故、永遠にこの時が続かないのだろう
散るから美しい
誰もが言う言葉
この桜色の空間の中では
無意味に聞こえる
墓参りをする人の横では
花見を楽 ...
ひとだすけ
しようとしては
じぶんをたすけている
たにんをたすけようなんて
おもわないほうがいい
じぶんだって
たすけるべきひとなのだ
ひとはだれでも
じぶんと ...
丑二ツ
闇底の寝屋
戸板の合わせ目の
線なす月影に蒼く透け
枕辺にうずくまるおんな
痩せさらばえ
ざんばらと髷ほどけ
何処から入り来たやら
長い鉤爪震わせて
寝入る頭骨に額つけ
中 ...
選挙ポスターよりも汚い笑顔が
関係の瓦解を抑制している。
政治家よりも鍛錬された二枚舌が
関係の発展を望んでいる。
僕は不安の集積所にて
自分を隠して生きている。
...
死神を副業にする桜守
満開の冷えた桜に沈む船
堕天使も枝垂れ桜で白くなり
漆黒の翼の痕に桜KISS
JOKERが姿を消して花吹雪
夜桜の影で小悪魔服 ...
幸せは保存できない
冷蔵庫の中にあるやつは
消化され、忌まれるうんちになる
おしゃれな洋食屋さんで食べるハンバーグは幸せだが
その幸せは、家には帰る頃にはなくなってるから
たいしたやつではな ...
壊れた工作物に
黄砂が降り積もる
梢は公道に木漏れ日を落とし
昏睡する
呼吸と肯定されることのない
告白の中で
コップから言葉が溢れ
子どもは硬貨を握りしめたまま
交差点を ...
鉄塔と鉄塔をつなぐ電線を数えた
ゴゴゴゴと風の音がして
雨粒が駐車場に落ちてきた
小走りになる新しいひとたちを
縦に迎えながら
紫の雲は硬く流れずにいた
なああんた。
私を舐めてるだろう。
なんで舐めてるんだ。
怒ってない。
ただ知りたい。
私のどこがきにくわない。
あんたのどこにひっかかった。
私はあんたが知りたいんだ ...
ある番組で繁華街の
酔っぱらいにインタビューを
すると云うコーナーがあった
あるほろ酔いのサラリーマンが
インタビューを受け
こう答えていた
『オレ、元気やろ、元気やろ』
イン ...
きみがそそいだメグミルクのぬくもりを紐解いていくレンジの回転
COUNTDOWN あたたまることしかできないかえってこないぼくらの体温
割り落ちて閉じこめられて ...
会えなくても
二人は恋人同士
僕は表
君は裏
泣きたい日も
寂しい日も
僕は照らすよ
笑顔だよ
ときには陰っても
届くように
みんなを見てる
君のことは
見 ...
女の値段は、4000エキュだった
それが高いのか 安いのか 分からなかった
でもそれは、今では 問題にもならないのかもしれない
女の背には、遠くに橋があった
黒い森を つないでいた
...
いかりや 1番:それではお一人お一人のご意見を伺いましょうか
先ず、私から行ってみよう!
八時だよ、ナッギルティ!(全員で)
いかりや 2番:ギルティ
いかりや ...
草草をすりつぶし 黄金のキャンパスに 乗せてゆく
エメラルド色の空を
瞳の色を心にしまい
エメラルド色に 空を乗せてゆく
緑のあふれる世界にしようと
最後の画家
英 ...
雲よ 雲はゆく
波よ 波はゆく
鳥よ 鳥はゆく
風よ 風はゆく
さすらいのはて
ふりだしに
戻ってゆく
シェイクスピアについてはもう言われるべき事は言われているかもしれない。だが、現代ーーー二十一世紀の人間ーーーつまり僕ーーーが今、シェイクスピアに出会った所で、それは全く古臭くもなければ、むしろ新しく ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
抽象に雨もふれば
アラガイs
自由詩
5+*
12/4/11 8:31
雨の朝
marux2
自由詩
2*
12/4/11 8:20
方法論
HAL
自由詩
8+*
12/4/11 5:26
Y
uminek...
自由詩
23*
12/4/11 3:28
_
番田
自由詩
0
12/4/11 2:11
たましいだまし
そらの とこ
自由詩
5
12/4/11 1:20
旅
シホ.N
自由詩
5
12/4/11 0:40
暖かい壁
Hiirag...
自由詩
1
12/4/11 0:40
水の旅
わすれな草
自由詩
7*
12/4/10 23:53
ひとり
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/4/10 23:50
幸せ?
ジュリエット
自由詩
1
12/4/10 23:21
またも街角で
木原東子
自由詩
18+*
12/4/10 23:08
問いかけ
mizuno...
自由詩
5
12/4/10 22:58
桜
無限上昇のカ...
自由詩
9
12/4/10 22:27
人助け
小川 葉
自由詩
6
12/4/10 22:09
憑依
salco
自由詩
10*
12/4/10 22:07
放
Utatan...
自由詩
2+
12/4/10 21:45
桜ユグドラシル
北大路京介
俳句
23*
12/4/10 21:19
だから歩いていくんだね
中川達矢
自由詩
7
12/4/10 19:21
昏睡
たもつ
自由詩
5
12/4/10 19:10
13
mizuno...
自由詩
1
12/4/10 18:12
あんたへ
田園
自由詩
6*
12/4/10 17:48
街頭インタビュー
HAL
自由詩
7*
12/4/10 16:39
チンする
伊月りさ
短歌
3
12/4/10 15:09
太陽と月
ジュリエット
自由詩
4
12/4/10 14:53
女のあたい
月乃助
自由詩
8*
12/4/10 14:45
十二人のいかりや長介
花形新次
自由詩
1
12/4/10 13:52
最後の画家
朝焼彩茜色
自由詩
4*
12/4/10 13:43
雲よ雲
そらの珊瑚
自由詩
4*
12/4/10 10:26
シェイクスピアの遥かな偉大さについて
yamada...
散文(批評...
1
12/4/10 9:46
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3064
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3066
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3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
4.59sec.