桜散る車道をゆきて昼すぎのかぜが吹きけり曇りそらには
子らの住むマンションの庭花移し彩り揃えこうふくよこよ
タイガースダイナマイトの打線破裂気分良くなり4時近し
ため池に立っていると
女たちがやってきて
きのうまで愛していた男を捨てていく
濡れた靴したをすっかり乾かしてやると
女たちは
ちがう男を釣り上げて
また
立ちこめる現実へ帰っていく
人は
自分のテリトリーに
侵入者が
入ってこようものなら
たちまち
不機嫌になって
どうにかして
追い出そうとする
そのテリトリーさえ
誰かからの
借り地だというのに
ドキドキで
通販ビデオ
見ていたら
ポニー相手に
喘ぐ金髪
エアコンの
風を利用し
鼻くそを
きみの茶碗に
ホールインワン
オナニーを知らない
男 ...
きみに桃缶をささげよう
からっぽの胃にそれは
やさしくおさまるだろう
あまい汁は熱 ...
暫々 努力を称える名言として
エジソンの残した
天才とは1%の閃きと
99%の努力だとの言葉が
引用されるけれど
それをぼくなりに解釈すると
99%の努力をしても
1%の閃きがな ...
長渕剛の歌を聴いていた
「俺の太陽」というタイトルであった
なんて良い名前だろう
そして 灰色の風景の向こうに いつも
僕の耳を素敵な感覚がかすめる
そこは儚い
青い微熱 うつぶせの日記
ぼくの息づかいったら こんなにも 儚い
三つめの春が 言葉もなしに やって来るってね
だれもしらないよ
宇宙の ...
月を揺すりながら宇宙の
中空散歩の夜が落ちてきて
ショートスカートをするり
とくぐりぬける箒星の尾っぽで
果てまで飛んで行けたらなと
思うのはなぜなんだろう
かすかに星の砂を
片手 ...
{画像=120423020744.jpg}
** いつものイタリアンレストランで **
今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い
...
彼らの顔を覆うと、それはマヌカンの化粧を流した河、セルロイドの睫毛を施した河だ。蝶の刺繍されている三本の腕は天空へと差し伸ばされ。
プラスチックとして誕生月を迎える飛蝗の後脚に、鶏卵 ...
散らかった部屋に磁石を投げ
ロープで手繰り寄せると
首の長い釘が引っついてくる
片付けないでと張り紙された
思春期の部屋
鍵のかわりに挟まれた紙片を
慎重に戻し
スリッパを履く母親
...
タマラ
おんなたちに
混じって
暮らしていたから
夜は
誓いの言葉を
忘れてしまった
見上げれば
黄色い星を
記した
10センチ四方の布に
耳鳴りがあたる
三日間
心 ...
朝日はね
特に良く晴れた日の朝日はね
そりゃあもう別嬪さんで
たったひとりで見ていると
もったいないような
独り占めできてうれしいような
不思議だね おれは
新しい朝と結婚したくなっちま ...
待つ事は
ゆっくり進むために
ちょうどいい
悲しんだりはしない
起こっていない事を心配するのは損だよ
起こっている事を嘆きすぎるのは つらいよ
私は 同じ気持ちを ハラハラと繰り返 ...
君を愛するってことは 僕を失うこと
君が欲しいってことは 君を失くすこと
2012年04月22日
表題はゴルのタイトルですが、いつの間にか4月も下旬に入り些か慌てております。
月初めに遡上できるものならば遡 ...
あした朝早く成田で待ち合わせをしているから
きょうは東京駅ちかくのホテルに宿泊する
まえの座席ではフジコ・ヘミングが大人しくしている
窓際に花束をおいて通路側に座っている
猫を ...
残りの寿命と引換に
アメリカの大統領になれるとしたら?
そんなのは馬鹿げたことだよって笑う
きみはずっと
健康的だって思うけど
答えを知らないから
手を上げるね
無鉄砲で
...
何かを 言い訳にしないと
完璧すぎる あなただから
見つめられなかった
息が 苦しすぎて
大きく 深呼吸をした 刹那
地球が グラン と 回って
私は グラスの中の 氷になった
...
若くてきれいなおとこのことおんなのこの世界。
「通貨はキスと、すこしだけのハードラック。」
/
まるで美しいシンプルライフ。なにこの着せられたような部屋着感!ぼくたち ...
雨が降る
涙が出る
もう君を離さない
もう君を逃さない
いつも一人ぼっちで
君とパンを分けた事がない
一人で全部食べたけど
満たされない
増やさない
奪わない
貯めない
...
微笑む君の手をとって
一緒に歩く
楽しくて
嬉しくて
僕を見ると
飛びついてくる
ハンカチを貸して
一緒に歩いてゆく
もう会えなくなる
もう見えなくなる
もう歩かなくなる
...
人に愛され
必要とされ
役立って
誉められる
幸せなんだろうけど
満足していない
心にはポッカリ穴が
開いている
寂しい
悲しい
空しい
苦しい
昔から
お米には
たくさんの神様が宿ると
言われているけれど
ウンコだって一緒さ
とりわけ
健康のため
嫁さんに
玄米を食べさせられている
僕のウンコなんか
そっくりそのまんま
...
水ようかんの沈む海を
泳いできました
手作りの名前を
握りしめて
どこから来たのか聞かれても
お母さん
としか答えられませんでした
今日という日がまた溶けて
明日だけが
...
嗄れた午後、稲妻のように部屋を飛び交うファンタズマ、肉体は半ば、浅黒い影に支配されて、ああ、おれは迂闊にも砂浜に辿りついた術の無い海洋生物のようだ、身体はままならず、心ばかりが狼狽える ...
1からゆっくり考える
いったい何を 忘れてきたのか
100を超えても考える
お終いまで 考える
あの娘の手紙はしまったし
鉛筆も10本はある
お気に入りの絵本も
途中までであきらめた ...
映画本編の内容には一切触れないDVDコレクターの戯言なので、興味のない方は読まなくていいです。
* * *
今年に入ってからデヴィッド・リンチ監督作品が立て続けにブルーレイ化され、ファン ...
大空に心を飛ばそう
美しいコトバを追いかけて
風船のようにふわふわ漂いながら
心の中に綺麗な模様を描く
それは私だけのオリジナル
私には 『 創作 』という翼がある
誰にも理解されな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
4時近し
生田 稔
短歌
2
12/4/23 11:22
ため池
はるな
自由詩
5
12/4/23 10:54
借り地
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/4/23 8:19
変態短歌10
花形新次
短歌
0
12/4/23 5:18
桃缶と祈りの夜に
石田とわ
自由詩
8*
12/4/23 4:10
天の邪鬼
HAL
自由詩
6*
12/4/23 2:52
俺の太陽
番田
自由詩
1
12/4/23 2:31
微熱
マーブル
自由詩
3
12/4/23 2:30
宇宙中空散歩の夜
〃
自由詩
8
12/4/23 2:10
幸せのレシピ / ランチのハヒフヘホ
beebee
自由詩
20*
12/4/23 2:09
棚屋敷家の人々
高濱
短歌
0
12/4/23 2:08
秘密
mizuno...
自由詩
1
12/4/23 0:39
1
ズー
自由詩
2*
12/4/23 0:21
黄金の花嫁
ただのみきや
自由詩
28*
12/4/22 23:28
自制
加藤
自由詩
2
12/4/22 23:25
僕の告白
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/4/22 22:33
4月1日から遡上
あおば
散文(批評...
5*
12/4/22 21:49
ルーツの国に
吉岡ペペロ
自由詩
7
12/4/22 21:44
suit yourself
mizuno...
自由詩
1
12/4/22 21:18
イエスマン
藤鈴呼
自由詩
2*
12/4/22 21:16
ハードラック/グレイネイビー
ねことら
自由詩
4
12/4/22 21:03
覚えた事
ペポパンプ
自由詩
4*
12/4/22 20:11
長い付き合い
〃
自由詩
2*
12/4/22 20:11
幸せって何?
〃
自由詩
4*
12/4/22 20:11
ウンコの神様
花形新次
自由詩
2
12/4/22 20:10
遠泳
たもつ
自由詩
6
12/4/22 19:10
詩亡遊戯
ホロウ・シカ...
自由詩
1+*
12/4/22 18:44
現代のしまうま
こうだたけみ
自由詩
5*
12/4/22 18:32
ワイルド・アット・ハート [Blu-ray&DVD]
古月
散文(批評...
3*
12/4/22 18:05
【 翼 】
泡沫恋歌
自由詩
18*
12/4/22 18:02
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
加筆訂正:
二度童子の魂を運ぶ白鳥の歌
/
板谷みきょう
[12/4/23 7:45]
「Somewhere Over The Rainbow」に付けました。
6.09sec.