障子に無数の白い桜が舞っている
流れてないのに流れてる
風の姿であるように
旅先の花巻の宿にて
窓から射す日向には
あの黒い帽子を被りうつむいて
畑を歩く賢治さんの影絵が ...
コトバは音声と意味を結びつけるしくみの総体である
コトバの本質は意味を伝達する道具
それはぼくの頭の中の愛という概念を体の生理的機能にしたがい
aiという2音素の物理的波動に変換してきみの鼓 ...
今迄きらいと思った人と
互いの気持をぶつけた後で
くるり、と心が回転して
鳥の場所から眺めれば
思いもよらぬ親しみが
じゅわっと胸に湧いてくる
その時ようやく私は
私 ...
愛したひとのお父さん
ぼくはあなたに似てました
黙っていても
たぶんふたりで泣けました
愛したひとのお父さん
あなたが壊した数ぐらい
感情の手鞠唄
ぼくも ...
いっぱい仮面をもってるよ
そう言ったら
そんなんみんなやろ
そう言ったね
いつのまにか桜が満開で
ふる雨に未練もなく散っている
雨と桜の花びらは
けんかもしないで散っている
...
幼稚な脳の疑問は尽きない。
それは1から10までのすべての人が不思議と思うこと以外にも。
少し視点を変えるだけで
貴方の脳もほら、幼稚に。
幼稚な脳の疑問は尽きない。
愛したひとのお母さん
そろそろ寒くなくなりましたか
愛したひとのお母さん
膝や腰を勝手に心配しています
あなたの歴史を知りたかった
愛したひとにつながる歴史を
...
決心する日は 誰かや何かのためではない
不安な毎日は 続かない方がいい
毎日を退屈に過ごせるようにと祈っていた
道の終わりはどうせどうせ知れない
ここにいることに 証拠もないけれど
...
青い雪原をトラックで走った
金網越しに恋人の
他人のような指が叫んでいる
そんな虚ろでおまえら見るなよ
愛してのるさ愛
してるさ
愛してるのさ愛
北か ...
重力が、こころもとない
息が、苦しいの
二度と還れない過去は
未来よりも遠く
遠く遠く踏みはずす
銀河を惑う星
まぶたを閉じても
ひらひ ...
以上。
それで全部だよ。
...
おいおいそんなに簡単に
孤独になりたいなんて言うなよ
孤独はそんなに親切じゃないぜ
きみが想う程やさしくもないぜ
きみは親しくつきあえると想っている様だけど
孤独にだってね 選ぶ権利はあ ...
さっきから
重くて仕方がない
いっそのこと
ひと思いに
地面に落ちたら
どんなに楽か
濃いピンクの花びらは
重いのだ
皆から
「まあキレイ」
なんていわれても
ちっとも
嬉しく ...
簡単に吹き飛ばしている
おまえたち タイトルなんて内容 水に定めて 傷を抑えよう、 サダメニ
うごくきもちよかったぁぁでもソレは一瞬の風雲の如く 、 サ ダ メ ニ ・・・あああ 『 ア 』 が ...
わたしは、「お母さん」になりたかったと気付いた。でも全然違う。手の届かないもの。その気になればいくらか真似は出来るだろう。でもそれにもいまは疲れ果てている。わたしには時間が必要だ。
...
義妹よ
壁一枚隔てた隣の部屋で
小さなアエギ声をたててる義妹よ
おまえは風呂から風呂から上がると
いつもベッドの中でスケベなことをするのか
義妹よ
お義兄ちゃんは変態なのだから
隙を ...
虚空にも
染井吉野が
咲いていて
磨かれた床
ふたつの桜
...
女の子は
愛で太るから
かわいいあなたを食べきって
次の季節に出かけるの
別れの日
少年は幼い女の子ののる三輪車をおした
これが最後だと、十歳にみたない少年にもわかっていたから
三輪車は石ころ道をガラガラ音をたてて走った
三月も終わりのころだった
春をおもわせ ...
バスタブからあがった
ブロッコリーが塩と胡椒で
身支度を整えている頃
次から次へと切り出された
キュウリの楕円形の
車輪は朝日を照り返して
クロゼットからはがされた
レタスが ...
あのねQ引力はね
(オナホールのQ引力はね)
あまりに凄くて
僕は3分しかもたないんだよ
(ないんだよ)
オナオナオナオナホールはね
アダルトグッズなんだ
アダルトグッズ ...
土砂降りの日に偶然出会った。(偶然以外の出会いがあるのかどうかはまた別にするとして)都会の昼間に雨が降ればにぎわう場所といえばコーヒーショップ。人まみれのこまごました座席を一瞥して隣にしましょうと ...
熊の冬眠のように
僕は夢の中でぐうぐうと眠りたい
この世の全てを失って
打算と利害を放棄して
愛したいだの愛されたいだの
何かが足りない、何かが大きすぎる
そんな言葉を捨て去って
僕は永 ...
昨夜の雨が
嘘のように
駅に続く舗道は
朝の光を浴び
キラキラしている
寝過ごして
少し遅刻気味
急ぎ足の僕
10分程歩くと
カーブの先に
いつものように
駅が見えてきた ...
?
チョークが飛んでこようが
ゲンコツが落ちてこようが
眠いものは眠い
教壇から届く声は
しだいに消えていき
酸素の足りない魚の様に
先生の口だけがパクパクと動く
教室の隅 ...
僕は君と二人
コーヒーを飲んでいる
テレビの中では音と映像が入り混じり
ネットの中では人々が
様々な罵り合いを演じている
僕は君のために
二杯目のコーヒーを淹れる
君は微笑って、コーヒー ...
次の
風をつかまえて
兄弟たちは
ひとりぼっちの旅に出る
誰にも頼れない冒険
もう二度と
会うこともない
その
さようならは
白いの光のなかで
美しい羽になる
ダン・ド・リオ ...
今朝、
わたしが見たのは空へ跳ぶ夢
空はたしか温(ぬる)い灰色だった
風はきっと水の気配がした
見慣れた町のコンクリを蹴って
ふわり
跳ねる、跳ねる、跳ねる
...
花ぐもり
花ちらしの雨のあと
わっと散らせよ
さくら花
灰いろの
空にかそけき花の色
わっと散らせよ
さくら花
水ふくむ
そぞろ吹く風花時雨
...
幽かな雲がどろっとしていて なぜか黄色味がかっていて
馬鹿な耳にヘッドフォンをかぶせて温めて
たくさんの音が たまりたまり流れ
はしりはしり よくわからないまま 冷める
あかい肉とその ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
賢治の影絵
服部 剛
自由詩
3*
12/4/11 23:36
aiという音素
梅昆布茶
自由詩
18
12/4/11 23:26
みどりの切符
服部 剛
自由詩
4
12/4/11 23:11
お父さん
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/4/11 22:40
はらり雨
朧月
自由詩
3
12/4/11 22:39
3D
神木♪龍
自由詩
0
12/4/11 22:31
お母さん
吉岡ペペロ
自由詩
5
12/4/11 22:30
あきらめて止まらず
加藤
自由詩
5
12/4/11 22:29
虚ろの国の黙示録
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/4/11 22:23
火星の桜
RT
自由詩
2
12/4/11 21:48
夏目雅子と堺正章と西田敏行及び岸部四郎は、一路天竺を目指して ...
TAT
自由詩
1
12/4/11 21:45
礼儀作法
HAL
自由詩
8*
12/4/11 21:01
椿
フクスケ
自由詩
2
12/4/11 20:57
『 あ 』 と 『 を 』 脳、 アートの事後、購読。
狩心
自由詩
0
12/4/11 20:19
母親
はなもとあお
自由詩
7
12/4/11 20:05
義妹よ 〜くりいむオレンジ テーマソング〜
花形新次
自由詩
0
12/4/11 20:04
小品〜或いは、習作のための習作〜
TAT
短歌
0
12/4/11 19:38
口うつし
はるな
自由詩
4
12/4/11 19:12
幼くして逝った魂によせて
寅午
自由詩
1
12/4/11 19:06
サラダヶ丘七丁目
nonya
自由詩
25*
12/4/11 18:48
新オナホールのQ引力
花形新次
自由詩
0
12/4/11 18:37
踊り子
はるな
散文(批評...
3
12/4/11 18:17
起こしてくれ
yamada...
自由詩
7
12/4/11 17:03
続行
和田カマリ
自由詩
2*
12/4/11 15:37
万の葉の煌き
wako
自由詩
3*
12/4/11 15:35
伽藍堂
yamada...
自由詩
2
12/4/11 15:11
たんぽぽ
そらの珊瑚
自由詩
11*
12/4/11 14:05
背徳の朝
mm
自由詩
2*
12/4/11 13:48
散らせよ散らせ
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/4/11 12:56
うん
十二支蝶
自由詩
2
12/4/11 12:11
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
加筆訂正:
またも街角で
/
木原東子
[12/4/11 17:18]
しょっぱなから誤字修正!!
5.1sec.