今日、豆腐は
朝から不在だった
テレビの画面でも
新聞や本などの印刷物でも
その姿を見かけなかったし
豆腐、という言葉すら
出てくることはなかった
妻との他愛もない会話に ...
日曜日の朝に目覚ましが鳴いて
切って
残った酒が非道い
...
ワインとビール
こんなところにまでやって来て 一体お前は毎日何やってるんだと言う あれもこれもしなけりゃならない あそこもそこもここも行かなきゃならないのにと言う そんなこと分かっているけどうっ ...
美しいものに光を与えて
俺は詩人となった
世界とはうずたかく積まれた
瓦礫の山
なら建築家はそれを拾い集めて
"塔"を作るだろう
今、俺は亡骸共を集めて
...
笑った顔をして
こっちを向いている。
物悲しいようで
寂しいようで
誰にも見えない
少女は立って
消えていった。
霧の中に
公園の水飲みが
流れていた。
時計台の鐘が
鳴 ...
ゆめうつつに、
貴方の腕が私を燃やす
貴方の熱が私を殺す
暗がりでは何も見えないから
それでいいの
いいのよ、
私はゆめだけで満足するわ
だから貴方は、安心してお帰り
貴方のうつつ ...
届かない、届かない
嘆きながら
どこかでそう願っていた
届かない、届かない
叫びながら
どこかで居心地のよさを感じていた
わかれることもなく
漂うこともなく
過 ...
ふくらむ風船を地上に繋ぎとめる碇が
今すぐそこにあります
私を複数の内の一人として再定義します
グリーンピースをいくらかポケットに入れておいたので万が一何かおきても大丈夫でしょ ...
オナニーへの
情熱を
ボランティアに
向けていれば
偉人になれた
飯食っても
飯食っても
腹が減る
パソコン前を
動かないのに
記憶の中に眠るあなたの寝顔
思い出してはいけないとわかっていても
止められない
今夜だけ
ほんの一瞬でいいから
思いのたけを叫んでみたい
あなたの名前を
私の秘密を
目 ...
つゆ草
道野辺の草花
各々に水晶のような
真珠のごとき
水滴がつく
重なりあい密集して
見事なる小さな草むらを
指さす妻
素晴らしき光景と共に喜ぶ
僕を笑わせるなよ
君達の言っている事、全部下らない
どれ一つ取っても血の味一つしない
観念だけで味付けした
無味乾燥のドライフルーツみたいだ
僕を笑わせるなよ
"条件&quo ...
夜が明けて朝日が昇る寝床には希望の光がおとずれてくる
一杯のビールを呑みて熱くなり緊張ほぐして予習にかかる
人の作おおくを読めば益となる唯それだけでいいのかとも
まぶたで揺れてる 律儀な愛情
深めようとするたび 身を隠してる
3つめの朝が やって来たよ、と
あなたは目を開けて
わたしの姿だけしっかり見つめていて
I just wanna say ...
水晶に映る未来なんて信じない
私の未来は
いつだって私の物よ
占いなんて
食べかけのチップスよ
何処かの国で クーデターが起こる
民主主義という名の優柔不断と
買収された政治家に
国民が呆れ 疲れ果てた時に
おとなしかった軍隊が 国会中枢に
反旗を翻したのさ
保身に回ってばかりの ...
口笛を吹くように自然に
言葉が流れる
僕はそういうふうに
歌う人になりたい
だけど
思いってやつは
トゲトゲして不恰好で
喉につかえてしまうから
僕が歌う様は
血反吐を吐く犬のよ ...
雨だ
外界へのすべての通路を
遮断する 雨だ
途切れなく水が流れる音
意識の襞にべったりはりついた
彼岸を横切る河の 濁音
音だ
決して 渇きは潤わず ...
引きこもり。
裸足でどかどか人の部屋を踏み荒らすような怒鳴り声。
いつかなくならないかな。
水たまり。
綺麗な靴を履いてはしゃいで気が付いたら泥だらけのうかつさ。
いつかなくならないかな ...
幻影のような朝が来る
鬱蒼と立ち込める靄と 聳え立つ樹木
ありふれた瞬間をこんなに愛しく思うのは
きっと 恋に落ちたから…
行ってしまった君を二度と 笑わせることが出来ないのなら
...
何もなかった
一日が 終わっていくとき
外の世界につかれさせられていた
人と人との関係に
その とてもくだらない 性質に
奇妙な果実が電信柱になっている。
だれかがトーポリ!トーポリ!と叫ぶ。
淫蟲が耳から入ってきて、
オール淫ワン、これは重大淫シデント
たちまち焚書官がかけつけて、
「危な ...
双眼鏡があるのなら真昼の空を
レンズをのぞいてごらん
土星の環だって見えるよ
すっかり殺戮のすんだ廃墟のむこうに
海のように大きな川が流れていて
沈んだばかりの夕陽が
水平線を美しく染 ...
からだじゅうをかきむしって
みどりいろのどろどろにからまった言葉やあるいは意味をもたない記号たちをしぼりだす
さながら泡立ったメロンソーダのようなそれに
どうせならあまいあまいバニラアイスをどう ...
仲間外れにされた
楽しみにしていたのに
仲間に戻された
疎遠にしていたものに
人間万事塞翁が馬
勉強する環境に戻った。
金も使わず
金を造る
高齢化率は22%
そのうち40% ...
自衛官よ。愛の為に働け。誇るべきだ。自衛を広く摘要せよ。決して暴力と殺人を好むな。
尊敬されている。多くのアジア・アフリカや中東の人に。誇れ愛を!自由と平等を!
メビウスの輪に惑わされ
DNAの意味するもの
RNAの行く先は
科学では分らない事
それは命と愛
共に与えると増えるもの
科学は与えると減るもの
質量保存の法則
概念が違うのだ ...
反省している
なのにくりかえす
それが生きることというには
まだ生き足りない
ただしいことだけして
すごせる人はいないなら
どうしてせめるのだろう
認めないのだろう
違っていた ...
すべての水の凶兆に立ち
濡れた緑を見つづけている
静かな悪魔が建てた街
どこまでが幻か
袋の底の底をまさぐる
鳥のような 砂のような
瞳が沈み 昇る真下 ...
湖面の淵に座り
文字で満たされた水面を掬う
誰かの言葉が耳を貫いた
様々な感情が混ざりあった波は
さらさらと湖面を滑る
水面を覗きこんだ
私の白い肌は
言葉に出来なかった思いが赤く滲 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
豆腐の不在
たもつ
自由詩
9
12/6/9 20:33
日曜日の朝に
TAT
自由詩
0
12/6/9 20:13
ワインとビール
m.qyi
自由詩
1
12/6/9 20:07
詩人の仕事
yamada...
自由詩
2
12/6/9 19:38
少女
ペポパンプ
自由詩
6*
12/6/9 19:36
秘め事
むくげ
自由詩
1
12/6/9 19:16
敷き詰めたドア
komase...
自由詩
1*
12/6/9 18:40
グリーンピース
まきしむ
自由詩
4*
12/6/9 17:34
変態短歌81
花形新次
短歌
0
12/6/9 17:24
Cold
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/6/9 16:45
つゆ草
生田 稔
自由詩
3
12/6/9 16:27
僕を笑わせるな
yamada...
自由詩
1
12/6/9 16:07
あくる日の
生田 稔
短歌
0
12/6/9 15:26
I just wanna see you today.
Akari ...
自由詩
2*
12/6/9 12:38
水晶に映る未来なんて信じない
永乃ゆち
自由詩
4*
12/6/9 12:08
現代社会的考察
無限上昇のカ...
自由詩
1+
12/6/9 9:40
歌う人
竜門勇気
自由詩
2
12/6/9 7:31
倦怠
takano
自由詩
1
12/6/9 7:22
晴天
Neutra...
自由詩
6*
12/6/9 4:57
擬似恋愛
南 さやか
自由詩
2
12/6/9 3:24
僕はひとりだ
番田
自由詩
0
12/6/9 2:42
逆回る
高原漣
自由詩
0*
12/6/9 0:52
夕陽
カワグチタケ...
自由詩
2+
12/6/9 0:38
パラドックスアイスクリーム
否々
自由詩
4
12/6/9 0:07
捨てる神あれば拾う神あり
ペポパンプ
自由詩
3*
12/6/9 0:01
人殺しを目的としない軍隊とは
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/6/8 23:54
与えると増えるもの
ペポパンプ
自由詩
4*
12/6/8 23:47
夜の想い
朧月
自由詩
5
12/6/8 23:19
ひかり かさなり
木立 悟
自由詩
5
12/6/8 22:33
泉
ミツバチ
自由詩
8+*
12/6/8 22:03
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
7.5sec.