AVに出るときゃ
紋舞らんと名乗ってたの
他の名前は
多分使ってないの
(よく名前変えるのいるよねえ)
数年前に
引退したその日から
あなたが熟女で
戻るの待つわ
お菓子の名前で
...
千年前の遺跡から
発掘されるぼくのアルバム
十年前の遺失物届から
母の名前
海溝と諸島の違いから明白な
わたし固有の真実
従順な小姓をつれて
ある程度の広さを持つ空間へ
...
水面の煌めき
優しい母
優しい父
最初の記憶
スケート場
見知らぬ母
見知らぬ父
二番目の記憶
祝福の大洋
消えた航路
創世の記憶
シエスタ
凍りつくような前ぶれが怖かった
水面で波がざわめきはじめる瞬間を
息を呑んで あなたと見守る朝
嘘から生まれた偶然が 夢より綺麗な夢ならば
私は 迷わず言葉を超えて行く
最後 ...
あざみ嬢の物語
「老人たちは言った。」
あざみ嬢あざみ嬢あなたの刺は危険。この麻を被っていきなさい。
あざみ嬢あざみ嬢あなたの刺は危険。このフードを被っていきなさい。 ...
初めての
オナニーは
小6の春
ウォシュレット
ビデ水圧最大
通り雨
濡れる髪
気にせず駆ける
後姿に
さようなら春
{画像=120519182939.jpg}
桃の谷間に平野がある
触ってみれば硬い
閉塞した孤独な骨
そいつは{ルビ尾骶骨=びていこつ}という
ヒトは進化を繰り返す過程 ...
死を
怖れるなかれ
死は
友人だ
この与えられた生のなかで
何事かを為そうとする者には
シラフを求めている
どんな毒もシラフを求めている
エキセントリックをコントロールできなければ
若気に崇りめいた 下克上なんかせず
直下に座り 解毒せよ
売られた喧嘩の値札を剥げよ
...
黒髪を結わえる髷
高貴色の紫を額に巻きつけから結び
熨斗と呼ばれる 金と銀の不死鳥の爪
こめかみまで 桃色を入れる刺青
真紅にぼかしの効かない 凛々しく黙る口元
三途の川まで流 ...
妻ととも妹とツヅラトの峠を越えてあるきたりけり
グループのさい年長の老人の七十七の峠を今日越す
夕暮れの街道走るバスの中程良く疲れホッとし座る
一日の終わりに
脱いだ
ぬけがらが
いくつか並んでいる
命がけで
脱いだわりに
その佇まいは
くしゃみ
ひとつほどの
可笑しさを漂わせている
上手に脱いだ
ぬけがらは
...
黄色いコンバーチブルを真っ赤なバラで埋めて
君を乗せて走る
君が見たがっていた
瀬戸内のあの穏やかな海へ向かう
何時間かかるか分からない
それでも構わない
花はやが ...
看板の灯り幾つも消えている景気の悪い流れ止まらない
星々は宇宙に包まれ愛される人と人との距離繋ぐ愛
騒がしい繁華街から遠ざかる私の闇は徐々に深まる
「不幸にはなりたくない」と声 ...
ねぎの花をきれいだとおもうのは
ねぎが大好きだからだけじゃないとおもう
不規則にならんだねぎの
あたまを目でなでる
青春を
回顧するほど深まる絶望
午前三時の菊正宗
さよならも
死んでしまえば
言えないわ
最近無印良品で買った物で役に立ったのは、洗面所に置いている棚である。100円ショップの買い物では醤油差しが意外に役に立った。狭いスペースでは広い空間を作り出す商品を重宝する。普段はボトル自体を調理 ...
ラブホテルがいっぱいで
いちど
ビジネスホテルにとまった
あわただしい夜をして
半年たってから
かばんの底から
くしゃくしゃの
聖書のページがでてきて
英語がよめないあの子の
足 ...
空が片方の目を瞑る
女はさよなら
、と言った
沢山の赤い宝石が、道路を転がってゆく
遠ざかってゆく赤い宝石の
笑い声
夜を前にして、消え去ろうという
閉じかけた花の
遺言を ...
こどもがうまれて
なまえをつけて
カンブレジ
えらくするため
かわったなまえを
つける
めだま
まぐろの
DHA
はいっているから
たべさせて
あたまが
よくなって
...
サイゼリアと
サンゲリアが
にていると
めーるして
ねこの
えもじを
つけて
うごくやつ
ぶさいくな
おんなが
おとこを
しなさだめ
していて
ばとうごを
くちにしてい ...
五月に生まれた
その時私はたくさん泣いただろうか
明るい小さな窓のそばで
この身体に優しさの種を植えただろうか
育つたびに変わらない
心の水たまりは
やがてゆっくりと輪郭までを映す ...
深い海の底 暗い洞窟の中
スポットライトのように
光が差し込む ブルーホール
暗闇の中のただ一つの希望
暗闇の中でただ一つの希望
ホールから差し出される手をひたすら待ち続けて
暗闇か ...
夕方 ボート池のほとりで
すずらんが 風に撫でられていた
父さんにほめられた子どもみたいに
よしよしされて 満足げに揺れていた
空気は甘く 池はしずかだ
ああこれでいいんだ ...
切っても切れない
生まれ変わってもまたね
誓いにも似た優しい気持ち
たぶん始めから終わりまで何も変わらない
変わったのは私自身
独り立ちして先走った影は
...
あなたのからだに耳をくっつけて
一番やすらげる体温を探していた
あなたの体温が好きなのかと思っていた
体温が小数点第十一位までわかるなら
それはあなたにしかない数値なのだか ...
目が覚めて
昨日の夕食で朝食
元気なく出かける
昼休み
車内でパンを食べ
展望台で歌っていたら
ダイジョウブデスカと
片言で心配される
帰り道
急にお腹が痛くなって
インスタントの ...
落ちていきそうな音楽に
目を閉じて
その浮遊感に身をゆだねる
落ちていくのに
浮かんでるなんて
頭が痛くて早退したら
近所のカフェで宇宙戦艦が
かかってた
「ヤーマートゥー!」
発音が甘いな親父
コーヒーも甘いがな
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
お菓子の名前で出ていました
花形新次
自由詩
0
12/5/18 19:12
うみ
はたらくくる...
自由詩
0
12/5/18 17:53
シエスタ
和田カマリ
自由詩
0
12/5/18 16:38
Quiet moment
南 さやか
自由詩
4
12/5/18 15:30
あざみ嬢の物語
田園
自由詩
3*
12/5/18 14:47
変態短歌54
花形新次
短歌
0
12/5/18 14:06
【 尾骶骨 】
泡沫恋歌
自由詩
10*
12/5/18 12:53
死
yamada...
自由詩
6
12/5/18 11:21
ビー玉上がり
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/5/18 11:15
首里城
〃
自由詩
2*
12/5/18 10:43
ツヅラト峠
生田 稔
短歌
1
12/5/18 10:05
ぬけがら
そらの珊瑚
自由詩
20*
12/5/18 9:03
契り
永乃ゆち
自由詩
2*
12/5/18 9:01
看板の灯り
夏川ゆう
短歌
4
12/5/18 8:40
葱坊主
朧月
自由詩
1
12/5/18 7:50
Ⅸ
斜め
短歌
3
12/5/18 3:17
■
〃
俳句
3
12/5/18 3:02
買った物について
番田
自由詩
1
12/5/18 2:24
聖書
はるな
自由詩
2
12/5/18 1:33
空が片方の目を瞑る
瑠王
自由詩
6*
12/5/18 1:00
加藤 官触治
6
自由詩
1
12/5/18 0:21
昼のミンロウド
〃
自由詩
0
12/5/18 0:09
五月
松本 涼
自由詩
4
12/5/17 23:47
ブルーホール
無限上昇のカ...
自由詩
8
12/5/17 23:32
ボート池で
八布
自由詩
5
12/5/17 23:21
ヒカリの影
凱
自由詩
1
12/5/17 23:17
Searching for my life with you ...
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/5/17 22:51
3食
mizuno...
自由詩
2
12/5/17 22:44
meteor
〃
自由詩
4
12/5/17 22:30
Sao Paulo
〃
自由詩
1
12/5/17 22:22
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
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4.62sec.