心を越えて
空は有る。
魂ほどの大きさの
宇宙の容量についての論文。
光。
夜。
今、君が見せた裸体についてーーー。
言葉を失うことについて。
誰もが知っていることを「知らない」という ...
瞑ればおちる 喉元の声
ずく で 散り急いだ未明
知られる事は 色づいてからでいい
浮いた草がひろげる風の扉
顔を覗かせては
あわててもどる 七色の瞳
危険な冒険の途中なの
それ ...
女房の名誉の
ために言いますが
彼女デブ専では
ありません
腹出過ぎ
正常位では
困難で
いつもバックか
上に乗せます
愛という名のカニバニズム
この肉も骨も血も
すべてあなたに捧げましょう
張り巡らされた 透明の糸に
蝶々が絡め取られてしまった
白い翅を震わせ もがいても
ここからはもう逃れられない
...
背を向けて眠る
あなたのかたちを
なぞるかたちで
空洞が訪れ
わたしのかわりに
あなたを奪っていく
シーツの重みを
じっ
とみていると
だんだんと
時間が失われていくのがわ ...
(無音)
ずっとずっと少女は旗を振っている。
なにを言わんとするのか
なにを伝えんとするのか
一切、わからないが
その表情は切実で、真剣そのもので
真っ黒い旗を必死 ...
辞めたバイトが歩いていく
彼女の肩には 未来があるのだろうか
なけなしの金と 与えられることのない自由と
無意味な夢を抱えて 一体どこに行くのだろう
雨の中で ふたりは別れを決めた
どう足掻いてもすれ違う心を
止めるすべはすべて尽くした後に
静かに訪れた
それが答えだった
空調を止めて 互いの汗と鼓動を存分に感じる午後
ひとつ ...
{画像=120523013143.jpg}
いつも何かが足りない気がする
いつも何か一言いい足りない
いつも何かを忘れている
いつも何か遅れている気がする
忘れてしまったもの ...
小聖水大黄金に唾神酒隠喩いっぱい隠喩いっぱい
汁出てるとこは大抵性感帯おまけに毛まで生えてるんだよ
耳なんて僕には上品過ぎっからやっぱおしもの下世話なとっから
オノマトペ詩人 ...
神様は死んだだなんて缶チューハイ二本で引用しちゃっていいの
俺のこと末人と呼ぶ奴がいて社団法人ドゥルーズ協会
ルサンチマンなにかと言えばルサンチマン毎日毎日ニーチェ記念日
あなたに振られた私なのに
あなたをまだ好きでいる私なのに
あなたが切なくて仕方がなかった
あなたに振られた私なのに
あなたに傷つけられた私なのに
あなたが哀しくて堪らなかった
真実のあなたの横顔が ...
迷うたら負けやと、きつい一言
今でもうちのお守り
そんなあんたは迷わずどっか行ってもうたけど
ここにあるのは絶望なのか
幾千の声を追い払って駆け出した
星の見えない高層ビルの隙間に
細い光でさえ、差し込まない
目の前に座る知らない無数の魂が
僕を嗤っているように、思う
少しでも ...
マンガガール
メルヘン気取って また妄想の世界に浸って
マンガの話ばかり 彼女は黙らない
可愛いもんだけ 心に詰めるだけ詰め込んだら
どんどん醜く見える 外見の体が嫌だった
だから着 ...
あいしてる
あいしてる
あいしてる
貴方のことを
愛してる
かけがえのない
貴方を滅ぼしたい
ザクザクザクッと
して血の香り
月明かりに照らされてる歪んだ顔
その月はいつもより近くに見えて ...
笑顔はしゃべっていた
空は詠っていた
君は絵本の中にいた
物語はすぐ
終わってしまっていた
がんばって、がんばって、
がんばった結果が今だから
がんばってって言わないよ
しっかり見つめてる
弱音もちゃんと聞くからさ
泣きそうになったら
ぎゅっと
抱きしめてあげる
...
惨めな日
寒い日
歩いていられるのは
僕が
花を信じているから
僕の花
僕がこの世に 在る証
夢、なんて大それてる
未来、なんて嘘くさい
見栄をはりたくなる気 ...
雨が降ってきたので
魚をさす
ピチピチと
水を得たように
よろこぶ傘
骨を撓らせて
鰓呼吸してる
わっと咲いた桜の枝の花束が
額縁のなかに吊されています
青い敷布の上に座るあなたが
花降る午後に微笑んでいます
ぼくらは宇宙で会いましょう
祈ります
科学じゃな ...
想像のちょうじょうから降りてくるものがあるんだ
延髄から降下してゆくエレベーターは脊髄を各階どまりで
総なめして行く黒い影をともなった魔術的旋律なのだ
人間が理性なんて持ち出したのはつい最近 ...
靴屋でスニーカーを試着していた
少し小さかったので
もう少し大きいサイズはありませんかと店員に尋ねると
少し大きいサイズの男の人を連れてきた
いかがですかと聞く店員に
ちょうどピ ...
うすらさむい
どようび
うらのこうばのおとがする
れんずをみがくけんまざいのにおい
このにおい
たぶんいっしょうわすれないし
かいだらなつかしくなる
...
君の目に写るすべてを
君の耳が聞き取る音すべてを
君の鼻が感じる香りのすべてを
そして
君の口から出る言葉すべてを
信じること ...
あなたの子孫は
とても大きくなった
世界樹の森で
苗木のように
小さかったのに
投げ捨てた恋の芽は
こんなに大きくなるものか
こんなに
おもかげを残すのか
手首まで
入れてしまった
白人に
俺は正直
勃起しないわ
SOS!
血圧
上は190
下は110
脈拍90
喉が渇いたので
醤油を飲んでいたら
目が痛くなった
目薬と間違えて
醤油を差していた
まるで
お寿司のように
空っぽになった
醤油を探して
東京を歩く
薬屋はたくさんあるのに
...
笑顔の写真に
奇跡と
一言記しただけの葉書
何十年も先に
この部屋を訪れた人には
何のことだか
わからないだろうが
信じて待って
細い呼吸を
繰り返した
さん、に ...
化石になったら隠れよう 琥珀になったら閉じこもろう
みずみずしい生き方だったね
まるで魚のような鱗はないけど
剥がしても剥がしても人になんてなれないから
何万年経ってもまだ地球の話をしてば ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ある論文の主題
yamada...
自由詩
1
12/5/23 11:33
虹夢繭花
砂木
自由詩
14*
12/5/23 10:09
変態短歌59
花形新次
短歌
0
12/5/23 8:41
【 カニバニズム 】
泡沫恋歌
自由詩
9*
12/5/23 6:07
シーツ
はるな
自由詩
7
12/5/23 2:52
旗
高原漣
自由詩
3*
12/5/23 2:43
彼女の影
番田
自由詩
0
12/5/23 2:24
Farewell
南 さやか
自由詩
1
12/5/23 1:51
雲が流れていくよ
beebee
自由詩
28
12/5/23 1:35
はなのうんこ
藪木二郎
短歌
0
12/5/23 1:03
ニーチェ記念日
〃
短歌
0*
12/5/23 1:02
セツナサ
きみのてを
携帯写真+...
0*
12/5/23 0:31
お守り
殿上 童
自由詩
24*
12/5/23 0:04
東京
AquAri...
自由詩
1
12/5/22 23:50
マンガガール
itukam...
自由詩
3*
12/5/22 23:48
I hate you
ぶらっくす ...
自由詩
1*
12/5/22 23:20
想えば
きみのてを
自由詩
0*
12/5/22 23:12
がんばってって言わないよ
森の猫
自由詩
12*
12/5/22 23:08
僕の花
御笠川マコト
自由詩
3+
12/5/22 22:55
傘
小川 葉
自由詩
3
12/5/22 22:47
宇宙のお花見
吉岡ペペロ
自由詩
6
12/5/22 22:45
爬虫類の時代
梅昆布茶
自由詩
9
12/5/22 22:28
金環日蝕
小川 葉
自由詩
2
12/5/22 22:00
きのねもとで
ふるる
自由詩
4
12/5/22 21:43
300年後の未来
ジュリエット
自由詩
1
12/5/22 21:27
千五百秋
mizuno...
自由詩
2
12/5/22 19:43
変態短歌58
花形新次
短歌
0
12/5/22 19:36
東京
たもつ
自由詩
5
12/5/22 19:30
タマキンはくすぐったくて
花形新次
自由詩
0
12/5/22 19:15
『アンモナイト』
東雲 李葉
自由詩
4*
12/5/22 19:01
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
4.58sec.