することもなく暮れてゆく初夏の夕べに
僕は鼻歌を口ずさむ
ナーナナナナナーナ♪
まるで悲しみの上に覆いかぶさる布団のような歌
二人の間ですることは何?
何をすればいいのでしょうか
死に向か ...
今夜も 眠れないらしい

羊を999匹数えたところで

口元が 音を吐き出し始めた

意味を手繰りようのない

音の連鎖に過ぎない

ときおり 息を吸う音が

人の発する声で ...
或る雨の日あなたを想って泣きました

机の引き出しにしまったままの手紙はインクが色褪せて読めません

グラタンは焦げ過ぎました

愛しい苦しい哀しい切ない日常がこの先ずっと続いて行くのです ...
おもちゃ屋さんで
すきなキャラクターをみつけ
とびはねる娘

そそくさと
守備範囲に向かう
夫のひと

そんなふうに
いつまでも
すきな気持ちを
はなさないでね

今日は最後 ...
思ったよりも
女と呼ばれている
それらの体液は
声が低いものだ

みんながみんな
ソプラノでは
歌わないし
歌えない

だけど
おのおのが
女達の
おのおのが

人生を濾 ...
歩道橋のてっぺんで
サプライズだった

お父さんはポケットから
オルゴールを取り出して
回した
手回しオルゴール
曲はハッピーバースデー
ふとおかしくなって笑った

(わたしあなた ...
北の地
風車がまわっている
あなたが待っている
わたしを待っていると言う

東の地
高い人造の樹が一本
よく見えるところ
わたしが一人でいるところ

約束ならば忘れるために
形あ ...
日常が
あまりに慌ただしいと
しずかにしている
しは書かない


こころに
隙間ができると
ことばで埋めようとする
そういうしは
少し語彙がかなしい

こころに
刺激があると ...
最近、毎日のように傷を付けられる。

生乾きのままだからどう接していいか分からない。
何でもなかった様に話すのは、
その傷をどこに置けばいいか分からず
どう取り扱えばいいかも知らずにいる ...
女子プロに
勝負挑んで
格好良く
「俺が負けたら
 身体で払う」





梅雨時は
ジメジメなので
タマキンを
一日一回
風に当てよう





あれこれと
...
今も
これからも

一生ずっと一緒にいようという言葉は

私をひどく怯えさせる
私は寂しさを知らない
寂しさを知るには温かさを知らなければならないから

温かさの中にあってそれを失った時
初めて寂しさを知る事になる

私は温かさを知らない


優しい人たちを遠ざ ...
ふわふわと揺らぐそらに

一筋の風が吹き抜け

綿毛が飛ぶように生れました

私は私であると理解し
強いものは弱いものに愛を捧げます

いつも真っ直ぐ居なさいと
彼は頭ごなしに言う ...
物語を失くした国を出てゆく
誰に追われるでもなく 逃避行のように
思い出す場面は 冗談にもほどがある
あの北欧映画の 
ラストシークエンスによく似ていて
 
 愛し過ぎたが故に遠ざけ ...
最初から 天使はそこにいなかった
ステンドガラスの向こう側に
飛び去った天使の羽のかけらが
色褪せたまま落ちていた

彼らはいつも そこから微笑みかけている… そう
私に信じ込ませたのは ...
曲がりくねった道同士の交差点
それぞれの道の先を眺める

一本は崖から崖へ通じて
一本は丘から丘へ通じて

その先には
不釣り合いな青空が広がる
ここは底
谷間の底の交差点

騙 ...
トレンドに流されない確かな価値。
究極のエコマインドという誇りをあなたも。

最新竪穴住居(ロフト付)!残り5棟。



隊員募集中。健康で演技力のある方。
経費削減のため武器の使用を ...
言いにくいコトバ、ってあるよ

「好きです」

とか

「もう好きじゃない」
とか

ならいっそ

花のように
静かに佇んでいたい
とりあえず
楽しそうに話していたら
みんな楽しそうに聞いてくれました

そしたら
私も本当に楽しくなってきて
みんなも本当に楽しくなってきて

いつのまにか
いやなものはどこかに消え ...
考えに考え抜かれた策略が
愚か者の一言で崩壊する時
そんな時に人の上に天使は舞い降りる
きっと、天使は笑って僕達にこう言っているのだ
「私達の真似をしてはならない あなた達はあなた達自身でいな ...
こどもいっぴき
さみしいうただ
子供一匹
優しいおとなだ

夕暮れが来て
またひとり連れてく
僕が残って
世界が華やぐ

冷たい煙の中とか
変に賑やかなよるとか
星が見えな ...
生きていたってしょうがない
死ぬべきだと 思った
人に 迷惑を かけたくはない
終わりを迎える平均から
半分を割って有余年足して
もう十数年同じを繰り返し
振り返ればガキの頃と大差ない
誰かに擦り付けながら甘えて暮らす

危機感に目を瞑り投影しながら
今日を酒と言い ...
{画像=120530012115.jpg}



この世の中には
幕間に控えて居る役者は
いっぱいいて
人が羨む役を貰えるかは
まことに運次第なのだと思う


人は与えられた役の ...
雲間に死者がわらう

新月 それは

冥界のヴェール

鈴を鳴らして歩け、魂惜しくば

合唱団に見つからないように

どこかでサイレンが鳴る

返報がある

耳鳴りのように ...
たとえばすごいといわれるがわから
すごいというべきがわにまわったとして
すなおにいうかというと
いいたくないが
だからといって
なにか
ぶたじみた
たいどを
とると
すれば
それは ...
何者にもなりたくない
肩書き
レッテル
社会の仮面を捨て

信じるものはここにない
組織
常識
自意識さえも

何者でもない
歩みは
裸足

信心もない
自由は
困 ...
短針はいけない物でしょう? 
あの人に消失の堆積を告げ口するのだもの
毟り取りました
長針だけがぐるぐる回る愛らしさ
それは日を終わらす害意がない、
健気な女の恋ごころ
窓も扉も塞ぎました ...
おいてけぼりにされたんじゃない
あたしが一番なんだ

そんな苦しいいいわけが
あたしを支えていたあの頃

なんであんなに強かったのか
足裏ばかりがふんばっていた

きっといつもはだし ...
生あるものすべてに
訪れる【死】
それは公平であるかの様に想える

だが去し方は
安楽もあり
突然もあり
残酷もあり
凄惨もあり
その【死】は
ひとそれぞれ

故に【死】は不公 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
我はヒーロー黒髪自由詩1*12/5/30 20:25
赤い夜takano自由詩0*12/5/30 19:58
大気の中で(改作)永乃ゆち自由詩0*12/5/30 19:56
ひとつだけmizuno...自由詩012/5/30 19:19
濾過和田カマリ自由詩2*12/5/30 18:51
三月のオルゴールもっぷ自由詩512/5/30 18:30
文通自由詩612/5/30 18:19
しーかんな自由詩10*12/5/30 18:02
傷を山岸美香自由詩112/5/30 17:56
変態短歌72花形新次短歌212/5/30 17:33
約束風音携帯写真+...412/5/30 16:32
永乃ゆち自由詩3*12/5/30 16:19
みずのそらそらの とこ自由詩212/5/30 15:02
流浪に添える待合室komase...自由詩012/5/30 13:31
Dark Angel南 さやか自由詩112/5/30 13:24
正義の交差点ークロスロード3……とある蛙自由詩712/5/30 12:51
アドバルーン梅昆布茶自由詩712/5/30 12:25
_風音携帯写真+...112/5/30 12:24
ほのぼのここ自由詩312/5/30 11:16
天使の存在感yamada...自由詩012/5/30 10:25
こどもいっぴき竜門勇気自由詩212/5/30 9:44
スイッチ番田 自由詩112/5/30 2:49
空殻松本 卓也自由詩1+*12/5/30 1:38
地に沁みる影が光を含むまでbeebee自由詩31+12/5/30 1:22
貪狼の日高原漣自由詩1*12/5/30 0:09
酢豚6自由詩312/5/29 23:40
自由な困難シホ.N自由詩112/5/29 23:30
マルガレーテ ニヒトステュレン(Nichtstür ...salco自由詩11*12/5/29 23:23
いつかの木朧月自由詩512/5/29 23:22
公平と不公平HAL自由詩4*12/5/29 23:06

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