一編の音楽が世界を奏でている時
僕は一体、何を歌おうか?
世界が一つの交響曲である夜
僕は一体、何を叫ぼうか?
人々が一つの怨歌である今
僕は一体、何を怒鳴ろうか?
...
そこから先へ行っては行けない… という
暗示のように 朝の光が矢を放つ
冷たい水を両手にすくって流し込む
目醒めたばかりのあなたのくちびるに
夢の残像が立ち昇り
私は思わず虹を渡って 昨 ...
使用済み
ナプキン集め
腹満たす
非暴力主義者の
ヴァンパイア
降り注ぐ光集めて活性化心の闇が眩しいと言う
兄が聴く歌に影響されている父にギターを教えて貰う
感動の映画で涙溢れ出た無くしたはずの指輪出てきた
山間の旅館は人気高い場所自然の声 ...
俺は涙を流さない
なんでもかんでも理由をつけていとおしむのはもうやめにしたんだ
夏色にかわった東京タワーの向こう側に一番きれいな月が輝くカーブで
俺を乗せたバスは大きく左に傾いた
この銀行の角 ...
俺も大人になって人の痛みを知るようになり
今朝もあしたも街を見下ろす歩道橋をわたる
銀色の街は光の破片にみちているが
それも2時には消えてしまう
沈みかけた船から小さなはしけに思い切りジャ ...
きみはひとの途を
きみはひとの絆を
きみはひとの義を
いつも見下す目線で見ている
だからだろうね
きみはいつも憤懣を抱える
きみはいつも逆鱗を覚える
きみはいつも偽善を責める
...
愛するものに あらんかぎりの表現をあたえるために
図書館はある
道の途中で
トンビがピープルって 巻き舌ぎみに 私を呼ぶ
鳥に言われるまでもなく 私は人間さ
書物のよさ ...
「日食の朝」
太陽の闇に隠れる月明かり光と影と表と裏と
あなたの手を見ているとき
わたしは時折、魚のようだと思うことがある
別れ際にひらひらと
暗い海へとかえっていく
来た場所も行く先も知らないわたしたちが
誰かに与えられた名前を呼び合いなが ...
まぶたを 閉じれば 海は すぐそこ
関門海峡の潮の音
あっちのほうが長門そどな
長門には 鯨さんのお墓があるそどな
おおけな鯨のちいさな墓に 南無阿弥陀仏を奉じると
波をみな飲み込んでき ...
さざ波の僅かな飛沫さえ愛おしい
春から初夏への道のりは
小舟で海を渡る様に
儚くも危なげなモノ
飛べなくなったイカロスが クス、と笑う
白のシャツと海と小さい波が
あなたには とても似合う ...
満員電車の中での雑感
この状況というものを真夏の潮干狩りと比較してみたらどうだろうかと、ふと思ったのでちょうど満員電車の真上から見下ろすような光景を浮かべてみた。
掻きわけ掻きわけ探すのは貝で ...
とても疲れている
人間であることが 嫌だった
むしろ死んでいるのかも知れない
自分のことなんて どうだっていい
会社の便所で 夜空を見ていた
家に帰りたいと思う
そうである ...
空に向かって高く
超合金製の蟻の巣が
渦巻き状に伸びている
無機質でのっぺらぼうの蟻の巣も
夜になれば
綺麗に画一化された部屋には
優しい灯りが点り
街を照ら ...
俯いている
野の可憐
淋しさ
知りつくし
風のなか
すべなく揺れながら
なに思う
君
誰かにいつか
手折られる
のだろうか
それとも永遠の
忘却が
待っているのか
...
コンビニを出ると
誰かがお菓子の箱を開けて
ぽいっと捨てたセロファンが
ちょうど私の目の前に
空から垂直に錐もみしながら落ちてきた
ひとときのま
私の頭はどうにかな ...
例えば
渋谷のセンター街でうんこ座りしている若者を
通行の妨げになるからと追い立てるのは仕方ない
がしかしモラルを問うのは的外れである
何故なら
アルツハイマーのじじいなどは衆人環視で「本物 ...
乗り換えの駅で、旅の電車を下りた。
無人駅の小さいホームから
遠くに重なる山々の
西へ伸びる線路を往くか?
東へ伸びる線路を往くか?
(次の電車まで、あと1時間・・・)
...
去年と同じ
花が咲いている
去年と違う
同じ花が
去年と同じ
新緑が芽吹く
去年と違う
新緑が
その下で
子供が遊んでる
私と違う
同じ子供が ...
ポポタンが笑っている
太陽みたいに開ききって
その中でアリが泳いでいる
お菓子の家で溺れそう
ぼくは憶えている
きみのやわらかな面差しを
すべり台へ走っ ...
解けない方程式なんて
いつかきっと誰かが、
数字をいくつ並べたって
昨日とのキョリは測れない
いつか測れるのだろうか
僕じゃなくたって
いつかきっと誰かが、
0時きっかりに
...
コップの水がうねるだけで
時間は微動だにしないね
そのむこうの真っ赤な煙突の墨絵の煙も
必死に青く広がる景色も
上空に関心のないわたしも
中古車センターの色褪せた看板を眺める
わたしも
...
無修正動画
でなけりゃ
ヌケないの
想像力が
衰えたから?
区画整理された明方の街を
アフリカゾウと一緒に駆ける
低体温の命を
ひとつずつ持って
やがてぼくらは眠くなり
街は
行き止まりになるだろう
それでも幸せだった
何も ...
それは不意に
何処からともなく
やって来た
乗せない
乗客を
ゆっくり
見送る
真新しい吊革
にぶらさがっている
視線の群れ
開かないドアを
開けるものはいない
なぜはやく
つげてはくれぬ
やまいのみ
はやくいわんか
ばかあほまぬけ
なきながら
「ごめんね」なんて
よわごとを
はくのはやめろ
ばかあほまぬけ
ひとりでは
あるけぬみ ...
モーニング
顔をつくれば
ワーニング
自然に逆らう
盛んに繕う
電車にて
取り出す鏡
その奥に
睨むリーマン
笑う少年
朝に咲き
昼には枯れる
我の顔
朝顔みたく
...
さあ苺を食べなさい
まだ酸っぱいけれど
食べ終えたら
好きなところへ
おゆき
もう煩いことは
言わないから
細かいチーズと聞いて
一番 初めに 何が 見えるかな
最初に 思い浮かべる 形は?
鰹節風味の 紗状の
繊細な 千切りリボン
紙吹雪 霧雨
鼻を 掠める 香りは?
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
微風
yamada...
自由詩
0
12/5/25 9:51
Agua De Beber *朝の恋人たち*
南 さやか
自由詩
3*
12/5/25 9:48
変態短歌62
花形新次
短歌
0
12/5/25 8:44
活性化
夏川ゆう
短歌
1
12/5/25 8:40
International Klein Blue
カワグチタケ...
自由詩
4*
12/5/25 6:33
くだらない休日の過ごし方
〃
自由詩
1
12/5/25 6:32
ひとでなし
HAL
自由詩
5*
12/5/25 5:07
難破する図書館
るるりら
自由詩
31*
12/5/25 4:06
ムーンライトにサングラス
村上 和
短歌
3
12/5/25 3:22
約束
瑠王
自由詩
8+*
12/5/25 3:00
鯨の民
るるりら
自由詩
20*
12/5/25 2:59
はがゆい
岸かの子
自由詩
5+*
12/5/25 2:31
「潮干狩り」
ベンジャミン
自由詩
3
12/5/25 2:30
俺、38歳
番田
自由詩
2
12/5/25 2:12
蟻の巣
灰泥軽茶
自由詩
11*
12/5/25 1:28
風のなか
もっぷ
自由詩
7
12/5/25 0:41
セロファンの幻
灰泥軽茶
自由詩
5*
12/5/24 23:46
うんこ座り考
salco
自由詩
7*
12/5/24 23:21
道草の花
服部 剛
自由詩
0+
12/5/24 23:18
新しい景色
小川 葉
自由詩
3
12/5/24 22:48
タンポポと選利矢
ただのみきや
自由詩
12*
12/5/24 22:21
anytime,anybody
なきり
自由詩
1
12/5/24 21:58
道具の価値
しべ
自由詩
0
12/5/24 21:26
変態短歌61
花形新次
短歌
0
12/5/24 21:10
片思い
たもつ
自由詩
3
12/5/24 20:43
回送車輌
フクスケ
自由詩
0
12/5/24 20:32
おとうちゃん
殿様が得る
短歌
0
12/5/24 20:28
すっぴん
〃
短歌
0
12/5/24 20:24
fragana
mizuno...
自由詩
1
12/5/24 20:21
細かなチーズの独り言
藤鈴呼
自由詩
2*
12/5/24 19:53
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
4.48sec.