きっと二人 それぞれの部屋から
同じ光を見上げてる
眩しすぎる夢を包む金の環は
初日の翌朝に見る夢のよう
甘い煙が立ち昇り 宙で交わって行く
すべてをさらけ出しても見えること ...
今日は僕が…
この世に生を受けた…
一年で一度の日
少ないが…
『おめでとう』
と言ってくれる
人達がいるよ
誕生日なんてね
嬉しい事でもない!
なんてツッパッて
みてもね ...
不自由です
水の中にいるよに
いらないものに囲まれ
いらないものを抱え込み
みてほしくなくて
みていてほしくて
一人になりたいひとは
みな
一人がきらいなひとです
猫が死んだ
でもそれは嘘だった
しばらくしたら動き出した
なぁんだ嘘か
騙されて損した
猫が死んだ
でもそれは本当だった
しばらくすると体がカチコチになってた
なぁんだ ...
いのちのサーバーが天にある
それは雲の上で眩しく輝いていて
すべての生き物の情報は自動的に記録され保存されている
それはまた蓄えた情報を私たちに発信している
ふと胸が暖かくなって明るい気持 ...
芝桜夢に似た世界作り出すあなたと二人未来を歩く
帰り道仕事疲れで重くなるチューリップ色の君に逢いたい
複雑な迷路のような生き方は陽射し入らない孤独な日陰
好きだから「好き」と素 ...
何を考えることも
何も書くこともできない
そんな時に詩はやってくる
僕は寝床から身を起こして
それを薄汚れたノートに書き付ける
時間は深夜四時過ぎ
鳥もまだ眠っているというのに
雨に濡れ
ネロは行く
自らの死骸を引きずって
彼は昔に死んだ
その時に彼には
彼の死を詠んだ一人の詩人がいた
今はもういない
ネロは行く
自身の死そのものを
廃棄場に捨てに行くために
よっぽど
おなかすかしてはったんやなぁ、おつきさん
おひさん
たべてまうなんて
よっぽどやな
やけどするで
くちんなか
べろんべろんになるで
おとなしそうなかおして
やるときゃやるん ...
太陽が右端から欠け始めていた
月が侵入してきたのだ
肉眼ではわからないが
これを使うとはっきり分かった
宇宙のこの運行のように
人もまたさだめられた偶然を
生き ...
いつか終わる世界で
いつか終わる鼓動を抱いて
そうして最後を知りながら
今日は確かに終わっていく
きっと意味がなくなったら
世界に捨てられるんだろう
だけど未だに生きているから
僕に ...
ワーグナーの「指環」を思いだし
朝雲に隠れかかった光の源に眼鏡を挟み込む
何万年も昔の発光躰でさえ
懐かしさを運んで届く
時間の夢
ふとしゃがみこみ
亀裂に滲みたアスファルトの鏡を ...
寂しすぎて死んでしまう前に
どうかこの手を握って
あなたのその手の温かさが
私を生かすの
あなたの言葉の冷たさが
私の息を止めるの
ああ、もうだめみたい
鼓動がこんなにも響くなんて
...
{画像=120521085659.jpg}
2012年5月21日 ほぼ晴天
本日待ちに待った「金環日食」だ
日食観察用メガネとスマホを片手に
あたしスタンバってます!
わくわくわく ...
あの頃不幸であることがなぜか魅力的に思えた
何一つ不自由のない暮らしをしてお姫様のように扱われていた
車窓から一瞬目に飛び込んできた物乞いの目は淀んでいたか
柔らかな ...
あなたは少なくとも33年
いやバードとのセッションからとするなら
44年の音楽生活のなかでただの一度として
後ろを振り返られることはなかった
それは凡人であるぼくには
絶対にできないこと ...
こえなきこえをわがむねに
声に出せない声を
描いても描ききれない
キャンパスの白に圧倒されながら
呼吸を忘れた金魚のごとく
口先だけを水面から出し
日常な非日常を生きている
片づけた ...
迎えに来たのに誰もおらず
よそいきの顔は漂っていた
見知らぬ仲良したちが
通りすぎていった
じつは夜ではないのです
聞こえないざわめきに
種あかしをされても
どう ...
朝の冠
光なぞる指
覆い
覆いて
凶事とともに
庭に埋まり
花露の熱
打ち寄せる音
寒い光の底から出て
雑な緑を集めている
昼の明るさ
何も無 ...
日本に未来は無いのだろう。もともと、過去も未来もありはしないのだ。誰もが瞬間の中を生きているし、生かされてもいる。通りが変われば、空気も変わる。我々は、統一された感覚を持たないのだ。誰一人そのこと ...
怯えた目をして 君は
フロントガラスを見つめてる
けっして僕とは目を合わせないように
それとも 心の導線を伝う火の かすかな匂いに
一時間先のことを思いながら
君は窓を開けて 風を入 ...
きみのこと
すきだといったら
もしかすると
ぼくのこと
きらいになるかもしれない
なんて
あるのかな
あるのかな
あるんだろうな
きっと
そういう
かなしさが
ずっ ...
どこまで走っていけばいいんだ
牛丼屋が見つからない
走り続けていたら海に出た
波の音に誘われるように
海岸沿いのパーキングに車を入れて
砂浜へ
薄曇りの空は曖昧に青く
海は瑠 ...
まちあかりがにじんでいる
考えることが
日々の暮らしを送るためだけなら
まちあかりはにじんだりしないだろう
ある朝の街に泳ぎだすのは
よろこびか
かなしみか
...
言葉は私の
みみのなかにはない
私のむねに
深いまんなかあたりに
君へおくるために
両の手ですくう
私の言葉よ
ひろいあつめた木の葉のうらは
色々なひかりをはらんで
うま ...
その1
痛みを感じること。
君に出逢わなければなんとかやり過ごせていたのに、一度だけでも知ってしまったから。
その2
切なさを持て余すこと。
君を知らなければそれとなく見えて ...
あなたと結婚すればよかった
すこし冷たい空気のとき
朝まで続けたメールを
手帳に書き写してるとき
ずっと好き
ありがとう
変わらないでね
そんな言葉で
別れたくなかった
...
数年前は
誰かが私を
語ってくれた
私の歌を
歌ってくれた
けれど長く生きたせいか
今はそれも
少なくなった
私が私の
物語を語るときがきた
私の歌を
歌うときがきた
と
...
小雨に当たって今日の花は
桜の花々は眠っているよう
だから金環食の事を考える
五月二十一日
太陽、月、地球が一直線上になるという
些細な椿事の天体図を想う
それから太陽のフレアになって ...
赤い 熊出没注意の看板の右端上に
白い小さな張り紙で「最近」と補足されている
死ぬことより死に方が問題だ
熊に食われるのは天罰のようでどうもいけない
残された妻と子が葬儀の席で困ってしまうだろ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
This morning, We are,,,
南 さやか
自由詩
3*
12/5/21 17:02
誕生日
清風三日月
自由詩
3
12/5/21 14:18
水の中の花
朧月
自由詩
9
12/5/21 12:42
嘘だった
きみのてを
自由詩
3*
12/5/21 11:55
日蝕
たにい
自由詩
5
12/5/21 11:02
未来を歩く
夏川ゆう
短歌
2
12/5/21 10:55
詩作の時
yamada...
自由詩
1
12/5/21 10:35
あの時のネロへ
〃
自由詩
2*
12/5/21 10:32
むしゃむしゃ
そらの珊瑚
自由詩
15*
12/5/21 10:31
太陽が欠けている
吉岡ペペロ
自由詩
6
12/5/21 9:59
人間日和
なきり
自由詩
5
12/5/21 9:28
休息
takano
自由詩
4*
12/5/21 9:05
うさぎ病
なきり
自由詩
1
12/5/21 9:04
【 金環日食 — レポーター風 — 】
泡沫恋歌
自由詩
12*
12/5/21 8:58
幸せな少女
永乃ゆち
自由詩
3*
12/5/21 7:50
帝王へ
HAL
自由詩
2*
12/5/21 5:58
抗う
岸かの子
自由詩
2*
12/5/21 2:31
ノート(49Y.5・20)
木立 悟
自由詩
2
12/5/21 2:19
無境音叉
〃
自由詩
5
12/5/21 2:18
派遣の国
番田
自由詩
1
12/5/21 2:18
Gentle Rain
南 さやか
自由詩
2*
12/5/21 0:28
チューリップ
ゆうと
自由詩
1
12/5/21 0:10
牛丼を買いに行く車で
kauzak
自由詩
7*
12/5/20 23:57
まちあかり
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/5/20 23:50
呼吸
朧月
自由詩
4
12/5/20 23:41
恋の定義
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/5/20 23:35
close eyes
mizuno...
自由詩
0
12/5/20 23:16
Lullaby
〃
自由詩
4
12/5/20 23:00
位相
salco
自由詩
14*
12/5/20 22:58
こごみの天ぷら
ただのみきや
自由詩
22+*
12/5/20 22:07
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
4.36sec.