言葉が出なかった
僕は そして
見えない
絵を見ていた
もう
どうなってもいい
そう思ってすべてを投げ出して
捨てられるだけ捨てたはずなのに
どうしてこうしてまだ
立ち上がろうとする
背中に手をあてると
ごつごつとした
かたい骨の輪郭を
...
この町は山の手と下町の境
この町は台地と低地の境界
だから坂が多くて
上ったり下ったり
息を切らして歩いてる
中層マンションと
2×4住宅とスーパーマーケット
小学校からは子ども ...
自分の命と引き換えに
お願いをしたことがある
神様、仏様、
あるいは悪魔でも構わなかった
願いを叶えてくれるなら
誰でもよかった
白い犬だ
大切なペットだ
それが病気に ...
自分をくそ人間だと思う人格で生きてます
今日蟹屋に初めて出勤しました
店の外の水槽、ここから蟹を取り出し
捌くわけですが新人なんでそんなことさせちゃもらえません
水槽磨きです。手ぬぐいを水道水 ...
ひとつの生身である
わたしは
いま
海の声を欲する
この星を覆う
巨大な潮力によって
なんどもなんども
運ばれていく
その声が
遠いきみに
いつか
とどくように
...
私が知らない大人とSEXしても
あなたは大人なので気付かない。
お金をもらってしもうた。
そんなことを考えてて。
小さい猫の鳴き声がする。
蛙 ...
あなたと過ごした瞬間は
いつまでも輝いているよ
最初の春にはハクモクレンを眺めて
最初の秋には夢を語って
振り向くたびにあなたは優しく微笑んでいた
気付いたんだ
夏の終わりの突然の ...
俺なんてこんなもんだって思えたら、おめでとう
所詮、俺なんてこんなもんだ
そう、俺だけなら
欲望は愛を腐らせる されど
愛もまた 欲望の成れの果て
頭のいい人は
腐るほどいる
アイデアが浮かんでも
すでに考えている人がいる
と考えるべきだ
そこにはパッションが必要だ
人を幸せにしたいと言う想い。
自分がいくら辛くても
他人が少 ...
私には希望がある
決して手に入らないものを求めている訳ではない
天文学的確率でも
可能性が0.0001パーセントしか無い訳でもない
何事にもタイミングが重要
今回を逃したら次は無いと ...
星はかくれてる
いるはずなのにみえない
それだけで心細い
ひとりになったよう
認められたい
あっていいと言われたい
ひとことで
救われる夜
だれかがだれかのそばで
安心を得る ...
いやいやいや
無い無い無い
問題を大きく捉え過ぎだろ
...
缶チューハイが降り注ぐ夜
めんどくさい人生が酔ぱっらいのあたしに
くだをまく
だって嫌われちゃったのよ
あたしあたしがきらいになってゆく
缶チュウハイのレモンがあたしに
素直になりなといっ ...
餃子を蒸して食べた。
皮が厚くて美味しかった。
一緒に蒸した人参を食べた。
硬くて嫌な臭いがして不味かった。
餃子を先に食べればよかったと、後悔した。
私の口の中は人参の臭いで満たさ ...
巴里に咲く真紅の薔薇の下に猫
青かびを纏へるチーズ
喜びも光も食べる蝿の王
短めに髪の毛切って芒種かな
葛切りと京の祇園の唇と
蟷螂の子供びっしり葉の裏に
ロッ ...
綺麗になりたいと思って伸ばした爪に入る汚れの多さ
痒いと思って掻いた後に気付く瘡蓋から流れる血
届かないはずの想いを瓶に詰めて海に流したら届いた時の怒り
手をつないだ君との将来の約束 ...
あり余る
俺の才能
行き場なし
冷凍うどん
茹でる夕暮れ
飲み過ぎて
ゲロ吐いたのは
過去のこと
悪酔い前に
腹痛くなる
いつかみた夢が忘れられないでいる
酔い潰れてあの人の名前を叫んでいた
原風景は理想郷でしかない事実を知らないフリしてる
遠い遠い昔私はまだ純粋だったはずだ
夕立の後 ...
ひまでもないのにひまつぶし
忙しくもないのに忙しいふり
死にたいのに生きのびたくて
ぎりぎりなのに余裕あるふり
星を見て涙するほどでもないのに
夜空には涙みたいなもんが流れた
ひまでも ...
エルミタージュを観にゆく
たくさんのクララたちがいる
そのこころに寄り添える者たちが微笑んでいる
木々が揺れている
デュフィのカーテンが揺れている
絵を観るとはじぶん探し ...
眠れない夜に
涙が出た
幾粒も、幾粒も…
私の「好き」と
あなたの「好き」は
燃え盛る炎と
凍てつく氷くらい
温度差があって
決して
歩み寄ることはない
...
ひもつきのくつを買いけりつまがくつふたりしてきし百貨店
一万円なにがしかの造花買いコーヒー・スタンド寛ぎにけり
懐かしきゼリー詰め合わせ一袋3時のお茶にふさわしきかな
多分 静寂な夜だっただろう
いつもと変わらない日常が終わり 子供たちはベッドで眠る
大人はたちは静かにお茶を飲み 聖書を開いて神に祈る
いつになく静かな夜に 何の疑問も持つことはなく
未来を築 ...
なにかを肯定するっていうことは反面そこからこぼれたなにかを否定するっていうこと、なしに、肯定することは不可能なことなのだろうか。
なにかの発言をする際にそのことの(思考の結果の)根拠をあきらか ...
救いようがない場所に
気づいたらこんな場所に
バカにしていた当人が
バカにしていた対象そのものに
掬いようがない距離に
気づいたらこんな距離に
蔑んでいた当人が
蔑んでいた対象そのも ...
忘れていたわ
時の砂は音も無く
ふりつむ透明な悪魔だってこと
どこへいようと
逃れることはできない
生の終着駅が死であることから
逃れることはできない
気づかぬうちに
若葉は枯 ...
哀しみの果てには何があるのだろう光はいつも私を見てる
目的地決めずに旅をしてる人自由気ままに心のままに
爽やかな緑の風と煌めいた緑の景色私を飾る
雲海で街中全て覆われた山の上か ...
誰にも触れられない場所に
花が咲いていた
切り立った崖の中腹
そこには
誰も登って来れない
誰も降りて行けない
そんな場所に独りぼっちで
花は気高く咲いていた
小鳥の囀りに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
何も言わない
番田
自由詩
1
12/6/12 2:22
「背骨」
ベンジャミン
自由詩
4
12/6/12 1:41
坂の町を徘徊
kauzak
自由詩
4*
12/6/12 0:33
命の重さ
ちゃむ
自由詩
2
12/6/12 0:16
蟹屋の丁稚
まきしむ
自由詩
6*
12/6/11 23:56
あいたい
青色銀河団
携帯写真+...
2
12/6/11 23:40
女とゆうやつは
晝
自由詩
2
12/6/11 23:27
ありがとう
春江ゆう
自由詩
2
12/6/11 23:22
俺なんて
殿上 童
自由詩
20*
12/6/11 23:17
無題
綾瀬たかし
自由詩
0
12/6/11 23:15
愛と言う名の殺人
ペポパンプ
自由詩
6*
12/6/11 22:45
私には希望がある
田中真知
自由詩
2
12/6/11 22:27
見えない星
朧月
自由詩
4
12/6/11 21:44
ワーキング・クラス
TAT
自由詩
0
12/6/11 21:13
チューハイだもの
じじ
自由詩
16*
12/6/11 20:42
選択
きみのてを
自由詩
3*
12/6/11 20:11
俳句2012 6月上旬
北大路京介
俳句
14*
12/6/11 19:02
矛盾
きみのてを
自由詩
5*
12/6/11 18:51
変態短歌85
花形新次
短歌
0
12/6/11 17:55
夕立の後
永乃ゆち
自由詩
2*
12/6/11 16:59
夜空には
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
12/6/11 16:12
デュフィのカーテン
〃
自由詩
2
12/6/11 15:51
いつ、どこにいても、あなたが好きだから…
日向なつ
自由詩
3
12/6/11 15:36
百貨店
生田 稔
短歌
1
12/6/11 15:22
革命前夜
無限上昇のカ...
自由詩
5
12/6/11 13:45
ヒトって? に関して(の思惟の一部)
もっぷ
散文(批評...
2
12/6/11 13:37
思い出ナフタリン
komase...
自由詩
1+*
12/6/11 13:33
時の砂
そらの珊瑚
自由詩
11
12/6/11 10:22
哀しみの果て
夏川ゆう
短歌
0
12/6/11 9:11
【 孤高の花 】
泡沫恋歌
自由詩
20*
12/6/11 7:43
3002
3003
3004
3005
3006
3007
3008
3009
3010
3011
3012
3013
3014
3015
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
加筆訂正:
めぐり合い
/
もこもこわたあめ
[12/6/11 21:32]
ちびっと訂正
4.63sec.