モザイクの中での消去や歪な挙動をみせる男の
首筋まで裂けた口が
映像として繰り返し上映されている夜は
使い魔を使って愉しむレインボーマン


とある一家が消えて
モザイクの中に消えて
...
あどけない魔法 途切れないで
手を合わせて祈った 
田舎のおじいちゃんのような空に

くり返す切なさを 
止めどない憧憬を
持て余した 
無限にあったはずの三年間を 
悔やんでも、悔や ...
窓辺に置かれた
一輪ざしの切子硝子
複雑な光のプリズム
瞳の中の幾何学模様
ああ なんて楽園

だってわたしは
凡庸な人でしかない

透明の硝子は見る角度で
その色や輝きも違ってく ...
なあ 君の世の為に
エキストラを上げて敬意を漂い停止する
風の膜の中へ

共存の灯火を優しく吹かし 虹を吸い込む

考えの終点はなしだ

なあ 木霊打つ脈に寄せて 
握れない 抱えも ...
ミストのなかを
ゆくえをなくした幽霊のように
さまよっている

虹色のわたしたちの夢が
血のいろにそまって
やせ細る

初夏

ひまわりは
かがやくことを忘れ
ベットのうえに
...
感動を止めさせる事はできない
いかに美学者や歴史学者が口酸っぱく
その作品について力説したところで
感動を止めさせる事はできない
為政者がピストルを突きつけて
「それを止めろ」と言ったところ ...
今、世界は一つの夜
言葉はただの剃刀
今、世界は一つの真昼
驟雨すらも我々を怖れる
今、世界は一つの戦争状態
嬰児の髪の毛すら武器になる
今、世界は俺の庭
俺の足跡すら一つの音楽となる
...
ぼくは昔 転がる石だった
ぼくを握った手の熱さを
ぼくを投げたその手の強さも
まだ忘れていない

でもいまのぼくはただの石だ
転がった所にただいるだけの
単なる石になってしまった

...
時間がないときに詩を綴るのはやめにしたい
そのように思うのはなぜだろう
だけど 今の僕には きっと いつも 思うべき 何もかもが早すぎた
 
真っ白な紙をひろげて 地図を書き込んでください

夢を失くしたなら 素直になってください

さまようのなら 立ち止まってください

誰かが泣きたいなら 私は真っ白な紙になりますか ...
屋根を打つ
雨の流れた
沁みる音を
空の涙と
受ける両手に
白砂と
小さな世界が待っている
柔らかな海水が裸足の親指に触れる度に
小さな世界へと渦を巻いて引き込まれる
何度も何度も 行きては還り
還れば 行くの繰り返しを
日毎に重ねて そしてまどろ ...
空っぽの楽しみを
考えて 見る

何色の 液体を
注ごうか
創造するんだ

透明は 
立派な色だと知って
愕然としたこと
覚えてる

マキノの飴は
全て オブラートに
包ま ...
町にゆくときにてきとうな履物をつっかけるのは、すてき。


缶蹴りをして、雨蛙が、デルモンテのあき缶から、目をまわし、それからくるると、とびでてきて、ふりかえると、かんちゃん、紫陽花の石 ...
空っぽの缶空をふると

からから

空が揺れる

空っぽの私が頭をふると

からから

空が揺れる

なにかしら

からから

空が揺れて

不意に音が止んだ
ひどくうちとけていく まっさらな土をふんでいる
すいこまるやうに まぶしくたゆたいで
花のむこうに
音は横たわる
夜の一室
屋根の下の迷路


鉄の隙間から見える空
夜は枝
別れは多く
慈悲は少なく


時間がまだ
舌の上にあるうちに
きまぐれな ...
誰が来るというのだろう
誰か来るとでもいうのか
夜の街角で人を待つ

そうじゃない
僕は君が来るのを待っている
君が僕を呼んだのだから

夜の街角で人を待つ
街灯もない街道の端
手 ...
さっきまで
ともだちと遊んでいたのに
気がつくと
周りには誰もいなくなっていた

薄墨に暮れていると
むこうから
母が サンダルばきで
必死に走ってきてくれた





家 ...
花さく野邊のなかで
じっと動かずにいる
一匹の蛙は
わたしです




やわらかな風に
運ばれてゆく
たんぽぽの綿毛にぶらさがった
小さな種子は
わたしです




...
明るく
楽しく
元気に
ハッピーに


なんて


やりたいと
思ったこと
なかった


人の言葉に頷き
決められたことを守り
与えられ ...
なあシロ
おまえ
失恋って
知ってるかあ

あのなあ
食い物じゃないんだ
そんな
嬉しそうに
...
唐突な偶然とそれが途切れる奇妙なせつなさに私の神経が致命傷的に反応して
取り返しのつかない程度の絶望を残して去っていく。
類稀なる奇跡を予感して捨てては切って切っては捨てた数々の痛覚を忘れる為に。 ...
口臭が
納豆並みと
指摘され
笑っていられるか
CM女






ハゲにしわ
コンプレックスに
つけ込んで
商売繁盛
テレビ通販





ハイヒールで
...
   
『役人が机を叩いて叫んだ
 「お前達はパスポートがなければ死んでるも同然だ」
 だけど俺達はまだ生きている そう、生きているんだ』


これが僕達、詩人というものだ
土くれ一つ持 ...
 そんなこんなで暇なので二日連続でのこのコーナーなわけですが、先日遥か彼方の将来に一緒になっても別にそれはそれで良いんじゃないと思える気がしないでもない娘さん、略して彼女と子供の頃にやった遊びについて ... ゴルフ場に燃え上がるように生えた緑

それが合掌している

合掌とは手と手を合わせるだけの行為ではない

存在、その全てを総動員して行う行為なのだ


腕にちからが入らないように

腕を伸ばしてグリッ ...
のみかけのコーヒーにまた水足して待つ午後の日差し

16分音符じゃ足りないと時間まで切り刻むピアノ白い指

白鍵と黒鍵は隣り合わせの不幸だねって笑うきみ

ドアをあけてから遠い時間をあ ...
もうちょっと意味があ ... 頭でっかちの 平等という
民主主義

いったい この世の誰が

一人一人の直接性を踏みにじることができるというの
か?
僕たち一人一人が

読み書きができるようになってから

い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
レインボーマンゴースト(無...自由詩3*12/5/28 13:55
信用金庫が開くまでkomase...自由詩2*12/5/28 13:42
【 切子硝子 】泡沫恋歌自由詩21*12/5/28 10:45
共存の灯火朝焼彩茜色自由詩5*12/5/28 10:30
夢のいろ草野大悟自由詩3*12/5/28 10:08
感動を止めさせる事はできないyamada...自由詩312/5/28 9:58
一本のスミレ自由詩312/5/28 7:08
転がる石HAL自由詩6*12/5/28 3:06
保険を払うとしたら遅すぎる番田 自由詩012/5/28 2:42
道しるべ自由詩412/5/28 1:24
ひとりあそび岸かの子短歌012/5/28 1:20
海岸線との境目には自由詩5+*12/5/28 1:08
マキノ式飴藤鈴呼自由詩2*12/5/28 0:15
習2ズー自由詩6*12/5/28 0:09
からっぽからから灰泥軽茶自由詩9*12/5/27 23:45
_十二支蝶自由詩012/5/27 23:35
水と巡り木立 悟自由詩312/5/27 23:20
夜の街角で人を待つkauzak自由詩3*12/5/27 23:16
家路青色銀河団携帯写真+...012/5/27 23:11
携帯写真+...212/5/27 22:59
honestyホロウ・シカ...自由詩2*12/5/27 22:49
なあシロ青色銀河団携帯写真+...512/5/27 22:41
欲望の実践青土よし自由詩212/5/27 21:35
変態短歌69花形新次短歌0*12/5/27 21:15
W・H・オーデンにyamada...自由詩112/5/27 21:08
歌謡曲日和 -THE CRO-MAGNONS グリセリン・ク ...只野亜峰散文(批評...012/5/27 21:07
みどりの合掌吉岡ペペロ携帯写真+...212/5/27 21:01
待つ梅昆布茶短歌1312/5/27 20:52
コオロギ通りTAT短歌112/5/27 20:42
人間という幻想takano自由詩1*12/5/27 20:41

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